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第一部第二章 お使いイベント
セッション10 枕投
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「なーんで」
その日の夜、選んだ宿屋にて。
「シロワニ達と一緒に寝なきゃいけないんですかー!?」
ステファの抗議の声が響いた。
「仕方ねーだろ。客がいっぱいで他の部屋が空いてねーっつーんだから」
入った宿屋はほぼ満員であり、空いている部屋は俺達四人なら泊まれる数のベッドがあるという事で相部屋する事になった。四人で割り勘すれば宿代も浮くという事もあるしね。節約節約。
その代償に予想通りステファが駄々を捏ねる羽目になったが。
「運良く空いてる宿屋が他にあるとも限らないだろ。つーか、この宿屋だけが混んでるって事はねーだろ。他の宿屋も大体同じ状況だと思うぞ」
「でもぉ……うー……」
頬を膨らませ、なおも抗議を続けようとするステファ。
普段聞き分けがいいこいつがここまで引き下がらないのは珍しい。それだけ帝国やニャルラトホテプに敵対意識を持っているという事なのだろうが。……暴力に訴えてこないだけマシか。
「枕投げするよー!」
と帝国の娘が元気良くに提案して来た。
ステファと対照的に楽しそうだな、あいつは。空気が読めないのだろうか。いや、あれは空気が読めないのではなく、あえて読んでいないのだ。あの満面の笑みはステファの反応を楽しんでいる顔だ。性格悪いなー。
「あのですね、敵国同士の私達がそんな暢気に遊んでていいと思っているんですか。というか、そもそも枕は投げるものではな――」
「えーい♪」
ぼふん、とステファの言葉が投げ付けられた枕によって遮られる。
落下した枕の下から現れたのは、青筋を立てたステファの引き攣った笑みだった。
「ふぬぁーっ!」
「あはははは!」
そして始まる枕投げ合戦。互いの枕を投げ合い、投げ付けられた枕を拾って投げ、それを繰り返す。投げ交わす度に枕の速度が上がって行く。
いかん。巻き込まれる前に避難しなければ。ベランダに逃げよう。
「いやー、幼いですね、二人とも」
ベランダに行くと、ナイも付いて来た。
「お前は参加しねーのかよ、若人?」
「ははは、そういう藍兎さんこそ。年は離れているようには見えませんが?」
「あー……まあ、肉体はな。かと言って酒も入ってねーのにはしゃげるかよ」
素面で枕投げに興じれる程メンタル若くねーわ。
「ていうか、お前そもそも幾つなんだ?」
「二十一歳です。シロワニ様とは九歳差もありますよ」
「九歳差かあ。若い頃の九歳差はデカいよな」
小学生高学年と大学生程の差があるからな。一緒になって遊ぶ気にはなれまい。
「ところで、藍兎さん。昼、貴方一度死にましたよね?」
と唐突にナイが話題を変えて来た。
「……あー、アレやっぱり僕、死んでたのか」
「ええ。確かに生命活動を停止していました。私は武闘家ですので、他人の『気』――生命力の流動に敏感なので気付きました」
「そうなのか……」
そうか、僕は死んだのか。飛竜に噛まれて絶命していたのか。
薄々そうじゃないかなとは思っていたが、改めて自分の死を突き付けられると衝撃がデカいな。しかし、それよりも衝撃的なのは、
「どうやって生き返ったと思う、僕?」
今もなお生きている事だ。
心臓は動いている。呼吸もしている。つまり今の僕は生ける屍ではない。一度死んだというのなら、そして死んだままではないというのなら、それは生き返ったという事だ。
だが、蘇生とはそうそう簡単に出来るものではない。ステファに聞いた事があるのだが、蘇生を行うには神クラスの実力が必要なのだという。現在の魔術師にはそこまでの者はおらず、使い手はいないそうだ。
「分かりません。藍兎さんに心当たりは?」
「ねーんだな、これが。僕も僕が蘇生した理由が分からねー」
「ふむ……」
ナイが右手を顎に当てて考える。
「『冒険者教典』を見せて貰っても?」
「ん? ああ、いいぞ」
ナイに教典を渡す。ナイは教典を開くとスキルのページを開いた。
「藍兎さん、『有翼』なんて持っていましたっけ?」
「え? 持ってねーけど。何、そんなのあんの?」
ナイに見せて貰ったら、確かにスキルのページに『有翼』と記してあった。
「何だこりゃ? 前に見た時はこんなスキルなかったぞ」
以前から持っていたスキルは『初級治癒聖術』、『弱体回復聖術』、『剣閃一斬』、『剣閃一突』、『剣閃一断』、『剛力』、『捕食』の七つだ。『剛力』と『捕食』は元々持っていたもので、それ以外はステファの教典から転写させて貰ったものだ。
転写する度に逐一発狂して大変だった。今はもう治療が済んでいるけど。
そして、『有翼』は持っていなかった筈だ。
「『有翼』は空を飛ぶ為のスキルですね。文字通り翼で飛ぶ生物が持っているのですが。飛竜も持っていましたね」
ナイが言うには、空を飛ぶスキルは幾つかあるらしい。鳥類なら『有翼』、亡霊なら『浮遊』と飛び方によって分かれているのだとか。
「それを僕が? なんで?」
「さて……? そういえば、藍兎さんを殺したワイバーン、少し体積が減っていましたよね。……ワイバーンを喰らってスキルを奪ったとか?」
「その際に命も奪って生き返ったってか? まさか」
食屍鬼には吸収能力があるが、可能なのは寿命や魔力等数値に換算出来るものだけだ。スキルまで奪える程チートではない。ましてや生命を奪って蘇生するなど不可能だ。死んだ後では喰う事も出来ないのだから。
「しかし、実際にワイバーンのスキルを持っているのも事実。メカニズムは分かりませんが、藍兎さんにスキルと生命を奪う能力があると見ていいでしょう」
「ふーむ」
本当にそうだろうか。しかし、否定する材料もないしな。
まあ、結論が出せない以上この件は保留だな。
「もし際限なくスキルを奪い続けられるのだとしたら――今日、ステファさんを勇者、シロワニ様を魔王と例えましたが――本当に魔王と呼ばれるに相応しいのは貴方かもしれませんね」
「は? 僕が魔王に? はは、御免だね」
そんなキャスティング・ボートを握るようなポジションは遠慮願いたい。僕はもっと適当に、脇役のままで生きていたいのだ。
「そうですか。まあ、こればっかりは成り行きもありますので、何とも言えないのですが」
「だな。精々そうならねー事を祈るばかりか」
室内に目を向ける。ワーワー騒いでいたのがギャーギャー騒ぐようになっている。枕だけでなく調度品や装備品まで投げ出すのも時間の問題か。
「……そろそろ止めるか。器物破損で店に訴えられたくねーし」
「そうですね。やれやれ、本当に面倒臭い娘らで」
二人して肩を竦めつつ、僕達は室内に戻った。
◇
その日の夜、また夢を見た。
漆黒の闇の夢。以前見た時はここにいたのは僕とお嬢だけだったが、今はもう一頭いる。
飛竜だ。僕を噛み殺したあの個体だ。
何故こいつがこの闇にいるのか。ナイが推測した通りなら、僕が吸収したからか。僕がこいつの生命とスキルを奪ったから、登録された様にここにいるのか。
飛竜は動かない。お嬢と同じだ。眠っているのか死んでいるのか、傍からでは分からない。眠っているだけなら、いつか目覚める時が来るのだろうか。
分からない。まだ何も。
その日の夜、選んだ宿屋にて。
「シロワニ達と一緒に寝なきゃいけないんですかー!?」
ステファの抗議の声が響いた。
「仕方ねーだろ。客がいっぱいで他の部屋が空いてねーっつーんだから」
入った宿屋はほぼ満員であり、空いている部屋は俺達四人なら泊まれる数のベッドがあるという事で相部屋する事になった。四人で割り勘すれば宿代も浮くという事もあるしね。節約節約。
その代償に予想通りステファが駄々を捏ねる羽目になったが。
「運良く空いてる宿屋が他にあるとも限らないだろ。つーか、この宿屋だけが混んでるって事はねーだろ。他の宿屋も大体同じ状況だと思うぞ」
「でもぉ……うー……」
頬を膨らませ、なおも抗議を続けようとするステファ。
普段聞き分けがいいこいつがここまで引き下がらないのは珍しい。それだけ帝国やニャルラトホテプに敵対意識を持っているという事なのだろうが。……暴力に訴えてこないだけマシか。
「枕投げするよー!」
と帝国の娘が元気良くに提案して来た。
ステファと対照的に楽しそうだな、あいつは。空気が読めないのだろうか。いや、あれは空気が読めないのではなく、あえて読んでいないのだ。あの満面の笑みはステファの反応を楽しんでいる顔だ。性格悪いなー。
「あのですね、敵国同士の私達がそんな暢気に遊んでていいと思っているんですか。というか、そもそも枕は投げるものではな――」
「えーい♪」
ぼふん、とステファの言葉が投げ付けられた枕によって遮られる。
落下した枕の下から現れたのは、青筋を立てたステファの引き攣った笑みだった。
「ふぬぁーっ!」
「あはははは!」
そして始まる枕投げ合戦。互いの枕を投げ合い、投げ付けられた枕を拾って投げ、それを繰り返す。投げ交わす度に枕の速度が上がって行く。
いかん。巻き込まれる前に避難しなければ。ベランダに逃げよう。
「いやー、幼いですね、二人とも」
ベランダに行くと、ナイも付いて来た。
「お前は参加しねーのかよ、若人?」
「ははは、そういう藍兎さんこそ。年は離れているようには見えませんが?」
「あー……まあ、肉体はな。かと言って酒も入ってねーのにはしゃげるかよ」
素面で枕投げに興じれる程メンタル若くねーわ。
「ていうか、お前そもそも幾つなんだ?」
「二十一歳です。シロワニ様とは九歳差もありますよ」
「九歳差かあ。若い頃の九歳差はデカいよな」
小学生高学年と大学生程の差があるからな。一緒になって遊ぶ気にはなれまい。
「ところで、藍兎さん。昼、貴方一度死にましたよね?」
と唐突にナイが話題を変えて来た。
「……あー、アレやっぱり僕、死んでたのか」
「ええ。確かに生命活動を停止していました。私は武闘家ですので、他人の『気』――生命力の流動に敏感なので気付きました」
「そうなのか……」
そうか、僕は死んだのか。飛竜に噛まれて絶命していたのか。
薄々そうじゃないかなとは思っていたが、改めて自分の死を突き付けられると衝撃がデカいな。しかし、それよりも衝撃的なのは、
「どうやって生き返ったと思う、僕?」
今もなお生きている事だ。
心臓は動いている。呼吸もしている。つまり今の僕は生ける屍ではない。一度死んだというのなら、そして死んだままではないというのなら、それは生き返ったという事だ。
だが、蘇生とはそうそう簡単に出来るものではない。ステファに聞いた事があるのだが、蘇生を行うには神クラスの実力が必要なのだという。現在の魔術師にはそこまでの者はおらず、使い手はいないそうだ。
「分かりません。藍兎さんに心当たりは?」
「ねーんだな、これが。僕も僕が蘇生した理由が分からねー」
「ふむ……」
ナイが右手を顎に当てて考える。
「『冒険者教典』を見せて貰っても?」
「ん? ああ、いいぞ」
ナイに教典を渡す。ナイは教典を開くとスキルのページを開いた。
「藍兎さん、『有翼』なんて持っていましたっけ?」
「え? 持ってねーけど。何、そんなのあんの?」
ナイに見せて貰ったら、確かにスキルのページに『有翼』と記してあった。
「何だこりゃ? 前に見た時はこんなスキルなかったぞ」
以前から持っていたスキルは『初級治癒聖術』、『弱体回復聖術』、『剣閃一斬』、『剣閃一突』、『剣閃一断』、『剛力』、『捕食』の七つだ。『剛力』と『捕食』は元々持っていたもので、それ以外はステファの教典から転写させて貰ったものだ。
転写する度に逐一発狂して大変だった。今はもう治療が済んでいるけど。
そして、『有翼』は持っていなかった筈だ。
「『有翼』は空を飛ぶ為のスキルですね。文字通り翼で飛ぶ生物が持っているのですが。飛竜も持っていましたね」
ナイが言うには、空を飛ぶスキルは幾つかあるらしい。鳥類なら『有翼』、亡霊なら『浮遊』と飛び方によって分かれているのだとか。
「それを僕が? なんで?」
「さて……? そういえば、藍兎さんを殺したワイバーン、少し体積が減っていましたよね。……ワイバーンを喰らってスキルを奪ったとか?」
「その際に命も奪って生き返ったってか? まさか」
食屍鬼には吸収能力があるが、可能なのは寿命や魔力等数値に換算出来るものだけだ。スキルまで奪える程チートではない。ましてや生命を奪って蘇生するなど不可能だ。死んだ後では喰う事も出来ないのだから。
「しかし、実際にワイバーンのスキルを持っているのも事実。メカニズムは分かりませんが、藍兎さんにスキルと生命を奪う能力があると見ていいでしょう」
「ふーむ」
本当にそうだろうか。しかし、否定する材料もないしな。
まあ、結論が出せない以上この件は保留だな。
「もし際限なくスキルを奪い続けられるのだとしたら――今日、ステファさんを勇者、シロワニ様を魔王と例えましたが――本当に魔王と呼ばれるに相応しいのは貴方かもしれませんね」
「は? 僕が魔王に? はは、御免だね」
そんなキャスティング・ボートを握るようなポジションは遠慮願いたい。僕はもっと適当に、脇役のままで生きていたいのだ。
「そうですか。まあ、こればっかりは成り行きもありますので、何とも言えないのですが」
「だな。精々そうならねー事を祈るばかりか」
室内に目を向ける。ワーワー騒いでいたのがギャーギャー騒ぐようになっている。枕だけでなく調度品や装備品まで投げ出すのも時間の問題か。
「……そろそろ止めるか。器物破損で店に訴えられたくねーし」
「そうですね。やれやれ、本当に面倒臭い娘らで」
二人して肩を竦めつつ、僕達は室内に戻った。
◇
その日の夜、また夢を見た。
漆黒の闇の夢。以前見た時はここにいたのは僕とお嬢だけだったが、今はもう一頭いる。
飛竜だ。僕を噛み殺したあの個体だ。
何故こいつがこの闇にいるのか。ナイが推測した通りなら、僕が吸収したからか。僕がこいつの生命とスキルを奪ったから、登録された様にここにいるのか。
飛竜は動かない。お嬢と同じだ。眠っているのか死んでいるのか、傍からでは分からない。眠っているだけなら、いつか目覚める時が来るのだろうか。
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