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第2話 恋愛? 面倒くさいです。
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「恋人ごっこって事ですか? それなら別にいらないんですけど。大人になればお金払って出来る事ですし。」
「恋人ごっこかもしれないけど、私にだって選ぶ権利はあるのよ? 全く全然眼中にない人なんかにこんな提案をする程ヒマ人じゃありません。というか、お金払うって考えは捨てて!」
要するに俺は先生の恋人候補としてアリって事? なにそれドッキリ?
「何できょろきょろしてるの?」
「何でって……カメラとかあるかなぁって。」
「はい? これ、別にドッキリとかじゃないんだけど?」
それだとますます意味が分からない。
「聞きたいんですけど、何が理由でそんな事を言い出したんですか? 特別好感度が上がるような事は無かったと思いますけど。」
カワイコちゃん先生は可愛くて学校内では有名だけど、俺なんて無名のモブAとかだぞ。
なんなら、先生が俺の存在を認識したのも担任になってからだろうし。
「恋梨君は覚えてないか。私ってこの見た目でしょ? 高校生くらいの男の子に声掛けられるってのが良くあってね。」
確かに、カワイコちゃん先生が実は同い年でしたって言われれば信じる。いっそ年下でも通用するな。
というか、そんなにしょっちゅう声掛けられてんのかよ。
「去年妹と買い物に行ったらしつこく声かけて来る子が居てね。隣の高校の制服着てたから高校生だってわかったんだけど……。」
先生には妹が居たのか。
「私、その時に腕を掴まれちゃって、相手は高校生でも体は大人だから怖くてね。」
カワイコちゃん先生くらいの体格だと怖いよな。しかし悪い奴も居たもんだ。ケツから盛大に花火が上がるようになれば良いのにソイツ。
「そんな時に君が……セクハラだー! 皆さん見て下さい! セクハラ、痴漢してる奴がいまーす! って大声で叫んでくれたの。」
先生はわたわたと手を振って、その時の状況を再現している。
覚えがあるぞ。どっかに良い恋でも落ちていないかと恋を探して街中を歩いていた事があった。しつこくナンパして女性の腕を掴んでる犯罪者が居たから、思いっきり叫んでやった記憶があるな。
「あぁ、あの時の。」
「そうよ。あの時は恋梨君だって知らなかったんだけど、あなたの担任になって気が付いたわ。あの時助けてくれた子だって。」
すっかり忘れてた。
人だかりが出来て関係者全員があの場から退散してしまい、相手が誰かまでは確認していなかったのだ。
「ありがとうね。出来れば二人きりの時にお礼をしたいと思っていたから遅くなっちゃったけど。」
「いえいえ。どういたしまして。」
「いつ気付いてくれるんだろうって思ったら、恋梨君ってば全然私に気付かないんだもんなぁ。」
あの時は性犯罪者に対する八つ当たりも入ってたから、あまり女性の方を気にしていなかったのだ。
「ま、そういう事があったわけ。助けられたんだし、あなたに恩返しがしたいのよ。だからと言って、恋梨君が好きって意味じゃないわよ? 助けられたからすぐに好きってなるのはドラマやアニメ、物語だけの話。」
そりゃそうだ。
チョロインなんて見た事ないし。
「でも、限りなく初対面の印象が良い状態からスタートしているのも間違いないわ。だから、卒業までに私を落としてみないかって提案。」
「いやいや。」
無理に決まってんじゃん。こんな可愛い人と俺じゃ、明らかに不釣り合いだ。
「私は一年間あなた以外の恋人を絶対作らない。もう一押しすればいける状態の女とは言え、そんな相手だとしてもきっとあなたの自信に繋がるはずよ。もし落とせたら、卒業後は堂々と付き合える特典付き。」
凄い台詞だ。普通は何て傲慢な奴だと思われるのがオチだろうけど、この場面で言われると違った意味に聞こえる。
要するに先生を恋愛の練習台にしても良いという発言だ。
「ありがとうございます。」
こんな良い先生は初めて見た。
まさか自身の貴重な時間を割いてまでこんな事に付き合ってくれるだなんて。
感動で目の前が…………あれ? 今もう一押しって言った?
「先生。」
「どうしたの?」
「もう一押しって言いました?」
「い、言ってません!」
聞き違いか? 顔が赤いけど。
「もしかして……私って恋梨君の好みじゃなかったりする?」
「いえ、恋愛を諦める前なら結婚したいと思った程好みです。」
こんな可愛い人が好みじゃない奴が居たとしたら、それは同性愛者かロリコンくらいだろ。
あっ、でも……カワイコちゃん先生はギリ中学生でも通用しそうだから、ロリコンのストライクゾーンにも入る恐れがあるな。
「あ、あの……もしかして、もう落としにかかってるの?」
「違いますけど。」
顔を赤らめチラチラと俺を見てくる先生。
疑似恋愛なのか本気なのかイマイチ分からん。本気だとしたらチョロいにも程がある。
「ねぇ、どうしてそんなに落ち着いてるの? 場慣れしてる感じが凄いんだけど。」
それは恋愛に興味関心が無くなったからだろうな。
自分でも驚くほどに、スッと恋愛に対する興味がどこかへ旅立って行った気がする。
「今の俺は恋愛という意味での女性に興味がなくなってしまったようです。」
「え?」
聞こえなかったのだろうか?
「女性に興味をなくしてしまいました。」
「それはダメ!」
「ダメと言われましても……。」
「大丈夫。ね? 先生と恋愛しよう? きっと恋梨君の感情は戻るから!」
生徒に堂々と恋愛しようはマズいだろ……。
それに、恋愛に対する興味が戻ったらまた悩み続けなきゃいけなくなるじゃん。
本末転倒だ。せっかく解決した悩みなのに。
「先生。それだと最初の提案と違いません?」
「違いませんし、今の君を放ってはおけません!」
俺は病人かっての……。
これ知ってる。なんだっけ……患者に対して看護者が恋愛感情を抱くやつ。
「ナイチンゲール症候群?」
「違うよ! 先生は最初から恋梨君を良いと思ってました!」
凄い食い気味で来るなぁ。
あぁ、そう言えばナイチンゲール症候群は患者が治ったら冷めちゃうんだっけか?
「そっか。ナイチンゲール症候群は俺か。」
「どういう意味?」
「心のチ〇コが無い。無いチンゲール症候群……なんつって。」
「……重症だわ。こんな下ネタ言う子じゃなかったはずなのに……。女性に対する恥じらいすらも捨て去ってしまったのね。」
それはあるかも。確かにこんな可愛い人に対して下ネタなんて言えなかったなぁ。
あれ? 逆に楽しいんじゃないかこれ?
というか何で以前の俺を知っているかのような発言が出てくるんだ? 担任になってから大して時間は経ってないでしょうに。
「絶対に治してあげるからね! 先ずは連絡先を交換しましょう。」
別に病気とかじゃない気がするんだが。
「まぁ、良いですけど。どうぞ。」
俺はLIMEを開いて先生とIDを交換した。
アイコン牛かよ。どんなセンスしてんだ?
「はい。これで連絡先は交換できたから、いつでも連絡出来るね?」
カワイコちゃん先生は可愛い笑顔で俺に話しかけて来る。
「毎日連絡しないとダメだよ?」
「それはちょっと面倒くさい。」
「酷いっ!」
やべっ。
声に出してた。
「もう、そんな面倒くさそうにしないでよ。まるでモテ男が言い寄って来る女子をうざがってるみたいじゃん。」
おいおい、俺がモテ男なわけないでしょ。
モテなさ過ぎてこうなってんだから。
「ほら。ドキドキしない?」
先生は俺の腕を取り、二人はまるで恋人が腕を組んでいるかのような恰好になっている。
凄く良い匂いがする。あったかくて柔らかい。これが女性の感触なのか……。
でも、別にドキドキはしない。
「先生。」
「やっぱりドキドキしちゃう? 私も……」
「ムラムラします。」
「……。」
おっと、いけね。普通にセクハラじゃん。
恥じらいは捨てても社会常識を捨てるのはダメだ。気を付けねば。
「すみません。間違えました。」
「えっと……。」
「女性との接触で本能的な刺激を受け、性的欲求が高まってきました。あと、ドキドキはしません。」
「その言い方! もうちょっとさ……配慮してくれも良いんじゃないって言うか……。」
オカシイ。俗な言葉は避けて、最大限に配慮した結果の発言なんだが。
「先生。」
「どうしたの?」
「そろそろ帰りましょう。」
カワイコちゃん先生はガクリと肩を落とした。
「……取り敢えず今日からはマメに連絡し合って、恋梨君の感情を取り戻していきましょう。恋愛指導の第一歩目です。」
ありがたいけど余計なお世話だ。
「別に必要はな……」
「良いですね!?」
なんて強引な人だろう。
俺の為だと思ってくれてるんだろうし、あまり邪険にも出来ない。どうせなら興味無くす前に言ってくれたら良かったのに。
「……はい。」
「恋人ごっこかもしれないけど、私にだって選ぶ権利はあるのよ? 全く全然眼中にない人なんかにこんな提案をする程ヒマ人じゃありません。というか、お金払うって考えは捨てて!」
要するに俺は先生の恋人候補としてアリって事? なにそれドッキリ?
「何できょろきょろしてるの?」
「何でって……カメラとかあるかなぁって。」
「はい? これ、別にドッキリとかじゃないんだけど?」
それだとますます意味が分からない。
「聞きたいんですけど、何が理由でそんな事を言い出したんですか? 特別好感度が上がるような事は無かったと思いますけど。」
カワイコちゃん先生は可愛くて学校内では有名だけど、俺なんて無名のモブAとかだぞ。
なんなら、先生が俺の存在を認識したのも担任になってからだろうし。
「恋梨君は覚えてないか。私ってこの見た目でしょ? 高校生くらいの男の子に声掛けられるってのが良くあってね。」
確かに、カワイコちゃん先生が実は同い年でしたって言われれば信じる。いっそ年下でも通用するな。
というか、そんなにしょっちゅう声掛けられてんのかよ。
「去年妹と買い物に行ったらしつこく声かけて来る子が居てね。隣の高校の制服着てたから高校生だってわかったんだけど……。」
先生には妹が居たのか。
「私、その時に腕を掴まれちゃって、相手は高校生でも体は大人だから怖くてね。」
カワイコちゃん先生くらいの体格だと怖いよな。しかし悪い奴も居たもんだ。ケツから盛大に花火が上がるようになれば良いのにソイツ。
「そんな時に君が……セクハラだー! 皆さん見て下さい! セクハラ、痴漢してる奴がいまーす! って大声で叫んでくれたの。」
先生はわたわたと手を振って、その時の状況を再現している。
覚えがあるぞ。どっかに良い恋でも落ちていないかと恋を探して街中を歩いていた事があった。しつこくナンパして女性の腕を掴んでる犯罪者が居たから、思いっきり叫んでやった記憶があるな。
「あぁ、あの時の。」
「そうよ。あの時は恋梨君だって知らなかったんだけど、あなたの担任になって気が付いたわ。あの時助けてくれた子だって。」
すっかり忘れてた。
人だかりが出来て関係者全員があの場から退散してしまい、相手が誰かまでは確認していなかったのだ。
「ありがとうね。出来れば二人きりの時にお礼をしたいと思っていたから遅くなっちゃったけど。」
「いえいえ。どういたしまして。」
「いつ気付いてくれるんだろうって思ったら、恋梨君ってば全然私に気付かないんだもんなぁ。」
あの時は性犯罪者に対する八つ当たりも入ってたから、あまり女性の方を気にしていなかったのだ。
「ま、そういう事があったわけ。助けられたんだし、あなたに恩返しがしたいのよ。だからと言って、恋梨君が好きって意味じゃないわよ? 助けられたからすぐに好きってなるのはドラマやアニメ、物語だけの話。」
そりゃそうだ。
チョロインなんて見た事ないし。
「でも、限りなく初対面の印象が良い状態からスタートしているのも間違いないわ。だから、卒業までに私を落としてみないかって提案。」
「いやいや。」
無理に決まってんじゃん。こんな可愛い人と俺じゃ、明らかに不釣り合いだ。
「私は一年間あなた以外の恋人を絶対作らない。もう一押しすればいける状態の女とは言え、そんな相手だとしてもきっとあなたの自信に繋がるはずよ。もし落とせたら、卒業後は堂々と付き合える特典付き。」
凄い台詞だ。普通は何て傲慢な奴だと思われるのがオチだろうけど、この場面で言われると違った意味に聞こえる。
要するに先生を恋愛の練習台にしても良いという発言だ。
「ありがとうございます。」
こんな良い先生は初めて見た。
まさか自身の貴重な時間を割いてまでこんな事に付き合ってくれるだなんて。
感動で目の前が…………あれ? 今もう一押しって言った?
「先生。」
「どうしたの?」
「もう一押しって言いました?」
「い、言ってません!」
聞き違いか? 顔が赤いけど。
「もしかして……私って恋梨君の好みじゃなかったりする?」
「いえ、恋愛を諦める前なら結婚したいと思った程好みです。」
こんな可愛い人が好みじゃない奴が居たとしたら、それは同性愛者かロリコンくらいだろ。
あっ、でも……カワイコちゃん先生はギリ中学生でも通用しそうだから、ロリコンのストライクゾーンにも入る恐れがあるな。
「あ、あの……もしかして、もう落としにかかってるの?」
「違いますけど。」
顔を赤らめチラチラと俺を見てくる先生。
疑似恋愛なのか本気なのかイマイチ分からん。本気だとしたらチョロいにも程がある。
「ねぇ、どうしてそんなに落ち着いてるの? 場慣れしてる感じが凄いんだけど。」
それは恋愛に興味関心が無くなったからだろうな。
自分でも驚くほどに、スッと恋愛に対する興味がどこかへ旅立って行った気がする。
「今の俺は恋愛という意味での女性に興味がなくなってしまったようです。」
「え?」
聞こえなかったのだろうか?
「女性に興味をなくしてしまいました。」
「それはダメ!」
「ダメと言われましても……。」
「大丈夫。ね? 先生と恋愛しよう? きっと恋梨君の感情は戻るから!」
生徒に堂々と恋愛しようはマズいだろ……。
それに、恋愛に対する興味が戻ったらまた悩み続けなきゃいけなくなるじゃん。
本末転倒だ。せっかく解決した悩みなのに。
「先生。それだと最初の提案と違いません?」
「違いませんし、今の君を放ってはおけません!」
俺は病人かっての……。
これ知ってる。なんだっけ……患者に対して看護者が恋愛感情を抱くやつ。
「ナイチンゲール症候群?」
「違うよ! 先生は最初から恋梨君を良いと思ってました!」
凄い食い気味で来るなぁ。
あぁ、そう言えばナイチンゲール症候群は患者が治ったら冷めちゃうんだっけか?
「そっか。ナイチンゲール症候群は俺か。」
「どういう意味?」
「心のチ〇コが無い。無いチンゲール症候群……なんつって。」
「……重症だわ。こんな下ネタ言う子じゃなかったはずなのに……。女性に対する恥じらいすらも捨て去ってしまったのね。」
それはあるかも。確かにこんな可愛い人に対して下ネタなんて言えなかったなぁ。
あれ? 逆に楽しいんじゃないかこれ?
というか何で以前の俺を知っているかのような発言が出てくるんだ? 担任になってから大して時間は経ってないでしょうに。
「絶対に治してあげるからね! 先ずは連絡先を交換しましょう。」
別に病気とかじゃない気がするんだが。
「まぁ、良いですけど。どうぞ。」
俺はLIMEを開いて先生とIDを交換した。
アイコン牛かよ。どんなセンスしてんだ?
「はい。これで連絡先は交換できたから、いつでも連絡出来るね?」
カワイコちゃん先生は可愛い笑顔で俺に話しかけて来る。
「毎日連絡しないとダメだよ?」
「それはちょっと面倒くさい。」
「酷いっ!」
やべっ。
声に出してた。
「もう、そんな面倒くさそうにしないでよ。まるでモテ男が言い寄って来る女子をうざがってるみたいじゃん。」
おいおい、俺がモテ男なわけないでしょ。
モテなさ過ぎてこうなってんだから。
「ほら。ドキドキしない?」
先生は俺の腕を取り、二人はまるで恋人が腕を組んでいるかのような恰好になっている。
凄く良い匂いがする。あったかくて柔らかい。これが女性の感触なのか……。
でも、別にドキドキはしない。
「先生。」
「やっぱりドキドキしちゃう? 私も……」
「ムラムラします。」
「……。」
おっと、いけね。普通にセクハラじゃん。
恥じらいは捨てても社会常識を捨てるのはダメだ。気を付けねば。
「すみません。間違えました。」
「えっと……。」
「女性との接触で本能的な刺激を受け、性的欲求が高まってきました。あと、ドキドキはしません。」
「その言い方! もうちょっとさ……配慮してくれも良いんじゃないって言うか……。」
オカシイ。俗な言葉は避けて、最大限に配慮した結果の発言なんだが。
「先生。」
「どうしたの?」
「そろそろ帰りましょう。」
カワイコちゃん先生はガクリと肩を落とした。
「……取り敢えず今日からはマメに連絡し合って、恋梨君の感情を取り戻していきましょう。恋愛指導の第一歩目です。」
ありがたいけど余計なお世話だ。
「別に必要はな……」
「良いですね!?」
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