『創造神始めました』ご注文をどうぞ。魔王軍で異世界侵略と若干狂気持ち彼女ですね?5番にオーダー入りまーす!

隣のカキ

文字の大きさ
7 / 41

第7話 魔王である前に一人の男だ!

しおりを挟む

 問題はどのようにして、現魔王の10分の1レベルの強者を効率よく生み出すかだ。



 ヘルプに確認したところ、全てのボーナスの値は初回だけ倍になるらしいが、二回目以降は通常の値になるそうだ。



 他のユーザーはボーナスを効率よく利用する事に気付く前に、初回ボーナスやWPを使い切ったりバランス良く育てる等する為、うちのような特化戦力をなかなか生み出す事が出来ないらしい。



 だからこそ、存在強度100,000越えはランク15以上でないと殆どいないとの事。



 成程。



 キリト笑、と馬鹿にしていたが、ランク10にしてはかなり強い部類だったのか。

 

 馬鹿にしてスマン…。





 本題に戻そう。



 今の所、人間→勇者→ゾンビ→吸血鬼→魔王のボーナスを連鎖させるのが最も効率が良いように思える。しかしヘルプに確認したところ、この考えには穴があった。



 勇者は存在強度150以上の人間種が、魔王は存在強度300以上の魔物がなるもので、どちらもランク1毎に一体ずつという制限があるようなのだ。つまり勇者、魔王は数をそろえるのが難しい。一応、勇者や魔王の役割は世界への介入コマンドでWPを1,000使用すれば後から別の対象に移し替える事が出来るとの事。



 ちなみにうちの魔王は、勇者と魔王の枠を1ずつ使用している状態であるらしい。



 勇者は神聖な力に守られている為、死んでゾンビになる事はあっても、生きているうちは魔物に変化しない。という事は人間→勇者→ゾンビ→吸血鬼とボーナスを連鎖させる事は出来るわけだが、この方法だとボーナスの合計値は15倍。魔王の10分の1くらい強くする為には約17,000も存在強度を上げなければならない。WPが85,000必要である。



 かなり不経済だ。



 また吸血鬼の詳細を確認してみると、始祖吸血鬼が人間の血を吸えば、吸われた人間は原種吸血鬼になり、始祖吸血鬼の存在強度の10%が加算されるそうだ。原種吸血鬼が人間の血を吸えば、吸われた人間は吸血鬼になり、原種吸血鬼の存在強度の10%が加算される。



 逆マルチ商法みたいな生物だな。



 始祖吸血鬼が魔王にいる場合は他の吸血鬼が魔王になる事はなく、更にこの種族には寿命という概念は存在しない。



 それならば、始祖吸血鬼である魔王ダイに人間の血を吸わせて原種吸血鬼にしてしまえば、お手軽簡単に寿命の無い存在強度250,000の配下を作り出せる。



 この案でいこう。キリトの持つ勇者レベルの存在が、10WPの消費で生み出せるならば全く文句はない。



 とりあえず、人間10人で試してみよう。





「人間を男女5人ずつ購入。」





<仮想世界システム>

 人間男5:50WP

 人間女5:50WP

【購入しますか?】



「購入。魔王ダイの目の前に配置。」



【人類が現れました。】





 映像を確認すると、ダイの目の前に男女5人ずつ配置されている。

 突如現れた人間達に驚いている様子。



 あ、そうだ。



「世界への介入。その人間達は好きにして良いと魔王ダイへメッセージを送れ。」



【10WPを消費して魔王ダイへメッセージを送信しました。】



 メッセージを受信したダイは、理解したようで人間達に襲い掛かる。

 男は殴り殺し、女は血を吸っている。



 女だけ生かすとは、なんとスケベな魔王だろうか。



 まぁ…あいつも男だしな。

 気持ちは分からんでもないが…。でも男だからって殺すなよ。WP勿体ないだろうが。





【人類が滅亡しました。

 世界で最初の原種吸血鬼が現れました。100WPを獲得しました。

 ボーナスとして初めの原種吸血鬼は存在強度が4倍に強化されます。】





「ステータス。」





<仮想世界システム>

 創造神ああああ:ランク12

 WP:220,490P



 購入

 売却

 環境設定

 生命の存在強度

 世界へ介入

 履歴

 対戦モード



 生命体の数:6



強者リスト 一位 魔王種始祖吸血鬼ダイ:存在強度2,491,583

      二位 原種吸血鬼1:存在強度996,672

      三位 原種吸血鬼2:存在強度249,168

         原種吸血鬼3:存在強度249,168

         原種吸血鬼4:存在強度249,168

         原種吸血鬼5:存在強度249,168







 確かに10%加算されている。

 更にボーナスのお蔭で一人だけ四倍強い。



 原種吸血鬼だけでも、今まで対戦した相手なら勝てるな…。





 もっと増やそう!





 そうして俺は、追加で95体の原種吸血鬼を生み出し、原種吸血鬼の数をピッタリ100体にした。



 これからは俺の時代だ!











「対戦モード。ランク指定100。」





しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

本の知識で、らくらく異世界生活? 〜チート過ぎて、逆にヤバい……けど、とっても役に立つ!〜

あーもんど
ファンタジー
異世界でも、本を読みたい! ミレイのそんな願いにより、生まれた“あらゆる文書を閲覧出来るタブレット” ミレイとしては、『小説や漫画が読めればいい』くらいの感覚だったが、思ったよりチートみたいで? 異世界で知り合った仲間達の窮地を救うキッカケになったり、敵の情報が筒抜けになったりと大変優秀。 チートすぎるがゆえの弊害も多少あるものの、それを鑑みても一家に一台はほしい性能だ。 「────さてと、今日は何を読もうかな」 これはマイペースな主人公ミレイが、タブレット片手に異世界の暮らしを謳歌するお話。 ◆小説家になろう様でも、公開中◆ ◆恋愛要素は、ありません◆

異世界ビルメン~清掃スキルで召喚された俺、役立たずと蔑まれ投獄されたが、実は光の女神の使徒でした~

松永 恭
ファンタジー
三十三歳のビルメン、白石恭真(しらいし きょうま)。 異世界に召喚されたが、与えられたスキルは「清掃」。 「役立たず」と蔑まれ、牢獄に放り込まれる。 だがモップひと振りで汚れも瘴気も消す“浄化スキル”は規格外。 牢獄を光で満たした結果、強制釈放されることに。 やがて彼は知らされる。 その力は偶然ではなく、光の女神に選ばれし“使徒”の証だと――。 金髪エルフやクセ者たちと繰り広げる、 戦闘より掃除が多い異世界ライフ。 ──これは、汚れと戦いながら世界を救う、 笑えて、ときにシリアスなおじさん清掃員の奮闘記である。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?

お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。 飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい? 自重して目立たないようにする? 無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ! お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は? 主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。 (実践出来るかどうかは別だけど)

転生貴族の領地経営〜現代日本の知識で異世界を豊かにする

ファンタジー
ローラシア王国の北のエルラント辺境伯家には天才的な少年、リーゼンしかしその少年は現代日本から転生してきた転生者だった。 リーゼンが洗礼をしたさい、圧倒的な量の加護やスキルが与えられた。その力を見込んだ父の辺境伯は12歳のリーゼンを辺境伯家の領地の北を治める代官とした。 これはそんなリーゼンが異世界の領地を経営し、豊かにしていく物語である。

やはり異世界では最強だったのでついでに異世界まるっと旅してみます!

tyatarou
ファンタジー
楽しみに待っていた新作RPGゲーム。 主人公つむぎと親友の真咲は突如現れた魔法陣によって異世界へ?! 異世界といえばやっぱり最強!? 当たり前の強さを得たつむぎが求めるものとは......。 ◯この作品は重複投稿です。

五十一歳、森の中で家族を作る ~異世界で始める職人ライフ~

よっしぃ
ファンタジー
【ホットランキング1位達成!皆さまのおかげです】 多くの応援、本当にありがとうございます! 職人一筋、五十一歳――現場に出て働き続けた工務店の親方・昭雄(アキオ)は、作業中の地震に巻き込まれ、目覚めたらそこは見知らぬ森の中だった。 持ち物は、現場仕事で鍛えた知恵と経験、そして人や自然を不思議と「調和」させる力だけ。 偶然助けたのは、戦火に追われた五人の子供たち。 「この子たちを見捨てられるか」――そうして始まった、ゼロからの異世界スローライフ。 草木で屋根を組み、石でかまどを作り、土器を焼く。やがて薬師のエルフや、獣人の少女、訳ありの元王女たちも仲間に加わり、アキオの暮らしは「町」と呼べるほどに広がっていく。 頼れる父であり、愛される夫であり、誰かのために動ける男―― 年齢なんて関係ない。 五十路の職人が“家族”と共に未来を切り拓く、愛と癒しの異世界共同体ファンタジー!

処理中です...