オタクですが水だけでも生きていける

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金欠

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「あーない。無い!あと50円なのに!Blu-rayが変えないよ!」
「仕方ない。時間が無いけど銀行で下ろして来るしかない。生活費だけどバイトすれば良いよ...な?いいよ、いいよ!少しくらい。」
自問自答する自分が恥ずかしい。
ガチャ。ドアを開ける。
急いで銀行へ行き、すぐ電車へ飛び乗る。
予約していたアニメのBlu-rayを買い、
すぐに帰ろうとしたが電車賃が無い!
歩って帰るか。家まで約6kmだ。歩く
ピードが時速2kmで歩くのが遅い。3時間も歩けねぇー!
ここは、銀行に行ってお金を下ろすか。
残高が1万と...ちょっとか。タクシー乗るのに大体2500円くらいで足りるかな?
手をあげる。タクシーが止まって乗った。
「お客さんどこまで?」
「根津駅まで」
車が走り出す。
「まだですか?」
「もう少しですよ。神谷さん」
「ハッ。なぜ僕の名前を?まさか、ストーカー?な訳ないか。」
「声聞いても分かりませんか?俺ですよ俺。坂野だよ。坂野裕太」
「......まさか。えぇ~!」
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