異世界イチャラブ冒険譚

りっち

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最新章 

672 ※閑話 失伝 別れ

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「……出来た! 出来たよみんな! ついに完成したんだ!」

「ミル? そんなに慌ててどうしたの?」


 コルと一緒にルーラーズコアの調整を行なっていたある日、精霊魔法の先からミルの感極まった声が聞こえてくる。


 戦闘員として常時冷静でいるように努めている筈のミルが、こんなに取り乱すなんて普通じゃないわ。

 幸いミルの声からは、ネガティブな感情は一切伝わってこないけど……。


「ミルー? 私たちは精霊魔法で繋がってるんだから、声のボリュームを落としなさいっ。そんなに叫ばなくったって、ちゃーんと貴女の声は聞こえてるわよーっ」

「あっ、ご、ごめんコル……! つい興奮しちゃって……」

「ま、長年の研究がついに実を結んだとなれば興奮するのも仕方ないわよ。ってことでミル。ついに完成したのね?」


 真剣みを孕んだ口調で、慎重に問い質すコル。


 長年の研究が実を結んだ? ミルの研究って、コラプサーの撃退方法、だよね?

 それが実を結んだってことは、ついに私達人類はコラプサーの脅威に怯えなくて済むように……!?


「うんっ! 完成したよ! お披露目したいから、出来ればみんな集まってくれるかなっ?」

「おっけーミル、すぐ行くよー。でもカル姉さんのジャッジは辛口だぜー?」

「うん。むしろ厳しい眼で判断して欲しい。本当にコラプサーに対して有効かどうかをね」


 そうして集まった私たちに、ミルが1本の杖を見せてくれた。

 ミルが言うには、この杖を使えば移動魔法を攻撃魔法として転用できるって言うけど……。


「この杖は生物の体内に含まれた魔力に作用して、バラバラの方向に転移魔法を発動するマジックアイテムなんだ。魔力が含まれている生物なら、この杖の攻撃から逃れる術は無いはずさっ」


 ミルが適当な魔物に杖を翳すと、杖はまるで太陽を思わせる輝きを放ち始める。

 そしてその光に目を眩む暇も無く、目の前の魔物は引き千切られるように全身を引き裂かれ絶命した。


「うわ……グッロォ……」


 引き裂かれた魔物を見てカルがドン引きしている。

 グロいって言っても、魔物は直ぐに魔力に還元されるからまだマシじゃないかなぁ?


「でも、魔力に作用するって事は、これって人にも作用するんじゃないのー? そんなモン作って大丈夫かミルー?」

「一応のセーフティとして、人間に使う場合は魔力の消費が倍になるんだ。と言ってもこれは私が組み込んだ機能じゃなくて、メルの作ったルーラーズコアの副産物なんだけどね」

「へ? なんでここでルーラーズコアが出てくるの?」

「この世界の住人って、ルーラーズコアによって全員が魔力に包まれているでしょ? その魔力の膜を突破するのに1度、その後に相手に作用させる為にもう1度って感じで、人間相手には2回分の魔力消費が必要みたいなんだ」


 ふぅん? ミルの研究には殆ど関わらなかったけれど、こんなところで私達の研究が繋がるなんて不思議だなぁ。

 だけど消費が2倍になったくらいで、本当に悪用や乱用を防げるのかな?


「いや、それがさぁ……。開発に成功したのは良いんだけど、問題が無いわけでもないんだ……」

「問題って?」

「うん……。実はこの杖、気軽に扱えるものじゃなくなっちゃってね……」


 渋々といった様子で、この杖の問題を説明してくれるミル。


 本来人体に危険が及ばないはずの移動魔法を、無理矢理攻撃魔法に転用するマジックアイテム。

 魔力を含んだ生物なら回避も防御も不可能で、魔力で構成されたコラプサーにも有効だと思われる攻撃手段なんだけど、そのあまりの強力な性能ゆえに必要な魔力も膨大な量になってしまうようだった。


「私たちみたいに極限の魔法強化をされている人間ならともかく、この世界の住人がこれを使ったら魔力が足りなくて死んじゃうかもしれないんだ」


 ミルは気軽に使用してくれたけれど、それは私たちテレス人にしか出来ない芸当らしかった。

 コラプサーへの対抗手段として用意されたマジックアイテムなので、魔力が不足したら発動しないようにするのではなく、不足分の魔力を魂から補填するように調整してしまったらしい。


「……コラプサーへの対抗手段としては有効そうだけれど、使用には犠牲が付き纏うわけね……」


 コルが険しい顔をして考え込んでいる。

 この杖の有効性を認めた上で、それでも何とか犠牲を防ぎたいと思っているんだろうなぁ。


「私たちが居る間にコラプサーが現れてくれれば問題ないんでしょうけど、そう都合良くはいかないわよねぇ……」

「いっそ誘き出すかー? 異界の門を広げてやりゃあ、多分1発で呼び込めると思うけどー?」

「馬鹿言わないで。この杖の有用性は認めるけど、コラプサーを確実に葬れるかどうかは未知数なのよ? 一か八かのギャンブルにこの世界の住人全ての命は賭けられないわよ」

「だよなー……。デウス・エクス・マキナを取り込んで体内で魔力を生成できるコラプサーなら、もしかしたらこの杖にも耐える可能性があるわけだし……」


 コルとカルは、この杖でもコラプサーを殺しきれるかは分からないと思っているようだ。

 そしてそんな2人の言葉に、開発者のミルも口惜しそうに同意を示している。


 私たちの常識を超越した存在であるコラプサーに、私たちの常識を当て嵌めても仕方ないもんね……。


「ん~……。コラプサーへの対抗手段はあくまで保険だし、強力さを考えればむしろ軽はずみに使えない方が良いのかしら? いざって時に犠牲になる人には申し訳無いけど、作りなおそうにももう素材は用意できないし……」

「そう、なんだよね……。それに作り直せたとしても、コラプサーへの対抗手段である以上威力を重視せざるを得ないから……。結局は同じ物が出来ちゃうと思う……」

「はぁ~……。なら深く考えるのは止めましょ? 止むを得ないのだったら悩んでも仕方ないわ」


 まるで自分が責任を取ると言いたげに、犠牲も止むなしと話を斬り上げるコル。


 犠牲者を出さないために杖の出力を抑えたら、今度はコラプサーへの対抗手段として不安が残ってしまう。

 そうなっては本末転倒なので、杖の方を調整するのは難しい。なら犠牲者も仕方ない、か……。


 テレスと同じ水準の魔法強化が出来れば、将来的には犠牲者を出さずにこの杖を使用することが出来るはずなんだけどなぁ……!




 自分の研究を終えたミルは、ルーラーズコアの調整に参加してくれるようになった。

 テレスな身の魔法強化さえ再現できれば、あの杖を使っても犠牲者が出ないことから、ミルは魔法強化システムについて様々なアイディアを提供してくれた。


「一気にテレス並の魔法強化をするわけにはいかないんだよね? なら段階的に魔法強化をしていくことは出来ないかな?」

「段階的に、かぁ。ちょっと待ってね……」


 ミルの提案に、頭の中でシミュレーションしてみる。

 早速彼女の提案に従ってルーラーズコアを調整すると、いきなり過度の魔法強化は行えないけれど、段階を踏めば最終的に私たちと同水準の魔法強化が出来るかもしれないことが分かってきた。


「だけど……。段階的に分けたことで、魔法強化が随分と細分化されちゃうみたい。これだとかなり不便……」

「完成した! 私もとうとう完成したわーっ!」

「うわっ!? コ、コル!?」


 ミルと魔法強化について話し合っていると、恐ろしいほどテンションが高いコルが奇声を上げつつ乱入してきた。

 こんなに興奮したコルは珍しいなぁ? いったい何が完成したんだろう?


「メル! ミル! 見てちょうだい! これが私の研究の集大成よーっ!」


 そう言ってコルが差し出したのは、小型化したルーラーズコアみたいなマジックアイテムだった。

 でもコルがルーラーズコアを作ったとは思えないし、これって一体?


「ふっふっふー。これは言ってしまえば端末よっ! ルーラーズコアにアクセスして、この世界に漂う魔力を解析し、ありとあらゆる情報を引き出す情報端末なのっ」

「えっ!? が、外部からルーラーズコアに干渉できるマジックアイテムなの!?」

「干渉じゃないわ、接続よ。この端末を用いてルーラーズコアに干渉することは出来ないわ。あくまでルーラーズコアに蓄積された情報を引き出すことしか出来ないの」

「ん~……?」


 つまりルーラーズコアから魔力を受け取って、その魔力をコルの精霊魔法みたいに分析、解析して情報を出力するって事?

 ルーラーズコアに外部から干渉できたら、こんな場所に研究所を構えた意味が無くなっちゃうから、一瞬びっくりしちゃったじゃない……。


「それと、このマジックアイテムを完成させる間に、私の精霊魔法を応用する方法を思いついてね。ルーラーズコアの調整にも役立てられるんじゃないかと思って顔を出したのよ」

「コルの精霊魔法をルーラーズコアに応用するって?」

「名付けて『オートネーミングシステム』といったところかしら? ミルが作ったあの杖とか、私が作ったこのマジックアイテムとか、ルーラーズコアが魔力を解析して最適な命名をしてくれるのよーっ」


 最適な命名かぁ。確かに名前が無いと不便なことも多いし、便利と言えば便利かな?

 ルーラーズコアに組み込んでも影響が少なそうな機能だし、みんなさえ良ければコルの案を採用しよう。


 カルからもミルからも了承を得られたので、早速オートネーミングシステムをルーラーズコアに組み込んだ。


「『視界の王笏』……。そして『崩界』かぁ。うん、悪くないね」

「私の作ったマジックアイテムは『識の水晶』って命名されたみたい」

「いやいや!? マジックアイテムに名前が付けられるのは当然だけど、どうして細分化した魔法強化システムにも命名されちゃってるわけーっ!?」


 細分化した魔法強化システムは、ルーラーズコアによって『職業システム』と命名され、各強化段階にもそれぞれ名前が付けられたみたいだった。

 ステータスプレートが取り出せて、言語を共通化するだけの始めの状態を『村人』と言うみたい。


 村人って職業なのかなぁ……?

 それと、元々ステータスプレートと名付けたあのマジックアイテムは、そのままステータスプレートと命名されたみたいだった。





「メルがこの世界の根幹を、ミルが攻撃手段、コルが知識面をカバーしたなら、やっぱ私は異界の門を調整する方向で考えようかねー?」


 コルが識の水晶を完成させたのを機に、テレス人の人工創造に着手していたカルのやる気に火が着いたようだ。

 だけど、テレス人の人工創造はまだ終わっていないのに、別の研究に着手していいのかな?


「いや。人工テレス人の創造はもう殆ど終わってるんだー」

「えっ! そうなの!? 聞いてないんだけどーっ!?」

「言っても仕方ないからねー。研究のほうはほぼ終わってるけど、完成するのは数百年は先になりそうだからさー」


 ナーチュアクレイドルと名付けられたマジックアイテムの開発に成功して、精霊魔法で生み出した肉体に人間の魂を定着させるまでは良かったんだけど……。

 どうやらナーチュアクレイドルで魂を定着させる為には、気が遠くなるような膨大な時間が必要らしかった。


「魔力をそのまま注ぎこんだら魔物になっちゃうからねー。こっちの世界の魔力に変換して体に注ぎ込んでるわけだけどさぁ。魔力の根幹たる魂を生成、定着させるのは並大抵のことじゃないみたいなんだよなー」

「それはそうだよね……。言ってしまえば魂って、超高濃度の魔力の結晶体みたいなものだもん……」

「そそっ。だからこればっかりは時間をかけてるしかないんだわー。だから手が空いたカル姉さんが、異界の門に関する研究に着手しても問題ないのだーっ」


 おちゃらけた態度のカルだけど、どうやら膨大な魔力を必要とする人工生命体の創造を少しでも加速したくて、安全に異界の門を利用できる方法を研究したいようだ。

 手の空いたミルとコルも手伝って、カルは瞬く間に『呼び水の鏡』と呼ばれる、簡易的な異界の門のようなマジックアイテムの開発に成功するのだった。


 ……だけどそれでも、私たちの寿命が尽きるまでにテレス人が生み出せるかはかなり微妙なタイミングだった。


「いくら極限の魔法強化が施されていると言っても、不死身でも不老でもないからね……。この世界に来て短くない時間も経っているし、私たちの肉体がいつ限界を迎えてもおかしくないでしょうね……」

「不味いね……。今培養中の男性テレス人が完成したとしても、もう私たちが出産するのも年齢的に難しい……。だからせめてもう1人、女性のテレス人も生み出さなきゃいけないのに……!」

「……こりゃー私たちにも決断が迫られてるみたいだ」

「カル? 決断って?」


 悩むコルとミルとは違って、少し達観したように笑うカル。

 そんな彼女の様子が不穏で、私の胸の奥の不安がどんどん大きくなってくるみたいだ。


「なぁリーダー。『イザラカルタ』から『コルモマエサ』に、1つ提案があるんだ」

「……言ってみなさい」

「私の魔力さぁ。メルに譲渡していいかなぁ?」

「なっ……!?」


 衝撃的な言葉から始まったカルの提案。

 それはナーチュアクレイドルを応用して、極限の魔法強化が施されたカルの魂を私に譲渡し、私の寿命を伸ばすというものだった。


「私の仕事はもう終わった。けれどメルはルーラーズコアの調整が済んでないっしょ? だから不要になった私の寿命をリサイクルして、必要なところにポーンとあてがおうってわけさー」

「……その理論で行くと、私ももう必要無いかしらね?」

「コル!?」

「3人分の寿命があれば、恐らく女性のテレス人が生まれるまで生き延びられるよね?」

「ミルまで……!? みんないったいなにを言ってるの!?」


 全員の寿命を引き継いで、私だけが生き永らえるなんてありえないよ!?

 みんなが居ない世界で生き延びたって仕方ない! みんなと一緒に生きて、みんなと一緒に私は死にたいのっ!!


 だけどみんなはもう覚悟を決めたような顔で、私に優しく微笑みかけてくる。


 やめてやめてやめて!!

 みんなの命を引き換えにしてまで、テレス人の存続なんてしなくって良いじゃない!!


「メルだけに重荷を背負わせる事になって申し訳無いんだけどさー。残るならやっぱりメルが適任だと思うんだー」

「そうねぇ。寂しがり屋なこの娘を独り残していくのは偲びないけど、メルの代わりは誰にも出来ないし……」

「メル。私たちは死ぬわけじゃない。ずっと君の魂に寄り添い続けるよ。優しい君の一部となって共に生きられること、とても光栄に思う」


 だけどどれだけ私が拒否しても、どれだけ私が拒絶を示しても、3人の決意は揺るがなかった。

 3人は自らの意思でナーチュアクレイドルに入り、自らの魂を分解して私の魂を補強してくれたのだった。


 たった独り取り残された私は、ただ3人の願いに従ってテレス人の人工創造計画を見守った。


 そして3人が去って数百年後。

 ルーラーズコアに『エルフ族』と命名された、初めてのテレス人がこの世に生を受けたのだった。
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