1 / 113
おいでませ異世界!
しおりを挟む
車で山道のトンネルを抜けたら、なぜか草原に放り出された。
あまりの超展開に言葉もないまま外に出ると、そこは俺の見知らぬ土地だった……。
「おお! よく来たな、新たな魔王よ。わらわはお主を歓迎するぞ!!」
……ふむ。
こういう時は冷静になるのが大事だ。
偉い人もこう言っていただろう。
三回目のデートまではあせっちゃいけない(byモテ男になるためのハウツー本)、と……。
とりあえず、現状確認をしてみよう。
俺の名前は山田義正。
就職一年目、ピチピチ(死語)の23歳。
万桜市立図書館に勤める、しがない図書館員だ。
今は移動図書館『万桜号(中古マイクロバス改造車)』で、市内山間部の小学校へ向かう途中。
そう。穢れなきチルドレンが俺の運ぶ本を待っているのだ! (←錯乱気味)
「おいこら、貴様! わらわを無視するな! こっち向け!!」
よし。俺の記憶に問題はない。パーフェクトだ。いつも通りクールだぜ、俺。(←超錯乱気味)
やはり問題があるのは現実の方。
さて、このとんでもな状況をどうしたものか……。
「むがーっ! む・し・す・る・なーっ!?」
「うおっ! ――いってぇええええええええええっ!!」
突然、後頭部に突き抜けるような激痛が走った。
まるで、何かに噛みつかれたような痛みだ。
しかも、腕のような細いものが首に巻き付いている。
しまった! もしやここいらには、蛇でもいたのだろうか。
しかも、アナコンダ級に成長した超巨大蛇が……。
「って、やべーっ! 俺、このままだと食われる! ――ふんがっ!」
「むぎゃ!」
火事場のクソ力を発動し、適当に背負い投げみたいなことをしてみる。
そしたら、意外なほどあっさり放り投げられた。
ふむ。どうやら蛇ではなかったらしい。
やつらは、これくらいで獲物を離してくれたりしないからな。噛まれたことないから知らんが、たぶんそうだ。
では、俺の後頭部に噛みついていたモノの正体は……。
「――むっ! だ、大丈夫か、少女よ!」
背負い投げたものが何だったか確認しようとしたら、そこには十歳くらいの少女が目を回していた。
輝かんばかりの目にも鮮やかな金髪。
シルクのように白くてなめらかな、スベスベ卵肌。
これまで見たこともないくらいに整った顔立ち。
極めつけはゴスロリチックな黒くてフリルたくさんのドレス。
まごうことなき、美少女だ。
「むぅ……。誰がこのようなむごたらしいことを……。――ハッ! そうか。これは俺を襲った犯人の仕業に違いない! おのれ、卑劣な――」
「どう考えてもお主の所為じゃろうが、このボケナスがーっ!?」
「ふんごっ!!」
なんか、目を覚ました少女に蹴られた。
下から顎を抉りこむようにドストライク。
なぜだ!
「少女よ、なぜ俺を蹴る。俺が何をした」
「わらわを無視した挙げ句、ご丁寧に背負い投げまでしてくれたじゃろうが! この不埒者がっ!」
なんと、俺を襲った犯人はこの少女だったのか!
子供に夢を届けに行く途中で子供に襲われるとは……。
なんと因果なことだろうか。(←まだまだ錯乱継続中)
「まあよい……。ともあれ、よく来たな、新たな魔王よ。わらわはセシリア。この世界、『オヴァノール』に住まう邪神にして、お主の召喚主様じゃ。さあ、崇め奉るがよいぞ。お供え物も可じゃ!」
……………………。
ほうほう、そうか。ここは『オヴァノール』という世界なのか。
で、この少女は自称邪神であり、俺はこの少女に召喚された新たな魔王と……。
なるほど、なるほど……。(←なんか急に冷静になった)
「ん? なんじゃ? いきなりわらわの額に手など当ておって」
「いや、熱でもあるのかな~と……」
「がうっ!!」
思いっきり噛まれた。
しかも……なんだこいつ。スッポン並の食いつき具合だ。まったく離れやしない。
つうか、超痛い!
犬歯刺さってるって!
「ええい、離せ! 俺はお前のような妄想大好きっ子に付き合っている暇はないのだ!?」
「誰が妄想大好きっ子じゃ。邪神なめるでないわ!!」
ギャースギャース、ドッタンバッタン!
「チッ! 貴様、固いブーツのつま先で執拗に金的を狙ってくんじゃねえ! つぶれたらどうするんだ!!」
「お主こそ、わらわが美少女だからって、ここぞとばかりに関節技をかけてくるな! どんだけ女に飢えておるのじゃ、ロリコンめ!」
「てめえのようなまな板に興味などないわ! 身の程を知れ、寸胴ボディ!」
まるで漫画のように土埃を立てながら、くんずほぐれつのえげつない泥仕合を繰り広げる俺と妄想少女。
自称邪神との戦い(という名の喧嘩)は、一時間にわたって続いたのだった……。
というわけで、閑話休題。
「ゼェ……ハァ……。……で、結局ここはどこなんだ?」
「ハァ……ハァ……。じゃから、さっきから『オヴァノール』だと言っておろうが」
「どこだよ、そこは。聞いたこともないわ。つうか、明らかに日本の地名じゃねえだろ、それ」
さすがに一時間も暴れたら、体力もつきるというもの。
俺とセシリアは、なし崩し的に一時休戦し、平和的にお話をすることになった。
と言っても、状況がわからないのは俺の方なので、ほぼ俺の質問タイムである。
「ここオヴァノールは、お主が元いた次元からいくつもの世界を跨いだところにある世界じゃ。つまり、お主から見れば異世界ということじゃな」
「そう言われてすぐに『はい、そうですか』とは言えん。証拠を見せろ」
「証拠? 例えばどんなものじゃ?」
きょとんとした様子で首を傾げるセシリア。
ふむ。
こうしていると、ただの超絶可愛いお子様なのだが……。
――って、いかん、いかん。騙されるな、俺。こいつは危険な幼女だ。
とりあえず、こいつの化けの皮をはいでやる。
「証拠ってのは、そうだな。例えば、俺の世界には絶対にいない生物とか現象とかを見せてくれるとか、そういうこった」
さあどうだ、妄想少女よ。
これで早速詰んだだろう。
「ん? なんじゃ、その程度でよいのか。だったら――あれでどうじゃ?」
「あれ……?」
気軽な様子で俺の後ろを指さしたセシリア。
何かと思い、後ろをふり返った俺は……。
「…………。――のぉおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「おー」
セシリアを小脇に抱えて万桜号に乗り込み、急発進させた。
「ちょっと待て! なんだあれは!!」
バックミラーで後ろを見つつ、助手席のセシリアに尋ねる。
ミラーには、体長五メートルくらいありそうなワニっぽいのが舌なめずりしている様子が写っていた。
幸い追いかけてきてはないみたいだが、なんだあれ! 超こえ―ッ!?
「あれはスケイルドラゴンじゃ。まあ、最下級の龍種じゃな♪」
「『じゃな♪』じゃねえよ。あんなのが近くにいるなら、もっと早く知らせろや!」
あれ、あと一分気付くのが遅かったら、確実に食いに来てたよ。
俺、このガキといっしょにおいしくいただかれてたよ。
「どうじゃ? これで、ここが異世界だと信じたか?」
「それどころじゃねーっ! とりあえず、あれが見えなくなるところまで逃げるぞ!」
俺は、万桜号のガソリンが尽きるまで草原を爆走し続けたのだった。
あまりの超展開に言葉もないまま外に出ると、そこは俺の見知らぬ土地だった……。
「おお! よく来たな、新たな魔王よ。わらわはお主を歓迎するぞ!!」
……ふむ。
こういう時は冷静になるのが大事だ。
偉い人もこう言っていただろう。
三回目のデートまではあせっちゃいけない(byモテ男になるためのハウツー本)、と……。
とりあえず、現状確認をしてみよう。
俺の名前は山田義正。
就職一年目、ピチピチ(死語)の23歳。
万桜市立図書館に勤める、しがない図書館員だ。
今は移動図書館『万桜号(中古マイクロバス改造車)』で、市内山間部の小学校へ向かう途中。
そう。穢れなきチルドレンが俺の運ぶ本を待っているのだ! (←錯乱気味)
「おいこら、貴様! わらわを無視するな! こっち向け!!」
よし。俺の記憶に問題はない。パーフェクトだ。いつも通りクールだぜ、俺。(←超錯乱気味)
やはり問題があるのは現実の方。
さて、このとんでもな状況をどうしたものか……。
「むがーっ! む・し・す・る・なーっ!?」
「うおっ! ――いってぇええええええええええっ!!」
突然、後頭部に突き抜けるような激痛が走った。
まるで、何かに噛みつかれたような痛みだ。
しかも、腕のような細いものが首に巻き付いている。
しまった! もしやここいらには、蛇でもいたのだろうか。
しかも、アナコンダ級に成長した超巨大蛇が……。
「って、やべーっ! 俺、このままだと食われる! ――ふんがっ!」
「むぎゃ!」
火事場のクソ力を発動し、適当に背負い投げみたいなことをしてみる。
そしたら、意外なほどあっさり放り投げられた。
ふむ。どうやら蛇ではなかったらしい。
やつらは、これくらいで獲物を離してくれたりしないからな。噛まれたことないから知らんが、たぶんそうだ。
では、俺の後頭部に噛みついていたモノの正体は……。
「――むっ! だ、大丈夫か、少女よ!」
背負い投げたものが何だったか確認しようとしたら、そこには十歳くらいの少女が目を回していた。
輝かんばかりの目にも鮮やかな金髪。
シルクのように白くてなめらかな、スベスベ卵肌。
これまで見たこともないくらいに整った顔立ち。
極めつけはゴスロリチックな黒くてフリルたくさんのドレス。
まごうことなき、美少女だ。
「むぅ……。誰がこのようなむごたらしいことを……。――ハッ! そうか。これは俺を襲った犯人の仕業に違いない! おのれ、卑劣な――」
「どう考えてもお主の所為じゃろうが、このボケナスがーっ!?」
「ふんごっ!!」
なんか、目を覚ました少女に蹴られた。
下から顎を抉りこむようにドストライク。
なぜだ!
「少女よ、なぜ俺を蹴る。俺が何をした」
「わらわを無視した挙げ句、ご丁寧に背負い投げまでしてくれたじゃろうが! この不埒者がっ!」
なんと、俺を襲った犯人はこの少女だったのか!
子供に夢を届けに行く途中で子供に襲われるとは……。
なんと因果なことだろうか。(←まだまだ錯乱継続中)
「まあよい……。ともあれ、よく来たな、新たな魔王よ。わらわはセシリア。この世界、『オヴァノール』に住まう邪神にして、お主の召喚主様じゃ。さあ、崇め奉るがよいぞ。お供え物も可じゃ!」
……………………。
ほうほう、そうか。ここは『オヴァノール』という世界なのか。
で、この少女は自称邪神であり、俺はこの少女に召喚された新たな魔王と……。
なるほど、なるほど……。(←なんか急に冷静になった)
「ん? なんじゃ? いきなりわらわの額に手など当ておって」
「いや、熱でもあるのかな~と……」
「がうっ!!」
思いっきり噛まれた。
しかも……なんだこいつ。スッポン並の食いつき具合だ。まったく離れやしない。
つうか、超痛い!
犬歯刺さってるって!
「ええい、離せ! 俺はお前のような妄想大好きっ子に付き合っている暇はないのだ!?」
「誰が妄想大好きっ子じゃ。邪神なめるでないわ!!」
ギャースギャース、ドッタンバッタン!
「チッ! 貴様、固いブーツのつま先で執拗に金的を狙ってくんじゃねえ! つぶれたらどうするんだ!!」
「お主こそ、わらわが美少女だからって、ここぞとばかりに関節技をかけてくるな! どんだけ女に飢えておるのじゃ、ロリコンめ!」
「てめえのようなまな板に興味などないわ! 身の程を知れ、寸胴ボディ!」
まるで漫画のように土埃を立てながら、くんずほぐれつのえげつない泥仕合を繰り広げる俺と妄想少女。
自称邪神との戦い(という名の喧嘩)は、一時間にわたって続いたのだった……。
というわけで、閑話休題。
「ゼェ……ハァ……。……で、結局ここはどこなんだ?」
「ハァ……ハァ……。じゃから、さっきから『オヴァノール』だと言っておろうが」
「どこだよ、そこは。聞いたこともないわ。つうか、明らかに日本の地名じゃねえだろ、それ」
さすがに一時間も暴れたら、体力もつきるというもの。
俺とセシリアは、なし崩し的に一時休戦し、平和的にお話をすることになった。
と言っても、状況がわからないのは俺の方なので、ほぼ俺の質問タイムである。
「ここオヴァノールは、お主が元いた次元からいくつもの世界を跨いだところにある世界じゃ。つまり、お主から見れば異世界ということじゃな」
「そう言われてすぐに『はい、そうですか』とは言えん。証拠を見せろ」
「証拠? 例えばどんなものじゃ?」
きょとんとした様子で首を傾げるセシリア。
ふむ。
こうしていると、ただの超絶可愛いお子様なのだが……。
――って、いかん、いかん。騙されるな、俺。こいつは危険な幼女だ。
とりあえず、こいつの化けの皮をはいでやる。
「証拠ってのは、そうだな。例えば、俺の世界には絶対にいない生物とか現象とかを見せてくれるとか、そういうこった」
さあどうだ、妄想少女よ。
これで早速詰んだだろう。
「ん? なんじゃ、その程度でよいのか。だったら――あれでどうじゃ?」
「あれ……?」
気軽な様子で俺の後ろを指さしたセシリア。
何かと思い、後ろをふり返った俺は……。
「…………。――のぉおおおおおおおおおおおおおおおお!?」
「おー」
セシリアを小脇に抱えて万桜号に乗り込み、急発進させた。
「ちょっと待て! なんだあれは!!」
バックミラーで後ろを見つつ、助手席のセシリアに尋ねる。
ミラーには、体長五メートルくらいありそうなワニっぽいのが舌なめずりしている様子が写っていた。
幸い追いかけてきてはないみたいだが、なんだあれ! 超こえ―ッ!?
「あれはスケイルドラゴンじゃ。まあ、最下級の龍種じゃな♪」
「『じゃな♪』じゃねえよ。あんなのが近くにいるなら、もっと早く知らせろや!」
あれ、あと一分気付くのが遅かったら、確実に食いに来てたよ。
俺、このガキといっしょにおいしくいただかれてたよ。
「どうじゃ? これで、ここが異世界だと信じたか?」
「それどころじゃねーっ! とりあえず、あれが見えなくなるところまで逃げるぞ!」
俺は、万桜号のガソリンが尽きるまで草原を爆走し続けたのだった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
異世界帰りの勇者、今度は現代世界でスキル、魔法を使って、無双するスローライフを送ります!?〜ついでに世界も救います!?〜
沢田美
ファンタジー
かつて“異世界”で魔王を討伐し、八年にわたる冒険を終えた青年・ユキヒロ。
数々の死線を乗り越え、勇者として讃えられた彼が帰ってきたのは、元の日本――高校卒業すらしていない、現実世界だった。
神々の間では異世界転移がブームらしいです。
はぐれメタボ
ファンタジー
第1部《漆黒の少女》
楠木 優香は神様によって異世界に送られる事になった。
理由は『最近流行ってるから』
数々のチートを手にした優香は、ユウと名を変えて、薬師兼冒険者として異世界で生きる事を決める。
優しくて単純な少女の異世界冒険譚。
第2部 《精霊の紋章》
ユウの冒険の裏で、田舎の少年エリオは多くの仲間と共に、世界の命運を掛けた戦いに身を投じて行く事になる。
それは、英雄に憧れた少年の英雄譚。
第3部 《交錯する戦場》
各国が手を結び結成された人類連合と邪神を奉じる魔王に率いられた魔族軍による戦争が始まった。
人間と魔族、様々な意思と策謀が交錯する群像劇。
第4部 《新たなる神話》
戦争が終結し、邪神の討伐を残すのみとなった。
連合からの依頼を受けたユウは、援軍を率いて勇者の後を追い邪神の神殿を目指す。
それは、この世界で最も新しい神話。
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
コミカライズ企画進行中です!!
2巻2月9日電子版解禁です!!
紙は9日に配送開始、12日発売!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&2巻出版!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、コミカライズ決定いたしました!現在企画進行中!!そしてオリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
12日には、楽天koboにおいてファンタジー5位となりました!皆様のおかげです!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
オリコンランキングライトノベル 週間BOOKランキング 18位(2025年9月29日付)
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
酒好きおじさんの異世界酒造スローライフ
天野 恵
ファンタジー
酒井健一(51歳)は大の酒好きで、酒類マスターの称号を持ち世界各国を飛び回っていたほどの実力だった。
ある日、深酒して帰宅途中に事故に遭い、気がついたら異世界に転生していた。転移した際に一つの“スキル”を授かった。
そのスキルというのは【酒聖(しゅせい)】という名のスキル。
よくわからないスキルのせいで見捨てられてしまう。
そんな時、修道院シスターのアリアと出会う。
こうして、2人は異世界で仲間と出会い、お酒作りや飲み歩きスローライフが始まる。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる