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第18話
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「うーん……やっぱり、企業名もゲームの公式サイトも何も見つからないな」
おれはパソコンのモニターを見つめながら頭をひねった。
会社から帰宅し、風呂と夕食を済ませた後、おれはインターネットでこの『God's Garden』に関する情報を改めて調べてみた。
だが、以前と変わらず、やはり結果は芳しくなかった。
おれはペットボトルの水を飲みながら、二日前に届いたメールを再度開いてみた。
この『God's Garden』を開発し、おれにテストプレイヤーの打診をしてきた運営会社からのメールだ。
-------------------------
件名:『God's Garden』の先行体験期間延長と一般公開延期のお知らせ
この度は『God's Garden』をプレイしていただき、誠にありがとうございます。
現在皆様に先行体験を頂いている『God's Garden』でございますが、恐れ入りますが、
ゲームシステムの一部に不具合があり、『God's Garden』の一般情報公開を延期することとなりました。
なお、不具合は現在、修正中ではございますが、皆様が『God's Garden』をプレイいただくことに問題はございませんためご安心くださいませ。
また、ゲームの一般情報公開・一般配信は延期となりますが、
皆様に結ばせていただいた『秘密保持契約』については変更はございません。
お手数ではございますが、『God's Garden』についての情報を第三者やSNSへの漏洩はご注意ください。
今後とも、『God's Garden』をよろしくお願いいたします。
-------------------------
「掲示板やSNSに『God's Garden』の情報が出てこないのは、まぁ、契約だからって理由で理解できるんだけれど……でも、そろそろ公式サイトやPVくらいは出てもいいんじゃないのか?」
システムエラーが見つかったというメールが届いたものの、『God's Garden』のプレイ自体には今のところ何の問題もない。
あそこまでゲームが完成しているのに、ティザーサイトすらないのはおかしい気がする。
「……まぁ、SNSで情報共有ができない程度で、このゲームを遊ぶのをやめるつもりもないけどさ」
いくら昨今のゲームのクオリティが高くなったとはいえ、あそこまで五感の再現をしたVR型RPGはそうそうないだろう。
なんていったって、味覚まで再現しているのだ。今までゲームには興味がなかった人でも、このゲームには夢中になるだろう。
それに何より、NPCのAIレベルの高さだ。まるで、本物の人間と会話しているようで――
「……本当に、『God's Garden』はただのゲームなのか……?」
一人きりの部屋で、ぽつりとつぶやく。
だがもちろん、おれの言葉に答えるものはいない。
先日――NPCであるノインと二人で、郊外にスライムを倒しに行った時。あれからずっと、おれの心には、言葉にならないもやもやとしたものが溜まっているのだ。
あの時のおれに触れてきた彼の掌のぬくもりと、なめらかに動く指先。
ノインの掌から伝わった、人間特有の流れる血潮のあたたかさは……確かに生きている人間のものだった。
それに、この一週間、おれはゲームにログインするたびにノインと二人で行動をした。
その際の彼の言動や立ち振る舞いは、やはりどう考えても、システムで定められたものではない。
「けれど、やっぱり、そんなことがあるわけがないよな……ないはずだ」
一度引っかかってしまうと、頭の中はずっと『God's Garden』に対する疑問で埋め尽くされた。
だから今日、無駄かもしれないとは分かりつつも、こうして『God's Garden』に関する情報をインターネットで漁っていたのである。
まぁ、その結果は芳しいものではなかったけれど。
「でも、『God's Garden』がゲームじゃなかったらなんだって言うんだよ。まさか本当に、おれが異世界に行っているとか?」
そう言った後、おれはすぐに、そんなまさかと苦笑いを浮かべた。
「馬鹿馬鹿しい。そんなことあるわけがないよな」
おれはインターネットを閉じて、パソコンを稼働させると、いつものようにVR装置を自分の身体につけ始めた。
そうだ――そんなこと、あるわけがない。
『God's Garden』はよく出来たゲーム、それでいいじゃないか。何にせよ、この素晴らしいゲームを楽しむのに問題はない。
しかも、先行体験が延長となれば今はPKの心配だってない。この『God's Garden』がリリースされたら、きっと世界を席巻する人気ゲームになるだろう。
そんなゲームを他人に先駆けてやれているのだから、今はそんな自分の幸運に感謝しておけばいい。
「……そういや、モンスターと戦ってばかりで対人戦はやったことないな。っていうか、ノインのポーションとおれのヒールがあるから、いまだにゲーム内で死んだこともなかったな……ゲーム内で殺された場合、どうなるんだろ?」
確か、プレイヤーが殺された場合には、その場に所持金とアイテムの一部をロストすると、読んだ覚えがある。
けれども、復活の時はどうなるんだろうか?
その場所で復帰できるわけではないのかな……?
「それも実際に試してみないと分からないか」
試しに、今度一回死んでみるか。
ああ、でもそんなことをしたらまたノインから怒られそうな……って、おいおい。おれは何を考えてるんだ。
相手はいくらAIレベルが高いとはいえ、ただのNPCだぞ。
「あ。そういや今日はノインが、冒険者ランクの昇格祝いに飯に連れて行ってくれるって言ってたな……前に食べた串揚げも美味かったし、楽しみだな!」
気を取り直して、おれは意識をゲーム画面に集中させる。
そして――『God's Garden』の世界へとログインした。
「……よし」
ゲームにログインすると、町の大通りにおれのキャラクターが現れた。昨日、ここでノインと別れてたからだ。
そして、そこからノインとの待ち合わせ場所である冒険者ギルドの前まで歩く。
いつもならここで冒険者ギルドの中に入り、適当なクエストを見繕って、二つか三つほどを受注した後に町の外に向かうのだが、今日は違う。
「――やっほー、カナトちゃん!」
「悪い、少し遅れた」
冒険者ギルドの前でノインと合流する。
そう。今日は、ノインがお祝いにご飯を食べに行こうと誘ってくれたのである。冒険者ランクがFからEへと上がったことを報告したら、ノインがお祝いしようと言ってくれたのである。
この一週間は、戦闘が楽しすぎてずっとそちらにかかりきりだった。
おかげさまで、昨日は冒険者ギルドの受付嬢さんに「一週間でランク昇格になったのはカナト様が初めてです、さすがブラックフェンリルの討伐をされただけはありますね!」と褒めてもらえた。
まぁ、たぶんおれだけではなく、全てのプレイヤーがランク昇格になる度に言ってるんだろうけれど……
「じゃあ、行こうか。俺の知ってる店でいいよねぇ?」
「ああ、楽しみだ」
この『God's Garden』で食事をするのは、初日に串揚げを食べたきりだからすごく楽しみだ。
「そういやカナトちゃんのそういう格好、珍しいね。はじめて見たかも」
「ああ、今日は戦う予定はないからな」
今日はノインと酒を飲むだけの予定だから、甲冑や小手、マントは外している。
黒い麻のシャツに皮のベスト、カーキ色のズボンという、普段に比べるとラフな格好だ。
おれの服装を上から下まで眺めたノインは、興味深そうにふむふむと頷いた。
「カナトちゃんってつくづく冒険者っぽくないよねぇ。この格好だと、いい所のお坊ちゃんが下町に遊びに来たのかなって感じー」
うーん……? これは褒められてるのか?
それとも暗に服のセンスがないと言われてるのだろうか。後者じゃないことを祈りたい。
「カナトちゃん、食べれないものとか苦手なものとかある?」
「いや、特にはない。奇抜なものでなければ平気だ」
ノインの隣に並び、彼の道案内にしたがって歩く。
しかし、おれはそこでかすかな違和感を感じた。
「ノイン、何かあったか?」
「……んー? なんでぇ?」
「いや、なんとなくだ。どことなく、いつもよりも沈んでいるように見えたから」
そう言うと、ノインがぴくりと肩を震わせた。だが、足を止める気配はない。
「そんなことないよ。カナトちゃんの気のせいじゃない? ホラ! 俺、こんなに元気だもーん」
おれに人当たりのいい笑顔を向けて、片腕で力こぶを作ってみせるノイン。
そのおどけた態度はいつもの彼のものだったが、それでも、おれの胸にはいまだに違和感が残っていた。
んー……やっぱりなんかおかしいよな。
いつものノインなら、待ち合わせ場所で会うたびにおれに抱き着いたり、腕を組んだりしてベタベタ触ってくるんだけど……
最初の頃は、おれもノインにやんわりと拒否を示していたのだが、彼の押しがあまりにも強かったので負けてしまったのだ。
そんな風にスキンシップ大好きなノインが、なぜか今日は一向におれに触れてこようとしない。
……なんだろう……もしかして、運営からNPCの行動に修正でも入ったのかな?
確かに、人によっては恋愛関係にないNPCとそこまでスキンシップをとりたくない人もいるかもしれないな。
……そっかー。もしもそうだったら、ノインがもうあんな風におれにじゃれついてくることはないのかな。
そう考えると、ちょっと寂し……いや、寂しいってなんだ自分!?
ノインは確かにイケメンだけど、男だからな!?
はぁ……やっぱりさー、せっかくこんなにリアル志向のゲームで遊んでるんだから、女の子と触れあいたいな。
今のところ、仲良くなれたNPCってノインだけだもんなぁ。まぁ、それは戦闘に夢中になるあまり、他のNPCとの交流を一切していないおれが悪いかもしれないけれど。
でもさ、せっかくゲームなんだし、できるなら可愛い女の子たちに囲まれてハーレムとかやってみたいよなぁ。っていうか、そろそろ女の子をパーティーメンバーにいれたい。
可愛い女の子とお近づきになれれば、こんな気の迷いは起こさずに済むだろうしな!
おれはパソコンのモニターを見つめながら頭をひねった。
会社から帰宅し、風呂と夕食を済ませた後、おれはインターネットでこの『God's Garden』に関する情報を改めて調べてみた。
だが、以前と変わらず、やはり結果は芳しくなかった。
おれはペットボトルの水を飲みながら、二日前に届いたメールを再度開いてみた。
この『God's Garden』を開発し、おれにテストプレイヤーの打診をしてきた運営会社からのメールだ。
-------------------------
件名:『God's Garden』の先行体験期間延長と一般公開延期のお知らせ
この度は『God's Garden』をプレイしていただき、誠にありがとうございます。
現在皆様に先行体験を頂いている『God's Garden』でございますが、恐れ入りますが、
ゲームシステムの一部に不具合があり、『God's Garden』の一般情報公開を延期することとなりました。
なお、不具合は現在、修正中ではございますが、皆様が『God's Garden』をプレイいただくことに問題はございませんためご安心くださいませ。
また、ゲームの一般情報公開・一般配信は延期となりますが、
皆様に結ばせていただいた『秘密保持契約』については変更はございません。
お手数ではございますが、『God's Garden』についての情報を第三者やSNSへの漏洩はご注意ください。
今後とも、『God's Garden』をよろしくお願いいたします。
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「掲示板やSNSに『God's Garden』の情報が出てこないのは、まぁ、契約だからって理由で理解できるんだけれど……でも、そろそろ公式サイトやPVくらいは出てもいいんじゃないのか?」
システムエラーが見つかったというメールが届いたものの、『God's Garden』のプレイ自体には今のところ何の問題もない。
あそこまでゲームが完成しているのに、ティザーサイトすらないのはおかしい気がする。
「……まぁ、SNSで情報共有ができない程度で、このゲームを遊ぶのをやめるつもりもないけどさ」
いくら昨今のゲームのクオリティが高くなったとはいえ、あそこまで五感の再現をしたVR型RPGはそうそうないだろう。
なんていったって、味覚まで再現しているのだ。今までゲームには興味がなかった人でも、このゲームには夢中になるだろう。
それに何より、NPCのAIレベルの高さだ。まるで、本物の人間と会話しているようで――
「……本当に、『God's Garden』はただのゲームなのか……?」
一人きりの部屋で、ぽつりとつぶやく。
だがもちろん、おれの言葉に答えるものはいない。
先日――NPCであるノインと二人で、郊外にスライムを倒しに行った時。あれからずっと、おれの心には、言葉にならないもやもやとしたものが溜まっているのだ。
あの時のおれに触れてきた彼の掌のぬくもりと、なめらかに動く指先。
ノインの掌から伝わった、人間特有の流れる血潮のあたたかさは……確かに生きている人間のものだった。
それに、この一週間、おれはゲームにログインするたびにノインと二人で行動をした。
その際の彼の言動や立ち振る舞いは、やはりどう考えても、システムで定められたものではない。
「けれど、やっぱり、そんなことがあるわけがないよな……ないはずだ」
一度引っかかってしまうと、頭の中はずっと『God's Garden』に対する疑問で埋め尽くされた。
だから今日、無駄かもしれないとは分かりつつも、こうして『God's Garden』に関する情報をインターネットで漁っていたのである。
まぁ、その結果は芳しいものではなかったけれど。
「でも、『God's Garden』がゲームじゃなかったらなんだって言うんだよ。まさか本当に、おれが異世界に行っているとか?」
そう言った後、おれはすぐに、そんなまさかと苦笑いを浮かべた。
「馬鹿馬鹿しい。そんなことあるわけがないよな」
おれはインターネットを閉じて、パソコンを稼働させると、いつものようにVR装置を自分の身体につけ始めた。
そうだ――そんなこと、あるわけがない。
『God's Garden』はよく出来たゲーム、それでいいじゃないか。何にせよ、この素晴らしいゲームを楽しむのに問題はない。
しかも、先行体験が延長となれば今はPKの心配だってない。この『God's Garden』がリリースされたら、きっと世界を席巻する人気ゲームになるだろう。
そんなゲームを他人に先駆けてやれているのだから、今はそんな自分の幸運に感謝しておけばいい。
「……そういや、モンスターと戦ってばかりで対人戦はやったことないな。っていうか、ノインのポーションとおれのヒールがあるから、いまだにゲーム内で死んだこともなかったな……ゲーム内で殺された場合、どうなるんだろ?」
確か、プレイヤーが殺された場合には、その場に所持金とアイテムの一部をロストすると、読んだ覚えがある。
けれども、復活の時はどうなるんだろうか?
その場所で復帰できるわけではないのかな……?
「それも実際に試してみないと分からないか」
試しに、今度一回死んでみるか。
ああ、でもそんなことをしたらまたノインから怒られそうな……って、おいおい。おれは何を考えてるんだ。
相手はいくらAIレベルが高いとはいえ、ただのNPCだぞ。
「あ。そういや今日はノインが、冒険者ランクの昇格祝いに飯に連れて行ってくれるって言ってたな……前に食べた串揚げも美味かったし、楽しみだな!」
気を取り直して、おれは意識をゲーム画面に集中させる。
そして――『God's Garden』の世界へとログインした。
「……よし」
ゲームにログインすると、町の大通りにおれのキャラクターが現れた。昨日、ここでノインと別れてたからだ。
そして、そこからノインとの待ち合わせ場所である冒険者ギルドの前まで歩く。
いつもならここで冒険者ギルドの中に入り、適当なクエストを見繕って、二つか三つほどを受注した後に町の外に向かうのだが、今日は違う。
「――やっほー、カナトちゃん!」
「悪い、少し遅れた」
冒険者ギルドの前でノインと合流する。
そう。今日は、ノインがお祝いにご飯を食べに行こうと誘ってくれたのである。冒険者ランクがFからEへと上がったことを報告したら、ノインがお祝いしようと言ってくれたのである。
この一週間は、戦闘が楽しすぎてずっとそちらにかかりきりだった。
おかげさまで、昨日は冒険者ギルドの受付嬢さんに「一週間でランク昇格になったのはカナト様が初めてです、さすがブラックフェンリルの討伐をされただけはありますね!」と褒めてもらえた。
まぁ、たぶんおれだけではなく、全てのプレイヤーがランク昇格になる度に言ってるんだろうけれど……
「じゃあ、行こうか。俺の知ってる店でいいよねぇ?」
「ああ、楽しみだ」
この『God's Garden』で食事をするのは、初日に串揚げを食べたきりだからすごく楽しみだ。
「そういやカナトちゃんのそういう格好、珍しいね。はじめて見たかも」
「ああ、今日は戦う予定はないからな」
今日はノインと酒を飲むだけの予定だから、甲冑や小手、マントは外している。
黒い麻のシャツに皮のベスト、カーキ色のズボンという、普段に比べるとラフな格好だ。
おれの服装を上から下まで眺めたノインは、興味深そうにふむふむと頷いた。
「カナトちゃんってつくづく冒険者っぽくないよねぇ。この格好だと、いい所のお坊ちゃんが下町に遊びに来たのかなって感じー」
うーん……? これは褒められてるのか?
それとも暗に服のセンスがないと言われてるのだろうか。後者じゃないことを祈りたい。
「カナトちゃん、食べれないものとか苦手なものとかある?」
「いや、特にはない。奇抜なものでなければ平気だ」
ノインの隣に並び、彼の道案内にしたがって歩く。
しかし、おれはそこでかすかな違和感を感じた。
「ノイン、何かあったか?」
「……んー? なんでぇ?」
「いや、なんとなくだ。どことなく、いつもよりも沈んでいるように見えたから」
そう言うと、ノインがぴくりと肩を震わせた。だが、足を止める気配はない。
「そんなことないよ。カナトちゃんの気のせいじゃない? ホラ! 俺、こんなに元気だもーん」
おれに人当たりのいい笑顔を向けて、片腕で力こぶを作ってみせるノイン。
そのおどけた態度はいつもの彼のものだったが、それでも、おれの胸にはいまだに違和感が残っていた。
んー……やっぱりなんかおかしいよな。
いつものノインなら、待ち合わせ場所で会うたびにおれに抱き着いたり、腕を組んだりしてベタベタ触ってくるんだけど……
最初の頃は、おれもノインにやんわりと拒否を示していたのだが、彼の押しがあまりにも強かったので負けてしまったのだ。
そんな風にスキンシップ大好きなノインが、なぜか今日は一向におれに触れてこようとしない。
……なんだろう……もしかして、運営からNPCの行動に修正でも入ったのかな?
確かに、人によっては恋愛関係にないNPCとそこまでスキンシップをとりたくない人もいるかもしれないな。
……そっかー。もしもそうだったら、ノインがもうあんな風におれにじゃれついてくることはないのかな。
そう考えると、ちょっと寂し……いや、寂しいってなんだ自分!?
ノインは確かにイケメンだけど、男だからな!?
はぁ……やっぱりさー、せっかくこんなにリアル志向のゲームで遊んでるんだから、女の子と触れあいたいな。
今のところ、仲良くなれたNPCってノインだけだもんなぁ。まぁ、それは戦闘に夢中になるあまり、他のNPCとの交流を一切していないおれが悪いかもしれないけれど。
でもさ、せっかくゲームなんだし、できるなら可愛い女の子たちに囲まれてハーレムとかやってみたいよなぁ。っていうか、そろそろ女の子をパーティーメンバーにいれたい。
可愛い女の子とお近づきになれれば、こんな気の迷いは起こさずに済むだろうしな!
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