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第11章 新規・新装・戴冠・結婚
第285話 嫁たちのステータス1
結局、午前中のんびりと過ごしたケビンは、昼食が終わったところで今後の予定を立てていく。
「とりあえず朝に言ってた冒険者登録とクラン加入をした後に、商業ギルドへ行って新しいサブ会員証を作ってもらおうか?」
「ケビン君、それなら帝都にお店を建てたら?」
ケビンの予定を聞いたクリスが意見を挙げると、ケビンがそのことを聞き返すのだった。
「お店?」
「ここがもうケビン君と私たちのおうちなんだから本拠地みたいなものだよね? だから魔導具販売店を街に建てたらどうかな?」
「お店かぁ……」
「そしたら奴隷たちも少しはお仕事ができるよね? ずっとお城の中だと気が滅入っちゃうよ。買い物も頻繁に行くわけでもないから」
「ケビン様、私なら魔導学院出身なので魔導具製作もお手伝いできます」
「あ、それなら私にも教えてくれる? 元Sクラスだからやり方さえ理解できれば手伝えると思うよ」
「それなら私は受付嬢の仕事を活かして、接客の心構えでもみんなに教えようかしら」
「そうなると……販売員ができそうな人と製作ができそうな人をピックアップするか」
「ねぇ、そうするとみんな1度教会に行ってステータスを確認しないといけないんじゃないの? 誰がどんなスキルを持っているのかわからないから」
もし、お店を造ると奴隷たちから従業員を募ることになりそうなので、ケイトが先んじて懸念事項を伝えるのだった。
「ああ、それなら俺が人のステータスを見れるから心配ない」
ケビンの何気ない一言にこの場の者が絶句する。
「あ、あの……ケビン君? 人のステータスが見れるってどういうこと?」
冒険者ギルドの受付嬢をやっていたサーシャが、ケビンの発言がどれほど危険なことなのかを1番理解しており、おずおずと尋ねるのであった。
「ん? 【鑑定】スキルを持ってるからそれで見るだけだよ」
「【鑑定】スキルを持っているのも驚きなんだけど、それだと人のステータスは見れないわよ? 見れても名前とか性別とか職業くらいよ。それに世の中には【偽装】や【隠蔽】スキルもあるのだから」
「俺のは【完全鑑定】っていうスキル。【偽装】も【隠蔽】も全て看破して、その人の詳細なデータが全てわかるスキルだよ」
「さすがケビンね! お姉ちゃん鼻が高いわ!」
「……詳細ってどこまで見れるの?」
詳細の範囲がわからないサーシャが、どれほどのものなのかとケビンに尋ねるのだが、返ってきたのは大打撃を受けてしまう内容であった。
「その人の大まかな人生。簡単なところだとサーシャのスリーサイズとかもわかるよ」
ケビンのスキルが詳細なデータを見れてしまうと聞いてしまった女性たちだが、1番知られたくないデータも見れてしまうのではないかと、誰とはなしに呟きが聞こえてしまう。
「た……体重……は……?」
「わかる」
ケビンが答えたその瞬間、ティナが猛然とケビンに詰め寄り両肩を掴んで揺さぶり始めたのだった。
「ケビン君! 私の体重見た? 見たのっ!?」
「あぁぁ……」
「違うから! それは胸の重さが原因だから! 私、太ってないから!」
ケビンがそういうこだわりのプライバシー的なものは見ないようにしてると言おうとしたにも関わらず、ティナが先走って言い訳をしてしまう。
「私も胸だから!」
「ご主人様、私もです!」
他にも胸の大きな女性たちがティナに続けと言わんばかりに、体の重みは胸のせいだと口々に報告してくる。
あえてそれに参加しないのは自己管理できている王女たちや、特に気にもしないクリス(逆に筋肉で身が引き締まっていることを気にしている)、そしてささやかな胸の女性たちだった。
「ケビン君、お願い! 1ヶ月期間をちょうだい! いや、1週間でもいいから! そしたら【鑑定】で見ていいから!」
ティナは体重を落とすためのダイエットする期間を、ケビンから必死にもぎ取ろうと頑張っている。
「ねぇ、お姉ちゃんのも見たの?」
「姉さんのは見てないよ」
「見たくないってこと?」
「見て欲しいの?」
「ケビンになら全てを見られても構わないわよ?」
「まぁ、確かに気になるのは気になるんだよね」
ケビンは今まで何故シーラに見つかってしまうのか、そのことの原因を探るべくシーラのステータスには興味あったが、実際に見てしまったあとのことが怖くて見れなかったということもある。
「さぁ、ケビン。お姉ちゃんの全てを見て」
早く見てくれと言わんばかりにシーラは両手を広げる。
「姉さんは普通に攻めてくる時だけは強気だよね。睦事はあんなに恥ずかしがるのに」
「うぅ……」
シーラが恥ずかしがる中、ケビンは【完全鑑定】でシーラのステータスを確認し始めたのだった。
シーラ・エレフセリア
女性 20歳 種族:人間
身長:160cm
スリーサイズ:86(D)-56-86
職業:ケビンのお姉ちゃん、エレフセリア皇后
状態:ケビンに夢中(不変)
Lv.20
HP:210
MP:480
筋力:180
耐久:165
魔力:450
精神:400
敏捷:150
スキル
【魔法適性】【魔力増大】
【詠唱省略 Lv.EX】【属性強化 Lv.5】
【魔力探知 Lv.5】【魔力操作 Lv.7】
【礼儀作法 Lv.7】【ケビンソナー】
魔法系統
【火魔法 Lv.3】【水魔法 Lv.7】
【雷魔法 Lv.5】【土魔法 Lv.3】
【風魔法 Lv.3】【光魔法 Lv.3】
【闇魔法 Lv.3】
派生
【氷魔法 Lv.EX】
加護
魔法神の加護
称号
ケビコン【シーラver.】(超絶)
氷帝
氷の美姫
(はぁぁ……)
シーラのステータスをケビンが見てしまうと、とうとうブラックボックスを開けてしまったような感覚に陥るのであった。
(仕方ない……確認するか……)
ケビンのお姉ちゃん
真実がどうであろうと、ケビンのお姉ちゃんであり続けることを自ら望んでいる。結婚してもそれは変わらない。
【ケビンソナー】
ケビンと一緒にいたい一心で得た謎の力。広範囲でケビンを探知することができて、近づけば近づくほどにその精度が高まる。効果範囲にケビンが迂闊に入れば自動的に探知してシーラに知らせる謎のシステム。
魔法神の加護
魔法に関する力を統べる神の加護。魔法のレベルが限界突破できるようになる。
ケビコン【シーラver.】(超絶)
ケビンのことが好きすぎてたまらなくなりブラコンが進化した称号。(超絶)ケビンに対する想いと力が増大する。
氷帝
凍える威圧と氷属性の魔法を使いこなすことで学院生時代に付いた二つ名。【氷】に関することの威力が増加する。
氷の美姫
興味のない対象にはツンツンしていることから、学院生時代に男子から付けられた二つ名。振られた男の数は計り知れない……
(……俺に特化してる……だと……)
「どう、ケビン? お姉ちゃんのちゃんと見れた?」
「……ああ、スリーサイズまでちゃんと見たよ……」
「どうだった?」
「体型のことはともかく完全に魔術師特化型だね。あと、母さんに鍛えられていた分だけ一般的な人たちよりもステータス値が高い」
ケビンはあえて自分のことに関するスキルや称号のことは省いて、大体のことを説明していく。
「お姉ちゃん何かの役に立てそう?」
「間違いなく冒険者にはなれるよ。そこら辺の魔術師よりかは遥かに強い」
きちんと答えていくケビンに対して詳細が見れるというのは本当のことだと理解した面々は、一部の女性を除いてダイエットメニューを考え始めるのであった。
「じゃあ、他の人も確認して配置を決めようか?」
「待ってケビン君! 1週間だけでもいいから……贅沢言わないから……」
「ティナはそこまで体重を気にしてるの?」
「女の子には重要なことだよ!」
「でも姉さんはこだわってないようだけど?」
「お姉ちゃんはケビンになら知られても構わないもの。自己管理できてるから」
自己管理できているというシーラの発言に、気にしていた女性たちがバツの悪そうな顔をするのだった。
「まぁ、見てないから何キロあるのか知らないけど」
「え……ケビン君、全部見れるんじゃないの?」
「見ようとすれば見れるけど、全てを見ようとすれば情報量が多過ぎて疲れるんだよ」
「もし見ないでって言ったら、体重を見ずにステータスだけを見てくれる? スリーサイズは見てもいいから」
「元から見たことはなかったのに、人の話を聞かずティナが1人で大騒ぎしただけだよ」
「え……」
「女の子が年齢や体重を気にするのはわかってるし、それを知ったところで俺にメリットもないだろ」
「そんなぁ……」
「ティナのせい。無駄に焦った」
「ティナが悪いね」
「私は自己管理できてるし問題ないけど」
「私も淑女の嗜みとしてできていますので、ケビン様になら全てを見られても問題ありません」
「私も見られて問題ありません。シーラさんのように全てを見て欲しいです」
ティナの1人相撲が終わったところで、ケビンは念のためにステータスを見て欲しくない人がいるかどうかの確認を行ったが、ケイトが奴隷代表で奴隷にそんな権利はないと報告をするが、ケビンは奴隷として扱うつもりはないと即座に否定するのである。
そして、メイドたちもケビンになら見られても構わないと言い、唯一の一般人であるナナリーもケビンになら見られたいというのである。
「でもケビンさん、私のスリーサイズを見てガッカリしないで下さいね。まだ全盛期には程遠いですから、触り心地が良くなるまでお時間下さい」
何故か全員がスリーサイズを見てもらうという流れができており、ケビンは『何故こうなった?』と頭を傾げるばかりである。
ひとまずケビンは人数が多いこともあってか、冒険者登録とクラン加入、マジカル商会のサブ会員証を作成した後に全員のステータス確認をすると伝えて、サクサクと終わる用事から済ませていくのである。
そして、やることを済ませたケビンは憩いの広場へ大人たちを招集して、まずは嫁たちからステータス確認をすることにしたのだった。
確認の方法はまるで面談でもするかのように、ケビンとステータスを見られる者が対峙する1対1の席が設けられると、栄えあるトップバッターを飾ったのはダイエットに執念を燃やそうとしていたティナである。
「た、体重は絶対ダメだからね!」
「わかってるよ」
体重のことを念押ししてくるティナに対して、ケビンはやれやれといった感じで【完全鑑定】を行使するのであった。
ティナ・エレフセリア
女性 24歳 種族:エルフ
身長:170cm
スリーサイズ:95(H)-64-94
職業:Aランク冒険者、マジカル商会従業員
エレフセリア皇后、嫁会議議長
クラン:Sランク【ウロボロス】サブマスター
状態:ステータスを見られて動悸中
備考:次はいつケビンに抱かれるのか気にしている。いっそ襲いに行こうかと計画中。行為中はケビンに攻め立てられるのが好きなマゾ気質。ソフィーリアのことを尊敬している。
Lv.60
HP:620
MP:590
筋力:560
耐久:530
魔力:360
精神:330
敏捷:330
スキル
【身体強化 Lv.6】【弓術 Lv.7】
【細剣術 Lv.3】【気配探知 Lv.6】
【魔力探知 Lv.3】【魔力操作 Lv.4】
【気配隠蔽 Lv.5】【指揮統率 Lv.5】
【連射 Lv.5】【同時射撃 Lv.5】
【罠探知 Lv.8】【罠解除 Lv.7】
魔法系統
【風魔法 Lv.6】【光魔法 Lv.6】
加護
世界樹の加護
称号
森の守護者
慈愛
エロテロリスト(極)
リーダーにさせられし者
苦行を耐えし者【ティナver.】
ダンジョン制覇者
市場調査員
普通に逃げし者
エロフ
嫁会議議長
自身で唐突に開く嫁会議にて議長を務める。
世界樹の加護
世界樹からの恩恵。森を護る者として森の中にいる際はステータスに補正がつく。
森の守護者
森の生態系を護る者。初見の森に入っても迷わない上に僅かな違いがわかるようになる
慈愛
常に慈しみを注いでかわいがる心。
エロテロリスト(極)
異性に対して誘惑行為を行うとその異性は発情を促される。(極)自身の発情も促されてしまい誘惑行為が過激になる。
リーダーにさせられし者
ケビンからダンジョン攻略の際、リーダーを任されて頑張った末に付いた称号。戦況の観察眼と指揮力が向上する。
苦行を耐えし者【ティナver.】
ケビンによるダンジョン攻略を耐え抜いた証。ダンジョン内において僅かな違いがわかるようになって迷うことはなく、トラップ発見率や解除率が上昇して成長補正(小)がかかる。
ダンジョン制覇者
ダンジョンを制覇した者の証。
市場調査員
ケビンの作り出した魔導具の売れ行きが気になり調査した者。冷やかし状態で複数の店舗を行き来して、その時の店員の視線が冷たかろうと気にしない。愛のなせる技か……
普通に逃げし者
ケビンによる鉄球トラップ地獄で普通に逃げきった者。敏捷値に補正がつく。
エロフ
快楽を求めて情欲に対して躊躇いがなくなる。ケビンのために、よりエロく従順に成り果てる。
「うわぁ……」
「え……『うわぁ……』って何!?」
ティナのステータスを見たケビンは、色々とヤバいことになっていてついつい心の声が出てしまっていたが、それを聞いてしまったティナは何かあったのだろうかと気が気ではない。
「これは……ちょっとみんなの前では言えないと思う」
「ちょ、ちょっと、そんな気になるような言い方しないでよ。みんな家族なんだから別にいいわよ。今ここで話して」
「え……いいの?」
「いいわよ」
それからケビンはステータスの内容を喋り出すと、能力面では自分の力が上がっていたことにティナは喜んでいたが、称号のことを聞き始めると次第に赤くなり始めて、最後には涙目になると部屋の隅まで移動して体育座りをしてしまう。
「ほら、言わなきゃ良かったじゃん」
「グスッ……」
「あと、襲いに来るなら他の人を巻き込まないようにね」
「……え? 何で……バレてるの……?」
「詳細が見れるって言っただろ? あと、ソフィのこと良く思っててくれて嬉しいよ」
「え……え……?」
ティナの混乱を他所に、次の番であるニーナは視線を泳がせながらケビンの傍までやってくる。
「ケビン君……」
「ティナのステータスが丸裸になったからね、この際だからみんなも公表していこうか?」
「うっ……」
ニーナが「公表しないで」と言う前にケビンから機先を制されてしまい、やむなく全員のステータスは公表されていくことになるのだった。
ニーナ・エレフセリア
女性 24歳 種族:人間
身長:155cm
スリーサイズ:88(F)-60-88
職業:Aランク冒険者、マジカル商会従業員
エレフセリア皇后、嫁会議議員
クラン:Sランク【ウロボロス】メンバー
状態:ステータスを見られてバレないか動悸中
備考:ティナから襲いに行こうと誘われている。お姉ちゃん気質だが本物が現れたことでどうしたもんかと悩み中。ケビンを甘やかしてあげたいと常々考えていて『甘えてきてくれないかな?』と思っている。ソフィーリアのことを尊敬している。
Lv.60
HP:420
MP:620
筋力:360
耐久:330
魔力:560
精神:530
敏捷:200
スキル
【杖術Lv.5】【属性強化 Lv.5】
【魔力探知 Lv.6】【魔力操作 Lv.8】
【高速詠唱 Lv.8】【多重詠唱】
魔法系統
【火魔法 Lv.7】【水魔法 Lv.7】
【雷魔法 Lv.4】【土魔法 Lv.7】
【風魔法 Lv.4】【光魔法 Lv.2】
【闇魔法 Lv.2】
加護
魔法神の加護
称号
人見知り
片言の使い手
ギャップ萌え
お姉ちゃん(願望)
ケビンの生徒(魔法)
読書家
苦行を耐えし者
ダンジョン制覇者
努力家
ケビンへの献身
必死に逃げし者
嫁会議議員
ティナが唐突に開く嫁会議にて議員として参加している。
人見知り
初対面の相手にとてもたどたどしくなる。
片言の使い手
一言や言葉の切れ端で会話が行える者。
ギャップ萌え
ある要素と別の要素との間隔やズレ、普段は有り得ない状況が生みだす状態により、対象とした異性に対して劣情を生み出させる者。
お姉ちゃん(願望)
弟が欲しかったことによりケビンのお姉ちゃんでありたいと願っている者。どうやって甘やかそうかと考えるのが好きで、それを実行したいと思っている。
ケビンの生徒(魔法)
ケビンから魔法の指導を受ける者として生徒となった証。他の人に習うよりも吸収率が向上する。
読書家
本の虫と言われても仕方がないほど本を読み続けた証。速読ができて理解力が向上する。
苦行を耐えし者
ケビンによるダンジョン攻略を耐え抜いた証。ダンジョン内において成長補正(小)がかかる。
努力家
コツコツと努力を続けた証。頑張り続けることで色々な恩恵が得られる。
ケビンへの献身
心身ともに捧げるほどケビンのために尽くそうと考えている者。ケビンのためなら恥ずかしいことでも耐える覚悟を持つ。
必死に逃げし者
ケビンによる鉄球トラップ地獄で身体強化がなくとも必死に逃げきった者。敏捷値に補正がつく。
「ニーナのは性格が出てるね。あと基本属性制覇おめでとう」
「ありがとう。ケビン君のお陰だよ」
「ニーナの努力の成果だよ」
ケビンから聞かされた内容に、ニーナはティナみたいな恥ずかしいものがなくてホッとしていた。
「あと、ソフィのことを良く思っててくれてありがとう」
「そんなこともわかるんだね」
そしてケビンは立ち上がると、ニーナの耳にそっと顔を近づけてコソッと呟くのだった。
「今度襲いに来た時にいっぱい甘えるね、お姉ちゃん」
「~~ッ!」
ケビンの呟いた言葉でニーナは顔が一気に赤くなって悶絶するのだが、その様子を見て可愛く思ったケビンがほっぺにキスをすると、更に悶絶するのであった。
「とりあえず朝に言ってた冒険者登録とクラン加入をした後に、商業ギルドへ行って新しいサブ会員証を作ってもらおうか?」
「ケビン君、それなら帝都にお店を建てたら?」
ケビンの予定を聞いたクリスが意見を挙げると、ケビンがそのことを聞き返すのだった。
「お店?」
「ここがもうケビン君と私たちのおうちなんだから本拠地みたいなものだよね? だから魔導具販売店を街に建てたらどうかな?」
「お店かぁ……」
「そしたら奴隷たちも少しはお仕事ができるよね? ずっとお城の中だと気が滅入っちゃうよ。買い物も頻繁に行くわけでもないから」
「ケビン様、私なら魔導学院出身なので魔導具製作もお手伝いできます」
「あ、それなら私にも教えてくれる? 元Sクラスだからやり方さえ理解できれば手伝えると思うよ」
「それなら私は受付嬢の仕事を活かして、接客の心構えでもみんなに教えようかしら」
「そうなると……販売員ができそうな人と製作ができそうな人をピックアップするか」
「ねぇ、そうするとみんな1度教会に行ってステータスを確認しないといけないんじゃないの? 誰がどんなスキルを持っているのかわからないから」
もし、お店を造ると奴隷たちから従業員を募ることになりそうなので、ケイトが先んじて懸念事項を伝えるのだった。
「ああ、それなら俺が人のステータスを見れるから心配ない」
ケビンの何気ない一言にこの場の者が絶句する。
「あ、あの……ケビン君? 人のステータスが見れるってどういうこと?」
冒険者ギルドの受付嬢をやっていたサーシャが、ケビンの発言がどれほど危険なことなのかを1番理解しており、おずおずと尋ねるのであった。
「ん? 【鑑定】スキルを持ってるからそれで見るだけだよ」
「【鑑定】スキルを持っているのも驚きなんだけど、それだと人のステータスは見れないわよ? 見れても名前とか性別とか職業くらいよ。それに世の中には【偽装】や【隠蔽】スキルもあるのだから」
「俺のは【完全鑑定】っていうスキル。【偽装】も【隠蔽】も全て看破して、その人の詳細なデータが全てわかるスキルだよ」
「さすがケビンね! お姉ちゃん鼻が高いわ!」
「……詳細ってどこまで見れるの?」
詳細の範囲がわからないサーシャが、どれほどのものなのかとケビンに尋ねるのだが、返ってきたのは大打撃を受けてしまう内容であった。
「その人の大まかな人生。簡単なところだとサーシャのスリーサイズとかもわかるよ」
ケビンのスキルが詳細なデータを見れてしまうと聞いてしまった女性たちだが、1番知られたくないデータも見れてしまうのではないかと、誰とはなしに呟きが聞こえてしまう。
「た……体重……は……?」
「わかる」
ケビンが答えたその瞬間、ティナが猛然とケビンに詰め寄り両肩を掴んで揺さぶり始めたのだった。
「ケビン君! 私の体重見た? 見たのっ!?」
「あぁぁ……」
「違うから! それは胸の重さが原因だから! 私、太ってないから!」
ケビンがそういうこだわりのプライバシー的なものは見ないようにしてると言おうとしたにも関わらず、ティナが先走って言い訳をしてしまう。
「私も胸だから!」
「ご主人様、私もです!」
他にも胸の大きな女性たちがティナに続けと言わんばかりに、体の重みは胸のせいだと口々に報告してくる。
あえてそれに参加しないのは自己管理できている王女たちや、特に気にもしないクリス(逆に筋肉で身が引き締まっていることを気にしている)、そしてささやかな胸の女性たちだった。
「ケビン君、お願い! 1ヶ月期間をちょうだい! いや、1週間でもいいから! そしたら【鑑定】で見ていいから!」
ティナは体重を落とすためのダイエットする期間を、ケビンから必死にもぎ取ろうと頑張っている。
「ねぇ、お姉ちゃんのも見たの?」
「姉さんのは見てないよ」
「見たくないってこと?」
「見て欲しいの?」
「ケビンになら全てを見られても構わないわよ?」
「まぁ、確かに気になるのは気になるんだよね」
ケビンは今まで何故シーラに見つかってしまうのか、そのことの原因を探るべくシーラのステータスには興味あったが、実際に見てしまったあとのことが怖くて見れなかったということもある。
「さぁ、ケビン。お姉ちゃんの全てを見て」
早く見てくれと言わんばかりにシーラは両手を広げる。
「姉さんは普通に攻めてくる時だけは強気だよね。睦事はあんなに恥ずかしがるのに」
「うぅ……」
シーラが恥ずかしがる中、ケビンは【完全鑑定】でシーラのステータスを確認し始めたのだった。
シーラ・エレフセリア
女性 20歳 種族:人間
身長:160cm
スリーサイズ:86(D)-56-86
職業:ケビンのお姉ちゃん、エレフセリア皇后
状態:ケビンに夢中(不変)
Lv.20
HP:210
MP:480
筋力:180
耐久:165
魔力:450
精神:400
敏捷:150
スキル
【魔法適性】【魔力増大】
【詠唱省略 Lv.EX】【属性強化 Lv.5】
【魔力探知 Lv.5】【魔力操作 Lv.7】
【礼儀作法 Lv.7】【ケビンソナー】
魔法系統
【火魔法 Lv.3】【水魔法 Lv.7】
【雷魔法 Lv.5】【土魔法 Lv.3】
【風魔法 Lv.3】【光魔法 Lv.3】
【闇魔法 Lv.3】
派生
【氷魔法 Lv.EX】
加護
魔法神の加護
称号
ケビコン【シーラver.】(超絶)
氷帝
氷の美姫
(はぁぁ……)
シーラのステータスをケビンが見てしまうと、とうとうブラックボックスを開けてしまったような感覚に陥るのであった。
(仕方ない……確認するか……)
ケビンのお姉ちゃん
真実がどうであろうと、ケビンのお姉ちゃんであり続けることを自ら望んでいる。結婚してもそれは変わらない。
【ケビンソナー】
ケビンと一緒にいたい一心で得た謎の力。広範囲でケビンを探知することができて、近づけば近づくほどにその精度が高まる。効果範囲にケビンが迂闊に入れば自動的に探知してシーラに知らせる謎のシステム。
魔法神の加護
魔法に関する力を統べる神の加護。魔法のレベルが限界突破できるようになる。
ケビコン【シーラver.】(超絶)
ケビンのことが好きすぎてたまらなくなりブラコンが進化した称号。(超絶)ケビンに対する想いと力が増大する。
氷帝
凍える威圧と氷属性の魔法を使いこなすことで学院生時代に付いた二つ名。【氷】に関することの威力が増加する。
氷の美姫
興味のない対象にはツンツンしていることから、学院生時代に男子から付けられた二つ名。振られた男の数は計り知れない……
(……俺に特化してる……だと……)
「どう、ケビン? お姉ちゃんのちゃんと見れた?」
「……ああ、スリーサイズまでちゃんと見たよ……」
「どうだった?」
「体型のことはともかく完全に魔術師特化型だね。あと、母さんに鍛えられていた分だけ一般的な人たちよりもステータス値が高い」
ケビンはあえて自分のことに関するスキルや称号のことは省いて、大体のことを説明していく。
「お姉ちゃん何かの役に立てそう?」
「間違いなく冒険者にはなれるよ。そこら辺の魔術師よりかは遥かに強い」
きちんと答えていくケビンに対して詳細が見れるというのは本当のことだと理解した面々は、一部の女性を除いてダイエットメニューを考え始めるのであった。
「じゃあ、他の人も確認して配置を決めようか?」
「待ってケビン君! 1週間だけでもいいから……贅沢言わないから……」
「ティナはそこまで体重を気にしてるの?」
「女の子には重要なことだよ!」
「でも姉さんはこだわってないようだけど?」
「お姉ちゃんはケビンになら知られても構わないもの。自己管理できてるから」
自己管理できているというシーラの発言に、気にしていた女性たちがバツの悪そうな顔をするのだった。
「まぁ、見てないから何キロあるのか知らないけど」
「え……ケビン君、全部見れるんじゃないの?」
「見ようとすれば見れるけど、全てを見ようとすれば情報量が多過ぎて疲れるんだよ」
「もし見ないでって言ったら、体重を見ずにステータスだけを見てくれる? スリーサイズは見てもいいから」
「元から見たことはなかったのに、人の話を聞かずティナが1人で大騒ぎしただけだよ」
「え……」
「女の子が年齢や体重を気にするのはわかってるし、それを知ったところで俺にメリットもないだろ」
「そんなぁ……」
「ティナのせい。無駄に焦った」
「ティナが悪いね」
「私は自己管理できてるし問題ないけど」
「私も淑女の嗜みとしてできていますので、ケビン様になら全てを見られても問題ありません」
「私も見られて問題ありません。シーラさんのように全てを見て欲しいです」
ティナの1人相撲が終わったところで、ケビンは念のためにステータスを見て欲しくない人がいるかどうかの確認を行ったが、ケイトが奴隷代表で奴隷にそんな権利はないと報告をするが、ケビンは奴隷として扱うつもりはないと即座に否定するのである。
そして、メイドたちもケビンになら見られても構わないと言い、唯一の一般人であるナナリーもケビンになら見られたいというのである。
「でもケビンさん、私のスリーサイズを見てガッカリしないで下さいね。まだ全盛期には程遠いですから、触り心地が良くなるまでお時間下さい」
何故か全員がスリーサイズを見てもらうという流れができており、ケビンは『何故こうなった?』と頭を傾げるばかりである。
ひとまずケビンは人数が多いこともあってか、冒険者登録とクラン加入、マジカル商会のサブ会員証を作成した後に全員のステータス確認をすると伝えて、サクサクと終わる用事から済ませていくのである。
そして、やることを済ませたケビンは憩いの広場へ大人たちを招集して、まずは嫁たちからステータス確認をすることにしたのだった。
確認の方法はまるで面談でもするかのように、ケビンとステータスを見られる者が対峙する1対1の席が設けられると、栄えあるトップバッターを飾ったのはダイエットに執念を燃やそうとしていたティナである。
「た、体重は絶対ダメだからね!」
「わかってるよ」
体重のことを念押ししてくるティナに対して、ケビンはやれやれといった感じで【完全鑑定】を行使するのであった。
ティナ・エレフセリア
女性 24歳 種族:エルフ
身長:170cm
スリーサイズ:95(H)-64-94
職業:Aランク冒険者、マジカル商会従業員
エレフセリア皇后、嫁会議議長
クラン:Sランク【ウロボロス】サブマスター
状態:ステータスを見られて動悸中
備考:次はいつケビンに抱かれるのか気にしている。いっそ襲いに行こうかと計画中。行為中はケビンに攻め立てられるのが好きなマゾ気質。ソフィーリアのことを尊敬している。
Lv.60
HP:620
MP:590
筋力:560
耐久:530
魔力:360
精神:330
敏捷:330
スキル
【身体強化 Lv.6】【弓術 Lv.7】
【細剣術 Lv.3】【気配探知 Lv.6】
【魔力探知 Lv.3】【魔力操作 Lv.4】
【気配隠蔽 Lv.5】【指揮統率 Lv.5】
【連射 Lv.5】【同時射撃 Lv.5】
【罠探知 Lv.8】【罠解除 Lv.7】
魔法系統
【風魔法 Lv.6】【光魔法 Lv.6】
加護
世界樹の加護
称号
森の守護者
慈愛
エロテロリスト(極)
リーダーにさせられし者
苦行を耐えし者【ティナver.】
ダンジョン制覇者
市場調査員
普通に逃げし者
エロフ
嫁会議議長
自身で唐突に開く嫁会議にて議長を務める。
世界樹の加護
世界樹からの恩恵。森を護る者として森の中にいる際はステータスに補正がつく。
森の守護者
森の生態系を護る者。初見の森に入っても迷わない上に僅かな違いがわかるようになる
慈愛
常に慈しみを注いでかわいがる心。
エロテロリスト(極)
異性に対して誘惑行為を行うとその異性は発情を促される。(極)自身の発情も促されてしまい誘惑行為が過激になる。
リーダーにさせられし者
ケビンからダンジョン攻略の際、リーダーを任されて頑張った末に付いた称号。戦況の観察眼と指揮力が向上する。
苦行を耐えし者【ティナver.】
ケビンによるダンジョン攻略を耐え抜いた証。ダンジョン内において僅かな違いがわかるようになって迷うことはなく、トラップ発見率や解除率が上昇して成長補正(小)がかかる。
ダンジョン制覇者
ダンジョンを制覇した者の証。
市場調査員
ケビンの作り出した魔導具の売れ行きが気になり調査した者。冷やかし状態で複数の店舗を行き来して、その時の店員の視線が冷たかろうと気にしない。愛のなせる技か……
普通に逃げし者
ケビンによる鉄球トラップ地獄で普通に逃げきった者。敏捷値に補正がつく。
エロフ
快楽を求めて情欲に対して躊躇いがなくなる。ケビンのために、よりエロく従順に成り果てる。
「うわぁ……」
「え……『うわぁ……』って何!?」
ティナのステータスを見たケビンは、色々とヤバいことになっていてついつい心の声が出てしまっていたが、それを聞いてしまったティナは何かあったのだろうかと気が気ではない。
「これは……ちょっとみんなの前では言えないと思う」
「ちょ、ちょっと、そんな気になるような言い方しないでよ。みんな家族なんだから別にいいわよ。今ここで話して」
「え……いいの?」
「いいわよ」
それからケビンはステータスの内容を喋り出すと、能力面では自分の力が上がっていたことにティナは喜んでいたが、称号のことを聞き始めると次第に赤くなり始めて、最後には涙目になると部屋の隅まで移動して体育座りをしてしまう。
「ほら、言わなきゃ良かったじゃん」
「グスッ……」
「あと、襲いに来るなら他の人を巻き込まないようにね」
「……え? 何で……バレてるの……?」
「詳細が見れるって言っただろ? あと、ソフィのこと良く思っててくれて嬉しいよ」
「え……え……?」
ティナの混乱を他所に、次の番であるニーナは視線を泳がせながらケビンの傍までやってくる。
「ケビン君……」
「ティナのステータスが丸裸になったからね、この際だからみんなも公表していこうか?」
「うっ……」
ニーナが「公表しないで」と言う前にケビンから機先を制されてしまい、やむなく全員のステータスは公表されていくことになるのだった。
ニーナ・エレフセリア
女性 24歳 種族:人間
身長:155cm
スリーサイズ:88(F)-60-88
職業:Aランク冒険者、マジカル商会従業員
エレフセリア皇后、嫁会議議員
クラン:Sランク【ウロボロス】メンバー
状態:ステータスを見られてバレないか動悸中
備考:ティナから襲いに行こうと誘われている。お姉ちゃん気質だが本物が現れたことでどうしたもんかと悩み中。ケビンを甘やかしてあげたいと常々考えていて『甘えてきてくれないかな?』と思っている。ソフィーリアのことを尊敬している。
Lv.60
HP:420
MP:620
筋力:360
耐久:330
魔力:560
精神:530
敏捷:200
スキル
【杖術Lv.5】【属性強化 Lv.5】
【魔力探知 Lv.6】【魔力操作 Lv.8】
【高速詠唱 Lv.8】【多重詠唱】
魔法系統
【火魔法 Lv.7】【水魔法 Lv.7】
【雷魔法 Lv.4】【土魔法 Lv.7】
【風魔法 Lv.4】【光魔法 Lv.2】
【闇魔法 Lv.2】
加護
魔法神の加護
称号
人見知り
片言の使い手
ギャップ萌え
お姉ちゃん(願望)
ケビンの生徒(魔法)
読書家
苦行を耐えし者
ダンジョン制覇者
努力家
ケビンへの献身
必死に逃げし者
嫁会議議員
ティナが唐突に開く嫁会議にて議員として参加している。
人見知り
初対面の相手にとてもたどたどしくなる。
片言の使い手
一言や言葉の切れ端で会話が行える者。
ギャップ萌え
ある要素と別の要素との間隔やズレ、普段は有り得ない状況が生みだす状態により、対象とした異性に対して劣情を生み出させる者。
お姉ちゃん(願望)
弟が欲しかったことによりケビンのお姉ちゃんでありたいと願っている者。どうやって甘やかそうかと考えるのが好きで、それを実行したいと思っている。
ケビンの生徒(魔法)
ケビンから魔法の指導を受ける者として生徒となった証。他の人に習うよりも吸収率が向上する。
読書家
本の虫と言われても仕方がないほど本を読み続けた証。速読ができて理解力が向上する。
苦行を耐えし者
ケビンによるダンジョン攻略を耐え抜いた証。ダンジョン内において成長補正(小)がかかる。
努力家
コツコツと努力を続けた証。頑張り続けることで色々な恩恵が得られる。
ケビンへの献身
心身ともに捧げるほどケビンのために尽くそうと考えている者。ケビンのためなら恥ずかしいことでも耐える覚悟を持つ。
必死に逃げし者
ケビンによる鉄球トラップ地獄で身体強化がなくとも必死に逃げきった者。敏捷値に補正がつく。
「ニーナのは性格が出てるね。あと基本属性制覇おめでとう」
「ありがとう。ケビン君のお陰だよ」
「ニーナの努力の成果だよ」
ケビンから聞かされた内容に、ニーナはティナみたいな恥ずかしいものがなくてホッとしていた。
「あと、ソフィのことを良く思っててくれてありがとう」
「そんなこともわかるんだね」
そしてケビンは立ち上がると、ニーナの耳にそっと顔を近づけてコソッと呟くのだった。
「今度襲いに来た時にいっぱい甘えるね、お姉ちゃん」
「~~ッ!」
ケビンの呟いた言葉でニーナは顔が一気に赤くなって悶絶するのだが、その様子を見て可愛く思ったケビンがほっぺにキスをすると、更に悶絶するのであった。
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