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過ぎ去る時間と満天の星
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栞の話を聞いて泣いていた。
別の形でも、共に生きれるなら流星兄さんを救ってあげれる。
星(ひかる)も、同じ気持ちなのがわかる。
「月、僕、氷雨君を救ってあげたい。」
「わかってる。」
「だけど、今は無理だよね」
「うん。」
そう言って、俺は紙をポケットにしまった。
「どうしたらいいかわからないけど、俺達はとにかくいつも通りに暮らそう。」
そう言って笑った。
「栞、兄さんを助ける前に、また絵を描(か)いてくれないか?」
「僕も描(か)いて欲しいです。」
「いいよ。その絵みたいになってるかみてあげるよ」そう言って栞は、笑ってくれた。
美咲さんは、俺達の話を聞いていたようで、「クリスマスなのに、そんな話をするなよ栞ちゃん」って言った。
「ごめん。」栞は、そう言うとまやたく君に絵を渡した。
「これ、俺達?」
「すごい」
すごく綺麗な二人が描(えが)かれてる。
「結婚しないの?」って言った栞の言葉にまやたく君は、驚いている。
「どうして?」
その問いかけに栞が、
「久しぶりにそんな綺麗な人物画を描(えが)けた。って事は、二人はお似合いって事だから」って笑うと美咲さんが覗いてる。
「本当だな。栞ちゃんが、こんな綺麗なカップルの絵を描(えが)く事なんてなかなかないよ。大事にしな、お互いの事」って笑ってる。
「そうなの?」美子さんは、不思議そうに首を傾(かし)げている。
「見せてもらっていい?」俺は、まやたく君にお願いすると見せてくれた。
「素敵な絵」星が感動してる。
俺達みたいに足元に化け物もいない。
綺麗な羽みたいなのが、お互いを優しく包んでいて穏やかに微笑んでる。
見ただけで、一生傍にいるべきだとわかる。
俺は、さっき栞が描(か)いた化け物に喰われてる俺と星の絵と二人の絵をまやたく君に渡した。
「これが、今の俺と星。」
まやたく君は、驚いた顔をして
「栞さんに見えてるのは、何?」って聞いてきた。
「栞に見えるのは、人の心の中だけ。だから、栞は化け物に見えてる人とはずっと一緒にいれないし、話も出来ない。」
そう言った俺にまやたく君は、彼女の目を見て「俺、考えてみるから、少しだけ待ってくれる?」って言った。
美子さんは、笑いながら頷いた。
俺に絵を返してくれた。
「ちょっと、ちょっと」
美咲さんが、まやたく君を呼んでコショコショと何かを話してる。
「ちょっと、トイレ」って言ってしまった。
「美子さん、真矢の事よろしくね。」
そう言った星に美子さんは、笑ってる。
デザートが運ばれてきた。花をイメージしたお皿。星は、写真をパシャっととってる。
それからは、それぞれがお互いの相手と話していた。
「そろそろかな?」美咲さんが言うと、店員さん達がやってきた。
一人の人が、話す。
「グラス片手に皆様、前へ」
そう言われて俺達も立ち上がる。
螺旋階段の上にいる人にライトがあたっている。
お客さんの人数は、俺達をいれても10数人程度しか残っていない。
「満天の星に愛を誓う準備はできていますか?」
「ワァー」全員が拍手をしている。
「オーナー、よろしくお願いします。」そう言って美咲さんが、マイクを手にして歩きだす。
螺旋階段の下の机などは、片付けられて広いステージのようになっている。
「オーナーの、美咲詩音です。」
「ワー」っとまた拍手がおこる。
「今宵、選ばれたのは6名です。」
「ワー」パチパチ
「ここで、愛を誓う事が出来たら永遠の愛を手に入れる事ができるという話が生まれたのは10年前でしたね。」
「ワァー」パチパチ
「今宵の皆さんも、永遠の愛を手に入れていただきましょう」
「ワァー」パチパチ
「では、一人目、佐々木陸」
そう言うと、音楽が鳴り螺旋階段の上に男の人があがって行くのが見えた。
「持山緑さん、前に」美咲さんが言うと女の人が、美咲さんの隣に立つ。
パチンと明かりが、全て消えた。
天井にプラネタリウムのような星空が広がり、女の人を丸いスポットライトがお月様みたいに照らす。
幻想的で、美しい。
別の形でも、共に生きれるなら流星兄さんを救ってあげれる。
星(ひかる)も、同じ気持ちなのがわかる。
「月、僕、氷雨君を救ってあげたい。」
「わかってる。」
「だけど、今は無理だよね」
「うん。」
そう言って、俺は紙をポケットにしまった。
「どうしたらいいかわからないけど、俺達はとにかくいつも通りに暮らそう。」
そう言って笑った。
「栞、兄さんを助ける前に、また絵を描(か)いてくれないか?」
「僕も描(か)いて欲しいです。」
「いいよ。その絵みたいになってるかみてあげるよ」そう言って栞は、笑ってくれた。
美咲さんは、俺達の話を聞いていたようで、「クリスマスなのに、そんな話をするなよ栞ちゃん」って言った。
「ごめん。」栞は、そう言うとまやたく君に絵を渡した。
「これ、俺達?」
「すごい」
すごく綺麗な二人が描(えが)かれてる。
「結婚しないの?」って言った栞の言葉にまやたく君は、驚いている。
「どうして?」
その問いかけに栞が、
「久しぶりにそんな綺麗な人物画を描(えが)けた。って事は、二人はお似合いって事だから」って笑うと美咲さんが覗いてる。
「本当だな。栞ちゃんが、こんな綺麗なカップルの絵を描(えが)く事なんてなかなかないよ。大事にしな、お互いの事」って笑ってる。
「そうなの?」美子さんは、不思議そうに首を傾(かし)げている。
「見せてもらっていい?」俺は、まやたく君にお願いすると見せてくれた。
「素敵な絵」星が感動してる。
俺達みたいに足元に化け物もいない。
綺麗な羽みたいなのが、お互いを優しく包んでいて穏やかに微笑んでる。
見ただけで、一生傍にいるべきだとわかる。
俺は、さっき栞が描(か)いた化け物に喰われてる俺と星の絵と二人の絵をまやたく君に渡した。
「これが、今の俺と星。」
まやたく君は、驚いた顔をして
「栞さんに見えてるのは、何?」って聞いてきた。
「栞に見えるのは、人の心の中だけ。だから、栞は化け物に見えてる人とはずっと一緒にいれないし、話も出来ない。」
そう言った俺にまやたく君は、彼女の目を見て「俺、考えてみるから、少しだけ待ってくれる?」って言った。
美子さんは、笑いながら頷いた。
俺に絵を返してくれた。
「ちょっと、ちょっと」
美咲さんが、まやたく君を呼んでコショコショと何かを話してる。
「ちょっと、トイレ」って言ってしまった。
「美子さん、真矢の事よろしくね。」
そう言った星に美子さんは、笑ってる。
デザートが運ばれてきた。花をイメージしたお皿。星は、写真をパシャっととってる。
それからは、それぞれがお互いの相手と話していた。
「そろそろかな?」美咲さんが言うと、店員さん達がやってきた。
一人の人が、話す。
「グラス片手に皆様、前へ」
そう言われて俺達も立ち上がる。
螺旋階段の上にいる人にライトがあたっている。
お客さんの人数は、俺達をいれても10数人程度しか残っていない。
「満天の星に愛を誓う準備はできていますか?」
「ワァー」全員が拍手をしている。
「オーナー、よろしくお願いします。」そう言って美咲さんが、マイクを手にして歩きだす。
螺旋階段の下の机などは、片付けられて広いステージのようになっている。
「オーナーの、美咲詩音です。」
「ワー」っとまた拍手がおこる。
「今宵、選ばれたのは6名です。」
「ワー」パチパチ
「ここで、愛を誓う事が出来たら永遠の愛を手に入れる事ができるという話が生まれたのは10年前でしたね。」
「ワァー」パチパチ
「今宵の皆さんも、永遠の愛を手に入れていただきましょう」
「ワァー」パチパチ
「では、一人目、佐々木陸」
そう言うと、音楽が鳴り螺旋階段の上に男の人があがって行くのが見えた。
「持山緑さん、前に」美咲さんが言うと女の人が、美咲さんの隣に立つ。
パチンと明かりが、全て消えた。
天井にプラネタリウムのような星空が広がり、女の人を丸いスポットライトがお月様みたいに照らす。
幻想的で、美しい。
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