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第五章
第五章 親友との再会でバトルになりました。
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第五章 親友との再会でバトルになりました。
謁見場・王の間
ターニャに大急ぎで服を着せられ、化粧をされて王が座す広間の前まで連れてこられた。
兵士たちがアイリスのことを見ると、ゆっくりと扉があけられた。
王の間は、各国の重鎮が来ることもありとても広い
扉から王がいるところまでは結構距離があり入口からだと王の表情は見えない。
正直、何でこんなに広いのだと何回思ったことか。
その長い距離を半分くらい進んだところで気づいた。
目を凝らしてみると王の前にだれか立っている。
そこにはこの国では、あまり見慣れぬ髪をしていた。
夜闇のような黒髪で深紅の瞳をして、とても凛とした佇まいの女性だ。
彼女は、私の顔を見た途端、とても通る声で私に叫んだ。
「遅い!」
私は自分の体が彼女の声で震えたように感じた。
その声を聞いた瞬間、そこにいる少女がだれか直ぐにわかった。
私は瞬時に頭の中でこの二つを考えた
「「彼女に気づかないフリをするか誤魔化すか」」「「いますぐ逃げるか」」だ。
しかし、冷静に考えたら結局この二つは意味をなさないと結論できた
なぜなら、この体の芯まで通るような声の持ち主に対してこの選択肢は両方通じないと知っているから
その少女は、他国の王の前でも凛とした立ち姿で、血のように赤い綺麗な瞳をしている。
この国よりさらに西の山脈を超えたところで
魔獣たちから人類を守護する存在。
〈武装国家 オーシア共和国 第一姫殿下 マチルダ・オウル・オーシア〉の
お姫様で私の親友だ。
そんな戦いの中で育った彼女から私の足では逃げ切ることなんてできないと思い早々に諦め。心を決め彼女のもとに向かった。
そうは言うものの、内心彼女に会えたのはとてもうれしい。
マチルダは、私の方に木剣を投げてきた。
「「ああ・・・やっぱりこれなのね・・・」」
深くため息をついてしまった。
これは彼女と会うと必ず行われる恒例行事みたいなものだ。
「さあ、話は後だ!アイリスお前の剣がどれほど成長したか見てやる!さあ拾え」
こうなると絶対に逃げられないと過去の私が言っている。
私は渋々その剣を拾い上げるしかなかったが一応王の方を見てみたが
王は、いつものことなのでニコニコしながら私たちの方を見ている。
「やるしかない・・・」そう心の中で呟いた私は剣を構えた。
二人は動かない、相手の出方を伺おうとしている為か、空気が重い
それはとても場違いな光景だ、一国の王が座す所で二人の少女が剣を構えているのだから
しばらく静寂が続いた。
チッと舌打ちの後、「面倒ね」そう呟くと、先に動いたのはマチルダだ。
一瞬で間合いを詰め、アイリスに切りかかった。
「速っ!」
アイリスはギリギリで剣を受け止めた。
「どうしたアイリス!反応が遅いんじゃないか?」
鍔迫り合いの中、マチルダが挑発するように言った。
「そんな・・・あなたが速過ぎるのよ」
なんとかマチルダの剣を弾き飛ばした。
しかし、マチルダはすぐさま二撃目・三撃目と次々と剣を振るってくる。
彼女の剣をなんとか受け切るが防戦一方と言っていい状況だ。
なんとか彼女の連打を受け切った私にマチルダは剣を向けながら叫んだ。
「どうした 受けてばかりじゃ、勝たないぞアイリス!」
挑発するような言葉と彼女の笑顔・・・不覚にも私はその言葉に乗せられてしまった。
「あまり調子に乗っていると、痛い目を見るよ」
私の剣をマチルダが受けようとした時、私は彼女の虚を突き違うところから剣を振り抜いた。
マチルダが大きく飛ばされた。
しかし彼女は、床にぶつかりそう所を片手で地面を蹴り、美しく宙返りし着地した。
彼女に傷は無かった、ギリギリで私の剣を受け止めていた。
「これでもダメなの・・・」
深いため息が出た。
「やるなアイリス、だがまだ遅いぞ」
彼女は、私の剣を評価できるほど余裕があった。
「これで終わりにする」
先ほどと同じように彼女は一瞬で間合いを詰めてきた。
剣で受けようとした時、彼女の剣が消えた。
「こっちだ」
マチルダは、あの一瞬で背後に回っていたのだ。
マチルダの不敵な笑顔が見えたと思った次の瞬間、マチルダの剣がアイリスの首元に
私の負けだ。
「おー!」「なんて速さだ!」「あれを受け切れるやついるのか?」など周りの兵士たちが驚きの声をあげ、私達の健闘を称えてか拍手が鳴り響いた。
「腕を上げたわねアイリス」
そう言うと、彼女は剣を引いた
「あなたもまた強くなったんじゃないマチルダ」
私も剣を下ろした。
「当たり前だ、まだお前には負けないよ」
そう言い放った彼女は、笑顔で私に抱きついてきた。
「久しぶりアイリス!元気だったか?」
「ええマチルダ!あなたは?」
先ほどまで殺気を出し、剣を交えていたとは思えない様子である。
陛下の執務室
「さて、到着早々。他国の玉座の前で木剣を交えた感想は?」と王はニヤニヤと、宰相は苦虫を噛んだかのようなシカメ面で嫌味を込めて聞いてきた。
「何の問題もないでしょう!私とアイリスの仲だ!」
「「いやマチルダ。たとえ親友でも他国の姫といきなり剣を交えるのは如何なのかしら?」」
と心の中で突っ込んでみた。
「そうゆうことじゃないでしょう!ましてや王の前で!王も何で許可したんですか!」
普段落ち着きを持って、メガネが似合う人なのにそれが無くなってしまっている。
「姫もですよ!」
「はい!」背筋がピン!と伸びた。私はこの人が怖いです。やはり私にも飛び火がきた。
「まあまあ宰相。いつもの事なんだからいいじゃないか。」
「そうですよ宰相殿。こんなこと私とアイリスにとってはあいさつのようなものです」
こいつら!!!と声には出さないが、心の中で爆発しそうな不満を我慢しているとわかるほどピクピクしている。
「ッッッッッ・・・・・・・・・・・・はあ・・・でマチルダ様。今回はどのような件で?」
「・・・ああ。それについては・・・」
マチルダは、床に膝をつき王の礼儀をとった。それを見て周りもそれに応じる姿勢をとる。
「我が王より帝国国王陛下にお言葉をお伝え致します。」
彼女の王からの伝言はこうだ。
・今度、マチルダの国でもパーティがあるから王じゃなくてアイリスが来てねということ
・人類の壁は健在ですということ
そして最後に一番の重要事項が伝えられた。
・近隣国に不穏な動きあり、「亜人の人権保護違反」の可能性あり。我が国への侵攻の予兆あり。現状は国境線沿いの警備の強化などをおこなっている。と
「・・・・・」
それを聞いた全員が言葉を失った。前3つは良い。だが最後の問題は我が国も関わる大きな問題である。彼女は国の住民は亜人の割合が多いが私の国と同じく、北から魔獣を防ぐ為に人類の壁の役割を担っている。
もしも、国が侵略され壁を魔獣たちが超えてきたら西側一体が魔獣たちに飲み込まれてしまう可能性がある。
だからこそ、壁の役割がある国を侵略するなど己を危険に晒すことになる。
支援こそ行っても侵略などあり得ない。だがマチルダの説明は続く、自分達を侵略しようとしているのが人間至上主義を国是としている宗教国家の可能性があり。
この国は、今でこそ表立ってじゃないが過去は亜人差別を是とし亜人を奴隷として扱っていた。現在は「人類の壁」の一つをマチルダの「武装国家オーシア共和国」が担っているから、帝国の主導により「亜人の人権保護」のもと亜人の奴隷化・売買・人道に劣る行為の全て。が禁止された。それにより亜人のほとんどが「オーシア共和国」や「ディストブルク王国」に逃れ暮らすようになった。
伝言が終わり、しばらくの沈黙のあと宰相が口を開いた。
「・・・・貴国は・・・同盟国である我らに調査を行い。もし、帰国の言う通りのことがあれば帝国への救援要請を出してほしいと言うことか」
オーシア共和国の二つ名が武装国家と評される訳は本来亜人とは、人間以上に戦闘に特化した生物で強敵だ。
まともに対峙するなど自殺志願者か破滅主義者ようなものだと言われている。
しかし武装国家の名を持つ都市であっても、魔獣と他国からの侵略を相手どるのは無理がある。もし、同時に「それ」が起きようものなら壁は簡単に崩壊し、この国と同時に残りわずかな土地の3分の1が地図から消えると言うことだ。
「私の父も現状を大会するため尽くせる手を打っているのですが、裏社会に溶け込みいくら排除してもネズミのように増えていっているのです。
このままでは国民が奴等に誘拐され奴隷にされるか殺されます!
だからどうかアイリス。恥を偲んでお頼み申し上げます。
あの時のように私たちをもう一度救ってください。」
謁見場・王の間
ターニャに大急ぎで服を着せられ、化粧をされて王が座す広間の前まで連れてこられた。
兵士たちがアイリスのことを見ると、ゆっくりと扉があけられた。
王の間は、各国の重鎮が来ることもありとても広い
扉から王がいるところまでは結構距離があり入口からだと王の表情は見えない。
正直、何でこんなに広いのだと何回思ったことか。
その長い距離を半分くらい進んだところで気づいた。
目を凝らしてみると王の前にだれか立っている。
そこにはこの国では、あまり見慣れぬ髪をしていた。
夜闇のような黒髪で深紅の瞳をして、とても凛とした佇まいの女性だ。
彼女は、私の顔を見た途端、とても通る声で私に叫んだ。
「遅い!」
私は自分の体が彼女の声で震えたように感じた。
その声を聞いた瞬間、そこにいる少女がだれか直ぐにわかった。
私は瞬時に頭の中でこの二つを考えた
「「彼女に気づかないフリをするか誤魔化すか」」「「いますぐ逃げるか」」だ。
しかし、冷静に考えたら結局この二つは意味をなさないと結論できた
なぜなら、この体の芯まで通るような声の持ち主に対してこの選択肢は両方通じないと知っているから
その少女は、他国の王の前でも凛とした立ち姿で、血のように赤い綺麗な瞳をしている。
この国よりさらに西の山脈を超えたところで
魔獣たちから人類を守護する存在。
〈武装国家 オーシア共和国 第一姫殿下 マチルダ・オウル・オーシア〉の
お姫様で私の親友だ。
そんな戦いの中で育った彼女から私の足では逃げ切ることなんてできないと思い早々に諦め。心を決め彼女のもとに向かった。
そうは言うものの、内心彼女に会えたのはとてもうれしい。
マチルダは、私の方に木剣を投げてきた。
「「ああ・・・やっぱりこれなのね・・・」」
深くため息をついてしまった。
これは彼女と会うと必ず行われる恒例行事みたいなものだ。
「さあ、話は後だ!アイリスお前の剣がどれほど成長したか見てやる!さあ拾え」
こうなると絶対に逃げられないと過去の私が言っている。
私は渋々その剣を拾い上げるしかなかったが一応王の方を見てみたが
王は、いつものことなのでニコニコしながら私たちの方を見ている。
「やるしかない・・・」そう心の中で呟いた私は剣を構えた。
二人は動かない、相手の出方を伺おうとしている為か、空気が重い
それはとても場違いな光景だ、一国の王が座す所で二人の少女が剣を構えているのだから
しばらく静寂が続いた。
チッと舌打ちの後、「面倒ね」そう呟くと、先に動いたのはマチルダだ。
一瞬で間合いを詰め、アイリスに切りかかった。
「速っ!」
アイリスはギリギリで剣を受け止めた。
「どうしたアイリス!反応が遅いんじゃないか?」
鍔迫り合いの中、マチルダが挑発するように言った。
「そんな・・・あなたが速過ぎるのよ」
なんとかマチルダの剣を弾き飛ばした。
しかし、マチルダはすぐさま二撃目・三撃目と次々と剣を振るってくる。
彼女の剣をなんとか受け切るが防戦一方と言っていい状況だ。
なんとか彼女の連打を受け切った私にマチルダは剣を向けながら叫んだ。
「どうした 受けてばかりじゃ、勝たないぞアイリス!」
挑発するような言葉と彼女の笑顔・・・不覚にも私はその言葉に乗せられてしまった。
「あまり調子に乗っていると、痛い目を見るよ」
私の剣をマチルダが受けようとした時、私は彼女の虚を突き違うところから剣を振り抜いた。
マチルダが大きく飛ばされた。
しかし彼女は、床にぶつかりそう所を片手で地面を蹴り、美しく宙返りし着地した。
彼女に傷は無かった、ギリギリで私の剣を受け止めていた。
「これでもダメなの・・・」
深いため息が出た。
「やるなアイリス、だがまだ遅いぞ」
彼女は、私の剣を評価できるほど余裕があった。
「これで終わりにする」
先ほどと同じように彼女は一瞬で間合いを詰めてきた。
剣で受けようとした時、彼女の剣が消えた。
「こっちだ」
マチルダは、あの一瞬で背後に回っていたのだ。
マチルダの不敵な笑顔が見えたと思った次の瞬間、マチルダの剣がアイリスの首元に
私の負けだ。
「おー!」「なんて速さだ!」「あれを受け切れるやついるのか?」など周りの兵士たちが驚きの声をあげ、私達の健闘を称えてか拍手が鳴り響いた。
「腕を上げたわねアイリス」
そう言うと、彼女は剣を引いた
「あなたもまた強くなったんじゃないマチルダ」
私も剣を下ろした。
「当たり前だ、まだお前には負けないよ」
そう言い放った彼女は、笑顔で私に抱きついてきた。
「久しぶりアイリス!元気だったか?」
「ええマチルダ!あなたは?」
先ほどまで殺気を出し、剣を交えていたとは思えない様子である。
陛下の執務室
「さて、到着早々。他国の玉座の前で木剣を交えた感想は?」と王はニヤニヤと、宰相は苦虫を噛んだかのようなシカメ面で嫌味を込めて聞いてきた。
「何の問題もないでしょう!私とアイリスの仲だ!」
「「いやマチルダ。たとえ親友でも他国の姫といきなり剣を交えるのは如何なのかしら?」」
と心の中で突っ込んでみた。
「そうゆうことじゃないでしょう!ましてや王の前で!王も何で許可したんですか!」
普段落ち着きを持って、メガネが似合う人なのにそれが無くなってしまっている。
「姫もですよ!」
「はい!」背筋がピン!と伸びた。私はこの人が怖いです。やはり私にも飛び火がきた。
「まあまあ宰相。いつもの事なんだからいいじゃないか。」
「そうですよ宰相殿。こんなこと私とアイリスにとってはあいさつのようなものです」
こいつら!!!と声には出さないが、心の中で爆発しそうな不満を我慢しているとわかるほどピクピクしている。
「ッッッッッ・・・・・・・・・・・・はあ・・・でマチルダ様。今回はどのような件で?」
「・・・ああ。それについては・・・」
マチルダは、床に膝をつき王の礼儀をとった。それを見て周りもそれに応じる姿勢をとる。
「我が王より帝国国王陛下にお言葉をお伝え致します。」
彼女の王からの伝言はこうだ。
・今度、マチルダの国でもパーティがあるから王じゃなくてアイリスが来てねということ
・人類の壁は健在ですということ
そして最後に一番の重要事項が伝えられた。
・近隣国に不穏な動きあり、「亜人の人権保護違反」の可能性あり。我が国への侵攻の予兆あり。現状は国境線沿いの警備の強化などをおこなっている。と
「・・・・・」
それを聞いた全員が言葉を失った。前3つは良い。だが最後の問題は我が国も関わる大きな問題である。彼女は国の住民は亜人の割合が多いが私の国と同じく、北から魔獣を防ぐ為に人類の壁の役割を担っている。
もしも、国が侵略され壁を魔獣たちが超えてきたら西側一体が魔獣たちに飲み込まれてしまう可能性がある。
だからこそ、壁の役割がある国を侵略するなど己を危険に晒すことになる。
支援こそ行っても侵略などあり得ない。だがマチルダの説明は続く、自分達を侵略しようとしているのが人間至上主義を国是としている宗教国家の可能性があり。
この国は、今でこそ表立ってじゃないが過去は亜人差別を是とし亜人を奴隷として扱っていた。現在は「人類の壁」の一つをマチルダの「武装国家オーシア共和国」が担っているから、帝国の主導により「亜人の人権保護」のもと亜人の奴隷化・売買・人道に劣る行為の全て。が禁止された。それにより亜人のほとんどが「オーシア共和国」や「ディストブルク王国」に逃れ暮らすようになった。
伝言が終わり、しばらくの沈黙のあと宰相が口を開いた。
「・・・・貴国は・・・同盟国である我らに調査を行い。もし、帰国の言う通りのことがあれば帝国への救援要請を出してほしいと言うことか」
オーシア共和国の二つ名が武装国家と評される訳は本来亜人とは、人間以上に戦闘に特化した生物で強敵だ。
まともに対峙するなど自殺志願者か破滅主義者ようなものだと言われている。
しかし武装国家の名を持つ都市であっても、魔獣と他国からの侵略を相手どるのは無理がある。もし、同時に「それ」が起きようものなら壁は簡単に崩壊し、この国と同時に残りわずかな土地の3分の1が地図から消えると言うことだ。
「私の父も現状を大会するため尽くせる手を打っているのですが、裏社会に溶け込みいくら排除してもネズミのように増えていっているのです。
このままでは国民が奴等に誘拐され奴隷にされるか殺されます!
だからどうかアイリス。恥を偲んでお頼み申し上げます。
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