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新しい未来へ~互いを救ってくれた愛と共に…。~【凛と拓夢の話3】
【おまけ】まっつんと理沙の結婚式【しゅんと一緒に…】【拓夢】
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12月1日は、あっという間にやってきた。朝、目覚めた瞬間から、俺はドキドキしていた。
身支度を整えた頃、インターホンが鳴った。
ガチャ…。
「行こう」
この日は、しゅんと一緒だった。
「準備万端だよ」
「何時に、起きた?」
「6時」
俺は、しゅんと話しながら家の鍵を閉める。
「早くない?」
「今日は、珍しく早い」
不規則な生活のせいで、朝目覚める時間にばらつきがあった。それは、よくないから、毎朝同じ時間に起きるんだよと相沢さんによく怒られる。でも、飲み過ぎたり疲れすぎたりでなかなか朝は同じ時間に起きれなかった。
「凛さん、効果だね」
しゅんの言う通りだった。俺は、今日凛に久しぶりに会えると思っただけで朝早くから起きれたのだ。
「そんな事ないよ!まっつんが結婚するって思うだけで、緊張してたんだよ」
この気持ちも、嘘ではない。
「はいはい。わかってるよー」
「はいはいってな!」
「はいはい」
「しゅん」
家の下に降りるとしゅんの兄ちゃん。いや、もう姉ちゃんだ。が、旦那さんと迎えにきてくれていた。
「お久しぶりね。拓夢」
「お久しぶりです」
「姉ちゃん、ごめんな」
「いいのよ!って、二人共。ビシッとスーツじゃないの?」
「それは、向こうで着替えるんだよ」
「あー、そういう感じ?」
相変わらずなしゅんの姉ちゃんを俺は、見つめていた。俺達は、車に乗り込んだ。
「しゅん君、久しぶり」
「お久しぶりです。いつも、姉がお世話になってます」
「世話になってるのは、俺の方だから…」
しゅんは、運転席にいる姉ちゃんの旦那さんに深々と頭を下げる。
「やだ。しゅんったら、いつの間にそんなの出来るようになったのよ」
しゅんの姉ちゃんは、もう泣いていた。
「泣くのはえーよ」
しゅんは、そう言って笑っていた。
「だって、しゅんがこんな事言えるなんて」
「俺の事、いくつだって思ってんの?」
「そんなのわかってるわよ!でも、嬉しいのよ。しゅんが、立派な大人になって」
「だから、泣くの早いって!泣くのは、まっつんの結婚式だろ?」
「そうね。優太の結婚式で泣かなくちゃね」
「ハハハ。それじゃあ、行くよ」
『お願いします』
俺としゅんが、同時に言うとしゅんの姉ちゃんの旦那さんは車を出してくれた。
「なぁなぁ。かねやんと相沢さんは、まっつんの母ちゃん迎えに行ったんだよな?」
「うん」
「今、どこに住んでるんだっけ?」
「東北の方だって聞いたけど…」
「そっか…」
しゅんは、そう言いながら窓の外を見つめていた。
身支度を整えた頃、インターホンが鳴った。
ガチャ…。
「行こう」
この日は、しゅんと一緒だった。
「準備万端だよ」
「何時に、起きた?」
「6時」
俺は、しゅんと話しながら家の鍵を閉める。
「早くない?」
「今日は、珍しく早い」
不規則な生活のせいで、朝目覚める時間にばらつきがあった。それは、よくないから、毎朝同じ時間に起きるんだよと相沢さんによく怒られる。でも、飲み過ぎたり疲れすぎたりでなかなか朝は同じ時間に起きれなかった。
「凛さん、効果だね」
しゅんの言う通りだった。俺は、今日凛に久しぶりに会えると思っただけで朝早くから起きれたのだ。
「そんな事ないよ!まっつんが結婚するって思うだけで、緊張してたんだよ」
この気持ちも、嘘ではない。
「はいはい。わかってるよー」
「はいはいってな!」
「はいはい」
「しゅん」
家の下に降りるとしゅんの兄ちゃん。いや、もう姉ちゃんだ。が、旦那さんと迎えにきてくれていた。
「お久しぶりね。拓夢」
「お久しぶりです」
「姉ちゃん、ごめんな」
「いいのよ!って、二人共。ビシッとスーツじゃないの?」
「それは、向こうで着替えるんだよ」
「あー、そういう感じ?」
相変わらずなしゅんの姉ちゃんを俺は、見つめていた。俺達は、車に乗り込んだ。
「しゅん君、久しぶり」
「お久しぶりです。いつも、姉がお世話になってます」
「世話になってるのは、俺の方だから…」
しゅんは、運転席にいる姉ちゃんの旦那さんに深々と頭を下げる。
「やだ。しゅんったら、いつの間にそんなの出来るようになったのよ」
しゅんの姉ちゃんは、もう泣いていた。
「泣くのはえーよ」
しゅんは、そう言って笑っていた。
「だって、しゅんがこんな事言えるなんて」
「俺の事、いくつだって思ってんの?」
「そんなのわかってるわよ!でも、嬉しいのよ。しゅんが、立派な大人になって」
「だから、泣くの早いって!泣くのは、まっつんの結婚式だろ?」
「そうね。優太の結婚式で泣かなくちゃね」
「ハハハ。それじゃあ、行くよ」
『お願いします』
俺としゅんが、同時に言うとしゅんの姉ちゃんの旦那さんは車を出してくれた。
「なぁなぁ。かねやんと相沢さんは、まっつんの母ちゃん迎えに行ったんだよな?」
「うん」
「今、どこに住んでるんだっけ?」
「東北の方だって聞いたけど…」
「そっか…」
しゅんは、そう言いながら窓の外を見つめていた。
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