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春樹編
4、5、6話 森の主
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翌日
森の中で二人はゴブリンを約束通り狩っていた、
「昨日と今日でゴブリンを狩ったけど手応えが無いなもう少し奥の方に行かないか?」
ゴブリン狩りに飽きた春樹はもう少し奥の方に行こうと言い始めた、
「俺は強くならいといけないんだ」
ミデアに聞こえない位の声で呟いた春樹、ミデアは春樹に奥の方に行くと言われどうするか考えていた、
「奥の方に、どういう魔物が居るかはわかりませんは、私の手に負えない魔物もいるかもしれませんし」
「そいつを倒すために行くんだ」
「わかりましたは」
ミデアは春樹の言った事に対して奥の方に何がいるのか分からないので危険だと言ったが春樹はその言葉を聞いて奥の方に行きたいと言いミデアは渋々行くことにした。
森の奥に進んでいると春樹が何かを言い始めた、
「それにしても深い森だな、どのくらいの広さがあるんだ」
「昔、この近辺の地図を見た事ありますは、その地図によると王国より少し小さいぐらいでしたはね」
「結構あるな」
他愛も無いことを話していると、ミデアがどうしてそんなに強くなりたいのか疑問に思い話しかけた、
「そういえば、春樹はどうしてそんなに強くなりたいの?」
「それは、すぐに強くなってクラスメイト達をすぐに元の世界に帰るためだ」
「なぜそんなに強さを求めるのですか?」
「ここに来て一週間した時、魔王の因子との戦いですぐに友人二人が死んだ」
「なっ」
「この世界では、簡単に人が死ぬ、戦えないクラスメイトも居る、そいつらをすぐに返すために俺は勇者になって魔王を倒すんだ」
「わかりましたわ」
春樹がミデアに強くなりたい理由を話し、そして、森の奥に行けばもう少し強い魔物が居ることに期待し自分の力を上げようと思っていた矢先に何かいるのが見えた、
「なにか居ますわね」
「人にしてはだいぶ大きいな」
奥の方を見ると、3メートルはあると思う魔物が居た、
「あれはもしかしてオーガ?」
ミデアはその魔物がオーガだということに気づいた、
「強そうだな、倒しに行くぞミデア」
「ちょっと待って春樹!」
春樹はあの魔物を倒すといいそのまま突っ込んでいき、ミデアは制止する間もなく春樹が行ってしまったのでその後に続いた。
オーガに近づいた春樹とミデア、一回り大きいその姿に春樹は少し恐怖を感じていた
「オーガってこんなに大きいのか」
春樹は呟いた所にミデアが叫んだ、
「春樹、無防備にそんなに近づいちゃダメですわよ!」
オーガは春樹達を見て右手を拳に襲いかかってきた、
「えっ」
「ぐぉぉぉぉぉ」
ミデアがオーガの攻撃を見てオーガの拳の軌道上に氷の壁を張り、その攻撃は春樹の目の前で止まった、
「こっ、この氷の壁はミデアか?」
春樹はその魔法を見て、自分の後ろにはミデアが居る事で少しの恐怖が無くなった、
「大丈夫春樹、怪我は無いですか?」
春樹はミデアの魔法によりオーガの攻撃を食らわずに済んでいた、
「大丈夫だ、問題ないよ」
春樹はそう言ってオーガの懐に走り出した、オーガは自分の懐に入ってくる春樹を見て、もう一度右拳を振り上げて春樹に向かって振り下ろした、
「ミデア援護は任せた!」
「えぇ、任されましたわ!」
ミデアが春樹の一言を聞いてオーガの攻撃に合わせて氷の壁の魔法を張った、
「さすがだ、ミデア!」
「この位の事なら簡単ですわ!」
春樹にはその拳を届かなかった、
「今ですわ、春樹!」
「わかった!」
春樹は氷の壁を避けオーガの腕を剣を振ってオーガの右手首を抉った、
「浅い!」
「私が落とします!」
オーガの手首が抉られたのを見たミデアは円状で回転力のある薄く伸ばされた水で手首を攻撃した、
「何だあの切断、魔法であんな事もできるのか」
「こんなもんですわ!」
ミデアの攻撃でオーガの右手を失った、
オーガは右手を失い前のめりに倒れた、春樹はそのまま左腕の方に周り込んだ、
「このまま左腕を斬り落とす、ミデア隙を作ってくれ!」
「わかりましたわ!」
左側に春樹が回ったのを覗いていたオーガは左腕で春樹をなぎ払った
「春樹、そのまま周りこんで私がフォローします!」
「わかった!」
「氷壁!」
ミデアは春樹に迫る攻撃に対し、氷の壁の魔法を春樹に飛ばした、
「春樹今です!」
「おう!」
オーガの左腕は春樹の前に立ちはだかった氷の壁によって止められた、春樹はオーガの目の前に止まったのを見て、
「このまま斬り落とす!」
氷の壁を避けオーガの腕に乗り剣を突き立て左腕を切り落とした、
「よし!」
「まだですわ!」
オーガは両手を失いながらも立ち春樹を右足で踏み潰そうとしようとし足を上げようとした、
「足を止めます春樹!」
「頼んだ!」
ミデアがオーガが攻撃する前に両足を氷の魔法で凍らせた、
「今ですわ春樹!」
「おう!!」
春樹が右足を斬り、オーガは体勢を崩し後ろに倒れた、
「このまま私がトドメを差します!」
「わかった、ミデア!」
ミデアが体勢を崩しオーガの背に魔法で氷の柱を出現させ氷の柱によりオーガは胸から氷の柱に貫かれた
「はぁはぁ、やりましたわね春樹」
ミデアと春樹はオーガを倒すことが出来た、
「大きい割にはそこまで強くなかったな」
「そうですわね、魔王の因子化してない魔物ならこの程度ですわ」
「因子化したオーガとかならまだしも、普通の冒険者が3人で集まればオーガは難しい敵ではありませんわ」
「そうなのか・・・」
二人は倒れたオーガを見ていたら、日が落ち始めたことに気づいた、
「もうすぐ、暗くなりそうですわ、オーガの処理と討伐部位を持って戻るとしましょうか」
「あぁ、そうだな」
二人はオーガの死体を処理したのち、城下町に帰り、ギルドに討伐報告をしに来た後、
「春樹、明日はバルターさんとダンジョンに行くのでしょう?」
「そうだけど、それがどうしたんだ?」
「私もついて行きますは!」
「えっ・・・」
翌日
「二人とも来たな、では、今からダンジョンのある村、タビの村に行くダンジョンの準備は村に行ってからする!」
「「はい!」」
そして、一行はタビの村に行く馬車に揺られながら王国を発った。
森の中で二人はゴブリンを約束通り狩っていた、
「昨日と今日でゴブリンを狩ったけど手応えが無いなもう少し奥の方に行かないか?」
ゴブリン狩りに飽きた春樹はもう少し奥の方に行こうと言い始めた、
「俺は強くならいといけないんだ」
ミデアに聞こえない位の声で呟いた春樹、ミデアは春樹に奥の方に行くと言われどうするか考えていた、
「奥の方に、どういう魔物が居るかはわかりませんは、私の手に負えない魔物もいるかもしれませんし」
「そいつを倒すために行くんだ」
「わかりましたは」
ミデアは春樹の言った事に対して奥の方に何がいるのか分からないので危険だと言ったが春樹はその言葉を聞いて奥の方に行きたいと言いミデアは渋々行くことにした。
森の奥に進んでいると春樹が何かを言い始めた、
「それにしても深い森だな、どのくらいの広さがあるんだ」
「昔、この近辺の地図を見た事ありますは、その地図によると王国より少し小さいぐらいでしたはね」
「結構あるな」
他愛も無いことを話していると、ミデアがどうしてそんなに強くなりたいのか疑問に思い話しかけた、
「そういえば、春樹はどうしてそんなに強くなりたいの?」
「それは、すぐに強くなってクラスメイト達をすぐに元の世界に帰るためだ」
「なぜそんなに強さを求めるのですか?」
「ここに来て一週間した時、魔王の因子との戦いですぐに友人二人が死んだ」
「なっ」
「この世界では、簡単に人が死ぬ、戦えないクラスメイトも居る、そいつらをすぐに返すために俺は勇者になって魔王を倒すんだ」
「わかりましたわ」
春樹がミデアに強くなりたい理由を話し、そして、森の奥に行けばもう少し強い魔物が居ることに期待し自分の力を上げようと思っていた矢先に何かいるのが見えた、
「なにか居ますわね」
「人にしてはだいぶ大きいな」
奥の方を見ると、3メートルはあると思う魔物が居た、
「あれはもしかしてオーガ?」
ミデアはその魔物がオーガだということに気づいた、
「強そうだな、倒しに行くぞミデア」
「ちょっと待って春樹!」
春樹はあの魔物を倒すといいそのまま突っ込んでいき、ミデアは制止する間もなく春樹が行ってしまったのでその後に続いた。
オーガに近づいた春樹とミデア、一回り大きいその姿に春樹は少し恐怖を感じていた
「オーガってこんなに大きいのか」
春樹は呟いた所にミデアが叫んだ、
「春樹、無防備にそんなに近づいちゃダメですわよ!」
オーガは春樹達を見て右手を拳に襲いかかってきた、
「えっ」
「ぐぉぉぉぉぉ」
ミデアがオーガの攻撃を見てオーガの拳の軌道上に氷の壁を張り、その攻撃は春樹の目の前で止まった、
「こっ、この氷の壁はミデアか?」
春樹はその魔法を見て、自分の後ろにはミデアが居る事で少しの恐怖が無くなった、
「大丈夫春樹、怪我は無いですか?」
春樹はミデアの魔法によりオーガの攻撃を食らわずに済んでいた、
「大丈夫だ、問題ないよ」
春樹はそう言ってオーガの懐に走り出した、オーガは自分の懐に入ってくる春樹を見て、もう一度右拳を振り上げて春樹に向かって振り下ろした、
「ミデア援護は任せた!」
「えぇ、任されましたわ!」
ミデアが春樹の一言を聞いてオーガの攻撃に合わせて氷の壁の魔法を張った、
「さすがだ、ミデア!」
「この位の事なら簡単ですわ!」
春樹にはその拳を届かなかった、
「今ですわ、春樹!」
「わかった!」
春樹は氷の壁を避けオーガの腕を剣を振ってオーガの右手首を抉った、
「浅い!」
「私が落とします!」
オーガの手首が抉られたのを見たミデアは円状で回転力のある薄く伸ばされた水で手首を攻撃した、
「何だあの切断、魔法であんな事もできるのか」
「こんなもんですわ!」
ミデアの攻撃でオーガの右手を失った、
オーガは右手を失い前のめりに倒れた、春樹はそのまま左腕の方に周り込んだ、
「このまま左腕を斬り落とす、ミデア隙を作ってくれ!」
「わかりましたわ!」
左側に春樹が回ったのを覗いていたオーガは左腕で春樹をなぎ払った
「春樹、そのまま周りこんで私がフォローします!」
「わかった!」
「氷壁!」
ミデアは春樹に迫る攻撃に対し、氷の壁の魔法を春樹に飛ばした、
「春樹今です!」
「おう!」
オーガの左腕は春樹の前に立ちはだかった氷の壁によって止められた、春樹はオーガの目の前に止まったのを見て、
「このまま斬り落とす!」
氷の壁を避けオーガの腕に乗り剣を突き立て左腕を切り落とした、
「よし!」
「まだですわ!」
オーガは両手を失いながらも立ち春樹を右足で踏み潰そうとしようとし足を上げようとした、
「足を止めます春樹!」
「頼んだ!」
ミデアがオーガが攻撃する前に両足を氷の魔法で凍らせた、
「今ですわ春樹!」
「おう!!」
春樹が右足を斬り、オーガは体勢を崩し後ろに倒れた、
「このまま私がトドメを差します!」
「わかった、ミデア!」
ミデアが体勢を崩しオーガの背に魔法で氷の柱を出現させ氷の柱によりオーガは胸から氷の柱に貫かれた
「はぁはぁ、やりましたわね春樹」
ミデアと春樹はオーガを倒すことが出来た、
「大きい割にはそこまで強くなかったな」
「そうですわね、魔王の因子化してない魔物ならこの程度ですわ」
「因子化したオーガとかならまだしも、普通の冒険者が3人で集まればオーガは難しい敵ではありませんわ」
「そうなのか・・・」
二人は倒れたオーガを見ていたら、日が落ち始めたことに気づいた、
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「あぁ、そうだな」
二人はオーガの死体を処理したのち、城下町に帰り、ギルドに討伐報告をしに来た後、
「春樹、明日はバルターさんとダンジョンに行くのでしょう?」
「そうだけど、それがどうしたんだ?」
「私もついて行きますは!」
「えっ・・・」
翌日
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