35 / 68
百合配信
しおりを挟む
「コラボ配信とか言っても特にやることないんだけどねー」
「あ、あれかな?逆に雑談配信とか、そっちの方やればよかったかな?」
「あー、それは全然ありだったわね」
『コメント』
・雑談配信はマジで見たい。
・ナナシちゃんに聞きたいこといっぱいあるわ。
・ライナナてぇてぇ。
・見てぇー!雑談配信っ!
・基本的にダンジョンでの配信しかないからな!
「コメント欄を見ても歓迎する人多い……というか、ナナシちゃんに聞きたいことがある人多いみたいよ?普段はそういうのしないわよね?」
「う、うん……しないかな。ちょっと喋りの方に自信はなくてぇ」
「それなら私と一緒にしようか?」
「う、うん……それなら!」
『コメント』
・おぉー!
・来た来た来たァーっ!
・おっ、これは期待していいやつか?
・マジでナイスだわ、ライナちゃん。
・キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
・やっと色々溶けるのかな?
「じゃあ、次のコラボ配信は決まりね」
「う、うん!」
ダンジョンでの配信。
と言っても、潜る階層はそんなに深いわけじゃない。
下層ですらも余裕のよっちゃん。
特に弄することなく潜れるというのに、桃葉の方に合わせて中層潜ればそりゃ苦戦するはずもないというもの。
ゆえに、僕たちの配信はどうしても気の抜けたものになってしまっていた。
「ま、まぁ……今も実質的に雑談配信のようなものだけどぉ」
「確かにそうね」
今のところ配信の見せ場は雑談部分くらいだろう。
戦闘は秒速。
二人で戦闘する機会は一度もないと言える。
「……ごめんね?私の方が弱くて」
「そ、それは仕方のない話……僕の隣に立てるものの方がはるかに、珍しい」
というか多分いないのではないだろうか?
日本最強となんか手合わせさせられたけど、普通に完勝した。
苦戦のくの字もなかった。
「私ももっと頑張るね?」
「も、桃葉は別に今のままでも大丈夫だと思うけど……へ、へへっ。僕も、桃葉もお金あるじゃん」
TSした当初であれば金なかったが、今は別。
下層から入手したダンジョンの品々を裏ルートに流すことで莫大な金を得ているため、今の僕は普通に金持ちの中の金持ちである。
それに桃葉の方もお金あるし、両親も金持ちで良い親に恵まれている。
その上で当人の学業もいいのである。
わざわざここから焦って何かをする必要なんてない、はずである。
「うれしいことを言ってくれるじゃん。ほーれ、ご褒美だよぉ。すりすーり」
「わわっ!?」
そんな思いでもって告げた僕へと桃葉は抱き着き、そのままほっぺすりすりしてくるのだった。
「あ、あれかな?逆に雑談配信とか、そっちの方やればよかったかな?」
「あー、それは全然ありだったわね」
『コメント』
・雑談配信はマジで見たい。
・ナナシちゃんに聞きたいこといっぱいあるわ。
・ライナナてぇてぇ。
・見てぇー!雑談配信っ!
・基本的にダンジョンでの配信しかないからな!
「コメント欄を見ても歓迎する人多い……というか、ナナシちゃんに聞きたいことがある人多いみたいよ?普段はそういうのしないわよね?」
「う、うん……しないかな。ちょっと喋りの方に自信はなくてぇ」
「それなら私と一緒にしようか?」
「う、うん……それなら!」
『コメント』
・おぉー!
・来た来た来たァーっ!
・おっ、これは期待していいやつか?
・マジでナイスだわ、ライナちゃん。
・キタ━━━(゚∀゚).━━━!!!
・やっと色々溶けるのかな?
「じゃあ、次のコラボ配信は決まりね」
「う、うん!」
ダンジョンでの配信。
と言っても、潜る階層はそんなに深いわけじゃない。
下層ですらも余裕のよっちゃん。
特に弄することなく潜れるというのに、桃葉の方に合わせて中層潜ればそりゃ苦戦するはずもないというもの。
ゆえに、僕たちの配信はどうしても気の抜けたものになってしまっていた。
「ま、まぁ……今も実質的に雑談配信のようなものだけどぉ」
「確かにそうね」
今のところ配信の見せ場は雑談部分くらいだろう。
戦闘は秒速。
二人で戦闘する機会は一度もないと言える。
「……ごめんね?私の方が弱くて」
「そ、それは仕方のない話……僕の隣に立てるものの方がはるかに、珍しい」
というか多分いないのではないだろうか?
日本最強となんか手合わせさせられたけど、普通に完勝した。
苦戦のくの字もなかった。
「私ももっと頑張るね?」
「も、桃葉は別に今のままでも大丈夫だと思うけど……へ、へへっ。僕も、桃葉もお金あるじゃん」
TSした当初であれば金なかったが、今は別。
下層から入手したダンジョンの品々を裏ルートに流すことで莫大な金を得ているため、今の僕は普通に金持ちの中の金持ちである。
それに桃葉の方もお金あるし、両親も金持ちで良い親に恵まれている。
その上で当人の学業もいいのである。
わざわざここから焦って何かをする必要なんてない、はずである。
「うれしいことを言ってくれるじゃん。ほーれ、ご褒美だよぉ。すりすーり」
「わわっ!?」
そんな思いでもって告げた僕へと桃葉は抱き着き、そのままほっぺすりすりしてくるのだった。
10
あなたにおすすめの小説
オッサン齢50過ぎにしてダンジョンデビューする【なろう100万PV、カクヨム20万PV突破】
山親爺大将
ファンタジー
剣崎鉄也、4年前にダンジョンが現れた現代日本で暮らす53歳のおっさんだ。
失われた20年世代で職を転々とし今は介護職に就いている。
そんな彼が交通事故にあった。
ファンタジーの世界ならここで転生出来るのだろうが、現実はそんなに甘く無い。
「どうしたものかな」
入院先の個室のベッドの上で、俺は途方に暮れていた。
今回の事故で腕に怪我をしてしまい、元の仕事には戻れなかった。
たまたま保険で個室代も出るというので個室にしてもらったけど、たいして蓄えもなく、退院したらすぐにでも働かないとならない。
そんな俺は交通事故で死を覚悟した時にひとつ強烈に後悔をした事があった。
『こんな事ならダンジョンに潜っておけばよかった』
である。
50過ぎのオッサンが何を言ってると思うかもしれないが、その年代はちょうど中学生くらいにファンタジーが流行り、高校生くらいにRPGやライトノベルが流行った世代である。
ファンタジー系ヲタクの先駆者のような年代だ。
俺もそちら側の人間だった。
年齢で完全に諦めていたが、今回のことで自分がどれくらい未練があったか理解した。
「冒険者、いや、探索者っていうんだっけ、やってみるか」
これは体力も衰え、知力も怪しくなってきて、ついでに運にも見放されたオッサンが無い知恵絞ってなんとか探索者としてやっていく物語である。
注意事項
50過ぎのオッサンが子供ほどに歳の離れた女の子に惚れたり、悶々としたりするシーンが出てきます。
あらかじめご了承の上読み進めてください。
注意事項2 作者はメンタル豆腐なので、耐えられないと思った感想の場合はブロック、削除等をして見ないという行動を起こします。お気を悪くする方もおるかと思います。予め謝罪しておきます。
注意事項3 お話と表紙はなんの関係もありません。
最強のコミュ障探索者、Sランクモンスターから美少女配信者を助けてバズりたおす~でも人前で喋るとか無理なのでコラボ配信は断固お断りします!~
尾藤みそぎ
ファンタジー
陰キャのコミュ障女子高生、灰戸亜紀は人見知りが過ぎるあまりソロでのダンジョン探索をライフワークにしている変わり者。そんな彼女は、ダンジョンの出現に呼応して「プライムアビリティ」に覚醒した希少な特級探索者の1人でもあった。
ある日、亜紀はダンジョンの中層に突如現れたSランクモンスターのサラマンドラに襲われている探索者と遭遇する。
亜紀は人助けと思って、サラマンドラを一撃で撃破し探索者を救出。
ところが、襲われていたのは探索者兼インフルエンサーとして知られる水無瀬しずくで。しかも、救出の様子はすべて生配信されてしまっていた!?
そして配信された動画がバズりまくる中、偶然にも同じ学校の生徒だった水無瀬しずくがお礼に現れたことで、亜紀は瞬く間に身バレしてしまう。
さらには、ダンジョン管理局に目をつけられて依頼が舞い込んだり、水無瀬しずくからコラボ配信を持ちかけられたり。
コミュ障を極めてひっそりと生活していた亜紀の日常はガラリと様相を変えて行く!
はたして表舞台に立たされてしまった亜紀は安らぎのぼっちライフを守り抜くことができるのか!?
戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件
さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。
数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、
今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、
わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。
彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。
それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。
今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。
「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」
「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」
「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」
「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」
命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!?
順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場――
ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。
これは――
【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と
【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、
“甘くて逃げ場のない生活”の物語。
――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。
※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
シスターヴレイヴ!~上司に捨て駒にされ会社をクビになり無職ニートになった俺が妹と異世界に飛ばされ妹が勇者になったけど何とか生きてます~
尾山塩之進
ファンタジー
鳴鐘 慧河(なるがね けいが)25歳は上司に捨て駒にされ会社をクビになってしまい世の中に絶望し無職ニートの引き籠りになっていたが、二人の妹、優羽花(ゆうか)と静里菜(せりな)に元気づけられて再起を誓った。
だがその瞬間、妹たち共々『魔力満ちる世界エゾン・レイギス』に異世界召喚されてしまう。
全ての人間を滅ぼそうとうごめく魔族の長、大魔王を倒す星剣の勇者として、セカイを護る精霊に召喚されたのは妹だった。
勇者である妹を討つべく襲い来る魔族たち。
そして慧河より先に異世界召喚されていた慧河の元上司はこの異世界の覇権を狙い暗躍していた。
エゾン・レイギスの人間も一枚岩ではなく、様々な思惑で持って動いている。
これは戦乱渦巻く異世界で、妹たちを護ると一念発起した、勇者ではない只の一人の兄の戦いの物語である。
…その果てに妹ハーレムが作られることになろうとは当人には知るよしも無かった。
妹とは血の繋がりであろうか?
妹とは魂の繋がりである。
兄とは何か?
妹を護る存在である。
かけがいの無い大切な妹たちとのセカイを護る為に戦え!鳴鐘 慧河!戦わなければ護れない!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる