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三部 反骨の国
46 西の森の攻防
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「進め!! 進めぇ!!」
森の中で、数多の足音が声が聞こえると共に複数の魔法が使われる音が響く、
「ここで食い止めれば騎士団長達が来る!! 怯むな進めぇ!!」
若い騎士達しかほとんど残ってない中、一人の初老の騎士がまとめ指揮している。
「フロック隊長、狼達の勢いが止まりません!!」
一人の騎士がフロックと呼ばれた初老の騎士に伝える、
「魔法で壁を作って来るところを狭めるんだ!」
フロックがそう言うと三人ほどの騎士が前に出ると氷に雷、火の三つの壁が現れた。
すると、狼達は真ん中にある隙間に狼達が集中する、
「よし、真ん中からくる狼だけ倒すんだ!!」
「うぉぉぉ」
すると、狼達は少しずつ数を減らし始める。
だがその時、一匹の狼が赤くなる、
「あれはまさか──皆、少し下がるのだ!!」
フロックは赤くなった狼をしっかりと見ており全体を下がらせようとしたその時、
ドン!!
と、狼が爆発するとせっかく出来た壁が消し飛んだ、
「く、くそ……向こうにも指揮する奴がいるのか?」
フロックは指揮官がいるのではと口にするも、その存在を確認する術はなかった、
「皆、中心を下げて魔法で応戦するのだ、まだ武器で戦おうとするな!! 囲まれたら終わりだ!!」
フロックの言うとおりに十人ほどの騎士は真ん中だけ深く下がるり両端に向かうほど前に出ている形となった。
すると、狼達は一番深い所に向かって入ってくる、
「狼達が入ってきた中心に向けて魔法を放つんだ」
フロックのその合図に騎士達は魔法を放ち狼達がバタバタと倒していく、
「このまま、狼達の大群と距離を取りつつ倒すぞ!!」
狼達は騎士達による陣形て少しずつだが数を減らしていくともう一度赤くなり始めた狼が現れた、
「赤くなっているのがいる、そいつに目掛けて魔法を放て!!」
フロックはそう言うと同時に、騎士達は赤い狼に目掛けて魔法を浴びさせる。
「どうだ……?」
赤い狼は爆発する事はなく、赤黒くなり始める、
「ダメか……下がれ!!」
フロックがそう言うと騎士達は一瞬コウゲキヲ止めると後ろに下がろうとしたとき。
赤黒くなった狼はそのままその場に倒れた、
「やれたのか?」
フロックは赤黒い狼をじっと見つめているもすぐとなりに居た狼が赤く変色し始めた、
「はっ!! 皆、となりにいる赤い狼を倒すんだ、なるべく倒して爆発の被害を抑えるんだ!!」
「しかし、フロックさん他の狼達は!?」
だがしかし、赤くならない狼達の勢いも強く一人の騎士がそう叫ぶ、
「大丈夫だ、赤い狼は基本先頭にいる奴がなる、恐らく我々を確実にやるためだろうならば真ん中にいる奴を集中的に狙うんだ」
そうしていると、
「嘘だろ赤い狼が……」
騎士の一人が狼達の群れを見て、フロックの耳にその声が届くとそちらを見ると、
「赤い狼が二匹……」
と、フロックは口にするが、
「フロックさん二匹じゃありませんよ」
そう言われたフロックはもう少し引いてみると前側にいる狼達の中にポツポツ何匹も赤い狼達が居た。
森の中で、数多の足音が声が聞こえると共に複数の魔法が使われる音が響く、
「ここで食い止めれば騎士団長達が来る!! 怯むな進めぇ!!」
若い騎士達しかほとんど残ってない中、一人の初老の騎士がまとめ指揮している。
「フロック隊長、狼達の勢いが止まりません!!」
一人の騎士がフロックと呼ばれた初老の騎士に伝える、
「魔法で壁を作って来るところを狭めるんだ!」
フロックがそう言うと三人ほどの騎士が前に出ると氷に雷、火の三つの壁が現れた。
すると、狼達は真ん中にある隙間に狼達が集中する、
「よし、真ん中からくる狼だけ倒すんだ!!」
「うぉぉぉ」
すると、狼達は少しずつ数を減らし始める。
だがその時、一匹の狼が赤くなる、
「あれはまさか──皆、少し下がるのだ!!」
フロックは赤くなった狼をしっかりと見ており全体を下がらせようとしたその時、
ドン!!
と、狼が爆発するとせっかく出来た壁が消し飛んだ、
「く、くそ……向こうにも指揮する奴がいるのか?」
フロックは指揮官がいるのではと口にするも、その存在を確認する術はなかった、
「皆、中心を下げて魔法で応戦するのだ、まだ武器で戦おうとするな!! 囲まれたら終わりだ!!」
フロックの言うとおりに十人ほどの騎士は真ん中だけ深く下がるり両端に向かうほど前に出ている形となった。
すると、狼達は一番深い所に向かって入ってくる、
「狼達が入ってきた中心に向けて魔法を放つんだ」
フロックのその合図に騎士達は魔法を放ち狼達がバタバタと倒していく、
「このまま、狼達の大群と距離を取りつつ倒すぞ!!」
狼達は騎士達による陣形て少しずつだが数を減らしていくともう一度赤くなり始めた狼が現れた、
「赤くなっているのがいる、そいつに目掛けて魔法を放て!!」
フロックはそう言うと同時に、騎士達は赤い狼に目掛けて魔法を浴びさせる。
「どうだ……?」
赤い狼は爆発する事はなく、赤黒くなり始める、
「ダメか……下がれ!!」
フロックがそう言うと騎士達は一瞬コウゲキヲ止めると後ろに下がろうとしたとき。
赤黒くなった狼はそのままその場に倒れた、
「やれたのか?」
フロックは赤黒い狼をじっと見つめているもすぐとなりに居た狼が赤く変色し始めた、
「はっ!! 皆、となりにいる赤い狼を倒すんだ、なるべく倒して爆発の被害を抑えるんだ!!」
「しかし、フロックさん他の狼達は!?」
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「大丈夫だ、赤い狼は基本先頭にいる奴がなる、恐らく我々を確実にやるためだろうならば真ん中にいる奴を集中的に狙うんだ」
そうしていると、
「嘘だろ赤い狼が……」
騎士の一人が狼達の群れを見て、フロックの耳にその声が届くとそちらを見ると、
「赤い狼が二匹……」
と、フロックは口にするが、
「フロックさん二匹じゃありませんよ」
そう言われたフロックはもう少し引いてみると前側にいる狼達の中にポツポツ何匹も赤い狼達が居た。
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