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全快?
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陵が手術をしてから5日後、目を覚ましてから7日目の朝私は書類をもって陵の病室に赴いた。
「これにサインして欲しいんだ」
「…分かった、一樹くんが必要だと言うならいくらでもするよ」私の深刻そうな顔に陵はあっさりとサインしてしまった。陵は頭がいいから英語で書かれていても分かるだろうに、読むことも説明も求めなかった。騙してしまったような、申し訳ないような罪悪感。
「それで、これがこれから飲む薬。1回1錠忘れずに飲んでくれたら前までと同じ生活ができるよ。病気はほとんど寛解したと思ってくれていい」私の言葉に陵は信じられないとでもいいたそうな顔をした。
「ありがとう!一樹くんが主治医になってくれて良かった」満面の笑みに嘘偽りない言葉…
これで君には私が…。
「これにサインして欲しいんだ」
「…分かった、一樹くんが必要だと言うならいくらでもするよ」私の深刻そうな顔に陵はあっさりとサインしてしまった。陵は頭がいいから英語で書かれていても分かるだろうに、読むことも説明も求めなかった。騙してしまったような、申し訳ないような罪悪感。
「それで、これがこれから飲む薬。1回1錠忘れずに飲んでくれたら前までと同じ生活ができるよ。病気はほとんど寛解したと思ってくれていい」私の言葉に陵は信じられないとでもいいたそうな顔をした。
「ありがとう!一樹くんが主治医になってくれて良かった」満面の笑みに嘘偽りない言葉…
これで君には私が…。
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