異世界転生したけど眷属からの愛が重すぎる

秋山龍央

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約束

ゆっくりと目を開いたと同時に身体にきしむような痛みが奔った。
腰や股関節が、まるで錆びついた機械みたいにぎしぎしする。でも、そのことよりも喉がカラカラで、
ひどく乾いている方がつらかった。
何か飲みたいな、と思って身動ぎすると、隣で一緒に寝ていたアレクが起きたようで、おれの顔を覗き込んできた。

「どうしたの?」
「あ……ごめん。起こしたな」
「ううん、大丈夫。もしかして喉乾いた? 水、汲んでくるね」

アレクはそう言うと、するりと毛布から抜け出してベッドを降り、床に散らばっていた服を拾い上げて身につけた。そして、部屋を出ていく。
しばらくして戻ってきたアレクは手に2つ分の木製のカップを持っていた。一階にまで行って水飲み場から汲んできてくれたようだ。
おれはベッドから上半身だけを起こすと、小さな声で礼を言ってからそれを受け取った。
ぬるりとした水が、染み入るように喉を潤していく。

「ん……ありがとう、アレク」

水を飲み干した頃、だいぶ気分はよくなっていた。未だに身体のあちこちは痛いが、頭はすっきりしている。飲み干したカップはアレクが受け取り、テーブルの上に置いておいてくれた。
ベッドに座ったまま窓に視線をやると、まだ空は明けていなかった。それでもだんだんと白み始め、遠くの方で小鳥が囀っている声が聞こえる。

「ご主人ちゃん、大丈夫? 俺からお嬢様に適当に説明して、休みにしてもらおうか」
「いや、大丈夫。どうせ午後からだし、もう少し寝ていれば良くなるよ」

それより、アレクの方はいいのだろうか。
今日だって朝から仕事だろうに。

おれがちらりとアレクを見ると、視線が合ったアレクは嬉しそうに顔をほころばせた。

「ねぇねぇ、ご主人ちゃん。どうだった?」
「どうって何が?」
「さっきのだよ。俺、ちゃんとご主人ちゃんのこと気持ちよくしてあげられたでしょ? 上手にできてた?」
「じょ、上手って……」

親に褒め言葉をねだる幼子みたいな声で、とんでもない感想を求められたおれは、かあっと顔に一気に血が昇った。
顔を真っ赤にしたまま俯くと、アレクがおれの隣のぼすりと腰を下ろした。けれど、先程の行為を思い返してしまったおれは、まともにアレクの顔が見れない。
どうしたものかと思っていると、アレクが隣のおれに身体を寄せ、しなだれかかってきた。そして、すりすりとおれの頭に頬を擦り付けてくる。

「ご主人ちゃんが俺のことでやきもちやいてくれるなんて、夢にも思ってなかったから、俺めちゃくちゃ嬉しくてすっごい張り切ったんだよ! 気持ちよくできてたでしょ?」
「……っ、まぁ、その、うん」

気持ちいいかどうか、という観点でいえば、間違いなく気持ちよかった。
だが、正直、過ぎる快楽はいっそ拷問にも等しいのだと分かった。

……そういや、前回の時も気持ちいいかどうかって、行為の最中に執拗に聞かれてたな……。アレク的に、俺が気持ちよくなってるかどうかは大事なことなのだろうか。

「でも、ごめんね。俺、ご主人ちゃんに心配かけてたんだね」
「え……」
「俺、ご主人ちゃんにあまり好かれてないだろうなって思ってたから、正直そんなに心配してくれてると思わなかったんだ。だから、それでさっきもついつい暴走しちゃって……」
「い、いや、それはいいんだけどさ――え? おれがアレクを好きじゃないって、何の話だ?」

思わずアレクから身体を離して、その顔をまじまじと見つめる。
アレクは気まずそうな苦笑いを浮かべると、ぽりぽりと自分の頬を人差し指でかいた。

「どこから話そうかな……えーと、そうだ。今日、見たあの女冒険者と一緒にいた件なんだけどさ」
「う、うん」

そういえば、アレクがあの女冒険者さんと一緒にいた理由をまだ聞いてなかった。
あの時の二人の雰囲気は、偶然行きあったという様子ではなかったのだ。

「俺、やっぱり冒険者になろうかなーと思ったんだよね」
「えっ!?」
「商会の仕事は食うには困らないし命の危険はないけどさ。でも、金をもっと稼ごうと思うなら、俺みたいな流れ者はやっぱり冒険者が一番かなって思って」
「でも、冒険者なんて……」
「この前、あの女冒険者がたまたま商会に来たからさ。ご飯奢る代わりに、冒険者について教えてもらう約束をして……それで今日、詳しい話を聞かせてもらってたってわけ」

思ってもみなかった理由に、おれは開いた口が塞がらなかった。
ぼ、冒険者? アレクが?
なんでまたそんな……もしかしてアレクの中に、自分の力を試したいとか強くなりたいとか、そんな欲求があるのか? いや、でもそれがさっきの「おれに嫌われてると思ってた」って話とどう繋がるんだ……?

「その……どうして冒険者なんだ?」
「だって、ご主人ちゃんが社員寮を出ていくっていうから」
「……うん?」
「社員寮を出て、俺と離れて暮らすことを考えてるんでしょ? つまり、俺に失望したんじゃないの? 最初に俺、ご主人ちゃんの役に立つように頑張るって約束したじゃん。でも、それが実践できてないから、俺と離れたくなったってことかと思って……」
「ん、んん?」

ま、待って。
眉を八の字にして情けない顔になっているアレクには申し訳ないが、なんだ。アレクの言っていることがいきなり分からなくなったぞ。

え、えっと。まず、「約束」ってもしかして、最初の時に言ってたあれか?

「約束って、一番初めに会った時の?」
「そうだよ。……ご主人ちゃんはさ、俺みたいなモブ男じゃなくて、本当は可愛い女の子とか、キレイな女性が眷属だった方が良かったんでしょ?」

アレクの言葉にどきりとした。
そして、背中を冷や汗がだらだらと伝う。

「最初さー、俺を見た時にちょっと落ち込んでたもんね。分かるよ」
「い、いや、あれはその……」
「だからさ、俺はご主人ちゃんに気に入ってもらえるように頑張ろうって思ったんだ。それで、最近はご主人ちゃんも俺のことちょっとは好きになってくれたのかなーって思ってたら……ご主人ちゃんは社員寮を出てって俺と離れて暮らすって言うから。だから、何が悪かったのか分からないけど、どうにか挽回しようと思って商会の仕事を増やしたんだ」
「…………」
「でもさ、それで結局はご主人ちゃんを無駄に心配させることになっちゃったんだよね、ごめんね」
「そのことは、もういいんだけどさ……あの、そもそもの話として『社員寮を出ていってアレクと離れて暮らす』ってどういう意味だ?」

おれが困惑してアレクを見ると、アレクもきょとんとした顔でこちらを見つめ返した。

「え……? あの夜、ご主人ちゃん言ったよね?」
「あの夜って、二人でご飯食べにいった時だよな?」
「うん。その時にさ、『社員寮を出ていこうと思ってる』って」
「そう言ったけど、でも、アレクは社員寮を出て行きたくない雰囲気で……あれ?」
「えっ?」
「え……?」

しばらく、おれとアレクは無言でお互いを見つめ合った。
そして同時におれはあの夜の自分の言葉を思い返す。

『ヴィオーラちゃんが、東区画の中にいい空き物件があるっていうんだよ。今回、本を販売する前に、前受金としてまとまった金をくれるっていうから、物件見てみて良さそうだったら、そっちに引っ越すのもありかなぁと思ってさ』

………………。

……そういえば、おれ、てっきりアレクはおれについてくるもんだと勝手に信じ込んで、その前提で話を切り出してたな。
思い返せば、アレクに「あの社員寮を出て一緒に引っ越そう!」とか、そういう言葉は一切言ってないな。

自分の足らなさすぎる言葉――いや、足りないのは頭か?
ともかく、アレクはおれについてきてくれるものだと思いこんでいた自分が猛烈に恥ずかしくなり、おれは頭を抱えた。

「ごめん、アレク……」
「ご、ご主人ちゃん、どうしたの?」
「本当にごめん……あの時の引っ越しの話は、アレクはおれに一緒についてきてくれるものだって前提で話をしてた」
「え……」

驚いたように固まるアレクに、ますます自分が恥ずかしくなる。
マジで何やってるんだよ、おれ。
相手が自分についてくるもんだと思い込んでるとか、どんな亭主関白だよ恥ずかしすぎる……!

「い、いや、その! もしアレクが社員寮を出て行きたくないとか、仕事場から家が遠くなると思ってるなら、引っ越しとか全然いいし! いや、あのおれとしては別にここでもいいんだけど、ただ、ここって二人だと狭いし壁が薄いから、声も聞こえちゃうから嫌だなとか思っただけで!」
「…………」
「それとも、もしもアレクがおれと別れて暮らしたいならおれは全然構わないから! ……あれ? 違うな、それだとまた話がループするな?」
「……ご主人ちゃん、俺を連れてってくれるつもりだったの?」

アレクがじっと水色の瞳でおれを見つめてくる。
その透明な眼差しに、パニックになっていた頭がようやく冷え始める。

「つまりさ、この寮を出て、俺と二人っきりで住もうって考えてくれたの?」
「そ、そういうことに……なるかな」

その言葉を言い終わるかどうかというタイミングで、アレクは正面からがばりと覆いかぶさるように抱きついてきた。
反動を受け止めきれなかったおれは、そのまま後ろのシーツに倒れ込む。

「ぅわっ……ちょ、アレクっ」
「ご主人ちゃん! もうマジで大好き! 本当に好き、超愛してる!」

おれを抱きしめたまますりすりと頭を胸元や肩口に擦り付けてくるアレク。
まるで、でかいネコ科の肉食獣にじゃれつかれているみたいだった。

「ア、アレク?」
「俺が鈍いせいで、察せなくてごめんね」
「い、いや、今回はおれが本当に言葉が足りなかったから……」
「遅くなったけどさ、ご主人ちゃんと一緒に二人っきりで暮らすっていうんならオレはもちろん大歓迎だよ! それでもって、ご主人ちゃんのこと、ずっとずっと大事にするからね」

ぎゅうぎゅうとおれを抱きしめるアレク。
しばし考えて、おれもそっと両腕をアレクに回して抱きしめ返すと、アレクの腕の力がよりいっそう強くなった。

「アレクは、本当にそれでいいのか?」
「ん?」
「アレクは、おれなんかで本当に良いのか? だっておれ、お前に何もしてやれてないぞ」

アレクは本当にそれでいいのだろうか。
だって、すでにこの街の中だけでも、おれなんかよりももっと見た目も性格も良い何人もの人間がアレクに好意を抱いているのは明らかだ。
たとえば、あの女冒険者さんとか。
アレクは先程「冒険者の話を詳しく聞きたくて」と言っていたけれど。でも、あの時ちらりと見かけた女冒険者さんがアレクに向ける視線は、もっと深い情が込められていた。

「んー……もしかしてご主人ちゃんはオレの気持ちが、自分が創造主だからだ、って思ってる?」
「そうじゃないのか?」
「それだけじゃないよ!」

アレクは身体を起こしておれの顔を覗き込むと、一際優しげな笑みを浮かべた。

「元の世界でさ、ご主人ちゃんは最期に、あの女の子をとっさに助けたじゃん。あれを見て神様は『この青年なら異世界に行っても、特に悪さはしないだろう』って思ったから、転生対象に選んだんだよ?」
「……そうなのか?」
「知らなかったんだね。でさ、神様の見立て通り、ご主人ちゃんは悪さはしないどころか、異世界に来て自分が何も状況が分かってない状態なのに、それでも見ず知らずの人間を助けられないかと必死に考えるぐらいに優しい人だったわけだ」

アレクはそう言うと、指先でそっとおれの頬をなぞった。
まるで、壊れ物でも扱うような優しい指先だった。

「眷属である俺のことだって、いつも気遣ってくれるし。いつもちゃんと俺に向き合って、俺のこと大切にしてくれるでしょ? そんなご主人ちゃんだから、俺もご主人ちゃんを大事にしたいなって思うんだよ」
「……そ、そうか……」

アレクの言葉は寝耳に水であり、何より気恥ずかしかった。
そんなに真正面から褒められたことなんか、今まで一度もなかったのだ。

「それにさ、始めに商人を助けたのはご主人ちゃんの判断じゃん! あの判断がなければ俺とご主人ちゃんは街にも行けてなかったかもだし、こんな暮らしだって出来てなかっただろうし」
「……そっか」

アレクの言葉は気恥ずかしかったけれど、でも、嬉しくもあった。
アレクと比べたら自分んなんか何も出来てないと思ってたけれど、アレクがそんな風に思っていてくれたことがとても嬉しかった。

「……あのさ」
「うん?」
「前にした、アレクの働きに応じてご褒美をあげるっていう約束の件……だけど」
「あっ。そうだね、今回はちょっと俺が暴走しちゃったから、約束破っちゃったね!? ご、ごめん……」
「あの約束、なしにしよう」
「え……」

おれに伸し掛かるアレクが、その一瞬で石像のように固まった。
そして、顔を青ざめさせて唇を戦慄かせる。

「え……そ、それってどういう。あっ、今回の俺の暴走で、やっぱりご主人ちゃん怒ってる感じ!?」
「いや、別にそういうわけじゃなくて……」
「じゃあ、どういう意味!?」
「……だ、だって。ご褒美とか、約束とか、そういうのでしたくないだろ。好き合ってるなら、普通にすればいいだろ」
「え……」

また、顔がじわじわと赤くなるのが分かった。
でも今回だけは視線を逸らしても、俯いてもいけないというのが分かっていたから、おれはしっかりとアレクを正面から見つめた。

「だから、最初にした約束もなしにしよう。アレクの気持ちは嬉しいけど、でも、役に立つとか立たないとか、そういう関係は嫌なんだ。……その、恋人とかって、そういうものじゃないだろ?」
「…………」
「……アレク?」

黙り込んだアレクに、おれはまた何か間違えたのかと不安になった。
今回の失敗を踏まえて、おれなりにきちんと言葉を尽くしたつもりだったのだけれど、また何か間違えたんだろうか?

しかし、アレクからやっぱり言葉は返ってこなかった。
その代わり、ほとんど覆い被さるようにして唇が重ねられた。

「っ!? ん、ぅっ……!?」

ぬるりと、唇の隙間をこじ開けるようにして舌が侵入ってくる。
口内に入ってきた舌がはすぐにおれの舌を探り当て、これでもかと絡みついてきた。

「っ、ふ……ぷはっ! な、なんだよいきなり」

唇が離れた頃、おれはさすがにアレクに文句を言おうとした。
でも、アレクの瞳の奥にぎらついた光があるのを見てとり、一瞬で何も言えなくなる。

「ア、アレク……?」
「勃っちゃった」
「……はい!?」
「あー、もうさー。あんなクッソ可愛いこと、ふつーこの状況で言う? もしかしてご主人ちゃん、このまま抱き潰されたい感じ? 実はさっきの開発じゃ物足りなかった? それとも閉じ込められて永久監禁コースとか希望してる?」
「全然希望してないですけど!?」
「まぁ、俺はこの後は朝から仕事だからさすがにもう手は出せないけどさ……今日まで夜勤連続で入ってた分、今日は早く帰らせてもらうようにするね。帰ったら、これでもかってぐらい抱くから。だからご主人ちゃんも、明日は休みとっておいてね。明日はもうベッドから起き上がれないと思うから」

アレクの顔には珍しく、何の表情も浮かんでいなかった。
真っ直ぐに、淡々とした表情でそう告げるアレクは、おれの希望を窺う口調ではなかった。決定事項を伝達する口調だ。すでに決まったことをおれに告げているだけなのだ。

呆気にとられてアレクを見上げるおれに、ふっと、アレクは唇を釣り上げてにやりと笑った。
それは、おれが初めて見るアレクの表情だった。人の良さそうな朗らかなよそ行きの笑顔でもなく、おれに親しみを沸かせるような優しい笑顔でもない。
雄の欲望を剥き出しにしたような笑みだった。

「――覚悟しててよ、ユウキちゃん?」

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