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第2章 学院入学編
第十三話
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「シュヴァルツ!時間を稼いでくれ!」
「かしこまりました。」
シュヴァルツがキマイラに向かって駆けだす。
俺はそれを確認すると魔術の準備を始める。
今から使うのは大魔術だ。
魔術陣を構成していくが、時間がまだかかりそうだ。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
シュヴァルツ
マスターに足止めの命を受け、キマイラを倒さない程度に押さえつけているが、私の暴食がグツグツと身体の奥底からこのモンスターを喰らいたそうに煮えている。
さっきからマスターの様子を見させていただいていると、こんなモンスターには勿体ない高等な魔術を使われようとしている。
出来れば私もあの魔術を喰らったみたい。という欲が出てしまう。
キマイラが作り出した魔力弾を避けながら、魔力の鎖で足を地面と結びつけ、なるべく時間を稼げる様にする。
おっと、油断し過ぎはいけませんね。
シュバルツ目掛けてキマイラの尾が突き出されるが、簡単に避けられる。
キマイラが足につけられた鎖を引き千切ると、シュバルツへ突進するが、シュバルツは冷静にキマイラの顔を蹴り上げ、キマイラを自由にさせない。
そろそろ頃合いでしょう。
➖➖➖➖➖➖➖➖➖➖
俺の大魔術が完成させると同時に絶妙なタイミングでシュヴァルツが引いてくれる。
「喰らえ。【天鳳】」
魔術陣に魔力を流すと、天空から大地に向かって、幾多もの光の線が落ちる。
光の雨が治まるとそこには、穴だらけのキマイラと焼け焦げた地面があった。
この魔術は、空気中の水分を操り、何層ものレンズを作り出し、太陽の光を高密度に収束させて、そこに高速化の魔術を追加し、光の速さで放つ超高速発射型の魔術だ。
自然の力を借りるので、魔力自体はそんなに消費しないが、少しでも調節を間違えれば失敗してしまうので、時間が掛かってしまった。
つまり、自らの魔力の扱いに長けてなければ、使うことのできない魔術だ。
でも、無事に終わり良かった。
これで大体の魔力の扱いが慣れた。
結局全体の魔力量は分からないままだけど。
俺はキマイラを街に持ち帰るために、亜空間に仕舞い込む。
ホント前世で時空の魔術を研究していて良かった。
「かしこまりました。」
シュヴァルツがキマイラに向かって駆けだす。
俺はそれを確認すると魔術の準備を始める。
今から使うのは大魔術だ。
魔術陣を構成していくが、時間がまだかかりそうだ。
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シュヴァルツ
マスターに足止めの命を受け、キマイラを倒さない程度に押さえつけているが、私の暴食がグツグツと身体の奥底からこのモンスターを喰らいたそうに煮えている。
さっきからマスターの様子を見させていただいていると、こんなモンスターには勿体ない高等な魔術を使われようとしている。
出来れば私もあの魔術を喰らったみたい。という欲が出てしまう。
キマイラが作り出した魔力弾を避けながら、魔力の鎖で足を地面と結びつけ、なるべく時間を稼げる様にする。
おっと、油断し過ぎはいけませんね。
シュバルツ目掛けてキマイラの尾が突き出されるが、簡単に避けられる。
キマイラが足につけられた鎖を引き千切ると、シュバルツへ突進するが、シュバルツは冷静にキマイラの顔を蹴り上げ、キマイラを自由にさせない。
そろそろ頃合いでしょう。
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俺の大魔術が完成させると同時に絶妙なタイミングでシュヴァルツが引いてくれる。
「喰らえ。【天鳳】」
魔術陣に魔力を流すと、天空から大地に向かって、幾多もの光の線が落ちる。
光の雨が治まるとそこには、穴だらけのキマイラと焼け焦げた地面があった。
この魔術は、空気中の水分を操り、何層ものレンズを作り出し、太陽の光を高密度に収束させて、そこに高速化の魔術を追加し、光の速さで放つ超高速発射型の魔術だ。
自然の力を借りるので、魔力自体はそんなに消費しないが、少しでも調節を間違えれば失敗してしまうので、時間が掛かってしまった。
つまり、自らの魔力の扱いに長けてなければ、使うことのできない魔術だ。
でも、無事に終わり良かった。
これで大体の魔力の扱いが慣れた。
結局全体の魔力量は分からないままだけど。
俺はキマイラを街に持ち帰るために、亜空間に仕舞い込む。
ホント前世で時空の魔術を研究していて良かった。
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