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第三章
魔女の愛し方…(検索)
捕まえたユウゴを然るべき所に突き出し一段落つくと、書斎でレグルスはサラに指輪の秘密を教える。
「黙っていたがすまない。万が一に備え……指輪の石には防御機能を施していた」
「えっ! そうなの……」
サラは指輪をしげしげと見る。何の変哲もない綺麗な紫の石にしか見えない。
だが、指輪に嵌め込まれた石はレグルスが作った特別な魔法石で、サラに攻撃などの危害が及ぶと相手に電流を喰らわす仕組みになっている。電流が発生するとレグルスの指輪も熱くなり光って、サラの危機も感知できるのだ。それでレグルスは書斎に飛んで来られたのである。
「開発に十年もかかった……。魔法兵器は三日で作れたのに」
「えっ、そんなに! てか、魔法兵器って何?」
「私の出世作。つい口を滑らしたが、魔法兵器は忘れろ。今は指輪の話をしている」
この国は三回ほど大きな戦争をしている。レグルスは元、魔法産業技術研究所職員で、彼が『大魔術師』に成れたのは発明した魔法兵器がその二回目の戦争で大活躍したからだ。それに世間は生み出したかった。若くて美しい『大魔術師』を!
複雑な仕組みの魔法兵器を三日で作る男、発明は朝飯前なはずがこの指輪を作るのには苦労した。レグルスはサラの魔力と道具の相性が悪いと考えていたが違った。『魔性』の力と道具の相性が悪かったのだ。
それは早い段階で分かったが、この二つが反発しないよう作るのに長年の時間を費やした。サラが学校に通うまでに本当は作りたかったが、完成したのは皮肉にもサラが卒業した日だった。
「もしこの指輪が機能しないで、『魔力なし』のお前があのままユウゴに連れて行かれていたら私はもう追跡のしようがない……」
魔力が極めて強い者は、探している相手が『魔力持ち』だと魔力の痕跡を辿って見つけられる。しかし魔力を持っていない『魔力なし』だと無理だ。
レグルスはサラの手首に触れて呪文を唱える。すると『魔力封じの紋』が赤く光り徐々に消え去った――。
「あっ……」
紋が消えて、無くなった魔力が徐々に元ってゆく感覚がサラの体の中で分かる。
そして、あの日誌を燃やしてやろうという気持ちも甦る。
「私は防犯の詰めが甘かった……。完全に人の出入りも止めなければいけなかった。屋敷が機能しなくなっても、気にせずそうすればよかったと凄く後悔している。いや、人を止めても災害が起きれば、家屋が潰れるかもしれない。そう考えると、安全など何処にもない……。どこも同じだ。閉じ込めてすまなかった!」
「レグルス!」
高慢ちき男の二度目の謝罪だ。しかも今度はおっぱいにではなく、きちんとサラに向かって頭を下げている。明日は吹雪だけではなく槍も降るだろう。
「指輪が機能すると分かったからには……サラ、この指輪を付けていれば就職して一人暮らしできるがするか?」
レグルスの問いかけにサラは首を振った。
「一人暮らしはしない。何処にも行かない、此処が良い。薬法師さんみたいなあんな悪い人がいると思うと、外が怖くなった……。それに、私は騙されやすいから、一人で生きていける自信もない」
「確かにお前は直ぐ騙される。『魔性』を抜きにしてもそこが心配だ」
人と殆ど関わらない生活をしていたのもあるが、押しに弱いサラは独り暮らしにそもそも向いていない。見事にあらゆる勧誘に引っかかるであろう。
訪ねてきた新聞会社の全てと契約して、困り果てる彼女の姿がレグルスの目に浮かぶ。
「それに大切な人と離れたくない。私はレグルスが好き。娼館に売られる想像をした時に、貴方しか触れられたくないって気づいたの。あとレグルスが助けてくれて安心した。この気持ちはなんだろうって考えて……。きっとそれは、好きだから、愛しているからだって分かった。レグルスは魔女だけど、私を護ってくれる大好きな王子様!」
「っ! サラっ……!」
何という事でしょう。嫌われ魔女が、愛され王子に昇格した。レグルスは背中を震わせ顔をくしゃくしゃにする。 ただ惜しいのは歓喜のあまり口に両手を当てて内股になっていたところだ。女っぽさが隠せないで溢れ出てしまっている。もう好きな男子に告白された乙女にしか見えない……。
――うわー王子って言ったけど、これは可愛いお姫様みたい。
だがそんな事を言ったら不機嫌なって、また魔女に戻るだろう。どうやって調子よく彼のご機嫌を保とうか作戦を練っているとレグルスに抱き寄せられて、手をスカートに突っ込まれる。
パンティ越しに、指がもぞもぞとサラの大事な所を弄り出した。
――えっ……待って。さっき私、怖い目に遭ったばかりですよ。やはりコイツは……魔女!
しかも、二人はあのド派手な鏡の前にいる。レグルスは修復魔法を掛けたのだろう。アシルの額を打ち付けて、 粉々に剥げた鏡は直っていた。そればかり曇り一つない。
ピカピカにお手入れされている。
「この鏡が届いてからずっと思っていた。ここで一度、交合したいって……」
「そっ、そんなの変態で嫌っ」
「――何で? 二人の愛の営みが見られて素晴らしいのに」
「やっ、やぁあ!」
抗議の暇もなく、指の腹で秘芽を撫でられた。パンティの布地が擦れて刺激され、蜜口からぬめった愛液が湧いてくる。身体が熱くなってゆく。
「あれ? このパンティ、元々透けているけどもっと透けているね……」
紫の瞳が鏡の中のパンティを覗き見る。パンティは、擦り硝子のように透けて薄い茂みが見えていた。
「ふっう、ふああああっ…!」
硬くなった秘芽をグリグリと強く押し潰され、淫楽の電気が走る。頭が一瞬白くなってしまった。
「どうして透けているか、確認したくなった」
「……もっ、もうこれ以上は」
嫌がるサラの耳元で、レグルスが縋るように「お願いパンティを脱いで……」と囁く。サラは囁きに弱い。透けたパンティをそろそろとゆっくり下ろして脱ぐ。
残りはレグルスが脱がせたいようでワンピースのボタンを外し傍にある長椅子に掛ける。上の透けた下着もはぎ取って床に投げ捨てしまった。
「恥ずかしい……」
鏡に自分の裸が丸見えだ。こうしてサラが恥ずかしがっているうちに、レグルスも服を脱いで裸になっていた。そのシミ一つない美しいを肌で彼女を包んで離さない。
「お前は私の劇薬!」
そして、レグルスは突然そう言い放つとサラの紅い唇を、丸い大きな林檎に齧り付く様に貪った。舌を押し込み、口内の唾液という蜜を舐め回したっぷり味わう。窒息死しそうになるまで息を奪う。彼女の身体から力が抜けそうな寸前で、漸く唇を離してやった。ゼイゼイとサラは酸素を求め荒い呼吸を繰り返す。
死の接吻。
――また、口づけで魔女に殺されかけた……。
「はぁ…はぁ…っ劇薬?」
「そう、サラは劇薬。一度飲んだら口づけしても吐き出せない劇薬……」
「劇薬……それはレグルスの方じゃ――」
呼吸を整えながら、サラは酸欠の頭で考える。何を言うのだ、こうやって苛烈な愛をむき出しにぶつけてくる、そっちが劇薬じゃないかと。
「ところで――。お漏らしでもしたの? こんなにパンティ濡らして」
床に落ちていたパンティは、いつの間にレグルスに拾われ、サラを辱める玩具にされていた。小指を立てて、摘まんだパンティをぶらぶらと揺らしてこっちに見せてくる。いかがわしい嫌がらせをしてきた。
「いっ、意地悪……」
「どこが? 私は、パンティが濡れていると言っただけ」
「そんなぁ……」
「そうだ! パンティは此処に掛けて乾かしておこう」
レグルスの手によってパンティは鏡に引っ掻けられた。サラが「やめて!」と取り返そうとすれば背後から抱きしめ直され、割れ目を指でつぅーと撫でられた。ぞわぞわ粟立つ。これから甘い恥虐に支配されてゆく。そう油断していると、ぱっくり開かれた。
「お前の此処、熟れた柘榴だろ?」
鏡越しにそう聞いてくるレグルスは、実に愉快で楽しそうな顔をしていた。
「言わないで!」
紅潮しながら否定するも……。
初めて見る自分のそれは、確かにレグルスのいう柘榴に似ていた。
その果実に指が入りぐちゅぐちゅと掻き混ぜる。さっきまでレグルスは外にいたせいか、彼の指は冷たい。
「ほーら……果汁が出てきた」
「ぁ、嗚呼っ…」
蜜口からとろとろ愛液が滴ってくる。ベタベタと指に絡まってとことん淫靡だ。空いている手が乳房を揉みほぐしゆく。桃色の飾りも指ではじかれ、摘ままれる。
「ほら、おっぱいも見て。白いけど青い」
レグルスは白い肌に浮いた青い血管が好きだ。しゃぶっている時に何時も歯を突き立てたくなる。牙があったら乳房の静脈に突き立てて、吸血鬼みたいに血を啜ってみたい。そう想像をするだけで股間が熱くなる。
「ああああっ……」
「もう挿れていい?」
レグルスの屹立がサラの桃尻を押し上げる。彼も太い芭蕉の先から果汁を垂らしていた。先端が、濡れそぼった淫裂に滑るとヌチャッと音を立てて艶めかしく蜜に絡まる。
「まっ…あっ!」
返事も待たずにサラは片脚を上げられ、ぐっと剛直で媚肉を押し広げられる。そしてあっという間に、挿入されてしまい突き上げられた。貪欲に蜜口は肉棒を咥え込んでしまう。これまで交配で交わった事はあるが、立ったままでするのは初めてだ。深く繋がってより圧迫を感じた。
この体位はレグルスがやって見たかった体位四位、後ろ櫓である。
「果物なのに温かい。包んでくれる。かき混ぜてあげようか?」
腰を回され肉棒がぐぽぐぽ暴れ回る。
「あーっやっ、あ、あ、あっん」
掻きまわされ、突き上げられる度に喘ぎ声がはしたなくも零れてゆく。腰の動きが前後に戻ったが腰が激しくなる。荒々しくて二枚の花弁が捲れそうなほど。
「サラ、繋がっている所を見ろ。ほら……」
鏡から引き剥がされ、両膝裏に手を回されると開脚された。
――いやぁぁぁっ逸らしたいのに、見てしまうっ!
柘榴に、反り返った赤銅色をした芭蕉が突き刺さっている。結合部分はたっぷり果汁で濡れていた。
その卑猥さに、思わず蜜口が蠢き肉棒を絞って締め上げる。前触れのない刺激にレグルスは眉を顰め「うっ…」と呻いた。むわっとした雄の色香が立ち込める。
「見ないっ……」
「嘘を吐け。見ているくせに……。分かるか? 出入りするの」
剛直が先端まで抜けると、再び根元までズボッと埋まる。サラは快感で意識が飛びそうになってしまう。柘榴から無色透明な果汁が噴射され、勢いよく鏡に飛び散った。
「やぁーっ!」
「大切な鏡が汚れた! お前、どうしてくれる?」
――鏡がそんなに大切なら、その前でこんな事をしなければいいのに。
声を荒げるレグルスにサラは理不尽さが募る。
「アッ、はぅ、ごっ、ごめんなさい」
「後で一緒に、お掃除しましょうね」
サラの首筋を舐めてレグルスは抱えた脚を下すと、今度は細腰を掴み速く打ち付けてくる。パンパンパン! と荒々しくぶつけられ、サラは崩れ落ちそうで鏡に手をついた。
「あっ……ァ、ああ……あん」
「はぁっ、はぁ……サラ、サラ、サラ!」
レグルスは、何時もと違う場所での行為に高揚して余裕がないのか、息が荒い。はぁはぁ言っている。真赤に熟れた柘榴から出入りする芭蕉は迸る準備をしていた。
「あっ、ぁ、やぁ……っ、こっ、怖い」
「はぁっ、はぁっ、うん? 何がぁ? いい子だから教えてっ」
熱い息を吐きながら、レグルスが耳殻に甘ったるい声を吹き込む。サラはレグルスの美声に骨抜きになってしまう。
「きっ、気持ち良くなってぇ、力が抜けるのがぁっ……」
「大丈夫、安心しなさい。私が受け止める」
「やぁっ、あああああっ!」
「サラ、イクよ、イク! こんなにも私は愛している。解るでしょ?」
ずんと奥の良いところを責めて突き上げられ、サラは絶頂し痙攣した。身体を弓なりに逸らす。子宮に白い飛沫が流し込まれてゆくのが分かる。命の液体をぶちまけられた。
――この人の、愛を受け入れたが……理解するのは難しい……。
ぐったりとしながら汗みどろのサラは、そう心に抱いた。
※※※
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