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キンコンキンコン・・・
『危険です。ご注意ください。』
前世の親父の、スピード違反対策のレーダー探知機のような音とアナウンスが聞こえ、MAPが自動で開いた。
むむ・・・アレクシアと違う声! MAP機能の声なのかな?
でも、さっきもMAP起動したけど、声しなかったなぁ・・・
アレクシアほど人間っぽくないのかな・・・?
よし、これからマップルさんと呼ぼう!(ぉぃ!
・・・それにしても、危険って何だろう・・・?
MAPを見ると、数百メートル先に国境の砦と、その先に待つ大きな馬車と2つの赤い点。
赤い点に意識を向けると、
ナバロ
奴隷商 Lv20
HP 300/300
MP 380/380
スキル 隷属魔法 回復魔法 詐術 服従 鑑定
25
ナバロの奴隷 用心棒 LV**
HP ***************
MP ***************
スキル ************
げ・・・何か超ヤバそうなヤツ居るし!
漫画とかラノベでは大体、ステータスが見られないヤツは、とんでもなく格上だったりするんだよなぁ・・・
しかも、奴隷商が一緒だし!
ちなみにMAPの点の色は、赤が敵意や悪意を持ったもの。青がそれ以外らしい。
MAPや鑑定を確認中に、行者を鑑定してみたら、真っ赤っかの前科6犯殺人犯で超焦ったりしたものだ。
自分のチートに気がついてから数時間。
一通りスキルを確認し、転移の力で手枷足枷を外すこともでき、服もBankから取り出したBOⅡの魔法剣士装備に着替えていた。
目的地のゴミ捨て場(笑)についたら、行者ごと森に引き込んで、攻撃魔法の試し打ちを兼ねたモンスター狩りでもしようと思っていたのだ。
・・・が・・・
それどころじゃないかもしれない(汗
っていうか、マジでヤバイでしょ!
とりあえず、行ったことがある場所なら転移出来るようなので、全力で逃げることにする。
エプスタイン領の領主館にある自分の部屋を強く思い浮かべ・・・
『転移!』
フッ と下りエレベーターに乗ったときのような軽い無重力感の後に・・・
バチバチバリバリバリ・・・
「ーーーーーーーーーーーーーーーー!!?」
突然の痛みと痺れと熱さ。訳もわからず声も出せなかった。
気がついたら地面に倒れていた。
「な・・・何・・・?」
体は、痛みで麻痺したように動かず、かろうじて擦れた声がでた。
『危険です!危険です!危険です!』
マップルさんが無駄に恐怖を煽る。
ーーマップルさんうるさい! ハウス!
無意識に恐怖を打ち消そうとしているのか、少し巫山戯たことを脳内で叫ぶ。
でも、どうやら察してくれたのか、マップルさんは静かになった。
上半身を起こし周囲を見回すと、目の前にはレーザーで出来たような高い壁が・・・
ふと、バ●オハザードの鏡の通路のレーザートラップを思い出して、ぶるり と身震いした。
壁の端を探し視線を彷徨わせると、かなり大きなドームになっているようだ。
何なんだ?これは?
ザザザッ
近くの茂みから、黒髪赤眼の長身の青年が姿を現す。
「残念だったな。ねずみ取りの結界の中からは出られんぞ。」
ーーーさっきのヤバイヤツ!!
青年ー25の手には、隷属魔法がかかった『隷属の首輪』が握られていた。
ーーー冗談じゃない!奴隷なんて!
体はまだ、痺れと痛みでうまく動かない。
・・・でも、MPはある。
『キュア』『ヒール』『反射』『身体強化』一気に魔法発動させ、バックステップで後退しつつ、
『ヘルファイア!』
数十発の誘導ミサイル型の炎魔法を叩きつける。
かなりの威力ではあるが、多分あいつには効かない。
爆音と衝撃波と熱風とで、あらぬ方向にふっ飛ばされそうになるが、必死で走り抜ける。
全力で遠ざかりながらも、一か八かで奴隷商の場所に向かう。
隷属魔法を持つあいつが死ねば、何か変わるかもしれない。
身体強化された体では、奴隷商まであっという間だった。
『ヘルファイア!』
数十の魔法弾を叩きつけようとした時だった。
ガキィィン!!
バリン!
ドォォォォォ・・ン!!!
耳がおかしくなりそうなほどのでかい金属音と何故かガラスが割れるような音と衝撃。
気がつけば木に叩きつけられていた。
しかも、木はぶつかった衝撃で折れている。
一瞬遅れて激痛が、体中を襲う。
「な・・・なん・・で・・・」
なんで反射が効かない という言葉も擦れて出てこない。
「何で反射が効かない って聞きたいようだな。」
いつの間にか、前に立っていた25が言う。
「反射返しだ。俺の方も反射を使えば、魔力やLvが低い方が押し負ける。」
常識だ、というような呆れた口調で25が言った。
「何をやっている!!早く隷属の首輪をつけろ!!」
遠くでナバロが叫んでいる。
「・・・悪く思うなよ。命令だからな」
首輪を持った手が近づいてきた。
ーーーいやだ!!!
奴隷なんて、いやだ!!!!
折角、生まれ変わったのに!
折角、思い出したのに!
奴隷なんて・・・
ーーーイ ヤ ダ !!!!
ドォォォォン!!!
急に下から突き上げられるような大きな衝撃。
ケイの体は浮き上がり、地面に叩きつけられた。
「かふっ!」
衝撃で一瞬息が止まる。
一瞬何が起きたのかわからなかったが、直ぐに震災級、いや、それ以上の地震だと理解する。
気がつくと、目の前に・・・というより半径2mくらいの小さなドーム状の結界がはられていた。
『もう! マスター、私の存在忘れてるでしょ!』
どこからともなく少女の声が・・・
「アレクシア!?」
『危険なときは早めに私を呼んでください! 今回ヤバイから勝手に出てきて勝手にマスターのスキルアシストしちゃったけど! おかげで始末書モノです!』
・・・始末書って何・・・?誰に提出すんの?(汗
でも、どうやらアレクシアが助けてくれたらしい。
「あ、ありがと アレクシア」
『お礼はいいから、さっさと攻撃しちゃってください。防御結界の外側にもう一つ結界を張りましたので、災害級炎魔法でも創造魔法でもいいから、ぶっ放しちゃってください!』
数十秒たった今もまだ揺れは収まらない。
25の方を見ると、まだ倒れたまま呆然としている。
前世は地震大国日本で暮らしてきたケイとは違い、この世界の人間は耐性がないのだろう。
!!いけるかもしれない!!
「火災旋風! 終焉の炎! インフェルノ!」
とにかく、リアル、ゲーム関係なく、災害や技のイメージとともに叫ぶ。
自分の周りに張られた結界の向こうでは、まるで生きているような炎が踊り狂い、轟音とともに木々が消失していく。
ーーーマルデ、アノトキノヨウナ・・・ーーー
ゾクリ
思い出してはいけない何かを思い出しそうになり、ケイは頭を振る。
早く終われ早く終われ早く終われ!!
そう頭の中で繰り返し、火が消えるのを待った・・・・
しばらくして・・・
火が消えた後には、灰しか残っていなかった。
自分の周りに張られた、半径2mくらいの防御結界の中以外は・・・
MAPを開き、居るはずのない生存者を確認する・・・
・・・が・・・
25が倒れていた付近に、青い点が!?
『ふん。中々しぶといですね』
アレクシアが鬱陶しそうに呟く。
え?何?故障・・・?
MAPと白い灰が積もった場所を見比べていると・・・
「ぶへっくっしょい!!」
豪快で間抜けなクシャミとともに、灰が舞い上がる。
「ひぃっ!」
クシャミ以上に間抜けな声を出したケイは、思わず後ずさりする。
灰の中からムクリと起き上がった25は、服や髪が結構焦げていたが、それ以外は何ともないようだ。
「な・・・何で生きてんだよ!」
震える声で25に言った。
「・・・いや、普通に結界だけど。」
灰をはらいながら立ち上がり、25が言う。
「まぁ、本気で死ぬかと思ったけどな。結界解除して、自分の周りぎりぎりに分厚い結界何重にも張った。間に合ってよかった。・・・というかお前すごいな。俺の本気の結界がバリバリ割れてったし、久々に焦ったぞ。地魔法も炎魔法も桁違いだ。」
無表情のまま、淡々と25が言う。
いや、ほんの少しだけ口角が上がったので、笑ったのだろうか・・・?
何となく、楽しんでいるような雰囲気が伝わってきた。
『マスター、魔力を貸してもらっていいですか?こいつを全力でぶちのめします。』
いつものカワイイ声の主とは別人のような、地の底から響くような声でアレクシアが言う。
「アレクシア!?」
「なっ・・・何だ今の声は?精霊? 何か物騒なことを・・・」
キョロキョロと周囲を見渡してから、ケイを見る
「まずは先に言わなければいけなかったな・・・謝って済むことじゃないが、さっきはすまなかった。でも、ナバロが死んで隷属魔法解けたから、もう何もする気はない。」
頭を下げながら25が言う。
っていうか
「アレクシアの声聞こえんの?」
『こいつにも聞こえるようにしましたから。』
あぁ、そういえば、アレクシア次第で他の人にも聞こえるようになるんだっけ。
『では早速始末を・・・』
とアレクシアが言うと、急激に魔力が失われて行く感覚が・・・
「ちょっとまって!アレクシア!今、青点だから!その人!」
慌てて止める俺。
「・・・チッ」
ちょ! 今舌打ちしましたね?アレクシアさん・・・(汗
はぁ・・・とため息をついてから
「じゃ、俺はもう行くから。」
何か面倒臭くなって、とりあえず領地に跳ぼうとするが・・・
「待て!」
25に腕を掴まれる。
ーーー早! いつの間に!?
一瞬緊張が走る・・・が
「俺を用心棒にしないか?」
一見無表情な25から出た言葉は、予想外過ぎるものだった。
『危険です。ご注意ください。』
前世の親父の、スピード違反対策のレーダー探知機のような音とアナウンスが聞こえ、MAPが自動で開いた。
むむ・・・アレクシアと違う声! MAP機能の声なのかな?
でも、さっきもMAP起動したけど、声しなかったなぁ・・・
アレクシアほど人間っぽくないのかな・・・?
よし、これからマップルさんと呼ぼう!(ぉぃ!
・・・それにしても、危険って何だろう・・・?
MAPを見ると、数百メートル先に国境の砦と、その先に待つ大きな馬車と2つの赤い点。
赤い点に意識を向けると、
ナバロ
奴隷商 Lv20
HP 300/300
MP 380/380
スキル 隷属魔法 回復魔法 詐術 服従 鑑定
25
ナバロの奴隷 用心棒 LV**
HP ***************
MP ***************
スキル ************
げ・・・何か超ヤバそうなヤツ居るし!
漫画とかラノベでは大体、ステータスが見られないヤツは、とんでもなく格上だったりするんだよなぁ・・・
しかも、奴隷商が一緒だし!
ちなみにMAPの点の色は、赤が敵意や悪意を持ったもの。青がそれ以外らしい。
MAPや鑑定を確認中に、行者を鑑定してみたら、真っ赤っかの前科6犯殺人犯で超焦ったりしたものだ。
自分のチートに気がついてから数時間。
一通りスキルを確認し、転移の力で手枷足枷を外すこともでき、服もBankから取り出したBOⅡの魔法剣士装備に着替えていた。
目的地のゴミ捨て場(笑)についたら、行者ごと森に引き込んで、攻撃魔法の試し打ちを兼ねたモンスター狩りでもしようと思っていたのだ。
・・・が・・・
それどころじゃないかもしれない(汗
っていうか、マジでヤバイでしょ!
とりあえず、行ったことがある場所なら転移出来るようなので、全力で逃げることにする。
エプスタイン領の領主館にある自分の部屋を強く思い浮かべ・・・
『転移!』
フッ と下りエレベーターに乗ったときのような軽い無重力感の後に・・・
バチバチバリバリバリ・・・
「ーーーーーーーーーーーーーーーー!!?」
突然の痛みと痺れと熱さ。訳もわからず声も出せなかった。
気がついたら地面に倒れていた。
「な・・・何・・・?」
体は、痛みで麻痺したように動かず、かろうじて擦れた声がでた。
『危険です!危険です!危険です!』
マップルさんが無駄に恐怖を煽る。
ーーマップルさんうるさい! ハウス!
無意識に恐怖を打ち消そうとしているのか、少し巫山戯たことを脳内で叫ぶ。
でも、どうやら察してくれたのか、マップルさんは静かになった。
上半身を起こし周囲を見回すと、目の前にはレーザーで出来たような高い壁が・・・
ふと、バ●オハザードの鏡の通路のレーザートラップを思い出して、ぶるり と身震いした。
壁の端を探し視線を彷徨わせると、かなり大きなドームになっているようだ。
何なんだ?これは?
ザザザッ
近くの茂みから、黒髪赤眼の長身の青年が姿を現す。
「残念だったな。ねずみ取りの結界の中からは出られんぞ。」
ーーーさっきのヤバイヤツ!!
青年ー25の手には、隷属魔法がかかった『隷属の首輪』が握られていた。
ーーー冗談じゃない!奴隷なんて!
体はまだ、痺れと痛みでうまく動かない。
・・・でも、MPはある。
『キュア』『ヒール』『反射』『身体強化』一気に魔法発動させ、バックステップで後退しつつ、
『ヘルファイア!』
数十発の誘導ミサイル型の炎魔法を叩きつける。
かなりの威力ではあるが、多分あいつには効かない。
爆音と衝撃波と熱風とで、あらぬ方向にふっ飛ばされそうになるが、必死で走り抜ける。
全力で遠ざかりながらも、一か八かで奴隷商の場所に向かう。
隷属魔法を持つあいつが死ねば、何か変わるかもしれない。
身体強化された体では、奴隷商まであっという間だった。
『ヘルファイア!』
数十の魔法弾を叩きつけようとした時だった。
ガキィィン!!
バリン!
ドォォォォォ・・ン!!!
耳がおかしくなりそうなほどのでかい金属音と何故かガラスが割れるような音と衝撃。
気がつけば木に叩きつけられていた。
しかも、木はぶつかった衝撃で折れている。
一瞬遅れて激痛が、体中を襲う。
「な・・・なん・・で・・・」
なんで反射が効かない という言葉も擦れて出てこない。
「何で反射が効かない って聞きたいようだな。」
いつの間にか、前に立っていた25が言う。
「反射返しだ。俺の方も反射を使えば、魔力やLvが低い方が押し負ける。」
常識だ、というような呆れた口調で25が言った。
「何をやっている!!早く隷属の首輪をつけろ!!」
遠くでナバロが叫んでいる。
「・・・悪く思うなよ。命令だからな」
首輪を持った手が近づいてきた。
ーーーいやだ!!!
奴隷なんて、いやだ!!!!
折角、生まれ変わったのに!
折角、思い出したのに!
奴隷なんて・・・
ーーーイ ヤ ダ !!!!
ドォォォォン!!!
急に下から突き上げられるような大きな衝撃。
ケイの体は浮き上がり、地面に叩きつけられた。
「かふっ!」
衝撃で一瞬息が止まる。
一瞬何が起きたのかわからなかったが、直ぐに震災級、いや、それ以上の地震だと理解する。
気がつくと、目の前に・・・というより半径2mくらいの小さなドーム状の結界がはられていた。
『もう! マスター、私の存在忘れてるでしょ!』
どこからともなく少女の声が・・・
「アレクシア!?」
『危険なときは早めに私を呼んでください! 今回ヤバイから勝手に出てきて勝手にマスターのスキルアシストしちゃったけど! おかげで始末書モノです!』
・・・始末書って何・・・?誰に提出すんの?(汗
でも、どうやらアレクシアが助けてくれたらしい。
「あ、ありがと アレクシア」
『お礼はいいから、さっさと攻撃しちゃってください。防御結界の外側にもう一つ結界を張りましたので、災害級炎魔法でも創造魔法でもいいから、ぶっ放しちゃってください!』
数十秒たった今もまだ揺れは収まらない。
25の方を見ると、まだ倒れたまま呆然としている。
前世は地震大国日本で暮らしてきたケイとは違い、この世界の人間は耐性がないのだろう。
!!いけるかもしれない!!
「火災旋風! 終焉の炎! インフェルノ!」
とにかく、リアル、ゲーム関係なく、災害や技のイメージとともに叫ぶ。
自分の周りに張られた結界の向こうでは、まるで生きているような炎が踊り狂い、轟音とともに木々が消失していく。
ーーーマルデ、アノトキノヨウナ・・・ーーー
ゾクリ
思い出してはいけない何かを思い出しそうになり、ケイは頭を振る。
早く終われ早く終われ早く終われ!!
そう頭の中で繰り返し、火が消えるのを待った・・・・
しばらくして・・・
火が消えた後には、灰しか残っていなかった。
自分の周りに張られた、半径2mくらいの防御結界の中以外は・・・
MAPを開き、居るはずのない生存者を確認する・・・
・・・が・・・
25が倒れていた付近に、青い点が!?
『ふん。中々しぶといですね』
アレクシアが鬱陶しそうに呟く。
え?何?故障・・・?
MAPと白い灰が積もった場所を見比べていると・・・
「ぶへっくっしょい!!」
豪快で間抜けなクシャミとともに、灰が舞い上がる。
「ひぃっ!」
クシャミ以上に間抜けな声を出したケイは、思わず後ずさりする。
灰の中からムクリと起き上がった25は、服や髪が結構焦げていたが、それ以外は何ともないようだ。
「な・・・何で生きてんだよ!」
震える声で25に言った。
「・・・いや、普通に結界だけど。」
灰をはらいながら立ち上がり、25が言う。
「まぁ、本気で死ぬかと思ったけどな。結界解除して、自分の周りぎりぎりに分厚い結界何重にも張った。間に合ってよかった。・・・というかお前すごいな。俺の本気の結界がバリバリ割れてったし、久々に焦ったぞ。地魔法も炎魔法も桁違いだ。」
無表情のまま、淡々と25が言う。
いや、ほんの少しだけ口角が上がったので、笑ったのだろうか・・・?
何となく、楽しんでいるような雰囲気が伝わってきた。
『マスター、魔力を貸してもらっていいですか?こいつを全力でぶちのめします。』
いつものカワイイ声の主とは別人のような、地の底から響くような声でアレクシアが言う。
「アレクシア!?」
「なっ・・・何だ今の声は?精霊? 何か物騒なことを・・・」
キョロキョロと周囲を見渡してから、ケイを見る
「まずは先に言わなければいけなかったな・・・謝って済むことじゃないが、さっきはすまなかった。でも、ナバロが死んで隷属魔法解けたから、もう何もする気はない。」
頭を下げながら25が言う。
っていうか
「アレクシアの声聞こえんの?」
『こいつにも聞こえるようにしましたから。』
あぁ、そういえば、アレクシア次第で他の人にも聞こえるようになるんだっけ。
『では早速始末を・・・』
とアレクシアが言うと、急激に魔力が失われて行く感覚が・・・
「ちょっとまって!アレクシア!今、青点だから!その人!」
慌てて止める俺。
「・・・チッ」
ちょ! 今舌打ちしましたね?アレクシアさん・・・(汗
はぁ・・・とため息をついてから
「じゃ、俺はもう行くから。」
何か面倒臭くなって、とりあえず領地に跳ぼうとするが・・・
「待て!」
25に腕を掴まれる。
ーーー早! いつの間に!?
一瞬緊張が走る・・・が
「俺を用心棒にしないか?」
一見無表情な25から出た言葉は、予想外過ぎるものだった。
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