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「ん…っん……んっあ~…っはっ!」
やばい…はよ起きないと…またスクールバス乗り遅れる…
んっ…ん?あれ…?目覚ましが鳴ってない…早く起きたのかな?
…いや違う。目の前に見える白い天井?これは家のものじゃない。
じゃあここはどこだ?
それに俺は見るところ制服を着ている…流石に制服を着て寝はしない
眠気が覚めた。体を起こすと真っ白な部屋がある。
“この”おそらく四角形の部屋は、光源がないのに妙に明るくて、でもそれは太陽の光ではない。
窓も扉もないであろう白い“箱”その中に俺達は閉じ込められていた
周りには、ちょっと離れたところに5人ぐらいの人が倒れていた。
…まだ奥に続いている…多分この箱は長方形なのであろう。その先は暗くて見えないが、なにか音が聞こえる…
近づこうと思ったその時…
「…ん?」
ふと気がついた
俺は何か持っている。
自分の右手を見ると、俺は 金棒 を持っていた
あれだ。地獄で鬼が使うようなあれ。
「んっ…はぁ?軽っ!」
…軽い。
俺は身長150cmと女子の中でも背が小さいほうだ。
この金棒は…1mぐらいだろうか?
その重そうな見た目と反して、結構軽い。
プラスチック…?
その時、
「うああああああ!!!!!鬼よ!鬼!」
その声は後ろからだ
振り返るとそこには恐らく20代ぐらいの女の人が自分を見て怯えていた
「えっ…あっいやあの…」
「いやあああ!!!来ないで!食べないで!」
食べません。俺人間なので。
そう叫ぶとその女は泣きながら俺に包丁を向けてきた
「っ…話聞いてください!俺鬼じゃないです!人間です!食べたりしません!ね?」
「いや!!!来ないで!騙されるものか!!!」
とうとう泣き出してしまった…どうしようか…
「殺らなきゃ…殺られるっ…」
そう言うと女は包丁を構えて突進してきた
「やばっ…!!!!!」
俺はとっさに避けた
「危なかった…」
後ろを振り返るとさっきの女が壁に少し刺さった包丁を抜きながら泣いていた。
「あっあの…」
「うっうああいあああああああああああああああぁぁぁ…!!!!!!!!!!もうなんななよ!お父さん!!お母さん!!!こんなところで死にたくない…!拓也…なんで死んじゃったの…」
…なんだ?ここで何が行われているんだ?
俺が声をかけようとすると…
「っ…お前か!お前が!お前が拓也を…」
女はそう言うとぎょっと振り返って、泣きながら襲いかかってきた
「はぁ?!っ…くそ…」
「殺らなきゃ…殺られる!拓也の恨み!」
「…殺らなきゃ殺られる…」
俺は金棒を構えた そして…
「うあああああああああああ!!!!!!!」
(ぐちゃっ…バタッ)
「っ…?!」
「うっうっあ…っあぁ…たく…ゃ…」
…女は動かない
「俺が…殺ったのか?」
…正当防衛だよな…そうだ…しょうがなかったんだよ…
…この先はどうなっているんだ?
この暗い箱の先には…何があるんだろう。
さっきの女が言ってた…拓也…殺された…?
…この先は危険かもしれない。
俺は足元に倒れている女の手から、包丁を抜き取った
血まみれだが使えないことは無い
俺はその包丁をスカートのホックに引っ掛けた
ちょうどその時…
「きゃぁぁあ!!」
暗闇の中から悲鳴が聞こえてきた
「…?!」
そして次の瞬間、その悲鳴の主と思われる小さな少年が走ってきた
見た目からして6、7歳はあるだろうか?
少年は泣いていた。
「っ…!おい!お前!こっち来い!」
「おねぇちゃん…!助けて!おじちゃんが!」
少年を後ろに隠し、そのおじちゃんと呼ばれるそいつと向き合った
「あぅ…あっあ”っ…うぁ”…」
「…?!なんだ…こいつ…」
そのおじちゃんと呼ばれるそいつの目は、人とは思えないほど、狂気と殺意に満ちていた
「わしは…生きるんだ…生きて…またレオちゃんと…うっへっへへ…」
「…うっ…変な匂いがする…うえっ…」
「だからお前も殺す!!!!!」
おじさんは農家で使うような鎌を振り上げて襲いかかってきた…!
「くっ…なんとかよけれたが…」
もう殺しなどしたくない…でも、
「殺らなきゃ…殺られる…この子まで…」
「おねぇちゃん…?怖いよ…」
「っ…大丈夫…俺が守る…!」
その時…
「おねぇちゃん危ない!後ろ!」
「え?」
振り返ると…
「うあああああ!!!!!殺す!殺す!」
「うぉぉあ?!?!!?」
とっさに金棒を振りかぶる
(ゴキっ…)
鈍い音を立てておじさんと呼ばれる物は力尽きた
「っ…はぁ。。はぁ。。」
「…おねぇちゃん…大丈夫?」
その少年は酷く怯えていた。
俺が何とかしなければ…
「おう!お前も大丈夫か?」
「うん!」
「そりゃ良かった!…ところでお前どっから来たんだ?他に人はいるのか?」
「僕あっちから来たの!向こうにみんないるよ!」
少年が指さすのは暗闇だ。
「ついてきて!!」
「おっおう。。」
俺の手を引く少年はまだ幼くて小さかった。
……To be continued
やばい…はよ起きないと…またスクールバス乗り遅れる…
んっ…ん?あれ…?目覚ましが鳴ってない…早く起きたのかな?
…いや違う。目の前に見える白い天井?これは家のものじゃない。
じゃあここはどこだ?
それに俺は見るところ制服を着ている…流石に制服を着て寝はしない
眠気が覚めた。体を起こすと真っ白な部屋がある。
“この”おそらく四角形の部屋は、光源がないのに妙に明るくて、でもそれは太陽の光ではない。
窓も扉もないであろう白い“箱”その中に俺達は閉じ込められていた
周りには、ちょっと離れたところに5人ぐらいの人が倒れていた。
…まだ奥に続いている…多分この箱は長方形なのであろう。その先は暗くて見えないが、なにか音が聞こえる…
近づこうと思ったその時…
「…ん?」
ふと気がついた
俺は何か持っている。
自分の右手を見ると、俺は 金棒 を持っていた
あれだ。地獄で鬼が使うようなあれ。
「んっ…はぁ?軽っ!」
…軽い。
俺は身長150cmと女子の中でも背が小さいほうだ。
この金棒は…1mぐらいだろうか?
その重そうな見た目と反して、結構軽い。
プラスチック…?
その時、
「うああああああ!!!!!鬼よ!鬼!」
その声は後ろからだ
振り返るとそこには恐らく20代ぐらいの女の人が自分を見て怯えていた
「えっ…あっいやあの…」
「いやあああ!!!来ないで!食べないで!」
食べません。俺人間なので。
そう叫ぶとその女は泣きながら俺に包丁を向けてきた
「っ…話聞いてください!俺鬼じゃないです!人間です!食べたりしません!ね?」
「いや!!!来ないで!騙されるものか!!!」
とうとう泣き出してしまった…どうしようか…
「殺らなきゃ…殺られるっ…」
そう言うと女は包丁を構えて突進してきた
「やばっ…!!!!!」
俺はとっさに避けた
「危なかった…」
後ろを振り返るとさっきの女が壁に少し刺さった包丁を抜きながら泣いていた。
「あっあの…」
「うっうああいあああああああああああああああぁぁぁ…!!!!!!!!!!もうなんななよ!お父さん!!お母さん!!!こんなところで死にたくない…!拓也…なんで死んじゃったの…」
…なんだ?ここで何が行われているんだ?
俺が声をかけようとすると…
「っ…お前か!お前が!お前が拓也を…」
女はそう言うとぎょっと振り返って、泣きながら襲いかかってきた
「はぁ?!っ…くそ…」
「殺らなきゃ…殺られる!拓也の恨み!」
「…殺らなきゃ殺られる…」
俺は金棒を構えた そして…
「うあああああああああああ!!!!!!!」
(ぐちゃっ…バタッ)
「っ…?!」
「うっうっあ…っあぁ…たく…ゃ…」
…女は動かない
「俺が…殺ったのか?」
…正当防衛だよな…そうだ…しょうがなかったんだよ…
…この先はどうなっているんだ?
この暗い箱の先には…何があるんだろう。
さっきの女が言ってた…拓也…殺された…?
…この先は危険かもしれない。
俺は足元に倒れている女の手から、包丁を抜き取った
血まみれだが使えないことは無い
俺はその包丁をスカートのホックに引っ掛けた
ちょうどその時…
「きゃぁぁあ!!」
暗闇の中から悲鳴が聞こえてきた
「…?!」
そして次の瞬間、その悲鳴の主と思われる小さな少年が走ってきた
見た目からして6、7歳はあるだろうか?
少年は泣いていた。
「っ…!おい!お前!こっち来い!」
「おねぇちゃん…!助けて!おじちゃんが!」
少年を後ろに隠し、そのおじちゃんと呼ばれるそいつと向き合った
「あぅ…あっあ”っ…うぁ”…」
「…?!なんだ…こいつ…」
そのおじちゃんと呼ばれるそいつの目は、人とは思えないほど、狂気と殺意に満ちていた
「わしは…生きるんだ…生きて…またレオちゃんと…うっへっへへ…」
「…うっ…変な匂いがする…うえっ…」
「だからお前も殺す!!!!!」
おじさんは農家で使うような鎌を振り上げて襲いかかってきた…!
「くっ…なんとかよけれたが…」
もう殺しなどしたくない…でも、
「殺らなきゃ…殺られる…この子まで…」
「おねぇちゃん…?怖いよ…」
「っ…大丈夫…俺が守る…!」
その時…
「おねぇちゃん危ない!後ろ!」
「え?」
振り返ると…
「うあああああ!!!!!殺す!殺す!」
「うぉぉあ?!?!!?」
とっさに金棒を振りかぶる
(ゴキっ…)
鈍い音を立てておじさんと呼ばれる物は力尽きた
「っ…はぁ。。はぁ。。」
「…おねぇちゃん…大丈夫?」
その少年は酷く怯えていた。
俺が何とかしなければ…
「おう!お前も大丈夫か?」
「うん!」
「そりゃ良かった!…ところでお前どっから来たんだ?他に人はいるのか?」
「僕あっちから来たの!向こうにみんないるよ!」
少年が指さすのは暗闇だ。
「ついてきて!!」
「おっおう。。」
俺の手を引く少年はまだ幼くて小さかった。
……To be continued
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