31 / 250
今日は、傍にいたい
しおりを挟む
ピンポーン
ガチャ「彼は?」玄関に立ってる星(ひかる)に聞いた。
「帰った。」
「あがる?」
「うん。」
星を家にあげた。
「お酒、飲みたい」
「ビールで、いい?」
「うん。」
俺は、星にビールを渡した。
「彼と話せた?」
「うん。」
「それは、よかった。」俺は、ビールを飲む。
「時雨の事、嫌いだったのに…。さっき話したらわからなくなった。」
「そうか。彼もまた本当の事やっと話せたんだね。」
「そうなのかな?」
俺は、星の隣に座る。
「星は、どうしたいの?俺は、星がしたいようにすればいいと思うよ。」
星は、うつむいた。
「全部終わったら、時雨が僕としたいって。最後に優しくしたいって」
涙が、星の服を濡らしてる。
「いいよって言ったら、星を傷つけちゃうかな?」
星は、首を横にふる。
「まだ、俺達どうにかなってるわけじゃないよ。だから、星がやってあげたいと思う事をすればいいよ。」
「でも、そんなの…。」
「大丈夫だよ。彼は、歪んだ愛を終わらせたいんでしょ?その為に、星は必要なんだよ。俺に、彼女が必要だったみたいに」
そう言って俺は、星の頭を撫でた。
「時雨が、両親にされてた事知らなかった。途中から時雨は、僕を殴る事をやめた。あの頃の僕は、それがつまらなくて退屈で時雨がまた僕を殴ってくれるように仕向けたんだ。」
そう言って星は、顔をあげた。
「時雨の愛をもっと歪ませたのは、僕だよ。だから、僕が戻してあげたい。」
涙が幾重にも重なりあい落ちていく。
「でも、僕は月が好き。だから、時雨を…」
「全部、終わるまでは付き合わないよ。俺も彼女とちゃんと別れなくちゃいけないから…。罪悪感もたなくていいから」俺は、星に笑って言った。
「ごめんね。」
「何で、謝るの?俺達まだ何もなってないよ。」
「僕、この6日間できっと月の想像つかないぐらい汚い人間(ひと)になる。」
「その手首や、胸にある跡と関係ある?」
「えっ…。あっ、うん。」
俺は、星の頬に手を当てる。
「大丈夫。どれだけ汚くたって俺は、星の全てを受けとめるから」
「お金稼がないとやめれないから…その為には、こんな跡や首を絞められたりしないと稼げない。」
「話したくない事を話さなくていいよ。そういう仕事なのはわかってるから」
俺の言葉に星は、驚いた顔をして
「聞こえてたの?」って聞いた。
俺は、頷いた。
「気持ち悪いよな。」そう言って立ち上がろうとした俺の腕を星が掴んだ。
「気持ち悪くなんてないよ。僕が、家でやってるから悪いんだよ。」
「星は、何も悪くないから。今やってる事だってやりたくて始めたわけじゃないんだろ?だったら、星は何も悪くないよ。」
そう言って俺は、星の顔を覗き込んだ。
「今日は、傍にいたい。ダメかな?」
「ううん。」
「ありがとう」
そう言って頭を撫でる。
「月、彼女に話すの?」
「そのつもりだよ。」
「時雨にも話したから?」
「あれは、彼が自分の話をしてくれたから」
「なんで、そんなに優しいの?」
俺は、星におでこをくっつけた。
「優しくしろって婆ちゃんに教えられた。自分が傷ついたからって人を傷つけてはいけないって…。ちゃんと守れたのは、彼女に出会ってからだったけどね。」
「月、僕ちゃんとするよ。時雨の事も、仕事の事も、きちんとするから」
「焦らなくていいから。俺は、逃げないから」
そう言って俺は、星の頬に手をあてる。
「一日でも早く、月といれるようにするから」
「わかった。ビール取ってくる」
俺は、ビールを取る。
「はい、星」
「ありがとう。」
「どっちで寝る?」
「月の家がいい。」
「わかった。」
そう言ってビールを飲む。
「栞さんは、お金持ちなの?」
「うん、そうだね。親は教師だね。栞は絵の仕事で有名で稼いでるよ。栞は、個展だけじゃないから色々やってるからかなり稼いでるだろうね。いくらかまでは、しらないけど…」
「すごいね」
「うん、尊敬してるよ。」
そう言った俺の肩に星が、頭を乗せた。
ずっと、このままいたいけど。
ちゃんとしなくちゃな。
色々話た後、飲み過ぎた俺達は眠った。
ガチャ「彼は?」玄関に立ってる星(ひかる)に聞いた。
「帰った。」
「あがる?」
「うん。」
星を家にあげた。
「お酒、飲みたい」
「ビールで、いい?」
「うん。」
俺は、星にビールを渡した。
「彼と話せた?」
「うん。」
「それは、よかった。」俺は、ビールを飲む。
「時雨の事、嫌いだったのに…。さっき話したらわからなくなった。」
「そうか。彼もまた本当の事やっと話せたんだね。」
「そうなのかな?」
俺は、星の隣に座る。
「星は、どうしたいの?俺は、星がしたいようにすればいいと思うよ。」
星は、うつむいた。
「全部終わったら、時雨が僕としたいって。最後に優しくしたいって」
涙が、星の服を濡らしてる。
「いいよって言ったら、星を傷つけちゃうかな?」
星は、首を横にふる。
「まだ、俺達どうにかなってるわけじゃないよ。だから、星がやってあげたいと思う事をすればいいよ。」
「でも、そんなの…。」
「大丈夫だよ。彼は、歪んだ愛を終わらせたいんでしょ?その為に、星は必要なんだよ。俺に、彼女が必要だったみたいに」
そう言って俺は、星の頭を撫でた。
「時雨が、両親にされてた事知らなかった。途中から時雨は、僕を殴る事をやめた。あの頃の僕は、それがつまらなくて退屈で時雨がまた僕を殴ってくれるように仕向けたんだ。」
そう言って星は、顔をあげた。
「時雨の愛をもっと歪ませたのは、僕だよ。だから、僕が戻してあげたい。」
涙が幾重にも重なりあい落ちていく。
「でも、僕は月が好き。だから、時雨を…」
「全部、終わるまでは付き合わないよ。俺も彼女とちゃんと別れなくちゃいけないから…。罪悪感もたなくていいから」俺は、星に笑って言った。
「ごめんね。」
「何で、謝るの?俺達まだ何もなってないよ。」
「僕、この6日間できっと月の想像つかないぐらい汚い人間(ひと)になる。」
「その手首や、胸にある跡と関係ある?」
「えっ…。あっ、うん。」
俺は、星の頬に手を当てる。
「大丈夫。どれだけ汚くたって俺は、星の全てを受けとめるから」
「お金稼がないとやめれないから…その為には、こんな跡や首を絞められたりしないと稼げない。」
「話したくない事を話さなくていいよ。そういう仕事なのはわかってるから」
俺の言葉に星は、驚いた顔をして
「聞こえてたの?」って聞いた。
俺は、頷いた。
「気持ち悪いよな。」そう言って立ち上がろうとした俺の腕を星が掴んだ。
「気持ち悪くなんてないよ。僕が、家でやってるから悪いんだよ。」
「星は、何も悪くないから。今やってる事だってやりたくて始めたわけじゃないんだろ?だったら、星は何も悪くないよ。」
そう言って俺は、星の顔を覗き込んだ。
「今日は、傍にいたい。ダメかな?」
「ううん。」
「ありがとう」
そう言って頭を撫でる。
「月、彼女に話すの?」
「そのつもりだよ。」
「時雨にも話したから?」
「あれは、彼が自分の話をしてくれたから」
「なんで、そんなに優しいの?」
俺は、星におでこをくっつけた。
「優しくしろって婆ちゃんに教えられた。自分が傷ついたからって人を傷つけてはいけないって…。ちゃんと守れたのは、彼女に出会ってからだったけどね。」
「月、僕ちゃんとするよ。時雨の事も、仕事の事も、きちんとするから」
「焦らなくていいから。俺は、逃げないから」
そう言って俺は、星の頬に手をあてる。
「一日でも早く、月といれるようにするから」
「わかった。ビール取ってくる」
俺は、ビールを取る。
「はい、星」
「ありがとう。」
「どっちで寝る?」
「月の家がいい。」
「わかった。」
そう言ってビールを飲む。
「栞さんは、お金持ちなの?」
「うん、そうだね。親は教師だね。栞は絵の仕事で有名で稼いでるよ。栞は、個展だけじゃないから色々やってるからかなり稼いでるだろうね。いくらかまでは、しらないけど…」
「すごいね」
「うん、尊敬してるよ。」
そう言った俺の肩に星が、頭を乗せた。
ずっと、このままいたいけど。
ちゃんとしなくちゃな。
色々話た後、飲み過ぎた俺達は眠った。
0
あなたにおすすめの小説
上司、快楽に沈むまで
赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。
冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。
だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。
入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。
真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。
ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、
篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」
疲労で僅かに緩んだ榊の表情。
その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。
「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」
指先が榊のネクタイを掴む。
引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。
拒むことも、許すこともできないまま、
彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。
言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。
だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。
そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。
「俺、前から思ってたんです。
あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」
支配する側だったはずの男が、
支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。
上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。
秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。
快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。
――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。
【完結】君の穿ったインソムニア
古都まとい
BL
建設会社の事務として働く佐野純平(さの じゅんぺい)は、上司のパワハラによって眠れない日々を過ごしていた。後輩の勧めで病院を受診した純平は不眠症の診断を受け、処方された薬を受け取りに薬局を訪れる。
純平が訪れた薬局には担当薬剤師制度があり、純平の担当薬剤師となったのは水瀬隼人(みなせ はやと)という茶髪の明るい青年だった。
「佐野さんの全部、俺が支えてあげますよ?」
陽キャ薬剤師×不眠症会社員の社会人BL。
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
鬼上司と秘密の同居
なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳
幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ…
そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた…
いったい?…どうして?…こうなった?
「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」
スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか…
性描写には※を付けております。
死ぬほど嫌いな上司と付き合いました
三宅スズ
BL
社会人3年目の皆川涼介(みながわりょうすけ)25歳。
皆川涼介の上司、瀧本樹(たきもといつき)28歳。
涼介はとにかく樹のことが苦手だし、嫌いだし、話すのも嫌だし、絶対に自分とは釣り合わないと思っていたが‥‥
上司×部下BL
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる