異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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670 官能

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「さぁてみんな……。どういうことか説明してもらえるかなぁ~?」


 みんなから1冊ずつ受け取った本を指差しながら、俺はどうすべきか分からず頭を抱えてしまっている。


 ファッションショーが終わった後にみんなと合流した俺は、してやったりと笑うみんなに引っ張られて別荘に連れてこられてしまった。

 完全に予想外の出来事に硬直してしまった俺は、両側から押し付けられるリーチェとムーリのおっぱいの感触を感じながら別荘のベッドに座らせられている状態だ。


「説明も何も、シャロが言ったことで全部なのっ! 私たちそれぞれから見たダンの姿を本にしてみたんだーっ」

「説明が雑だよーっ!? 扱いが軽すぎるよーっ!? 流石にもうちょっと説明してよニーナァァッ!?」


 仕合わせの暴君シリーズって。みんなから見た俺の物語なんて。

 なにこれ……? マジで聞いてないんだけどぉ……?


「ダンに黙ってたのは、話したら絶対阻止されちゃうと思ったからなのっ。でもあそこまで大々的に発表しちゃえば流されてくれると睨んだのっ」

「睨んだの、じゃないってばぁ……。そりゃ絶対に阻止してたし、今更流れを止める気も無いけどぉ……。まさかチャールやシーズの分まであるとは……」

「いやいや、自分で書いてて私ドン引きしちゃったよー? ダンと出会ってからのお話、たった1冊の本じゃ全然語りきれないんだもんっ」

「出会った時からシスターを言いくるめたりしてるから、書き出しはスッゲー楽だったぜ~っ。ただチャールが言ってる通り、たった1冊じゃヴェノムクイーンとの戦いにすら辿り着けなかったんだよなー」

「いやいや君達、いったい何冊書き上げるつもりなんだよぉ……?」


 俺がげんなりしているのが楽しいのか、ニヤニヤ笑いながら俺にキスしてくれる2人。

 くっそ~。そんなにニコニコご機嫌にキスされちゃうと、何もかも全部許してしまいそうになってしまうわぁ……。


「っていうか、全部でいったい何冊発売する気なのよ? これってスキルで複製したんでしょ?」

「もっちろ~ん。だからインベントリにだって入れられる優れものなのよぉ? 将来的にはスキル無しでも複製できるように、クラマイルの人たちとカラソルさんが試行錯誤してるけどねー」

「めっちゃ話が進んでてびっくりするなっ!? ってそうじゃなくてお姉さん。王国中に流通させる本なんて、スキルで生み出したらとんでもない手間でしょ? 見たところ滅茶苦茶分厚いしさぁ」


 みんなが書いたという俺の本は、1冊1冊が人を撲殺できそうな厚みを帯びている。

 ちょっとお高い辞書、事典よりもよっぽど分厚そうなのが嫌過ぎるんだよ?


 だけど俺の嫌悪感以上に、こんな分厚い本を1ページ1ページコピーして製本するなんて、想像を絶するとてつもない手間のはずだ。

 ましてや王国中に流通させるつもりだなんて、いったい何冊製本する気なんだよぉ……?


「……って、あれ? インベントリに入れられる? ってことは、これってまさか本の状態で生み出してるのっ!?」

「そうなのよぉっ。アレって別々の本に見えて、実は全部『マインドスクリプト』っていうマジックアイテムなの。内容もページ数も変えられてね、製本まで自動でやってくれちゃうのよーっ」

「スキル便利すぎかよっ!? 1ページ単位で複製するならまだしも製本まで自動……って、これってもしかして、以前チャールとシーズが作ってくれた資料を複製した技術だったり?」

「正解よーっ。あの時ダンが生み出したのも、鑑定すればマインドスクリプトって表示されてるの。ただしこの量の文を1冊にまとめるには、発光魔玉を1つ捧げないといけないんだけどね?」

「なるほど。必要な魔力が増えると魔玉を要求されるのか」


 俺がチャールとシーズの作ってくれた資料を複製した時は紙切れ1枚をコピーしただけだったから、スキルを発動した時の魔力で賄えたのかな。

 ティムルが魔玉を捧げなきゃいけないと明言してるってことは、発光魔玉分の魔力を自分で込めることは出来ないっぽいね。


 俺とティムルの会話が途切れると、ぴょんっと抱きついてきたフラッタがちょっぴり複雑そうな顔で溜め息を吐く。


「識字率を上げる為にも、出来れば沢山の人に読んで欲しいのじゃがの~。ちと高額な商品となりそうなのじゃー」

「あ、値引きするつもりはないんだ?」

「うむ。下手に値引きすると後々まで禍根を残しそうなのでな。皆で相談して適正価格で販売する事に決めたのじゃっ」

「その代わり、各地のトライラム教会には数冊ずつ置いてもらう事にしてるんですよーっ。子供達は殆ど読み書きが出来ますし、小さい子へ読み聞かせたりとか出来ますからねっ」


 ムーリがむぎゅむぎゅとおっぱいを押し付けながら嬉しそうに笑っている。


 自分も関わったものだからなのか、ムーリは変な遠慮をせずに全ての教会に仕合わせの暴君シリーズを配布する事にしたようだ。

 以前は子供達の税金すら簡単には払わせてくれなかったのに、随分と素直になってくれたようで大変喜ばしい。


 ……でもさぁ。


「ねぇねぇみんな。俺の話って事は、みんなとの寝室事情とかも書かれてるわけ? このシリーズって、小さな子供達に見せていい内容なの……?」


 恐る恐るご機嫌なみんなに問いかける。


 俺とみんなの物語と寝室事情って切っても切り離せないし、この世界って年齢制限の概念とかある訳ないしなぁ……。

 エロに積極的なみんながノリノリで書いたと思うと、内容を確認するのが怖いんだよ?


「そんなの、旦那様自ら内容を確認されれば良いじゃないですか。それとも読んで聞かせて差し上げます?」

「……ヴァルゴの読み聞かせかぁ。微妙に興奮しそうだけど、今は自分で読ませて貰うよ。どれでもいいから1冊くれる?」

「えっと、そうですねぇ……。ここは是非とも私のから読んでいただきたい所ですけれど、やはり順番的にはニーナの書いた『呪われた獣人の娘』からが良いと思いますよ」


 呪われた獣人の娘か。

 ニーナを知っている人なら1発でニーナを連想するタイトルだけど、呪いに苦しんできたニーナが自分でこんなタイトルを考えたとは思えないな?


「1人ずつタイトル変えてあるの? そういうのって自分でつけてるわけ?」

「いえいえ。書き上げた物をシュパイン商会の首脳陣に添削してもらった上で、内容に相応しいタイトルを考えてもらってるんです。勿論本人の希望はなるべく優先されてますけどね」

「私は良いタイトルが思いつかなかったから、読んでくれたキャリアさんたちにお任せしちゃったのー」


 そう言いながら、ニーナは自分が書いた本を渡してくる。


 渡された本は発光魔玉を触媒にしている為か、少し高級感のある布のような質感の素材で装丁されている。

 さっきから散々分厚い分厚いと言ってきたけど、手に取ってみるとやっぱり分厚いな。これじゃ300ページ未満ってことはなさそうだ。


 左右におっぱい大明神のリーチェとムーリがしがみ付いていて、正面からはフラッタが抱き付いてきているので大変読みにくいけれど、どうやらニーナの本はフレイムロード襲撃によってターニアと別れた所から始まっているようだ。

 身動きが取れず、意識を失ってしまったニーナは、王国騎士団に救助されたあとはステイルーク警備隊に引き取られ、徒歩によって数日かけてステイルークに移動したと。


 ははっ。俺の第一印象は『変な奴』、だったんだねー。


 なんてほのぼのとした気持ちで読み進めていた俺だったけど、ステイルークを発つ前日まで読み進めてから背筋が凍りついてしまった。



 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


 ステイルークを出発する前の日。ステイルークで過ごす最後の夜だ。


 夜が明ければ私はダンの奴隷となり、私は生涯をこの人と共に歩む事になる。

 そう思うと嬉しいやら恥ずかしいやら、早く寝なくちゃいけないのにダンとの会話が止まらない。


 だけど会話を楽しむ私を、ダンの強い口調が遮った。


「ねぇニーナ。明日からニーナは俺の奴隷になるけど、その前に君を抱きたいんだ」

「えっ……? と、突然どうし……」


 突然豹変したダンに戸惑う私に構うことなく、ダンの唇が私の口に蓋をする。

 ずっと私に敬語で接してきて、どこか一線を越えないようにと遠慮していたダンが、状況についていけずに固まる私の口を無理矢理押し開き、強引に舌を侵入させて丹念に舐め回してくる。


(あ、私今、ダンにキスされてるんだ……)


 そう気付いた瞬間、全身に電流のような快感が駆け巡った。


 ダンに舐め回されている口の中が気持ち良い。ダンに根元からしゃぶられている舌全体が気持ち良い。激しく弄られているおっぱいが気持ち良い。

 もう全身が気持ちよくって、そしてダンが愛おしくって、私からもダンの頭を抱き締める。


「大好きだよニーナ……」


 彼に名前を呼ばれるたびに、彼に好きだと言ってもらう度に、私の中の何かが埋まっていくような気がした。

 欠けていた何かが満たされ心が満たされる度、その心に引き摺られるように私の体も昂っていく。


 私に何度も愛を囁きながら、ダンの舌は私の口の中から逃げていってしまう。

 もっと気持ちよくなりたいと追い縋ろうとしても、舌を這わせながら私の体を移動する快感に、私の体は抗うことが出来なかった。


 決して私の体から離れないダンの舌が、私の胸に到着する。

 私の平らな胸全体を時間をかけて舐め回され、ヌルヌルとした感触に意識が飛びそうなほどに気持ちよくされてしまうの。


 すっかり硬くなった乳首に、ダンが思い切り吸い付いてくる。

 ちゅうちゅうと音を立てて私の乳首をしゃぶりながら、口の中でチロチロと私の乳首を舐め回してくる。


 彼に吸われた乳首が気持ち良い……。でもそれ以上に、乳首をしゃぶるダンのことが愛おしい……!


「私も貴方が、好きぃっ……! 愛してるのぉっ……!」


 溢れ出す愛おしさが口から零れ、私も彼に愛を伝える。

 好きです。愛していますと何度も何度も告げる間、ダンは私の2つの乳首を行ったり来たりして、ひたすら舐めしゃぶってくる。


 あぁ……。ダメ……ダメだよぅダン……。

 おっぱいを吸われれば吸われるほど、ダンの事が好きになっちゃうからぁ……!


「ニーナ。大好きだよ……」

「ダン。大好きっ……!」


 互いに想い合う私たち2人が1つになるのに時間は掛からなかった。

 初めて受け入れた男性の感触が、小さな痛みと大きな快楽、そして抱え切れないほどの幸福感を運んでくる。


 貪るように私の口にキスをしながら、必死な様子で腰を打ちつけてくるダン。

 凄く気持ち良い。気持ち良いけど、それ以上に必死なダンがなんだか可愛く思えて仕方が無いの。


 好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。


 ひと突きされるごとに、彼の愛情が伝わってくるようだ。

 そしてそのまま彼から流し込まれた熱は、熱いくらいに彼の愛情を私の1番奥に届けてくれたの。


 沢山の愛情を私に注ぎ込んだ後、ダンは何かを話そうとして口を離そうとしてきたの。

 けれど大好きなダンと離れたくなくって、決して口が離れないように必死になって抱きついた。


 そんな私に応えるように、ダンは気を失うまで何度も何度も私の中を突き続け、自身が空っぽになるまで私の中に精を放ち続けたのだった……。


 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


「完全に官能小説だこれーっ!?」


 そしておっぱいに対する描写と比べて挿入後の描写が短い! やっぱ早かったのね俺っ!?


「思ったより寝室の描写は少なめかなって印象だけど、ニーナ自身はいいのこれっ? 王国中にニーナのおっぱいが舐め回されていることがバレるんだよっ?」

「そんなの今更過ぎるのー。ていうかダンがおっぱい好きすぎるのがいけないんでしょっ。チャールやシーズが書いた本にはギリギリそこまで載ってないけど、次巻にはたっぷり載る予定だって言ってたよっ」

「身から出た錆でしたーっ!」


 初めてニーナと肌を重ねたあの日から、暇さえあればちゅぱちゅぱレロレロしてきたからなぁ。

 ……ん? でも待てよ? 俺におっぱいをちゅぱちゅぱされているみんなが、自分の手でその描写を書き出しているだと……!?


 よし、あとで該当部分を読み上げてもらいながら本人のおっぱいをしゃぶり倒そう! 楽しみーっ!


「って、俺のことはどうでもいいんだよ。みんなは本当に気にしないの?」

「ん~? ダンが何を心配してるのか分からないけど、みんなはむしろノリノリなの。私たちはダンにこんなに愛してもらってるんだよーって、王国中に自慢してやるのーっ」

「ダンの元居た世界は、王国よりも貞操観念が強い場所なんだっけ? でもこの国じゃあ愛し合った男女が肌を重ねるなんて、それこそ子供達だって知ってるわよー? ワンダ君たちだって直ぐに子供作ったでしょ?」


 14歳のワンダが既に子供を作っている事を例に挙げて、我が家の寝室事情を駄々漏れにする行為を問題ないと説明してくれるティムル。


 ワンダもだけど、コットンだって俺と会う前に襲われかけたんだよな?

 15歳で奴隷落ちする孤児に襲われたと考えると、14歳以下の孤児がコットンを強姦しようとしたって事になっちゃうのか。


 シャロが男に弄ばれたのも12歳の時、満年齢だったら11歳の頃からだし、怖いなぁこの世界。


「私も竜爵家に嫁ぐ前から、12歳からディアとは愛し合ってきましたからね。子供だから愛し合わないという発想はあまりありませんよ。尤もこれは、寿命の短い竜人族ゆえの考え方なのかもしれませんが」

「なるほどなー。そもそも10歳のアウラを抱きまくってる俺が、王国の性教育に口出すなって話だったかな?」

「子供達への影響より、私たちが心配しているのはむしろご主人様の方なんですよ」


 胸を寄せ上げて2つの乳首を俺の口の中に入れながら、シャロが少し不安げに聞いてくる。


「独占欲の強いご主人様のことですから、私たちのえっちなシーンにも嫉妬してしまうんじゃないかとも思うんですが……。ニーナさんの本を読んだ感じだと、あまり怒っている感じはしません、ね?」

「ん~。こうして現物は独占してるわけだしなーちゅぱちゅぱ。本の内容も全部実際に俺がやったことだと思うと、嫉妬するよりもただただ恥ずかしいかなー。ちゅうちゅう」

「意外とダンさんって、押しに弱いところあるよね? 多分これが販売前だったら死に物狂いで阻止して来た気がするけど」

「そりゃあねー? こんなに可愛いお嫁さんたちに押しかけられたら、押しに弱くもなりますって。ま、押し倒すのも好きだけど?」


 リーチェとムーリに抱きつかれながら、フラッタとニーナを強引にベッドに押し倒す。

 そのまま速やかに下着をずらして、ニーナの中にお邪魔する。


「ごめんねみんな。夜のファッションショーはまた今度だ。今日はみんなにえっちなシーンを読み上げてもらいながら、読み上げてる本人を可愛がってあげたくなっちゃったっ」

「え、えぇ……? わ、私が読み上げれば、いいのぉっ……?」

「うんうんっ。本に書いてある通り、ひたすらおっぱいしゃぶってあげる。でももしおなかがいっぱいになるまでに読みきれなかったら、罰ゲームとしておっぱいにえっちなお仕置きしちゃうよー?」

「そ、れならぁ……! 読みきったご褒美にしてくれた方がぁ……。やる気、出るのぉっ……!」


 こうしてこの日は、それぞれが書き上げたエッチシーンを、本人キャストで再現して楽しませていただいた。

 フラッタとリーチェの乳首を弄り倒した描写なんて、2人とも思い切り細かく書いてくれてるもんだから、アウラの中に注ぎこみ、ラトリアの母乳を啜りながら延々と乳首を弄り倒して、フラッタの番が終わった瞬間にリーチェの番を開始して最高に楽しませていただいちゃったぜっ!


「パ、パぁ……。お、おねが、い……。いっか、抜い……てぇ……」

「んーもうちょっと、もうちょっとだから頑張って。もうちょっとでリーチェの音読が終わるからねー」

「う、そばっかりぃ……! リーチェさんの乳首責めのシーン、何ページあるとぉ……! あっあっ、乳首噛んじゃダメぇ……!」


 音読会に興奮しすぎて、ひたすらおっぱいをしゃぶられているラトリアも、先ほどから1度も抜かずに注がれ続けているアウラもちょっと苦しそうだ。


 えっちなパパでごめんねアウラ。でもママたちも最高にエロいから、娘のアウラも果てしなくエロくなってくれていいんだよーっ。

 みんな大好きーっ! みんながネタに困らないように、もっともっと可愛がってあげちゃうからねーっ?
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