5 / 6
登校【舘研治の場合】
しおりを挟む
やっとこさ追い付いたヨーコが俺の肩を叩く。
「おはよう。」
言い訳をするつもりはなかったので、とりあえず挨拶だけするとヨーコは華奢な肩を上下させながら言った。
「おはようございます。」
怒っているのかなぜか敬語だ。感謝しろ。誰のお陰で学校に遅刻せずに済んでいるんだ。
「今日は余裕で間に合いそうだな。」
俺の有り難みに気付かせるつもりで言ったのだが、なぜかヨーコは更に怒ってしまったようだ。
「余裕で間に合うんなら、ゆっくり歩こうぜー。疲れたー。」
これ以上ゆっくり歩いていたら、授業の準備をする時間が無くなるので無視した。
何故か二の腕を殴られたが痛くないのでノーカンだ。殴られてない。
その後もほとんど会話せず学校にたどり着いた。
「おはよう。」
言い訳をするつもりはなかったので、とりあえず挨拶だけするとヨーコは華奢な肩を上下させながら言った。
「おはようございます。」
怒っているのかなぜか敬語だ。感謝しろ。誰のお陰で学校に遅刻せずに済んでいるんだ。
「今日は余裕で間に合いそうだな。」
俺の有り難みに気付かせるつもりで言ったのだが、なぜかヨーコは更に怒ってしまったようだ。
「余裕で間に合うんなら、ゆっくり歩こうぜー。疲れたー。」
これ以上ゆっくり歩いていたら、授業の準備をする時間が無くなるので無視した。
何故か二の腕を殴られたが痛くないのでノーカンだ。殴られてない。
その後もほとんど会話せず学校にたどり着いた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる