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第11話 玲子さんはヤンデレですか?
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「話は戻るけどさ。修二、今日死ぬかもしれないっぽいよ?」
こんな事を言われて、真に受けるやつがいるだろうか?
修二も玲子さんも、おかしなやつを見る目で見てくる。
「本当なんだ。さっき話しただろ? 【吹き出し】が見えるようになったって」
「……」
「……」
だめだ、完全に疑ってる。二人の視線が痛いです。まあこれが普通の反応だよね……。
「確かにさっきの話じゃ、鑑定能力だっけ? 【吹き出し】が見えるようになったとか言ってたけどよ、てっきり後輩ちゃんとのラブラブエピソードを盛り上げるためのホラかと思ったぜ」
「そうですわ、そもそも【吹き出し】ってなんですの?」
そういえば玲子さんには何も話してなかった。
しょうがない、もう一度説明するしかないな。
「高熱で倒れた時にさ、夢を見たんだ」
――あの時の、白い空間を思い出す。
「夢の中で、フワフワと浮いているような空間に居たんだ」
――真っ白な世界に一人ぼっち。
「時間が経つと、真っ白な世界に黒い線が出てきた」
――世界が創造された
「そこで、ふと周りに視線を合わせると、物体から【吹き出し】が出てきたんだ」
――奇妙な経験をした。
「夢の中の病室の窓を見た時、こんな【吹き出し】が出てきたんだ」
バッグからメモ帳とボールペンを取り出し、あの時に見た【吹き出し】の内容を書き出した。
【窓】
桜山大付属病院502号室の窓。
ここから見下ろす景色はすごくキレイです。
春には桜がいっぱい咲いてます!
「病院で目覚めた日、最後に確認しただろ? 桜山大付属病院の502号室であってるかって」
二人の表情を伺う。修二は難しい顔を浮かべ、玲子さんは困った顔をしている。
「確かにあの時、急に病院と病室を当てられてびっくりした。でも、看護師さんにでも聞いたんじゃないのか?」
「退院する日、看護師さんに聞いたんだ。俺が起きた時の事を」
退院する日、挨拶のついでに担当してくれた先生と、看護師さんに聞いてみた。誰かが病院名と病室番号を教えてくれたのかを。
「そうしたらさ、しっかりと意識が戻ったのが修二達が来てくれたときなんだってさ。つまり、誰も教えてくれてなかった」
「【吹き出し】の内容が正しかったってわけか……」
まだ疑問に思っているようだ。
「もしそれが正しいとしてですわ。修二さんが死ぬというのはどういう事ですの?」
玲子さんもさすがに彼氏が死ぬと聞かされてちょっと怖い顔をしている。でも玲子さんが怖い顔をしても綺麗ですね!
「昼に修二とご飯を食べた時、何気なく修二を鑑定してみたんだ……」
昼間と内容が変わっているのだろうか? まだ同じ対象に1日2回鑑定能力を使ったことはなかった。
修二を視界に収め、神に祈った。
【千葉修二】
T大学2年生。
めっちゃ頭いいね! 主席狙えちゃうかも? あとイケメン。
茶髪のサラサラヘアーにスラっとした長身の爽やか王子様です。あとイケメン。
天王寺玲子とは恋人同士でラブラブです♡
※今日の運勢※
合コンに行っちゃいけません! 死んじゃいま~す♪
どうやら内容は変わっていないようだ。手早くメモ帳に書き写し、二人に見せた。
「まじか……」
「やっぱり合コン!」
修二が驚いている。あと玲子さんが合コンに反応しているのが面白い。僕はありのままを記入して二人に見せちゃいました。
「この能力を授かってからまだ日も浅いけど、『今日の運勢』は間違いなく当たってると思うんだ。だからさ、理由までは分からないけどテニサーの合コンに行くと死ぬかもしれないから、急遽飲み会を開催しました」
「そうだったのか……」
「お惚気の報告会とばかり思っていましたわ」
やっと納得してくれた。長かった~。
「つまり合コンに参加しなければ死ぬ事は無いって事か? 怖すぎるだろ」
「まあ今のところ大丈夫そうだね。とりあえず日が変わるまで大将のところでお世話になろうか。日付が変わったら占ってみよう」
そうして時間を潰す。日付変更まであと1時間もある。さすがに眠くなってきたぞ。
さすがに酔いが回ってうつらうつらしてきたところ、修二が提案してきた。
「その鑑定? っていうか占いの方が正しいか。まだ出来るのか? 玲子も見てやってくれよ」
「え、出来るけど……。でも、さすがに女性のプロフィールを勝手に覗く訳にはいかないよ」
「あらいいですわね。おねがいしますわ」
玲子さんはノリノリでした。
吹き出し、もう占いと言ってしまうが、占いは一日5回にしている。6回以上やると頭痛が酷く、生活に支障が出る。この占いは危険な気がするため、何でもかんでも簡単に使う訳にはいかない。なのでラノベ主人公のように何でもかんでも鑑定する事が出来ないのでした。
「どんな結果が出るか分からないけど、ありのままを伝えるよ?」
「おっけーですわ! バッチコイですわ!」
玲子さんが酔っぱらってますね、素敵です。
正直なところ、どんな内容が出るのか分からない。やばいプロフィールが出た場合、隠蔽した方がいいのだろうか? でも玲子さんなら変なのは出ないはずだ。
玲子さんを視界に収め、神に祈った。
【天王寺玲子】
T大学2年生。
めっちゃ綺麗です! でもヤンデレです。
ウェーブのかかった金髪、スタイル抜群でモデルさんみたい~! でもヤンデレです。
実家がめっちゃお金持ちな社長令嬢様で~す。でもヤンデレです。
千葉修二とは恋人同士でラブラブです♡
ヤンデレ度5%
※今日の運勢※
彼氏を失いたくなければ、何が何でも中野薫の提案に乗りましょう。
但し、胸焼けにご注意を!
※今日のラッキーアイテム※
ボイスレコーダー
さて、これは見せても良いのだろうか?
こんな事を言われて、真に受けるやつがいるだろうか?
修二も玲子さんも、おかしなやつを見る目で見てくる。
「本当なんだ。さっき話しただろ? 【吹き出し】が見えるようになったって」
「……」
「……」
だめだ、完全に疑ってる。二人の視線が痛いです。まあこれが普通の反応だよね……。
「確かにさっきの話じゃ、鑑定能力だっけ? 【吹き出し】が見えるようになったとか言ってたけどよ、てっきり後輩ちゃんとのラブラブエピソードを盛り上げるためのホラかと思ったぜ」
「そうですわ、そもそも【吹き出し】ってなんですの?」
そういえば玲子さんには何も話してなかった。
しょうがない、もう一度説明するしかないな。
「高熱で倒れた時にさ、夢を見たんだ」
――あの時の、白い空間を思い出す。
「夢の中で、フワフワと浮いているような空間に居たんだ」
――真っ白な世界に一人ぼっち。
「時間が経つと、真っ白な世界に黒い線が出てきた」
――世界が創造された
「そこで、ふと周りに視線を合わせると、物体から【吹き出し】が出てきたんだ」
――奇妙な経験をした。
「夢の中の病室の窓を見た時、こんな【吹き出し】が出てきたんだ」
バッグからメモ帳とボールペンを取り出し、あの時に見た【吹き出し】の内容を書き出した。
【窓】
桜山大付属病院502号室の窓。
ここから見下ろす景色はすごくキレイです。
春には桜がいっぱい咲いてます!
「病院で目覚めた日、最後に確認しただろ? 桜山大付属病院の502号室であってるかって」
二人の表情を伺う。修二は難しい顔を浮かべ、玲子さんは困った顔をしている。
「確かにあの時、急に病院と病室を当てられてびっくりした。でも、看護師さんにでも聞いたんじゃないのか?」
「退院する日、看護師さんに聞いたんだ。俺が起きた時の事を」
退院する日、挨拶のついでに担当してくれた先生と、看護師さんに聞いてみた。誰かが病院名と病室番号を教えてくれたのかを。
「そうしたらさ、しっかりと意識が戻ったのが修二達が来てくれたときなんだってさ。つまり、誰も教えてくれてなかった」
「【吹き出し】の内容が正しかったってわけか……」
まだ疑問に思っているようだ。
「もしそれが正しいとしてですわ。修二さんが死ぬというのはどういう事ですの?」
玲子さんもさすがに彼氏が死ぬと聞かされてちょっと怖い顔をしている。でも玲子さんが怖い顔をしても綺麗ですね!
「昼に修二とご飯を食べた時、何気なく修二を鑑定してみたんだ……」
昼間と内容が変わっているのだろうか? まだ同じ対象に1日2回鑑定能力を使ったことはなかった。
修二を視界に収め、神に祈った。
【千葉修二】
T大学2年生。
めっちゃ頭いいね! 主席狙えちゃうかも? あとイケメン。
茶髪のサラサラヘアーにスラっとした長身の爽やか王子様です。あとイケメン。
天王寺玲子とは恋人同士でラブラブです♡
※今日の運勢※
合コンに行っちゃいけません! 死んじゃいま~す♪
どうやら内容は変わっていないようだ。手早くメモ帳に書き写し、二人に見せた。
「まじか……」
「やっぱり合コン!」
修二が驚いている。あと玲子さんが合コンに反応しているのが面白い。僕はありのままを記入して二人に見せちゃいました。
「この能力を授かってからまだ日も浅いけど、『今日の運勢』は間違いなく当たってると思うんだ。だからさ、理由までは分からないけどテニサーの合コンに行くと死ぬかもしれないから、急遽飲み会を開催しました」
「そうだったのか……」
「お惚気の報告会とばかり思っていましたわ」
やっと納得してくれた。長かった~。
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「まあ今のところ大丈夫そうだね。とりあえず日が変わるまで大将のところでお世話になろうか。日付が変わったら占ってみよう」
そうして時間を潰す。日付変更まであと1時間もある。さすがに眠くなってきたぞ。
さすがに酔いが回ってうつらうつらしてきたところ、修二が提案してきた。
「その鑑定? っていうか占いの方が正しいか。まだ出来るのか? 玲子も見てやってくれよ」
「え、出来るけど……。でも、さすがに女性のプロフィールを勝手に覗く訳にはいかないよ」
「あらいいですわね。おねがいしますわ」
玲子さんはノリノリでした。
吹き出し、もう占いと言ってしまうが、占いは一日5回にしている。6回以上やると頭痛が酷く、生活に支障が出る。この占いは危険な気がするため、何でもかんでも簡単に使う訳にはいかない。なのでラノベ主人公のように何でもかんでも鑑定する事が出来ないのでした。
「どんな結果が出るか分からないけど、ありのままを伝えるよ?」
「おっけーですわ! バッチコイですわ!」
玲子さんが酔っぱらってますね、素敵です。
正直なところ、どんな内容が出るのか分からない。やばいプロフィールが出た場合、隠蔽した方がいいのだろうか? でも玲子さんなら変なのは出ないはずだ。
玲子さんを視界に収め、神に祈った。
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実家がめっちゃお金持ちな社長令嬢様で~す。でもヤンデレです。
千葉修二とは恋人同士でラブラブです♡
ヤンデレ度5%
※今日の運勢※
彼氏を失いたくなければ、何が何でも中野薫の提案に乗りましょう。
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