白と黒、未来へ

三愛 紫月 (さんあい しづき)

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サプライズの準備

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家につくと、アタッシュケースを萩原さんが置いた。

萩原「ちょっと電話してくる」そう言って向こうに行ってしまった。

洋「俺、300万でもビビってるのに二人はすごいよ。」

的井「今まで、扱った額が違いますから」

このケースには、1500万も入ってる、萩原さんが灰谷さんに後で返してもらう為に1000万もおろした。

俺は、ご祝儀を100万とれんの最後の花道の為に200万、おろした。この10年には足りない額だけどきちんとしてあげたかった。

萩原さんが、戻ってきた。

萩原「どうやら、うまくいってるみたいで。宮守くんは、仮装パーティにでもいくと思ってるみたいだ。ハハハ。後、二時間後に店に集合。灰谷達は、そのまま直行するから俺達だけで準備だ。」

的井「サプライズは、得意だよ」

そう言って笑ってる。

洋「俺、亜香里に連絡してくる」

萩原「かけろ、かけろ」

そう言われて亜香里に電話したら、二つ返事で行くと言ってくれた。店にきてもらうように頼んだ。

萩原「じゃあ、行くぞ。サプライズの準備」

そう言って、萩原さんはアタッシュケースを持った。

萩原「盗まれたら、カードになるな、店長」めちゃくちゃ笑ってる。

的井さんの家を出て、店につくと春日井さんと吉峯さんが、何かをたくさん抱えて店に入っていった。


的井「おはよう」

的井さんの声に二人が笑ってる。

萩原「おろしてきたか?」

そう言われて、アタッシュケースを春日井さんが開けた。

春日井「1500万、三人分。300万がご祝儀なんだろ?」

萩原「そうだ。お店に使うのは、店長の分もいれたら1400万だな。」

的井「キリが悪いから、後100万欲しいね」

そう言うと吉峯さんは、ポケットから100万を出した。

吉峯「ほらよ」

すごい、やっぱりこの人達すごい。

東村「これ、100あったら足りるか?」

萩原「足りなかったら、カードがあるからよ。」

洋「何するの?」

的井「今から向島家に支えてる柏木と望月がスーツを持ってきてくれるから」

萩原「向こうから来てくれるスーツ屋さんだな」

洋「すごい」

的井「すごくはないよ。時間がない時はよくそうやってきてたから」

するとすぐに扉が空いた。

「サイズ合うの取ってくれますか?」

ハンガーラック転がしながら現れた。

萩原「おう、ありがとう。花は?」

「柏木が、頼んでます。15時には来ます。」

萩原「助かるわ」

洋「ここで何かするの?」

萩原「店長結婚式だぞ。披露宴するんだよ」

そう言って萩原さんが笑ってる。

「机の配置は、これでいいですか?」

的井「かまわない」

「でしたら、皆さんが帰ってくるまでにはやっておきます。」

的井「よろしく」

俺は、邪魔になってる気がする。

萩原「金みとけよ、柏木」

「わかってます。」

萩原「祝儀袋にいれといてくれよ、一人300だから。」

「私達も、用意します。」

萩原「お前達は、100で充分だよ。」

「そうは、いきません。皆その額をだす話でまとまっています。足りないぐらいですよ。」

萩原「悪いな、急に頼んで金までよ」

「何を言っていますか、坊っちゃんから解放してくれた皆さんには感謝しかありません。全員が参加できない為、10人だけになりますが全員のお金は預かってきますので…。後、社長も渡すそうです。小切手で」

萩原「そうか、ありがとう。」

「拜島さんの覚悟を社長もお認めになりました。」

萩原「よかったよ。それだけで嬉しいよ。」

どんどん飾り付けられていく。

俺は、それをずっと見ていた。

15時になり、お花がやってきた時に亜香里もきた。

洋「亜香里」

「すごいね」

洋「うん、ドレス選んでって」

亜香里は、ドレスを選んでいた。

向島に支える人が、10人になった。

お花が、飾られていく。

れんが、ここで泣いてる姿を見るのが楽しみだ。

すべての飾りつけが、終わったときには、もう夜の七時を回っていた。



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