1 / 3
~プロローグ~
美少女との出会い
しおりを挟む
「おいっ」
声が聞こえる
「おいっ!おいったらぁ!」
なかなかに可愛い声だ……
「こいつ……ニヤけてやがる!キモい!」
「おうふっ」
横っ腹が痛い。なにか尖った硬いものが当たった……いや、当たったのではない!これは明らかに人の手によるものだ
「おい!起きろ下僕」
うっすらと目を開ける……目を声のする方に向けると俺の横っ腹を靴でツンツンしている。
「やっと起きたか……下僕」
下僕と呼ばれ、なぜか体がビクッと反応してしまう
「はっはいいいっ」
俺は情けない声で返事をして、目を開けるとそこには美少女と呼ぶにふさわしい可憐な女の子が立っていた。年齢は……そうだな、小学生程度か……?申し分ない。最高の出来だ。
しかし、体を起こそうとすると
「おっと、まだ立つなよ……まだ……儀式は終わってない」
!?
体が動かない。なぜだ!
「だからぁ!動くなって言ってるだろぉ!ちょっやめっ動かないでってあっまってまって」
パーンと風船が割れたような音がした。
すると、彼女が前方から、なにかに弾かれたように俺の横で足を向ける形に倒れた。
俺はすかさず横目に彼女を見た。いやはや男の性とは虚しくて素晴らしいものだ。反射的に働いてしまうのだから仕方がない。そうだ仕方が無い。いや、決しておパンツを拝みたい訳ではない。違う。俺はあくまでも彼女の心配をしている。言い訳ではない。しかし、そんな気持ちとは裏腹に、彼女がミニスカートを履いているためおパンツが見えてしまった。いやぁなんということだろう。俺の目が言うことを聞いてくれない。しかし、まったく彼女に似つかわしくない真っ黒なパンツだ。いやいや、これはただの布切れなのだ。それ以外に思う事はない。
とても残念である。最悪だ。
なぜ、純白でないのだ。
「黒か……はぁ」
と呟く俺
「……」
彼女は訳がわからない様子だ。
「黒はねぇよなぁ黒は……」
「お、おい!」
やっと黒の意味がわかった彼女は、たじろいで後ろに下がった
まじまじと顔を見ると、彼女は顔を赤らめることもなくこう言った。
『 死ね!』
おいおい、容姿にまったくふさわしくない言葉遣いだ。
「もっと言葉遣いをだな……」
そう俺が言うと
「ふざけるな!絶対殺す!」
「ハァァァァア!イフリーよ!この下等生物に天罰を与えよ!」
彼女や俺より数倍の大きさの大変セクシーな格好をした……全身真っ赤の女がでてきた……彼女が手を振り上げると、なにやら上から火の玉のようなものが降ってくる。
避けなきゃやばい、そう本能は訴えかけてくるが体が言うことを聞かない。動かない。重力のようなもので押しつぶされそうだ。
そうこうしてるうちに火の玉のようなものは近い。しかもデカい。
「あー魔力出しすぎたなぁ……」
彼女はそう言って走り出す
俺を置いて。ふざけるな。
相変わらず俺は動けないままだ。
もうだめだ……
視界がなくなり、音も聞こえなくなった……
第1章へ続く
声が聞こえる
「おいっ!おいったらぁ!」
なかなかに可愛い声だ……
「こいつ……ニヤけてやがる!キモい!」
「おうふっ」
横っ腹が痛い。なにか尖った硬いものが当たった……いや、当たったのではない!これは明らかに人の手によるものだ
「おい!起きろ下僕」
うっすらと目を開ける……目を声のする方に向けると俺の横っ腹を靴でツンツンしている。
「やっと起きたか……下僕」
下僕と呼ばれ、なぜか体がビクッと反応してしまう
「はっはいいいっ」
俺は情けない声で返事をして、目を開けるとそこには美少女と呼ぶにふさわしい可憐な女の子が立っていた。年齢は……そうだな、小学生程度か……?申し分ない。最高の出来だ。
しかし、体を起こそうとすると
「おっと、まだ立つなよ……まだ……儀式は終わってない」
!?
体が動かない。なぜだ!
「だからぁ!動くなって言ってるだろぉ!ちょっやめっ動かないでってあっまってまって」
パーンと風船が割れたような音がした。
すると、彼女が前方から、なにかに弾かれたように俺の横で足を向ける形に倒れた。
俺はすかさず横目に彼女を見た。いやはや男の性とは虚しくて素晴らしいものだ。反射的に働いてしまうのだから仕方がない。そうだ仕方が無い。いや、決しておパンツを拝みたい訳ではない。違う。俺はあくまでも彼女の心配をしている。言い訳ではない。しかし、そんな気持ちとは裏腹に、彼女がミニスカートを履いているためおパンツが見えてしまった。いやぁなんということだろう。俺の目が言うことを聞いてくれない。しかし、まったく彼女に似つかわしくない真っ黒なパンツだ。いやいや、これはただの布切れなのだ。それ以外に思う事はない。
とても残念である。最悪だ。
なぜ、純白でないのだ。
「黒か……はぁ」
と呟く俺
「……」
彼女は訳がわからない様子だ。
「黒はねぇよなぁ黒は……」
「お、おい!」
やっと黒の意味がわかった彼女は、たじろいで後ろに下がった
まじまじと顔を見ると、彼女は顔を赤らめることもなくこう言った。
『 死ね!』
おいおい、容姿にまったくふさわしくない言葉遣いだ。
「もっと言葉遣いをだな……」
そう俺が言うと
「ふざけるな!絶対殺す!」
「ハァァァァア!イフリーよ!この下等生物に天罰を与えよ!」
彼女や俺より数倍の大きさの大変セクシーな格好をした……全身真っ赤の女がでてきた……彼女が手を振り上げると、なにやら上から火の玉のようなものが降ってくる。
避けなきゃやばい、そう本能は訴えかけてくるが体が言うことを聞かない。動かない。重力のようなもので押しつぶされそうだ。
そうこうしてるうちに火の玉のようなものは近い。しかもデカい。
「あー魔力出しすぎたなぁ……」
彼女はそう言って走り出す
俺を置いて。ふざけるな。
相変わらず俺は動けないままだ。
もうだめだ……
視界がなくなり、音も聞こえなくなった……
第1章へ続く
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
6
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる