27 / 40
第1章 中学2年いじめ事件
第27話 ドーピンクの使用量にはご注意を(vsがしゃどくろ)
しおりを挟む
「亮くん!今にうちに早く逃げましょうよ!!」
硬直状態で、お互いを睨み合ってる中、百合草がチャンスとばかりに亮の手を引っ張り、逃げ出そうとする。
は?なんでこいつがこんなとこにいるんんだ?
距離をとって逃げているか、もはや見捨てたとばかり思っていた亮は、隣にいきなり現れた百合草に気を取られ、がしゃどくろから気を逸らしてしまった。
その瞬間、がしゃどくろから耳障りな音が聞こえ始める。こいつまさか!
「kyaaaauaaaaaaaaaaaaaannnnnnnnnnn」
すぐに視線を戻すも、手遅れであることを知る。
ドリルで硬いものを削っているような不協和音が辺りへと響き渡る。それと同じくして、光を発し始めていた。
(この発光は…まさか、魔素か!まずい!)
亮はすぐに、がしゃどくろの周囲の魔素が励起されて、光を放っていたことに気づいた。
そして、励起されてた魔素が瞬間的に収束する。
サイズはビー玉くらいの大きさでまるで太陽のように辺りを明るく照らしている。
中心温度1500万度という超高温で引き起こされる核融合が起こっていた。その圧縮したエネルギ―をより攻撃力を上げるため一方向に定めて放出する。
「まずい!!」
亮は百合草を背中に隠して庇うが、当の俺は鋭い光に包まれるとともに、体が高温にさらされて、皮膚が焼けただれていく。
痛い!痛い!痛い!!!!!!
亮に当たった熱射線は太陽に近づいてくる彗星のように長い尾を引く。
顔の頬は熱で焼けただれ、全身は大やけどを負っていく。
永遠のように感じられた、熱放射がやっと終了するが、
「こひゅー、はひゅー、かはっ」
亮は、全身やけどに加え、高熱の空気を吸ったことで器官が焼けて、息がうまく吸い込むことができなくなっていしまった。
「いやあああああ!亮くん!亮くん!!!!」
涙でにじんでいる視界に心配そうに駆け寄ってきた百合草が慌てふためいている姿が見える。
「はあ、ああ、だ、ぃじょ…ぶ」
視線を正面に向けてみると、がしゃどくろは歯をカチカチと音を立てながらケラケラと嗤っている。ウザいやつが痛い目を見たかのようにあざ笑っていた。畜生、実際笑っていそうだから腹立つ!!
あ~あ…だっさいな~俺…本当にダサすぎる…
余裕をこいて、いたつもりはないが…百合草がいることを忘れ、それを逆手に取られて、重体になるのはあまりにも滑稽だ。
俺がしっかりやらないら、俺が天才でないから…俺が、この世界の本物の主人公でないから、こんな無様で、滑稽で…
息が、段々と浅くなって、視界の端からどんどんと白い世界が広がり始めてくるし体がもう限界だと悲鳴を上げている。
腹の中心にとても小さな火種ができる。それは、フツフツと周りへと広がって大きくなっていく。
全能感に包まれたような感覚ではない。怖くて、辛くて、しんどい。だからと言って、恨みという負の感情へと昇格することもできない。
しかし、認められない、そうあってはならない、不愉快、嫌い、嫌。何故俺の思い通りにならない、どうしてこんなことが出来ない。
ただひたすらに、自己嫌悪の気持ちが膨れていく。故に、だから……
亮の中にある何かが焼け切れた。
「きひっ、あはっはあああはははははははははっはああああ!!」
亮が、何かに取り憑かれたように笑い始めた。百合草はこの時初めて何かが大事なものがぶっ壊れた人間を見てしまった。
硬直状態で、お互いを睨み合ってる中、百合草がチャンスとばかりに亮の手を引っ張り、逃げ出そうとする。
は?なんでこいつがこんなとこにいるんんだ?
距離をとって逃げているか、もはや見捨てたとばかり思っていた亮は、隣にいきなり現れた百合草に気を取られ、がしゃどくろから気を逸らしてしまった。
その瞬間、がしゃどくろから耳障りな音が聞こえ始める。こいつまさか!
「kyaaaauaaaaaaaaaaaaaannnnnnnnnnn」
すぐに視線を戻すも、手遅れであることを知る。
ドリルで硬いものを削っているような不協和音が辺りへと響き渡る。それと同じくして、光を発し始めていた。
(この発光は…まさか、魔素か!まずい!)
亮はすぐに、がしゃどくろの周囲の魔素が励起されて、光を放っていたことに気づいた。
そして、励起されてた魔素が瞬間的に収束する。
サイズはビー玉くらいの大きさでまるで太陽のように辺りを明るく照らしている。
中心温度1500万度という超高温で引き起こされる核融合が起こっていた。その圧縮したエネルギ―をより攻撃力を上げるため一方向に定めて放出する。
「まずい!!」
亮は百合草を背中に隠して庇うが、当の俺は鋭い光に包まれるとともに、体が高温にさらされて、皮膚が焼けただれていく。
痛い!痛い!痛い!!!!!!
亮に当たった熱射線は太陽に近づいてくる彗星のように長い尾を引く。
顔の頬は熱で焼けただれ、全身は大やけどを負っていく。
永遠のように感じられた、熱放射がやっと終了するが、
「こひゅー、はひゅー、かはっ」
亮は、全身やけどに加え、高熱の空気を吸ったことで器官が焼けて、息がうまく吸い込むことができなくなっていしまった。
「いやあああああ!亮くん!亮くん!!!!」
涙でにじんでいる視界に心配そうに駆け寄ってきた百合草が慌てふためいている姿が見える。
「はあ、ああ、だ、ぃじょ…ぶ」
視線を正面に向けてみると、がしゃどくろは歯をカチカチと音を立てながらケラケラと嗤っている。ウザいやつが痛い目を見たかのようにあざ笑っていた。畜生、実際笑っていそうだから腹立つ!!
あ~あ…だっさいな~俺…本当にダサすぎる…
余裕をこいて、いたつもりはないが…百合草がいることを忘れ、それを逆手に取られて、重体になるのはあまりにも滑稽だ。
俺がしっかりやらないら、俺が天才でないから…俺が、この世界の本物の主人公でないから、こんな無様で、滑稽で…
息が、段々と浅くなって、視界の端からどんどんと白い世界が広がり始めてくるし体がもう限界だと悲鳴を上げている。
腹の中心にとても小さな火種ができる。それは、フツフツと周りへと広がって大きくなっていく。
全能感に包まれたような感覚ではない。怖くて、辛くて、しんどい。だからと言って、恨みという負の感情へと昇格することもできない。
しかし、認められない、そうあってはならない、不愉快、嫌い、嫌。何故俺の思い通りにならない、どうしてこんなことが出来ない。
ただひたすらに、自己嫌悪の気持ちが膨れていく。故に、だから……
亮の中にある何かが焼け切れた。
「きひっ、あはっはあああはははははははははっはああああ!!」
亮が、何かに取り憑かれたように笑い始めた。百合草はこの時初めて何かが大事なものがぶっ壊れた人間を見てしまった。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話
桜井正宗
青春
――結婚しています!
それは二人だけの秘密。
高校二年の遙と遥は結婚した。
近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。
キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。
ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。
*結婚要素あり
*ヤンデレ要素あり
彼女に振られた俺の転生先が高校生だった。それはいいけどなんで元カノ達まで居るんだろう。
遊。
青春
主人公、三澄悠太35才。
彼女にフラれ、現実にうんざりしていた彼は、事故にあって転生。
……した先はまるで俺がこうだったら良かったと思っていた世界を絵に書いたような学生時代。
でも何故か俺をフッた筈の元カノ達も居て!?
もう恋愛したくないリベンジ主人公❌そんな主人公がどこか気になる元カノ、他多数のドタバタラブコメディー!
ちょっとずつちょっとずつの更新になります!(主に土日。)
略称はフラれろう(色とりどりのラブコメに精一杯の呪いを添えて、、笑)
女子ばっかりの中で孤軍奮闘のユウトくん
菊宮える
恋愛
高校生ユウトが始めたバイト、そこは女子ばかりの一見ハーレム?な店だったが、その中身は男子の思い描くモノとはぜ~んぜん違っていた?? その違いは読んで頂ければ、だんだん判ってきちゃうかもですよ~(*^-^*)
隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする
夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】
主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。
そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。
「え?私たち、付き合ってますよね?」
なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。
「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
貞操逆転世界に転生したのに…男女比一対一って…
美鈴
ファンタジー
俺は隼 豊和(はやぶさ とよかず)。年齢は15歳。今年から高校生になるんだけど、何を隠そう俺には前世の記憶があるんだ。前世の記憶があるということは亡くなって生まれ変わったという事なんだろうけど、生まれ変わった世界はなんと貞操逆転世界だった。これはモテると喜んだのも束の間…その世界の男女比の差は全く無く、男性が優遇される世界ではなかった…寧ろ…。とにかく他にも色々とおかしい、そんな世界で俺にどうしろと!?また誰とも付き合えないのかっ!?そんなお話です…。
※カクヨム様にも投稿しております。内容は異なります。
※イラストはAI生成です
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる