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〜戦力強化編〜
44話 男の娘?オスのメス?いいえ、ただのメスです。
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結局何なんだ?俺が【魔王】を発動したら意識を失って、その間に俺が自動で動いたとか?
いやー、ゲームワールドの仕業って言われても納得できるのが怖いわ。まあ、悪い事なんて一つもなかったし、寧ろ一気にレベル上がってたからいっか。
「さて、メラガスはドロップしてたのかなー?」
俺がイベント設置のためにこの修行の第一目標に設定していたこと、『イベントモンスターの確保』。
予定では俺がLv60くらいまで行って『こい!俺の召喚獣!』みたいな感じの予定だったんだけど、そもそも召喚術の仕組みが違ったからな。
ここで『メラガスの核』がドロップしていれば第一目標達成なのだ。ちなみにヴラドは夜限定という点で却下。ネロとクロはモフモフだから却下だ。
「お、あったあった!」
持ち物欄を覗くと、新たに『ボルケーノリザードの皮膚×1』『ボルケーノリザードの核×1』の2つが記載されている。
うん、やっぱりネームドは確定ドロップだな。
「ではでは、核を取り出して~」
ボルケーノリザードの核はヴラドの核より薄い、朱色の球体だ。
「契約」
<ボルケーノリザードの核を使用し、契約を実行しますか?>
YES。
<契約を開始します>
魔法陣でけーーー‼
ボルケーノリザードの核は例のごとくふわふわと浮き、突如落下する。地面に展開された魔法陣は半径5メートルほどの巨大なものだ。
魔法陣から出てきたのはあのメラガス君。一瞬、姿を捉えた反動で逃げだしそうになってしまった。メラガス=逃走が俺の頭の中での常識なのだ。
<ボルケーノリザードの名前↓>
ああはいはい。メラガスっと。
<ボルケーノリザードをメラガスと命名しました>
「カイザ様、このメラガス、全力でお仕えさせていただきます」
「……。……」
「カイザ、様?」
「あ、ああうん、よろしく」
メラガス、メスなのかよ‼
メラガスが発した声は、紛いもない女性の声だった。蜥蜴は見た目に寄らないって言うもんな、うん。
……あの猛烈な追尾は求愛だったのか?
^
「世界地図」
メラガスがメスだという衝撃の事実が発覚した後、俺は気を取り直し世界地図を展開する。
「えーーと、第6ステージが……ここか」
世界地図の中から雷天の地エレクトルに続く大地を辿る。
「第6ステージ 煉獄の地ヴォルカニオンか」
第6ステージ 煉獄の地ヴォルカニオン。そこは幾つもの活火山が噴火し噴煙を巻き起こす、焦土で出来た大地のステージ。
そんな場所に不自然に立つ3本の旗。イベント設置可能を示す旗だ。
「レベル55以下。うん、行けるな」
イベント設置の条件を見ると、レベル上限が10上がっているということだけが、雷天の地エレクトルと比べた時の変更点だった。
「メラガス、第6ステージの中間を任せていいか?」
流石に『常にここを守れ』みたいな感じで強く言うのは申し訳ない。ここはオブラートに包んで言う。
「そんな大層な役割を任じてくださるのですか!?」
おお、巨大なだけに驚きの迫力が凄い。なんか、ここまで驚かれると申し訳なさが罪悪感に進化しそうだ……。
「ああ、メラガスは強いからな。勿論だ」
これは本当の事。……戦ったとこないけどきっとそう。
「畏まりました。このメラガス、全力で任務を完遂致します!」
「ああー、うん。無理しないでね」
見た目通りの情熱キャラだなメラガス。
<イベントエリアに設置するゴーレム、又は契約魔を選択してください>
イベント設置の条件の右端にある『設置ボタン』をタップすると、ヴラドやネロなどの契約魔が並べられたウィンドウが出現する。
未だに契約魔は4体のみ。そのためメラガスも直ぐに見つけることが出来た。
<メラガス Lv48を煉獄の地ヴォルカニオンの第一イベントエリアに配置しますか?>
YES。
俺の肯定と同時に、隣にいるメラガスの姿が消える。
<配置が完了しました>
相変わらず迅速な行動のようで、設置が完了したようだ。
メラガス、君のことは忘れない。近いうちに会いに行くよ。
^
<こちらBFO運営支部、アップデート情報をお伝えします。第6ステージ煉獄の地ヴォルカニオンにて、『ボルケーノリザード』が出現。イベント開催中、中間ボスモンスターとしての役割を持ちます>
「おいカノン、今の聞こえたか?」
第5ステージ 雷天の地エレクトル。止むことのない雷雨が降り注ぐそのステージにて、洞窟の中に陽気な男の声が木霊する。
「ああ、聞こえた。第6ステージ、このステージの先だな」
「ボルケーノってことは、次は火山のステージなのかな!」
「ミレアはなんでそんなに楽しそうなんだ……」
「ミレアらしくていいじゃない。それにこれはゲームよ?楽しんでこそ意味があるわ」
「そうだな。楽しみが一つ増えたと思えばいい」
いやー、ゲームワールドの仕業って言われても納得できるのが怖いわ。まあ、悪い事なんて一つもなかったし、寧ろ一気にレベル上がってたからいっか。
「さて、メラガスはドロップしてたのかなー?」
俺がイベント設置のためにこの修行の第一目標に設定していたこと、『イベントモンスターの確保』。
予定では俺がLv60くらいまで行って『こい!俺の召喚獣!』みたいな感じの予定だったんだけど、そもそも召喚術の仕組みが違ったからな。
ここで『メラガスの核』がドロップしていれば第一目標達成なのだ。ちなみにヴラドは夜限定という点で却下。ネロとクロはモフモフだから却下だ。
「お、あったあった!」
持ち物欄を覗くと、新たに『ボルケーノリザードの皮膚×1』『ボルケーノリザードの核×1』の2つが記載されている。
うん、やっぱりネームドは確定ドロップだな。
「ではでは、核を取り出して~」
ボルケーノリザードの核はヴラドの核より薄い、朱色の球体だ。
「契約」
<ボルケーノリザードの核を使用し、契約を実行しますか?>
YES。
<契約を開始します>
魔法陣でけーーー‼
ボルケーノリザードの核は例のごとくふわふわと浮き、突如落下する。地面に展開された魔法陣は半径5メートルほどの巨大なものだ。
魔法陣から出てきたのはあのメラガス君。一瞬、姿を捉えた反動で逃げだしそうになってしまった。メラガス=逃走が俺の頭の中での常識なのだ。
<ボルケーノリザードの名前↓>
ああはいはい。メラガスっと。
<ボルケーノリザードをメラガスと命名しました>
「カイザ様、このメラガス、全力でお仕えさせていただきます」
「……。……」
「カイザ、様?」
「あ、ああうん、よろしく」
メラガス、メスなのかよ‼
メラガスが発した声は、紛いもない女性の声だった。蜥蜴は見た目に寄らないって言うもんな、うん。
……あの猛烈な追尾は求愛だったのか?
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「世界地図」
メラガスがメスだという衝撃の事実が発覚した後、俺は気を取り直し世界地図を展開する。
「えーーと、第6ステージが……ここか」
世界地図の中から雷天の地エレクトルに続く大地を辿る。
「第6ステージ 煉獄の地ヴォルカニオンか」
第6ステージ 煉獄の地ヴォルカニオン。そこは幾つもの活火山が噴火し噴煙を巻き起こす、焦土で出来た大地のステージ。
そんな場所に不自然に立つ3本の旗。イベント設置可能を示す旗だ。
「レベル55以下。うん、行けるな」
イベント設置の条件を見ると、レベル上限が10上がっているということだけが、雷天の地エレクトルと比べた時の変更点だった。
「メラガス、第6ステージの中間を任せていいか?」
流石に『常にここを守れ』みたいな感じで強く言うのは申し訳ない。ここはオブラートに包んで言う。
「そんな大層な役割を任じてくださるのですか!?」
おお、巨大なだけに驚きの迫力が凄い。なんか、ここまで驚かれると申し訳なさが罪悪感に進化しそうだ……。
「ああ、メラガスは強いからな。勿論だ」
これは本当の事。……戦ったとこないけどきっとそう。
「畏まりました。このメラガス、全力で任務を完遂致します!」
「ああー、うん。無理しないでね」
見た目通りの情熱キャラだなメラガス。
<イベントエリアに設置するゴーレム、又は契約魔を選択してください>
イベント設置の条件の右端にある『設置ボタン』をタップすると、ヴラドやネロなどの契約魔が並べられたウィンドウが出現する。
未だに契約魔は4体のみ。そのためメラガスも直ぐに見つけることが出来た。
<メラガス Lv48を煉獄の地ヴォルカニオンの第一イベントエリアに配置しますか?>
YES。
俺の肯定と同時に、隣にいるメラガスの姿が消える。
<配置が完了しました>
相変わらず迅速な行動のようで、設置が完了したようだ。
メラガス、君のことは忘れない。近いうちに会いに行くよ。
^
<こちらBFO運営支部、アップデート情報をお伝えします。第6ステージ煉獄の地ヴォルカニオンにて、『ボルケーノリザード』が出現。イベント開催中、中間ボスモンスターとしての役割を持ちます>
「おいカノン、今の聞こえたか?」
第5ステージ 雷天の地エレクトル。止むことのない雷雨が降り注ぐそのステージにて、洞窟の中に陽気な男の声が木霊する。
「ああ、聞こえた。第6ステージ、このステージの先だな」
「ボルケーノってことは、次は火山のステージなのかな!」
「ミレアはなんでそんなに楽しそうなんだ……」
「ミレアらしくていいじゃない。それにこれはゲームよ?楽しんでこそ意味があるわ」
「そうだな。楽しみが一つ増えたと思えばいい」
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