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第3話 その少女、絶望に堕ちる ※
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時間が立つ事に、どんどんと、この広場に集まってくる人数が増えていった。
最終的には約200人の数にも達した。
「こんにちは皆さん。お集まり頂いたことに心から嬉しく思っていますよ…。さて、皆さんは今、この状況を理解できず不安に思っているでしょう。ですがその心配はありませんよ。皆さんは親に恵まれなかった子供達。そんな皆さんの居場所を作ろうとしているだけです。もうすぐその準備が出来ます。もう少しお待ちくださいね…」
突然、声の高い男の人の声がアナウンスで広場に流れた。
私達の居場所…。ね。
そらなら、あの孤児院でも充分居場所はあった…何故誘拐してまで新しい場所を与えようとする?
何かが引っかかる…。
この事を不自然に思い考えていると、さっきの男達が1人ずつ違う部屋へと案内し始めた。
徐々にこの広場の人数は減っていき、遂に私の番が来た。案内されたのは真っ暗な通路だ。
「よし、そこで服を脱げ」
え…服を脱げ?そんなの嫌だ…。
「なんでですか…」
「口答えするのか?孤児のくせに?」
出たよ…孤児のくせにって…孤児でも人間な事には変わりはないのに。
「ごめんなさい…」
結局私は謝ることしか出来ず、服を脱いだ。
「下着もだ」
男がそういう。
私はこれから何をされるの…?
心臓と音がドクドクとうるさい、怖い…怖い…よ。
私は恐る恐る下着を脱いで、産まれたての赤ん坊のような姿になった。
男は私をそのままの状態で更に違う場所へと案内した。そこも真っ暗で辺りがよく見えない。男は私に手錠を掛け鎖で何かに繋ぐと
「そこに立て、動くなよ」
とだけ、私に告げ何処かへ消えていってしまった。
「そこに誰かいるの…?」
男が行ったあと、今にも折れてしまいそうな震えた声が暗闇に響く
「はい…」
「よかった…あのね…落ち着いて聞いて欲しいの。実はね…私達はこれから…」
その声の主は、少し安心してから震えながらも何かを話そうとした
「私達はこれから…奴隷商売に掛けられるの…」
「っ!!!」
突然の真実に目を疑い、一瞬で体が凍りつく。これがさっきから引っかかったっていた何かの真実…っ
これから先の未来は、いくら魔法の才能があったって…真っ暗なんだ。死にたくても死ねない。死ぬまでずっと働き続けるだけのまさに絶望だ。
「私達の未来は暗いかもしれない。若しかしたら殺人鬼に買われるかもしれない、もしかしたら貴族に買われるかもしれない。まだ未来は分からない。だから…ね。その希望を諦めないようにしよう…」
声の主は、確かに私と同じように震えが止まらない筈なのに…私を元気付けようとしてくれている。
「はい…貴方にもいい未来が待っているように、お祈りします…」
私は一言、涙を一生懸命堪えながら彼女に少しでものお返しと言葉を掛ける
この後私達は1回も言葉を交えなかった。何処の誰かも分からない彼女が希望の光に見えた…
最終的には約200人の数にも達した。
「こんにちは皆さん。お集まり頂いたことに心から嬉しく思っていますよ…。さて、皆さんは今、この状況を理解できず不安に思っているでしょう。ですがその心配はありませんよ。皆さんは親に恵まれなかった子供達。そんな皆さんの居場所を作ろうとしているだけです。もうすぐその準備が出来ます。もう少しお待ちくださいね…」
突然、声の高い男の人の声がアナウンスで広場に流れた。
私達の居場所…。ね。
そらなら、あの孤児院でも充分居場所はあった…何故誘拐してまで新しい場所を与えようとする?
何かが引っかかる…。
この事を不自然に思い考えていると、さっきの男達が1人ずつ違う部屋へと案内し始めた。
徐々にこの広場の人数は減っていき、遂に私の番が来た。案内されたのは真っ暗な通路だ。
「よし、そこで服を脱げ」
え…服を脱げ?そんなの嫌だ…。
「なんでですか…」
「口答えするのか?孤児のくせに?」
出たよ…孤児のくせにって…孤児でも人間な事には変わりはないのに。
「ごめんなさい…」
結局私は謝ることしか出来ず、服を脱いだ。
「下着もだ」
男がそういう。
私はこれから何をされるの…?
心臓と音がドクドクとうるさい、怖い…怖い…よ。
私は恐る恐る下着を脱いで、産まれたての赤ん坊のような姿になった。
男は私をそのままの状態で更に違う場所へと案内した。そこも真っ暗で辺りがよく見えない。男は私に手錠を掛け鎖で何かに繋ぐと
「そこに立て、動くなよ」
とだけ、私に告げ何処かへ消えていってしまった。
「そこに誰かいるの…?」
男が行ったあと、今にも折れてしまいそうな震えた声が暗闇に響く
「はい…」
「よかった…あのね…落ち着いて聞いて欲しいの。実はね…私達はこれから…」
その声の主は、少し安心してから震えながらも何かを話そうとした
「私達はこれから…奴隷商売に掛けられるの…」
「っ!!!」
突然の真実に目を疑い、一瞬で体が凍りつく。これがさっきから引っかかったっていた何かの真実…っ
これから先の未来は、いくら魔法の才能があったって…真っ暗なんだ。死にたくても死ねない。死ぬまでずっと働き続けるだけのまさに絶望だ。
「私達の未来は暗いかもしれない。若しかしたら殺人鬼に買われるかもしれない、もしかしたら貴族に買われるかもしれない。まだ未来は分からない。だから…ね。その希望を諦めないようにしよう…」
声の主は、確かに私と同じように震えが止まらない筈なのに…私を元気付けようとしてくれている。
「はい…貴方にもいい未来が待っているように、お祈りします…」
私は一言、涙を一生懸命堪えながら彼女に少しでものお返しと言葉を掛ける
この後私達は1回も言葉を交えなかった。何処の誰かも分からない彼女が希望の光に見えた…
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