GRU SLAVE

シアン化合物

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【第1話】黒崎ミサの場合

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「おい!黒崎!聞いてんのか!?」

「あっ、、はい、、えっと、、」

黒崎ミサは18歳。高校には行かず3歳の娘と2人暮し。

「お前なぁ。こんな簡単なクレームも対応できねぇのか?!」

「すみません、、」

「ったく、、これだから、、ガキの癖に子供産みやがってよぉ!そんなんだから男にも逃げられるんだよことヤリマンが!」

「はい、、ごめんなさい、、」

彼女は親にも見放され、娘を1人で育てながらクレーム対応のアルバイトをしている

高校にもいってない自分を雇ってくれてるのだ。上司のパワハラやセクハラにも文句は言えない。

「そんなに金が欲しいなら俺がやろうか?まあその体売ってくれるならだけどなぁ?笑」

そう言って彼女の腕に手を伸ばす

それを払い除け

「やっやめてください、、!」

上司のセクハラは酷かった

「ちっ、、なんだよ、ヤリマンの癖によぉ、、」

「わっ私帰ります、、もう上がる時間なので、、お疲れ様でした、、」

そう言うとそそくさと店を出る

「っはっ、、はぁ、はっ、、、」

しばらく走った後、静かな道に出た

「、、、なんでこんなことに、、」









約3年前  黒崎ミサ  15歳

「えっ、、そんな、、」

目の前の現実に目が眩みそうだった

妊娠検査薬________

たしかに女の子の日が来ない日が続いていた

お腹もなんだか大きくなってきた気がしていた

「、、、なんで、、」

どうしよう、、妊娠しちゃった、、

彼は大丈夫って言ったのに、、

「、、少に相談しよう、、」
天風 少は黒崎ミサの彼氏であり、お腹の子の父親だ



「ミサ、、ホントかそれ、、」

「うん、、多分あの日、、避妊しなかったから、、」

「なんで子供なんて作るんだよ!!」

「だって、、少が大丈夫だって、、どうせ出来やしないって言うから、、」

「はぁ、、ミサ別れよう。」

「えっ、、そんな!なんでよ!」

「子供も堕ろせよ。俺の子なんて言いふらしたらぶっ殺すからな」

「えっそんな、、」

「じゃあな。もう連絡してくんな。学校でも話しかけるなよ」

電話は切れてしまった


ミサは泣いた

「そんなっ、、こんなの誰にも言えないよ、、、」

 それから数ヶ月
日に日にお腹は大きくなっていき、お腹の子が動くことも増えてきた

あれから少とは話していない。
それどころか、まともに学校もいけず、親にもまだ話せていなかった
友達にも怖くて話せなかった

「、、、どうしよう、、」














1年後  黒崎ミサ 16歳


ミサは一人暮らし、、正確に言えば二人暮しを始めていた
あれから、親に全てを話した
妊娠していたこと。父親は元彼、、天風少であり、今は連絡が取れないこと。
当然親には激怒されたが、両親共に
「ここで産まなかったら本気で最低だ」と
ただ私は正直に言うと産みたくは無かった。
私はまだ中学生、、来年から高校生なのだ。
そんな子供なんかに私の未来を奪われたくはないというのが本音だ
でもそんなこと言えなかった。
結局。私は産むことにした


つづく、


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