魔王討伐のために何度も勇者を召喚した世界ついにその付けを払うときが来ました 【戦女神の救世】

クラットス

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異世界観光編

9.5.2 オーガ戦3

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「魔、魔剣・・・」

 ハイネの一言に一彩は自分が持っている剣が魔剣と言われるものだと知ったが、その使い方が分からない一彩はそのまま剣を見つめた、

「ぐぉぉぉぉ!」

 そうしていると、オーガが走ってきその助走を使いそのまま殴りかかった、

(何してる、避けろ!)

 剣を見つめオーガが殴られる瞬間、頭の中に声が響いた、その声により一彩はオーガの攻撃に気づき避けた、

「あ、危なかった、それにしてもさっきから頭の中に声が聞こえる」

 一彩は頭の中に聞こえた、謎の声によって避けられた。

 すると倒れているハイネが一彩に向かって話しかけてきた、

「一彩、その剣は魔力によって力が開放される、魔力を出すんだ」

 ハイネがその剣が魔剣だという理由を述べたが、魔力の出し方が分からない一彩は、何となく剣に力を送るよう力を込めた、

「ふんっ!」

 そうしている一彩に、オーガは殴る蹴るなどの連続攻撃をしてくるのを剣で捌いた、

「無理だ、突然言われても出来ないし、何しろオーガの攻撃を捌かないと死ぬ」

 一彩がオーガを避けるものの剣の力を扱えれないまま避けているともう一度頭の中に声が聞こえた、

(魔力を出すことが出来ないのか、仕方ない効率が悪いがお前から無理矢理魔力を抜く)

 その声が頭の中に聞こえた瞬間、剣が一気に重くなり持てなくなった、その瞬間を逃さないかのようにオーガが迫ってきた、

「どうしたんだ、突然、やばい来る!」

 オーガが動けない一彩に向かって殴りかかった、

(準備が出来た今から解放するぞ!)

 その瞬間、眩い光が一気に広がった、そして一彩の持っていた剣が三本に別れた、その3本は刀が二本そして両刃の剣が一本だった、

「剣が三本に、その内二本は刀?」

 そして、刀になった二本がオーガに向かって切りつけた、

「ぐぉ!?」

 一彩は両刃の剣を手に持った、二本の刀に手間を取られているオーガ

「今しかない、この剣でオーガを斬る!」

 そして一彩はオーガに向かって一刀両断した、

「ぐぉぉ」

 オーガはそのまま真っ二つになった、

「はぁはぁはぁ、やった、うっ」

 そして一彩はそのまま気絶をした。
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