6 / 7
6話
しおりを挟む
(あれは・・・)
狩りを終えた俺はダンジョンから出る。
「おわった~」
偶然、腕を伸ばしている、主人公エリーの姿を見かける。
どうやら、彼女もダンジョンに来ていたようだ。
このダンジョンは中級者には程よい難易度であり、今の彼女には合っているのだろう。
(まぁ、俺が行っていた隠しダンジョンは辛いだろうけど・・・。
それはおいとくとして・・・)
以前に比べて、彼女は成長したってことになる。
そうじゃないと、このダンジョンはクリアできない。
(おまけにだ・・・)
俺は彼女の近くに好青年がいるのを見かける。
「いや~、君の魔法は素晴らしかったよ」
そう言っている彼のことを俺は知っている。
攻略対象のエドワード王子だ。
王家の者だが身分を隠し、今は修行しているという設定だ。
そんな彼は自分と同じようなクエストを受注している主人公とエリーと何度かあっているうちに、
一緒にクエストをこなすようになる。
そして親密度が高まっていき、やがて二人は結ばれハッピーエンドとなるのだ。
(ゲーム通り、主人公エリーは王子様と仲良くなっているようだ。
無事、ハッピーエンドに向かってるな)
レベルアップもでき、さらに彼女達がうまくいってる様子も見ることができた。
俺は大満足して、その場を後にする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数日後
「やっほー!!」
主人公エリーは村に帰って来ていたようだ。
なんと、俺の目の前にいる。
「何でここにいるんだ・・・?」
「ちょっと、『お帰りなさい』とかいいなさいよ!!
久しぶりに会って言うことがそれ!?」
怒っている彼女には申し訳ないが、俺は驚くしかなかった。
王子と仲良くなっていくエリーは、彼と交流を増やす。
こんな時期に村に帰ってくるということはゲームでは無かったのだが・・・。
「今日は村に何か用事でもあったのか?」
「里帰りにするのに、特別な理由いらないでしょ。
まさか、アンタのために帰ってきたとでも思ってるの・・・?///」
なぜか彼女は顔を赤くして聞いてくる。
「そんなこと微塵も思ってないけど」
ゲシッ
なぜか俺は彼女に軽く小突かれた。
「なにするんだよ」
「今日はあなたにお礼することが帰って来た理由の1つなのよ。
この前、私にリングをくれたでしょう?
その日以降、魔法をうまく使えるようになったの!!」
「そりゃ、あのリングは魔法強化するやつ」
「いや~、まさか気の持ちようだけであれほど変わるとは思わなかったわ」
俺の話を遮って、エリーは話す。
「心をこんなに動かすことができるんだね、レプリカでも・・・///」
彼女はリングを見ながら、話す。
「いや、それは」
「はい!!」
再び、彼女は俺の話を遮って、手を俺に向けて伸ばす。
手のひらにはリングがあった。
「これは・・・」
「はい、これは本物のリングだよ」
「おま、なんでこんな高価なものを・・・
というか、これを何で今出した?」
「まぁ、受け取りなさいよ」
「いや、俺じゃなくてお前がつけろよ」
「いいから!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあ・・・」
拒否したが、彼女に何度も押し付けられたので受け取った。
「これ魔法の効果アップするやつだろ。
お前が持っている方が絶対にいいような・・・」
「いいの、私は今ので十分に効果があるから・・・///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
村人に呼ばれた彼女は、俺にリングを渡すと向こうへ行った。
「これでおそろいだからね!!///」と言い残す。
やれやれ、まったく意味がわからないぜ。
狩りを終えた俺はダンジョンから出る。
「おわった~」
偶然、腕を伸ばしている、主人公エリーの姿を見かける。
どうやら、彼女もダンジョンに来ていたようだ。
このダンジョンは中級者には程よい難易度であり、今の彼女には合っているのだろう。
(まぁ、俺が行っていた隠しダンジョンは辛いだろうけど・・・。
それはおいとくとして・・・)
以前に比べて、彼女は成長したってことになる。
そうじゃないと、このダンジョンはクリアできない。
(おまけにだ・・・)
俺は彼女の近くに好青年がいるのを見かける。
「いや~、君の魔法は素晴らしかったよ」
そう言っている彼のことを俺は知っている。
攻略対象のエドワード王子だ。
王家の者だが身分を隠し、今は修行しているという設定だ。
そんな彼は自分と同じようなクエストを受注している主人公とエリーと何度かあっているうちに、
一緒にクエストをこなすようになる。
そして親密度が高まっていき、やがて二人は結ばれハッピーエンドとなるのだ。
(ゲーム通り、主人公エリーは王子様と仲良くなっているようだ。
無事、ハッピーエンドに向かってるな)
レベルアップもでき、さらに彼女達がうまくいってる様子も見ることができた。
俺は大満足して、その場を後にする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
数日後
「やっほー!!」
主人公エリーは村に帰って来ていたようだ。
なんと、俺の目の前にいる。
「何でここにいるんだ・・・?」
「ちょっと、『お帰りなさい』とかいいなさいよ!!
久しぶりに会って言うことがそれ!?」
怒っている彼女には申し訳ないが、俺は驚くしかなかった。
王子と仲良くなっていくエリーは、彼と交流を増やす。
こんな時期に村に帰ってくるということはゲームでは無かったのだが・・・。
「今日は村に何か用事でもあったのか?」
「里帰りにするのに、特別な理由いらないでしょ。
まさか、アンタのために帰ってきたとでも思ってるの・・・?///」
なぜか彼女は顔を赤くして聞いてくる。
「そんなこと微塵も思ってないけど」
ゲシッ
なぜか俺は彼女に軽く小突かれた。
「なにするんだよ」
「今日はあなたにお礼することが帰って来た理由の1つなのよ。
この前、私にリングをくれたでしょう?
その日以降、魔法をうまく使えるようになったの!!」
「そりゃ、あのリングは魔法強化するやつ」
「いや~、まさか気の持ちようだけであれほど変わるとは思わなかったわ」
俺の話を遮って、エリーは話す。
「心をこんなに動かすことができるんだね、レプリカでも・・・///」
彼女はリングを見ながら、話す。
「いや、それは」
「はい!!」
再び、彼女は俺の話を遮って、手を俺に向けて伸ばす。
手のひらにはリングがあった。
「これは・・・」
「はい、これは本物のリングだよ」
「おま、なんでこんな高価なものを・・・
というか、これを何で今出した?」
「まぁ、受け取りなさいよ」
「いや、俺じゃなくてお前がつけろよ」
「いいから!!」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「じゃあ・・・」
拒否したが、彼女に何度も押し付けられたので受け取った。
「これ魔法の効果アップするやつだろ。
お前が持っている方が絶対にいいような・・・」
「いいの、私は今ので十分に効果があるから・・・///」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
村人に呼ばれた彼女は、俺にリングを渡すと向こうへ行った。
「これでおそろいだからね!!///」と言い残す。
やれやれ、まったく意味がわからないぜ。
0
あなたにおすすめの小説
主人公の恋敵として夫に処刑される王妃として転生した私は夫になる男との結婚を阻止します
白雪の雫
ファンタジー
突然ですが質問です。
あなたは【真実の愛】を信じますか?
そう聞かれたら私は『いいえ!』『No!』と答える。
だって・・・そうでしょ?
ジュリアーノ王太子の(名目上の)父親である若かりし頃の陛下曰く「私と彼女は真実の愛で結ばれている」という何が何だか訳の分からない理屈で、婚約者だった大臣の姫ではなく平民の女を妃にしたのよ!?
それだけではない。
何と平民から王妃になった女は庭師と不倫して不義の子を儲け、その不義の子ことジュリアーノは陛下が側室にも成れない身分の低い女が産んだ息子のユーリアを後宮に入れて妃のように扱っているのよーーーっ!!!
私とジュリアーノの結婚は王太子の後見になって欲しいと陛下から土下座をされてまで請われたもの。
それなのに・・・ジュリアーノは私を後宮の片隅に追いやりユーリアと毎晩「アッー!」をしている。
しかも!
ジュリアーノはユーリアと「アッー!」をするにしてもベルフィーネという存在が邪魔という理由だけで、正式な王太子妃である私を車裂きの刑にしやがるのよ!!!
マジかーーーっ!!!
前世は腐女子であるが会社では働く女性向けの商品開発に携わっていた私は【夢色の恋人達】というBLゲームの、悪役と位置づけられている王太子妃のベルフィーネに転生していたのよーーーっ!!!
思い付きで書いたので、ガバガバ設定+矛盾がある+ご都合主義。
世界観、建築物や衣装等は古代ギリシャ・ローマ神話、古代バビロニアをベースにしたファンタジー、ベルフィーネの一人称は『私』と書いて『わたくし』です。
異世界転生日録〜生活魔法は無限大!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
☆感想の受付開始しました。
【あらすじ】
異世界に転生したルイは、5歳の高熱を境に、記憶を取り戻す。一度は言ってみたい「ステータス・オープン」で、ステータスを見れることに気付いた。スキル「生活魔法∞(無限大)」を発見。その意味を知るルイは、仄かに期待を抱いた。
それと同時に、今世の出自である農家の四男は、長男大事な両親の態度に、未来はないと確信。
家族に隠れて、ステータスにあったスキルの一つ「鑑定」を使い、村のお婆(薬師)相手に、金策を開始。
十歳の時に行われたスキル鑑定の結果を父に伝えたが、農家向きのスキルではなかったルイは「家の役には立たない」と判断され、早々に家を追い出される。
だが、追放ありがとう!とばかりに、生活魔法を知るべく、図書館がある街を目指すことにしたルイ。
最初に訪れた街・ゼントで、冒険者登録を済ませる。だがそのギルドの資料室で、前世の文字である漢字が、この世界の魔法文字だという事実を知ることになる。
この世界の魔法文字を試したルイは、魔法文字の奥深さに気づいてしまった。バレないように慎重に……と行動しているつもりのルイだが、そんな彼に奇妙な称号が増えて行く。
そして、冒険者ギルドのギルドマスターや、魔法具師のバレンと共に過ごすうちに、バレンのお師匠様の危機を知る。
そして彼に会いにいくことになったが、その目的地が、図書館がある魔法都市アルティメットだった。
旅の道中もさることながら、魔法都市についても、色々な人に巻き込まれる運命にあるルイだったが……それを知るのは、まだ先である。
☆見切り発車のため、後日変更・追記する場合があります。体調が不安定のため、かける時に書くスタイルです。不定期更新。
☆カクヨム様(吉野 ひな)でも先行投稿しております。
メインをはれない私は、普通に令嬢やってます
かぜかおる
ファンタジー
ヒロインが引き取られてきたことで、自分がラノベの悪役令嬢だったことに気が付いたシルヴェール
けど、メインをはれるだけの実力はないや・・・
だから、この世界での普通の令嬢になります!
↑本文と大分テンションの違う説明になってます・・・
大根令嬢の雑学無双、王弟殿下を添えて。~ 前世を思い出したので、許婚をほったらかして人助けしまくります!!
古森真朝
恋愛
気弱な伯爵令嬢のカレンは、自分勝手な婚約者レナートに振り回されていた。耐え続けていたある日、舞踏会で何者かに突き飛ばされ、階段から落ちてしまう。
その傷が元で儚く……なるかと思いきや。衝撃で前世を思い出したカレンは一転、かの『ド根性大根』みたいな超・ポジティブ人間になっていた。
『モラハラ婚約者の思惑なんぞ知るか!! 今度こそ好きなことやって、目いっぱい幸せに長生きするんだから!!!』
昔ひたすら読書に耽って身に着けた『雑学』を武器に、うっかり採れ過ぎた作物や、開墾しようとすると不幸に見舞われる土地、不治の病にかかった王族、等々の問題をどんどん解決。
領地の内外で心強い友人が出来たり、いつの間にかものすごく有名になっていたり、何かと協力してくれる王弟ヴィクトルから好意を寄せられたり(注:気付いてない)する中、温かい家族と共に仕事に励んでいく。
一方、前世から因縁のある人々もまた、こちらに転生していて――
転生したら名家の次男になりましたが、俺は汚点らしいです
NEXTブレイブ
ファンタジー
ただの人間、野上良は名家であるグリモワール家の次男に転生したが、その次男には名家の人間でありながら、汚点であるが、兄、姉、母からは愛されていたが、父親からは嫌われていた
子ドラゴンとゆく、異世界スキル獲得記! ~転生幼女、最強スキルでバッドエンドを破壊する~
九條葉月
ファンタジー
第6回HJ小説大賞におきまして、こちらの作品が受賞・書籍化決定しました! ありがとうございます!
七歳の少女リーナは突如として前世の記憶を思い出した。
しかし、戸惑う暇もなく『銀髪が不気味』という理由で別邸に軟禁されてしまう。
食事の量も減らされたリーナは生き延びるために別邸を探索し――地下室で、ドラゴンの卵を発見したのだった。
孵化したドラゴンと共に地下ダンジョンに潜るリーナ。すべては、軟禁下でも生き延びるために……。
これは、前を向き続けた少女が聖女となり、邪竜を倒し、いずれは魔王となって平和に暮らす物語……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる