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安達大樹と双葉莉奈
実は好きなんだよね〜
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僕は、安達大樹が好きである。何故好きになったのかは色々あるのだが。
虫が相手だと頼りないし、頻繁に僕の同人誌を描いてくるような男なのだが。それに筋金入りの変態だし。
でも、それを除けば誠実で頼れる人だ。物理的にも、精神的にも。彼以上にいい男はそうそう居ないじゃないだろうか。
後、個人的に僕は、筋肉フェチである。大樹の筋肉を描いて、絵にして、僕の部屋に飾る程度には。
「今まで上腕二頭筋や、腹直筋、腹斜筋、腹横筋、ハムストリングを触らせてもらったことあるけど、全部仕上がっていたからなぁ~。今からでもオリンピック狙えるよ~」
大樹が鍛え始めたのは中学生の頃。彼の父親、叔父に当たる人はラーメン屋を営んでいるのだが家業は安定せず、母親も癌でこの世を去り、大樹たち一家はひもじい生活を余儀なくされていた。
貧困生活と大樹が鍛え始めた件が絡んでくるのかここからである。ある時彼は『ボディビル大会に出場する!』と言い出した。
僕は最初、『貧困生活で気でも狂ったのかな?』と思った。優勝するなんて夢物語だと考えていたし。後で知った話だが、一般的な日本のボディビル大会では、賞金がほとんど設定されていないのが現状である。
一般的な日本のボディビル大会ではだ。彼はこう続けて言った。『現役ボディビルダー主催の大会で優勝したら総額三百万貰えるんだ』
それから大樹は筋肉道に走り、ついに前回大会優勝。三百万のうちの百万円をゲットした。
ひたむきに頑張り屋で、何かと面倒見もいいし、僕はすっかり安達大樹という人に惚れ込んでしまったのだ。
「でも、僕と大樹って、いとこなんだよな~」
いとこは血縁的に近い。それが仮にもくっつくとなれば、頭が悪い僕でもわかる。近親婚やらどーたらこーたら弊害はたくさんあるだろう。
この想いは墓まで持っていくべきだろうか。そう、物思いにふけていた時に電話が鳴った。
安達柚月と文字が表示されている。電話に出ると、柚月さんが切羽詰まった声でこんなことを捲し立てた。
「莉奈ちゃん! 家にゴキブリが出たんだよー!」
◇
要請を受けた僕は、隣の家に合鍵を使って入った。瞬間、手裏剣が玄関に突き刺さった。
「すばしっこいんだよー!」
物騒な手裏剣を投げているこの子は安達柚月。安達大樹の妹である。年齢的には小学生だが、今年大学に飛び級した天才児。
「モルモットさんは大丈夫なんだけど、ゴキブリさんは柚月ダメなんだよー!」
「大樹と血を分けた兄弟なんだな~。そういえば、大樹はいないの~?」
「大樹はゴキブリを見た途端、布団にくるまって動かなくなっちゃったんだよー!」
「相変わらずだ」
「最終手段として自作手榴弾をー」
「ゴキブリ相手にそこまでする~!?」
ていうか手榴弾作った? 年齢小学生が、手榴弾作った!?
「ダメだよ~!? 手榴弾の違法所持は罪が重いよ~!? 最悪死刑になっちゃう~!?」
「大丈夫なんだよー! 柚月まだ11歳だし、少年法に守られてるんだよー!」
法律が天才児に追いついていない。
仕方ないのでゴキブリは僕が対処した。
僕はゴキブリを手掴みした後、某星横浜球団で長年規定投球回をクリアしたリーゼントエースの投げ方でゴキブリを外に放り出した。
虫が相手だと頼りないし、頻繁に僕の同人誌を描いてくるような男なのだが。それに筋金入りの変態だし。
でも、それを除けば誠実で頼れる人だ。物理的にも、精神的にも。彼以上にいい男はそうそう居ないじゃないだろうか。
後、個人的に僕は、筋肉フェチである。大樹の筋肉を描いて、絵にして、僕の部屋に飾る程度には。
「今まで上腕二頭筋や、腹直筋、腹斜筋、腹横筋、ハムストリングを触らせてもらったことあるけど、全部仕上がっていたからなぁ~。今からでもオリンピック狙えるよ~」
大樹が鍛え始めたのは中学生の頃。彼の父親、叔父に当たる人はラーメン屋を営んでいるのだが家業は安定せず、母親も癌でこの世を去り、大樹たち一家はひもじい生活を余儀なくされていた。
貧困生活と大樹が鍛え始めた件が絡んでくるのかここからである。ある時彼は『ボディビル大会に出場する!』と言い出した。
僕は最初、『貧困生活で気でも狂ったのかな?』と思った。優勝するなんて夢物語だと考えていたし。後で知った話だが、一般的な日本のボディビル大会では、賞金がほとんど設定されていないのが現状である。
一般的な日本のボディビル大会ではだ。彼はこう続けて言った。『現役ボディビルダー主催の大会で優勝したら総額三百万貰えるんだ』
それから大樹は筋肉道に走り、ついに前回大会優勝。三百万のうちの百万円をゲットした。
ひたむきに頑張り屋で、何かと面倒見もいいし、僕はすっかり安達大樹という人に惚れ込んでしまったのだ。
「でも、僕と大樹って、いとこなんだよな~」
いとこは血縁的に近い。それが仮にもくっつくとなれば、頭が悪い僕でもわかる。近親婚やらどーたらこーたら弊害はたくさんあるだろう。
この想いは墓まで持っていくべきだろうか。そう、物思いにふけていた時に電話が鳴った。
安達柚月と文字が表示されている。電話に出ると、柚月さんが切羽詰まった声でこんなことを捲し立てた。
「莉奈ちゃん! 家にゴキブリが出たんだよー!」
◇
要請を受けた僕は、隣の家に合鍵を使って入った。瞬間、手裏剣が玄関に突き刺さった。
「すばしっこいんだよー!」
物騒な手裏剣を投げているこの子は安達柚月。安達大樹の妹である。年齢的には小学生だが、今年大学に飛び級した天才児。
「モルモットさんは大丈夫なんだけど、ゴキブリさんは柚月ダメなんだよー!」
「大樹と血を分けた兄弟なんだな~。そういえば、大樹はいないの~?」
「大樹はゴキブリを見た途端、布団にくるまって動かなくなっちゃったんだよー!」
「相変わらずだ」
「最終手段として自作手榴弾をー」
「ゴキブリ相手にそこまでする~!?」
ていうか手榴弾作った? 年齢小学生が、手榴弾作った!?
「ダメだよ~!? 手榴弾の違法所持は罪が重いよ~!? 最悪死刑になっちゃう~!?」
「大丈夫なんだよー! 柚月まだ11歳だし、少年法に守られてるんだよー!」
法律が天才児に追いついていない。
仕方ないのでゴキブリは僕が対処した。
僕はゴキブリを手掴みした後、某星横浜球団で長年規定投球回をクリアしたリーゼントエースの投げ方でゴキブリを外に放り出した。
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