迷い込んだ少年

透太郎

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ヴォルフは再び、容器の中を覗き込んだ。
通常の射精に比べ、かなりの量の精液がそこには貯まっていたが、それでもまだヴォルフが満足する量には至らなかった。
ふと、ヴォルフは側の池に目を向けた。
何かを考えるように池を見つめたかと思えば、ニヤリと口元に笑みを浮かべ、池に近付いていった。
池の側で身をかがめ、何かをすくい上げると、そのまま少年のもとに戻り、笑みはそのままに意識の無い少年に告げた。

「普通に生きているだけでは味わうことのない快感をくれてやろう」

ヴォルフの手には何かが握られていた。
それは、ヴォルフの手の中を忙しなく動き回る、きれいな緑色をしたヒルであった。
ヴォルフはヒルを優しく摘み、未だ萎えることを許されない少年のソコの先端、亀頭にヒルを乗せた。
真っ赤に腫れ上がった亀頭に乗せられたヒルは、うねうねと亀頭の上を這い回り始めた。

――ビクッ!!!!――

少年の身体が再び跳ね上がる。
亀頭の上を這い回っていたヒルが、刺激によりパクパクと開閉する尿道口を見つけると、そこに容赦なくその身体を突っ込み始めた。

――ビクーーーーーッ!!--

少年の体が大きく跳ねた。
と同時に、ヒルはぬるりとその身体を尿道内に潜り込ませた。
潜り込んだ尿道の中を、うねうねと身体を動かしながら突き進む。
その未知なる刺激に、少年の身体はガクガクと飛び跳ね、張り詰めたままのソコもブルンブルンと上下に揺れ動いた。
このヒルは普段、血液ではなく貝などを餌に生息しているもので、その身体は粘液に包まれており、少年に一切の痛みを与えなかった。
ヒルに侵入されたソコが、再びはち切れんばかりに反り返っているのを見ても、少年が快感を感じているのは明らかであった。

うねうねと尿道内を刺激しながら進んでいたヒルは、やがて尿道内の最奥に到達した。
同時に、ヒルが最奥に到達した瞬間、少年の身体は今までにないほどに跳ね上がり、腰を大きく突き出した。
ヒルが到達したのは、膀胱のすぐ手前、前立腺である。
さらにその先へ進もうとするヒルであったが、膀胱を隔てる括約筋により、それ以上進むことができなかった。
それ以上進むこともできず、また、戻ることもできないヒルは、まるで抗議するかのように前立腺で暴れ回った。
今まで受けてきた刺激のどれよりも強烈な快感に、少年の身体も暴れ回った。
前立腺を刺激するのであれば、肛門から刺激する方法もあるが、尿道からの前立腺への刺激は、肛門とは比べものにならないほどの強烈な快感をもたらすのである。
ヒルが前立腺で暴れ回るたびに、少年は腰を激しく揺らし、パンパンに反り返った少年のソレは前立腺からの快感と連動するかのように上下に飛び跳ねた。
ヴォルフはそれを満足そうに眺め、自身は少年の前に座り込みながら、ただただ容器を少年のソコの前にセットしていた。

脳が焼き切れるほどの激しい快楽により、少年の呼吸はさらに激しく乱れ、胸は大きく上下に動き、今にも爆発しそうなソコからは大量の先走りが、ヴォルフの構える容器の中に飛び散っていった。
ブルンブルンと上下に跳ね回る中、ソコが最大限に膨らみ、その動きを一瞬止めた。
それを見逃さなかったヴォルフは、ソコの先端を注視しながら容器を構えた。

--ぐぐぐぐ…――

少年のソコが痛々しいほどに膨らむ。
真っ赤に染まっていた亀頭は、強烈な前立腺への責めによりさらに毒々しいほどの赤色に染まっていた。

――どぴゅん!!!どぴゅん!!!どぴゅん!!!!――

少年のソコが少し下に下がったと思えば、次の瞬間大きく上に跳ね上がり、大量の精液を容器の中に撒き散らした。
少年は、腰をガクガク震わせながら射精した。
その表情は、苦痛とも恍惚ともとれる表情であった。
ヴォルフは口元に笑みを浮かべ、その様子を眺めていた。
少年は、射精の快感に身体を震わせていたが、尿道内のヒルはそんなことはお構い無しに、射精中にも関わらず相変わらず前立腺で暴れ回っていた。

前立腺への凄まじい快感により射精に至った少年であったが、通常であれば、射精まで上り詰め、射精すればあとは下っていくだけなのだが、射精中もヒルが暴れ回るせいで下ることができない。
少年の表情はゆがみ、終わらない快楽に腰がガタガタと震え始めた。
激しく上下して精液を吐き出していたソコも、精液を吐き出しきったのに未だビクン!ビクン!と上下に激しく飛び跳ねていた。
その間もヒルは激しく暴れ回り、少年の腰の震えが最高潮に達した時、またしてもはち切れんばかりに反り返ったソコが硬直したかと思えば、再び大きく跳ねながら大量の精液を吐き出し始めた。
先ほどの射精から1分と経っておらず、少年は意識が無いにも関わらず涙を流し始めていた。
それでもヒルの動きは止まらず、腰の震えも、はち切れそうなソコの跳ね上がりも止まらない。
それからは射精と射精の間隔がどんどん短くなり、ついには終わりのない射精となったのであった。

少年のソコが数え切れないほど跳ね上がり、数え切れないほど精液を吐き出した頃、暴れ続けたことでもはや動く力もなくなったヒルが、少年の射精とともに尿道内から吐き出された。
その頃には少年の身体は汗にまみれ、快感は終わったというのに腰は震え、縛られていることにより未だにいきり立った少年のソコも、ビクン…ビクン…と弱々しく上下に揺れ動いたままであった。
最高のショーだと言わんばかりに今までそれを満足気に眺めていたヴォルフは、容器になみなみに注がれた精液を見て、大きく頷いた。

「最高の快楽であっただろう?小僧」

ヴォルフはうなだれたまま痙攣している少年の頬をそっと撫でた。

「喜べ。これからもお前は我が手元で飼ってやろう」

少年にそう告げると、少年の腕の縄を外し、片腕で少年を抱えた。
もう片方の手で精液が注がれた容器を持つと、ヴォルフはそのまま森の奥へと歩き始めた。

ヴォルフに抱えられた少年のソコは、未だに硬く天を向いたままであった。

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