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「むむぅ……。ティムルは神鉄も重銀も扱えるというのか……。本当に貴様らは全員が規格外すぎるな……」
着替えを楽しむ湖人族の皆さんを眺めながら、我が家の装備品のほとんどはティムルが製作したものだとカレンに説明する。
その結果カレンは羨んだりすることもなく、ただただ名匠ティムルの存在に感心しっぱなしだった。
「っていうかカレン。先日お前の目の前でみんなの装備を更新してたじゃん? ラトリアやエマにだって竜宝玉を使ったプレートメイルを用意してたのに、神鉄くらいで今更なに言ってんの?」
「あの時は貴様にひたすら舌を吸われ陰核を弄ばれていたからなぁっ! 他の事に気を配る余裕なんて無かったのだっ!」
なるほど。言われて見ればあまりにも真っ当な言い分だ。
むしろあの時は面白がって、カレンに話を聞かせないようにちょっぴり頑張っちゃったかもしれないねっ。
むくれるカレンを抱き締めて、お詫びのよしよしなでなでの刑を執行する。
カレンが可愛すぎて、ついつい意地悪したくなっちゃうんだよなぁ。
割とデレデレ成分強めのカレンとシャロを一緒に抱き締めながら、盛り上がっているキュールたちに目を向ける。
「それでキュール? 触心までしてみた感じ、貴女はダンの言ってることが本当だと思えたの?」
「残念ながら半信半疑の域を出ないよニーナさん。クラーとミレーの2人も妊娠したとは思えなかったしさ」
「半分信じられるなら充分なのっ! みんな、これからしばらくキュールに全面的に協力するのーっ!」
「「「おーーっ!!」」」
おーおー、奈落に同行しなかったメンバーが燃えてるなー。
家族みんなにこんなに子供を望まれてるなんて、男冥利に尽きるなんてものじゃないくらい嬉しい。
けど裏を返せば、ここまで望まれていることをまだ叶えてあげられていないって事でもあるんだよなぁ……。
まだまだとても浮かれてられないよ。
とか言って、どうしても頬は緩んじゃいますけどぉ?
「あはーっ。やっぱりアウラには叫喚静刻がぴったりハマると思ったのよねーっ。役に立ったようでお姉さん嬉しいわぁ」
「あんまり強力すぎてびっくりしちゃったよー。ありがとうティムルママ、大切に使わせてもらうねっ」
「そのスキルはダンが開発したものだからねー。パパとママが貴女をずーっと守ってあげるわよぉ。その腕輪と一緒にね?」
「ティ、ティムル……! 君って奴はぁ……!」
ティムルとアウラの微笑ましいやり取りに、なぜかリーチェが流れ弾を被弾してティムルに思い切り抱き付いている。
……多分リーチェって、我が家で1番ティムルの事が大好きだよな?
俺やニーナよりもティムルへの愛情が大きいようにしか思えないんだが?
「男性が居なくなってしまった湖人族の皆さんと出会った直後に、異種族間での子供の作り方のヒントを得てしまうなんて流石ですねダンさんっ」
大体の報告を受け終わったムーリが、いつ通りおっぱいと声を弾ませて俺に抱き付いてくる。
なんとなくだけど、最近のムーリを見ていると、このばるんばるんおっぱいを見せ付けるのはわざとそう振舞っているように感じられるな。何度やっても俺が喜ぶから?
「トライラム様はこの世に祝福を齎してくれましたが、ダンさんは私たちに子宝を授けてくださるんですねっ。ふふ、そのうちダンさんのココ、神様みたいに祀られちゃうかもしれませんねぇ……?」
「なでなでは気持ちいいから続けていいけど、洒落にならないことを言うのはやめてくれる? 俺が元居た世界じゃココを信仰する風習は結構あったからさ」
「あははっ! そうなんですかっ? ならきっとダンさんのココも世界中の女性に羨望と憧れを持って崇められちゃうことでしょうねーっ」
嬉しそうに抱き付きながら、俺の下着の中で両手を奮闘させるムーリ。
直ぐに参戦してきたシャロの両手も暴れ回り、俺の両手もムーリとシャロの下着の中でぐちゅぐちゅと素敵な音を奏でている。
空いた唇もカレンに塞がれてしまい、まるで湖人族との会話を始める前の暖機運転をするかのように、俺の身体は準備万端の興奮状態に高められていったのだった。
「昨日は本当に申し訳なかったっ! 振舞ってもらった酒のせいだって言われても、他のみんなは平気だったんだから言い訳にもならないよ! 本当に済まなかったっ……!」
楽しく激しく気持ちいい暖機運転を暫く楽しんだ後、様々な衣装を身に纏った湖人族の皆さんとの話し合いが始まった。
かと思ったのに、開口一番ルッツさんが謝罪の言葉を叫びながら深々と頭を下げてくる。
「かなり不快に思ってしまっただろうに、こんなに素敵な贈り物までしてくれるなんてさ……。もう昨日の自分を縊り殺してやりたいくらいさっ……! ごめんっ……! 本当にごめんっ……!」
「ルッツさんこそ気にしないでってば。ルッツさんみたいな美人に迫られて不快感を覚える男なんていないって。それに酒の席は無礼講って言って、お酒を楽しく飲む為に多少の粗相は笑って流すべきって考え方もあるんだよ。だから……って、あれ? ルッツさん?」
「び、美人って……。迫られて嫌じゃなかったって……! はっ、はわわわっ……!」
ボッ! っという音が聞こえそうなほどに急速に赤面し、両手を頬に当てながら俺から表情を隠すように蹲ってしまうルッツさん。
最年長らしいのに小、中学生みたいな初心な反応は止めて欲しいんだよ?
でも考えてみればルッツさんの反応は無理も無いのかもしれない。
環境のせいでずっと男性と縁がなく、そのままでもいいやと諦めた先に突然男性が現れて、自分に対してまんざらでも無い態度を取られてしまったら舞い上がっても仕方ないかぁ。
初心なルッツさんにあまりリップサービスをすると本気にされてしまうかもしれないけど……。
どうせ全員を抱く流れだったのだから、気にせずどんどん本気になってもらうとしようじゃないかっ!
「顔を上げてよルッツさん。貴女の綺麗な顔を見れないなんて寂しすぎるから」
「むむむむ無理ぃ~っ……! ななななんかドキドキして、アンタの顔がまともに見れないよぉ~っ……!」
「仕方ないなぁ。それじゃ代わりに手を握ってあげるね?」
「ひゃあああっ!? 手がっ! ててて手がぁっ……!」
「イーマさんもこっちに来てくれる? ルッツさんが落ち着くまでイーマさんとお話をしよう」
「あ……は、はいぃ……! し、失礼しますっ……!」
名指しされたイーマさんは、飛び上がって驚いたあと、慌てた様子で俺の前にちょこんと正座してくれた。
がちがちに緊張して縮こまっているイーマさんの手も握り、互いのパーソナルスペースを侵蝕する。
「そんなに離れてちゃお話出来ないでしょ? こっちにおいで」
「まままま待って待って! 待っておくれよ! ててて手を離しなって……!」
「それにイーマさんの素敵な顔ももっと見たいからね。俯かないで顔を上げて? お互いの目と目を見ながらお話しようよ」
自分の中にあるマンガやアニメの知識を必死に掘り起こし、普段の俺からは考えられないイケメンムーブを演じてみる。
ニーナとターニアが爆笑しているのはいつものことだけど、今回はムーリも爆笑組に参加しているな?
お姉さん組やシャロがニヤニヤしているのはいつも通りで、イケメンムーブに慣れているっぽいラトリアとエマは特に何の反応も無い。
チャールとアウラはちょっと呆れたような反応をしている半面、シーズがキラキラと目を輝かせながらも不満そうに口を尖らせている。
シーズは本当思考が乙女チックだけど、年齢を考えればシーズの反応はそこまでおかしくないのかもしれない。
「ほら、そんな顔してないでシーズもおいで?」
「えっ!? いいのかっ!?」
「いいに決まってるでしょ。でも俺の両手は塞がってるから、出来たらシーズから抱きしめてくれると嬉しいなぁ」
「お安い御用だぜっ! もう絶対に離さねーからなーっ!」
大喜びで駆け寄ってきたシーズは、恐らくルッツさんとイーマさんに配慮して俺の背後から抱き付いてきてくれた。
どんな時でも周囲への気配りを忘れない、男勝りの最高の奥さんだよお前は。
「ルッツさんもイーマさんも、周りの皆さんも良く見ててね? 俺を受け入れるってことは、これ以上の事をするってことだから」
そう言って背後のシーズを振り返り、待ってましたと唇を差し出してくシーズとキスをする。
甘えるようにうっとりした舌使いのシーズのキスに、周囲の注目が集まってくるのが感じられた。
さっきまで俺から表情を隠すように目を合わせてくれなかったルッツさんもイーマさんも、俺とシーズの夫婦のキスに興味津々のご様子だ。
「きき……気持ち良さそう……。うわわっ……く、口の外で舌を絡めて……!?」
「ここ、こんなに情熱的なキス、1度だって見せられたこと無いよっ……!? もっとこう、パパっと済ませて終わりみたいな感じなんじゃ……」
「みんなーっ! ダンとの子作りは湖人族同士の子作りとはぜんっぜん違うから覚悟してて! 昨日ミレーの液化で伝わってきた快感よりももっと強い気持ちいいが、冗談抜きでひと晩中休まず続けられちゃうんだからっ!」
「私もおねぇもお腹が膨れるくらい中に出してもらったんだ。なのにダンったら今日は今日で興奮して、私もおねぇもヘトヘトにされちゃったの」
「「「……ごくり」」」
シーズとキスを実演して見せながら湖人族のクラーとミレーに実際の体験談を語って貰うと、湖人族の皆さんは生唾を飲み込みながら2人の話に食い入るように耳を傾けている。
自分には訪れることが無いと諦めていた愛の営み。
その機会が突然得られただけではなく、自分たちの想像していたそれよりも遥かに気持ちいいと聞かされて、皆さんの興奮もクライマックスって感じだな。
姉妹の話がひと段落したタイミングでシーズとのキスを中断し、うっとりめろめろシーズとほっぺをすりすり合わせながら改めて皆さんに声をかける。
「クラーもミレーも最高だったし、皆さんが望むのであれば全員を受け入れるつもりだよ。1度俺を受け入れた人のことは生涯独占させてもらうから覚悟してね」
「ののっ望むところだよっ……! むしろこっちの方が捨てられないか心配さ……。私はもう50を超えてるし、ダンの奥さんたちは目が飛び出るほどの美人揃いだからねぇ……
「ルッツさんって50越えてるんだ? もう少し若く見えるから意外だなぁ?」
改めて年齢を伺ってみると、最年長のルッツさんとイーマさんが52歳で少し歳が離れているそうで、時点が昨日湖流の瞳から手を振ってくれたアルテさん40歳といった感じのようだ。
1番のボリューム層は20代と30代らしい。
「我が家には500歳近い奥さんもいるからね。年齢に関しては気にしなくていいよ。外見的には問題どころか美人さんばっかりだから既に大歓迎、何人でもウェルカムだ」
「ご、500歳って、私の10倍近く年上なのかい……。海の外はスケールが違うねぇ……」
「皆さんを受け入れるのは妻たちにとっても歓迎みたいだからね。そういった心配は要らないんだけど……。皆さんが俺の家族になった場合、今の生活をどうするつもりなのか聞いておきたいんだ」
皇帝であり城に居を構えるカレンでさえも家に連れ帰り同居させている独占欲の強い俺だけど、湖流の里は俺以外の男性が足を踏み入れる可能性がまず無い、俺専用のハーレム空間だ。
湖人族の皆さんには今まで通りここで暮らしてもらって、気が向いた時に目に付いた湖人族を自由気ままに押し倒す生活というのも、想像しただけで暴発しそうなくらいに興奮してしまう。
お金や権力を使って無理矢理そういった環境を整えたわけではなく、むしろ相手に望まれてそのような環境を提供していただけるのであれば、もう余計な事は気にせず思いっきり楽しんでやろうって気にもなっても仕方ないよなぁっ。
「俺達と共に海の外で暮らしたいなら面倒は見られると思う。逆にここで今まで通りの生活を続けながら俺を待ってくれていても構わないよ。結構足繁く通っちゃうと思うし?」
勿論直ぐに決めなくても全然構わないことを伝え、例えば数名ずつ交替で俺と共に行動してもらうとか、1度選んだ選択を選びなおしても構わない事を明言しておく。
俺に生涯その身と心を独占されることさえ守ってくれれば、あとは自由に過ごしてもらって全然構わないのだ。
俺とのえっちを心待ちにしてくれている湖人族の皆さんだけど、海の外の生活にも大分興味がありそうだ。
どちらにしても職業浸透の為に、少なくとも好色家と旅人は浸透させてあげたいので、全員を何度か王国に連れていくのは決定事項なんですけどねー。
「アンタたちが持ち込んだ服も料理も凄かったからね……! 王国とやらに足を運ぶのはみんな楽しみにしてると思うよ! ただそれとは別に、私らはこの里を捨てるわけにもいかないんだ。だから自由にさせてもらえるのはありがたいよ」
「みんなの事は好きにさせてもらう分、みんなにも好きに生きて欲しいからね。折角愛し合うなら楽しく生きていこうよ。移動魔法さえ覚えられれれば別居も問題にならないしさ」
というか馬鹿殿下の件が片付くまでは、湖人族の皆さんに王国内を歩き回らせるのは危険だよなぁ。
閉鎖的な環境で人間同士の駆け引きになれていない湖人族は、嫌がらせ大好きなあの馬鹿に簡単に騙されかねない。
となると当面は奈落に直行して、最低限の職業浸透だけ進める感じになるかな?
「さ、今後の話が纏まった所でそろそろ本題に入らせてもらうよ。みんな、えっちの準備は出来たかなーっ!?」
「「「……っ」」」
俺の呼びかけに返事こそ返してくれなかったものの、再度赤面して肩をびくつかせる反応が俺の興奮を煽ってくる。
どうやら覚悟は決まったようだね?
キュールもさっきから触心したくてウズウズしてるみたいだし、湖人族との液化えっちを開始しちゃうんだよーっ!
ま、流石に始めは陸の上で可愛がらせてもらっちゃいますけどねー。
着替えを楽しむ湖人族の皆さんを眺めながら、我が家の装備品のほとんどはティムルが製作したものだとカレンに説明する。
その結果カレンは羨んだりすることもなく、ただただ名匠ティムルの存在に感心しっぱなしだった。
「っていうかカレン。先日お前の目の前でみんなの装備を更新してたじゃん? ラトリアやエマにだって竜宝玉を使ったプレートメイルを用意してたのに、神鉄くらいで今更なに言ってんの?」
「あの時は貴様にひたすら舌を吸われ陰核を弄ばれていたからなぁっ! 他の事に気を配る余裕なんて無かったのだっ!」
なるほど。言われて見ればあまりにも真っ当な言い分だ。
むしろあの時は面白がって、カレンに話を聞かせないようにちょっぴり頑張っちゃったかもしれないねっ。
むくれるカレンを抱き締めて、お詫びのよしよしなでなでの刑を執行する。
カレンが可愛すぎて、ついつい意地悪したくなっちゃうんだよなぁ。
割とデレデレ成分強めのカレンとシャロを一緒に抱き締めながら、盛り上がっているキュールたちに目を向ける。
「それでキュール? 触心までしてみた感じ、貴女はダンの言ってることが本当だと思えたの?」
「残念ながら半信半疑の域を出ないよニーナさん。クラーとミレーの2人も妊娠したとは思えなかったしさ」
「半分信じられるなら充分なのっ! みんな、これからしばらくキュールに全面的に協力するのーっ!」
「「「おーーっ!!」」」
おーおー、奈落に同行しなかったメンバーが燃えてるなー。
家族みんなにこんなに子供を望まれてるなんて、男冥利に尽きるなんてものじゃないくらい嬉しい。
けど裏を返せば、ここまで望まれていることをまだ叶えてあげられていないって事でもあるんだよなぁ……。
まだまだとても浮かれてられないよ。
とか言って、どうしても頬は緩んじゃいますけどぉ?
「あはーっ。やっぱりアウラには叫喚静刻がぴったりハマると思ったのよねーっ。役に立ったようでお姉さん嬉しいわぁ」
「あんまり強力すぎてびっくりしちゃったよー。ありがとうティムルママ、大切に使わせてもらうねっ」
「そのスキルはダンが開発したものだからねー。パパとママが貴女をずーっと守ってあげるわよぉ。その腕輪と一緒にね?」
「ティ、ティムル……! 君って奴はぁ……!」
ティムルとアウラの微笑ましいやり取りに、なぜかリーチェが流れ弾を被弾してティムルに思い切り抱き付いている。
……多分リーチェって、我が家で1番ティムルの事が大好きだよな?
俺やニーナよりもティムルへの愛情が大きいようにしか思えないんだが?
「男性が居なくなってしまった湖人族の皆さんと出会った直後に、異種族間での子供の作り方のヒントを得てしまうなんて流石ですねダンさんっ」
大体の報告を受け終わったムーリが、いつ通りおっぱいと声を弾ませて俺に抱き付いてくる。
なんとなくだけど、最近のムーリを見ていると、このばるんばるんおっぱいを見せ付けるのはわざとそう振舞っているように感じられるな。何度やっても俺が喜ぶから?
「トライラム様はこの世に祝福を齎してくれましたが、ダンさんは私たちに子宝を授けてくださるんですねっ。ふふ、そのうちダンさんのココ、神様みたいに祀られちゃうかもしれませんねぇ……?」
「なでなでは気持ちいいから続けていいけど、洒落にならないことを言うのはやめてくれる? 俺が元居た世界じゃココを信仰する風習は結構あったからさ」
「あははっ! そうなんですかっ? ならきっとダンさんのココも世界中の女性に羨望と憧れを持って崇められちゃうことでしょうねーっ」
嬉しそうに抱き付きながら、俺の下着の中で両手を奮闘させるムーリ。
直ぐに参戦してきたシャロの両手も暴れ回り、俺の両手もムーリとシャロの下着の中でぐちゅぐちゅと素敵な音を奏でている。
空いた唇もカレンに塞がれてしまい、まるで湖人族との会話を始める前の暖機運転をするかのように、俺の身体は準備万端の興奮状態に高められていったのだった。
「昨日は本当に申し訳なかったっ! 振舞ってもらった酒のせいだって言われても、他のみんなは平気だったんだから言い訳にもならないよ! 本当に済まなかったっ……!」
楽しく激しく気持ちいい暖機運転を暫く楽しんだ後、様々な衣装を身に纏った湖人族の皆さんとの話し合いが始まった。
かと思ったのに、開口一番ルッツさんが謝罪の言葉を叫びながら深々と頭を下げてくる。
「かなり不快に思ってしまっただろうに、こんなに素敵な贈り物までしてくれるなんてさ……。もう昨日の自分を縊り殺してやりたいくらいさっ……! ごめんっ……! 本当にごめんっ……!」
「ルッツさんこそ気にしないでってば。ルッツさんみたいな美人に迫られて不快感を覚える男なんていないって。それに酒の席は無礼講って言って、お酒を楽しく飲む為に多少の粗相は笑って流すべきって考え方もあるんだよ。だから……って、あれ? ルッツさん?」
「び、美人って……。迫られて嫌じゃなかったって……! はっ、はわわわっ……!」
ボッ! っという音が聞こえそうなほどに急速に赤面し、両手を頬に当てながら俺から表情を隠すように蹲ってしまうルッツさん。
最年長らしいのに小、中学生みたいな初心な反応は止めて欲しいんだよ?
でも考えてみればルッツさんの反応は無理も無いのかもしれない。
環境のせいでずっと男性と縁がなく、そのままでもいいやと諦めた先に突然男性が現れて、自分に対してまんざらでも無い態度を取られてしまったら舞い上がっても仕方ないかぁ。
初心なルッツさんにあまりリップサービスをすると本気にされてしまうかもしれないけど……。
どうせ全員を抱く流れだったのだから、気にせずどんどん本気になってもらうとしようじゃないかっ!
「顔を上げてよルッツさん。貴女の綺麗な顔を見れないなんて寂しすぎるから」
「むむむむ無理ぃ~っ……! ななななんかドキドキして、アンタの顔がまともに見れないよぉ~っ……!」
「仕方ないなぁ。それじゃ代わりに手を握ってあげるね?」
「ひゃあああっ!? 手がっ! ててて手がぁっ……!」
「イーマさんもこっちに来てくれる? ルッツさんが落ち着くまでイーマさんとお話をしよう」
「あ……は、はいぃ……! し、失礼しますっ……!」
名指しされたイーマさんは、飛び上がって驚いたあと、慌てた様子で俺の前にちょこんと正座してくれた。
がちがちに緊張して縮こまっているイーマさんの手も握り、互いのパーソナルスペースを侵蝕する。
「そんなに離れてちゃお話出来ないでしょ? こっちにおいで」
「まままま待って待って! 待っておくれよ! ててて手を離しなって……!」
「それにイーマさんの素敵な顔ももっと見たいからね。俯かないで顔を上げて? お互いの目と目を見ながらお話しようよ」
自分の中にあるマンガやアニメの知識を必死に掘り起こし、普段の俺からは考えられないイケメンムーブを演じてみる。
ニーナとターニアが爆笑しているのはいつものことだけど、今回はムーリも爆笑組に参加しているな?
お姉さん組やシャロがニヤニヤしているのはいつも通りで、イケメンムーブに慣れているっぽいラトリアとエマは特に何の反応も無い。
チャールとアウラはちょっと呆れたような反応をしている半面、シーズがキラキラと目を輝かせながらも不満そうに口を尖らせている。
シーズは本当思考が乙女チックだけど、年齢を考えればシーズの反応はそこまでおかしくないのかもしれない。
「ほら、そんな顔してないでシーズもおいで?」
「えっ!? いいのかっ!?」
「いいに決まってるでしょ。でも俺の両手は塞がってるから、出来たらシーズから抱きしめてくれると嬉しいなぁ」
「お安い御用だぜっ! もう絶対に離さねーからなーっ!」
大喜びで駆け寄ってきたシーズは、恐らくルッツさんとイーマさんに配慮して俺の背後から抱き付いてきてくれた。
どんな時でも周囲への気配りを忘れない、男勝りの最高の奥さんだよお前は。
「ルッツさんもイーマさんも、周りの皆さんも良く見ててね? 俺を受け入れるってことは、これ以上の事をするってことだから」
そう言って背後のシーズを振り返り、待ってましたと唇を差し出してくシーズとキスをする。
甘えるようにうっとりした舌使いのシーズのキスに、周囲の注目が集まってくるのが感じられた。
さっきまで俺から表情を隠すように目を合わせてくれなかったルッツさんもイーマさんも、俺とシーズの夫婦のキスに興味津々のご様子だ。
「きき……気持ち良さそう……。うわわっ……く、口の外で舌を絡めて……!?」
「ここ、こんなに情熱的なキス、1度だって見せられたこと無いよっ……!? もっとこう、パパっと済ませて終わりみたいな感じなんじゃ……」
「みんなーっ! ダンとの子作りは湖人族同士の子作りとはぜんっぜん違うから覚悟してて! 昨日ミレーの液化で伝わってきた快感よりももっと強い気持ちいいが、冗談抜きでひと晩中休まず続けられちゃうんだからっ!」
「私もおねぇもお腹が膨れるくらい中に出してもらったんだ。なのにダンったら今日は今日で興奮して、私もおねぇもヘトヘトにされちゃったの」
「「「……ごくり」」」
シーズとキスを実演して見せながら湖人族のクラーとミレーに実際の体験談を語って貰うと、湖人族の皆さんは生唾を飲み込みながら2人の話に食い入るように耳を傾けている。
自分には訪れることが無いと諦めていた愛の営み。
その機会が突然得られただけではなく、自分たちの想像していたそれよりも遥かに気持ちいいと聞かされて、皆さんの興奮もクライマックスって感じだな。
姉妹の話がひと段落したタイミングでシーズとのキスを中断し、うっとりめろめろシーズとほっぺをすりすり合わせながら改めて皆さんに声をかける。
「クラーもミレーも最高だったし、皆さんが望むのであれば全員を受け入れるつもりだよ。1度俺を受け入れた人のことは生涯独占させてもらうから覚悟してね」
「ののっ望むところだよっ……! むしろこっちの方が捨てられないか心配さ……。私はもう50を超えてるし、ダンの奥さんたちは目が飛び出るほどの美人揃いだからねぇ……
「ルッツさんって50越えてるんだ? もう少し若く見えるから意外だなぁ?」
改めて年齢を伺ってみると、最年長のルッツさんとイーマさんが52歳で少し歳が離れているそうで、時点が昨日湖流の瞳から手を振ってくれたアルテさん40歳といった感じのようだ。
1番のボリューム層は20代と30代らしい。
「我が家には500歳近い奥さんもいるからね。年齢に関しては気にしなくていいよ。外見的には問題どころか美人さんばっかりだから既に大歓迎、何人でもウェルカムだ」
「ご、500歳って、私の10倍近く年上なのかい……。海の外はスケールが違うねぇ……」
「皆さんを受け入れるのは妻たちにとっても歓迎みたいだからね。そういった心配は要らないんだけど……。皆さんが俺の家族になった場合、今の生活をどうするつもりなのか聞いておきたいんだ」
皇帝であり城に居を構えるカレンでさえも家に連れ帰り同居させている独占欲の強い俺だけど、湖流の里は俺以外の男性が足を踏み入れる可能性がまず無い、俺専用のハーレム空間だ。
湖人族の皆さんには今まで通りここで暮らしてもらって、気が向いた時に目に付いた湖人族を自由気ままに押し倒す生活というのも、想像しただけで暴発しそうなくらいに興奮してしまう。
お金や権力を使って無理矢理そういった環境を整えたわけではなく、むしろ相手に望まれてそのような環境を提供していただけるのであれば、もう余計な事は気にせず思いっきり楽しんでやろうって気にもなっても仕方ないよなぁっ。
「俺達と共に海の外で暮らしたいなら面倒は見られると思う。逆にここで今まで通りの生活を続けながら俺を待ってくれていても構わないよ。結構足繁く通っちゃうと思うし?」
勿論直ぐに決めなくても全然構わないことを伝え、例えば数名ずつ交替で俺と共に行動してもらうとか、1度選んだ選択を選びなおしても構わない事を明言しておく。
俺に生涯その身と心を独占されることさえ守ってくれれば、あとは自由に過ごしてもらって全然構わないのだ。
俺とのえっちを心待ちにしてくれている湖人族の皆さんだけど、海の外の生活にも大分興味がありそうだ。
どちらにしても職業浸透の為に、少なくとも好色家と旅人は浸透させてあげたいので、全員を何度か王国に連れていくのは決定事項なんですけどねー。
「アンタたちが持ち込んだ服も料理も凄かったからね……! 王国とやらに足を運ぶのはみんな楽しみにしてると思うよ! ただそれとは別に、私らはこの里を捨てるわけにもいかないんだ。だから自由にさせてもらえるのはありがたいよ」
「みんなの事は好きにさせてもらう分、みんなにも好きに生きて欲しいからね。折角愛し合うなら楽しく生きていこうよ。移動魔法さえ覚えられれれば別居も問題にならないしさ」
というか馬鹿殿下の件が片付くまでは、湖人族の皆さんに王国内を歩き回らせるのは危険だよなぁ。
閉鎖的な環境で人間同士の駆け引きになれていない湖人族は、嫌がらせ大好きなあの馬鹿に簡単に騙されかねない。
となると当面は奈落に直行して、最低限の職業浸透だけ進める感じになるかな?
「さ、今後の話が纏まった所でそろそろ本題に入らせてもらうよ。みんな、えっちの準備は出来たかなーっ!?」
「「「……っ」」」
俺の呼びかけに返事こそ返してくれなかったものの、再度赤面して肩をびくつかせる反応が俺の興奮を煽ってくる。
どうやら覚悟は決まったようだね?
キュールもさっきから触心したくてウズウズしてるみたいだし、湖人族との液化えっちを開始しちゃうんだよーっ!
ま、流石に始めは陸の上で可愛がらせてもらっちゃいますけどねー。
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