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新しいカタチの漫画
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かくして『現代カルチャー研究部』として最初の活動は、WEB TOONについての議論となった。
「へぇ。カラーでタテヨミのアレだよね?」
茜が聞くと、自分のスマホで内容を把握した絵美が、
「縦スクロールでスマホやタブレットでサクサク読める、ってやつだね」
と呟いた。
「そう!ついにジャンプもかー、って感じ。漫画だけど、アニメみたいに色鮮やかで、ページの切れ目がないの」
「韓国漫画がほとんどコレじゃない?最近よく読むよ、アプリでたくさん配信されてるし」
「絵美ちゃん好きだよね、韓国の漫画。この間オススメしてくれた、復讐モノもそうだったし」
また二人に古のオタク呼ばわりされそうだな、と思いながら、茜が口を開いた。
「私はそもそも、スマホで漫画を読むのがイマイチ好きじゃないなー」
「え⁉︎先生、スマホで漫画読まないの⁈」
舞香が、本当にびっくりした顔で反応した。
「いや、移動中とかは読むけど、やっぱり紙媒体の方が好きかな」
「私もどっちが好きか、って聞かれたら紙の方が好きかも。友達と貸し借りできるし」
絵美も同調したが、舞香はデジタルがいかに便利かと力説しはじめた。
「でもさ、本って場所取らない⁈舞香の家、ママが集めてる漫画がいっぱい過ぎ!もし舞香が自分の漫画、本で集めてたらもう、足の踏み場もないよ」
茜は、舞香の母親の漫画コレクションを思い出すと笑みが溢れた。
「あんたのママはジャンル関係なく好きなもの集めまくってたからねぇ」
「先生、今でも増え続けてるよ、そのコレクション。私、舞香のママに鬼滅全巻貸してもらった」
ケラケラと絵美が笑った。
「手軽に読めるのは良いけど、タテヨミ作品はほら、見開き1ページの良さがない。山王戦の流川と花道のハイタッチは、カラーでタテヨミじゃあ伝わらないものがあるでしょ?」
「それな‼︎」
コレには、古のオタクでは無い二人も完全に同意したのだった。
「へぇ。カラーでタテヨミのアレだよね?」
茜が聞くと、自分のスマホで内容を把握した絵美が、
「縦スクロールでスマホやタブレットでサクサク読める、ってやつだね」
と呟いた。
「そう!ついにジャンプもかー、って感じ。漫画だけど、アニメみたいに色鮮やかで、ページの切れ目がないの」
「韓国漫画がほとんどコレじゃない?最近よく読むよ、アプリでたくさん配信されてるし」
「絵美ちゃん好きだよね、韓国の漫画。この間オススメしてくれた、復讐モノもそうだったし」
また二人に古のオタク呼ばわりされそうだな、と思いながら、茜が口を開いた。
「私はそもそも、スマホで漫画を読むのがイマイチ好きじゃないなー」
「え⁉︎先生、スマホで漫画読まないの⁈」
舞香が、本当にびっくりした顔で反応した。
「いや、移動中とかは読むけど、やっぱり紙媒体の方が好きかな」
「私もどっちが好きか、って聞かれたら紙の方が好きかも。友達と貸し借りできるし」
絵美も同調したが、舞香はデジタルがいかに便利かと力説しはじめた。
「でもさ、本って場所取らない⁈舞香の家、ママが集めてる漫画がいっぱい過ぎ!もし舞香が自分の漫画、本で集めてたらもう、足の踏み場もないよ」
茜は、舞香の母親の漫画コレクションを思い出すと笑みが溢れた。
「あんたのママはジャンル関係なく好きなもの集めまくってたからねぇ」
「先生、今でも増え続けてるよ、そのコレクション。私、舞香のママに鬼滅全巻貸してもらった」
ケラケラと絵美が笑った。
「手軽に読めるのは良いけど、タテヨミ作品はほら、見開き1ページの良さがない。山王戦の流川と花道のハイタッチは、カラーでタテヨミじゃあ伝わらないものがあるでしょ?」
「それな‼︎」
コレには、古のオタクでは無い二人も完全に同意したのだった。
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