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この欠陥ダンジョンめ……
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俺たちが部屋の中央に集まると同時、床に魔方陣が浮かび、光が立ち上り始めた。
どうやらこれが転送のシステムのようだな。この魔方陣が俺たちをダンジョンの入り口まで運んでくれるわけだ。
ホント、帰りは楽ちんなこって。
魔法陣はだんだんと輝きを増し、俺たちの体を包み込んでいく。
そして……。
「…………」
セシリアとシェリル、ゴーレムの残骸を綺麗に片づけてくれた。
あとに残ったのは、無言で立ち尽くす俺だけ……。
「…………」
無言で天を仰ぐ間に、魔法陣の輝きがスゥーッと収まっていく。
そう、まるで自分は果たすべき役目をすべて果たしたとでも言うように……。
うんうん。
確かに君は仕事をしたね。
でも、もう一度落ち着いて、仕事にミスがないかダブルチェックしてみようか。
ねえ、お願いだから、もう一回お仕事してみよう!
さあ、もう一回魔法陣を……。
――と思ったら、再び光り輝く室内。
どうやら魔法陣君もやる気になってくれたようだ。
なーに、ミスは誰にでもあるもの。
この偉大な魔王様は笑って許してやろうじゃないか。
ハッハッハ!
さあ、俺もダンジョンの入り口まで送り届けてくれたまえ。
俺の高笑いと呼応するように、まばゆく輝く室内。
おお。
いい感じ、いい感じ!
そして輝きが最高潮に達し――新たに召喚されたクリスタルゴーレム2体……。
「…………」
うん。
確かに俺はもう一回仕事をしろって言ったね。
だけど、俺はダンジョン入口まで送り届けろって言ったよね。
こっちに転送してこいとは一言も言っていない気がするんだ。
しかも何をちゃっかり敵ばっかり召喚してくれてるのかな?
あれかな?
もしかして、俺がミスを指摘したんで怒っちゃ――。
「――って、ぬおっ!」
ゴーレムさんが、ジャブのつもりかタックルを仕掛けてきた。
ちなみに今の俺、仙人パワーも何にもない、頑丈なだけの一般人です。セシリアいないから、魔法も使えないし……。
もうチワワのように目をウルウルさせながら、ウサギのように震えております。
「ぎゃわぉおおおお!」
可愛く震える純真無垢な俺に、容赦ないヘッドバットを繰り出すゴーレムさんたち。
さっきのゴーレムもそうだったけど、こいつら俺に対してのみ、やたらとヘイト値高すぎだろ。
転送魔法からはじいた件といい、俺が一体何をした!
「手抜き工事でダンジョン作ってんじゃねえよ、クソ神!」
スクラム組んで追いかけてくるゴーレムから逃げつつ、このダンジョンを作った神に文句を付ける。
いやホント、しっかりしてくださいよ、クソ神が。
欠陥魔方陣なんか置いておくんじゃねえ!
「くそ! アイルビーバァアアアアアアアアアアック!?」
どこぞの映画のター○ネーターよろしく叫びながら、ゴーレム部屋から脱出する。俺はそのまま、再び罠盛りだくさんとなったダンジョン街道を猛スピードで逆走した。
「ちくしょう! もう絶対、ずぇええええええええええったい、ダンジョンなんて潜らねぇええええええええええ!? (カチリ!)――アァアアアアアアアアアアッ!!」
行きと同じ罠を踏み抜き、仕掛け発動。
ダンジョン内に俺の悲鳴が木霊するのだった……。
どうやらこれが転送のシステムのようだな。この魔方陣が俺たちをダンジョンの入り口まで運んでくれるわけだ。
ホント、帰りは楽ちんなこって。
魔法陣はだんだんと輝きを増し、俺たちの体を包み込んでいく。
そして……。
「…………」
セシリアとシェリル、ゴーレムの残骸を綺麗に片づけてくれた。
あとに残ったのは、無言で立ち尽くす俺だけ……。
「…………」
無言で天を仰ぐ間に、魔法陣の輝きがスゥーッと収まっていく。
そう、まるで自分は果たすべき役目をすべて果たしたとでも言うように……。
うんうん。
確かに君は仕事をしたね。
でも、もう一度落ち着いて、仕事にミスがないかダブルチェックしてみようか。
ねえ、お願いだから、もう一回お仕事してみよう!
さあ、もう一回魔法陣を……。
――と思ったら、再び光り輝く室内。
どうやら魔法陣君もやる気になってくれたようだ。
なーに、ミスは誰にでもあるもの。
この偉大な魔王様は笑って許してやろうじゃないか。
ハッハッハ!
さあ、俺もダンジョンの入り口まで送り届けてくれたまえ。
俺の高笑いと呼応するように、まばゆく輝く室内。
おお。
いい感じ、いい感じ!
そして輝きが最高潮に達し――新たに召喚されたクリスタルゴーレム2体……。
「…………」
うん。
確かに俺はもう一回仕事をしろって言ったね。
だけど、俺はダンジョン入口まで送り届けろって言ったよね。
こっちに転送してこいとは一言も言っていない気がするんだ。
しかも何をちゃっかり敵ばっかり召喚してくれてるのかな?
あれかな?
もしかして、俺がミスを指摘したんで怒っちゃ――。
「――って、ぬおっ!」
ゴーレムさんが、ジャブのつもりかタックルを仕掛けてきた。
ちなみに今の俺、仙人パワーも何にもない、頑丈なだけの一般人です。セシリアいないから、魔法も使えないし……。
もうチワワのように目をウルウルさせながら、ウサギのように震えております。
「ぎゃわぉおおおお!」
可愛く震える純真無垢な俺に、容赦ないヘッドバットを繰り出すゴーレムさんたち。
さっきのゴーレムもそうだったけど、こいつら俺に対してのみ、やたらとヘイト値高すぎだろ。
転送魔法からはじいた件といい、俺が一体何をした!
「手抜き工事でダンジョン作ってんじゃねえよ、クソ神!」
スクラム組んで追いかけてくるゴーレムから逃げつつ、このダンジョンを作った神に文句を付ける。
いやホント、しっかりしてくださいよ、クソ神が。
欠陥魔方陣なんか置いておくんじゃねえ!
「くそ! アイルビーバァアアアアアアアアアアック!?」
どこぞの映画のター○ネーターよろしく叫びながら、ゴーレム部屋から脱出する。俺はそのまま、再び罠盛りだくさんとなったダンジョン街道を猛スピードで逆走した。
「ちくしょう! もう絶対、ずぇええええええええええったい、ダンジョンなんて潜らねぇええええええええええ!? (カチリ!)――アァアアアアアアアアアアッ!!」
行きと同じ罠を踏み抜き、仕掛け発動。
ダンジョン内に俺の悲鳴が木霊するのだった……。
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