854 / 878
最新章
854 婚姻
しおりを挟む
「先頭は俺、殿はヴァルゴとフラッタに頼むよ」
「畏まりました。旦那様もお気を付けくださいね」
「リュートのおっぱいに気を取られすぎてはならぬのじゃ。しっかり警戒するのじゃぞダンよっ」
純粋に俺を心配してくれるヴァルゴと、ひと言余計なフラッタが後方に向かうのを見送る。
そして相変わらず俺の背中に張り付いているリュートに会話を繋げてもらって、造魔召喚した魔物に少し先行させながら通路に足を踏み入れた。
「へぇ~。壁や天井は岩壁らしくゴツゴツしてるのに、地面はびっくりするくらい平らで歩きやすいのー」
「ニーナちゃんの言う通りねぇ。とっくに確信してたけど、やっぱり人工的に作られた通路で間違いないわぁ」
足元を見ながら感心するニーナと、警戒心を強めているティムル。
いつでも竜鱗甲光を発動できるようにしているのか、その肩には巨大なグランドドラゴンアクスを担ぎ上げている。
ちっちゃいフラッタが巨大なドラゴンイーターを担ぐ姿も悪くないけど、長身のティムルが巨大な戦斧を担いでいる姿も絵になるなぁ。
「出来ることなら今のうちに壁を切りつけるなりして、通路全体の強度を測っておきたいところだけどぉ……。敵がいると決まったわけじゃないし、現時点でそこまでするのはやりすぎ……よね?」
「やりすぎだよティムルー。トライラム様が生きた時代は、ぼくたちエルフでさえも正確に把握してないくらいの昔の話なんだから、この中に人が残ってる可能性は限りなくゼロに近いはずだからさ」
「そう言うリュートは楽観視しすぎよ? 湖人族みたいに独自の種族がいる可能性もあるし、魔物が守護者として配置されてるかもしれないでしょう」
俺に抱き着いているリュートをぺりっと剥がして、呆れた調子で妹を窘めるリーチェ。
ああ……。背中に密着していた温かさと柔らかさが失われていくぅ……!
「何が出てくるか分からないのに両手で思い切り抱き着かないっ! せめて両手は空けておきなさいっ! なんで武器も持ってないのよ貴女ったら……」
「え~? ダンが離れるなって言うからくっついてるだけだよ? 姉さんだって離れるなって言われたんだから、ぼくと一緒にくっつこうよ~」
「あははっ。リーチェお姉ちゃんと再会してから、リュートって今まで以上に甘えん坊になっちゃっ……って、あれは?」
仲良くじゃれあっていたエルフ3姉妹が、通路の先を見て目を細める。通路の先が開けた空間になっているのだ。
先行させている魔物にも変化は無いので、俺を先頭にして家族みんなでゾロゾロと足を踏み入れる。
進入してみると思ったほど広い空間ではないようで、50名を超える我が家の家族全員が入るにはギュウギュウに密着しなければならなそうだ。
大好きな家族と隙間なく密着するのは何度やっても楽しいので大歓迎なんだけど、安全かどうか分からない場所で身動きが取れなくなるのは不味い。
とりあえず先頭を歩いていた俺とリュートとリーチェとアウラ、それに頭脳担当のティムルとキュールだけで空間の調査を開始する。
「ざっと見た感じ行き止まりっぽいけど……。入口と同じ仕掛けだとしたら、今回も精霊魔法でどこかが開くのかなぁ?」
「んもうっ。相変わらず熱視が役に立たないわねぇ。でもだからこそアウラの言う通り、ここも入り口と同じ仕掛けの可能性が高そうかしらぁ?」
「ってことは触心の出番だねっ! 任せておいてくれたまえよっ!」
「はいはいキュール。張り切るのはいいけど俺より前に出るのは無しね」
駆け出していこうとするキュールのおっぱいを背後から鷲摑みにして、彼女の平らなおっぱいを服の上から揉みしだきながらゆっくりと部屋中を触心で調査する。
キュールの集中を妨げないように優しく乳首を引っかいてあげると、服の上からでも分かるくらいにキュールの乳首がムクムクと立ち上がってくるのが分かる。楽しい。
「……おかしいな? 壁のどこにも異常は見つからな……ってダンさんっ! 人のおっぱいを玩具にしないでくれるっ?」
「残念だけどキュールのおっぱいは俺の玩具で―す」
触心で何も見つけられず苛立つキュールを完全にスルーし、おっぱいをマッサージすることで彼女の気持ちを和らげることにする。
実際には柔らかくなるどころか固くなる一方なんですけどね、お互いに?
今にも引っかいてきそうな雰囲気のキュールの乳首を引っ張りけん制しつつ、高校の体育館程度はありそうな空間を改めて見回してみる。
「通路と同じで自然物に見える岩壁だよな。天井も似たような見た目だし、明らかに人工物っぽいのは滑らかな地面くらい?」
「あっ! そういえば地面はまだ調べてなかったねっ!? ナイスダンさんっ!」
「うおっ!?」
俺の呟きに反応したキュールが勢いよく屈みこんで地面に両手をついたものだから、乳首を引っ張っていた俺もキュールに釣られてバランスを崩してしまう。
しかし背中に覆いかぶさる形でキュールに体重をかけてしまう俺にも構わず、キュールは地面に触心を開始した。
改めておっぱいを揉みなおそうとする俺に、キュールが興奮した様子で話しかけてくる。
「ビンゴだよダンさん! この部屋のギミックは壁じゃない、地面に仕掛けられてるみたいだっ!」
「大好きな妻に喜んでもらえて何よりだよ。それでギミックって?」
「うんっ! どうやら床に、特定の魔力を吸収する機能が備わってるみたいなんだっ。そしてその特定の魔力は、通路の入り口を開いたことから考えて……」
「エルフ族の精霊魔法……ってわけか。それは良いとして、魔力を吸わせると何が起こるかまでは分からない?」
「ちょっと待ってっ。今それを解析してるとこだからさっ……」
分かるのかよ。相変わらずチートだな触心は。
そんな感想を口には出していないはずなのに、キュールを除く全員から『お前が言うな』みたいな視線が送られてくるのが解せないんだよ?
みんなからの含みのある視線に耐えながら、すっかり固くなったキュールの乳首を服の上から弄ぶこと数分。
少しだけ魔力枯渇の兆候に息を乱したキュールが、それを上回る興奮状態で報告してくれる。
「信じられないっ! 転移装置っ! 転移装置だよダンさんっ! この部屋の床に転移装置が仕込んであるんだ!」
「転移装置が? その割には魔法陣が設置されてるようには見えないけど……。ちゃんと機能するわけ?」
「するはずさっ! 教会地下で発見した転移魔方陣は失われていたけど、どうやらこっちは封印に近い状態みたいだからねっ」
思わずキュールを疑うような発言をしてしまったけれど、キュール自身はそんなことを気にせずに自信満々に報告してくれる。
「魔法陣が目に見えないのは透明化魔導具と同じ原理で、視覚情報を魔力で阻害してるみたいだね。だから見えないんだけど、魔法陣が健在であることは私の触心が保証するよっ」
「ごめんごめん。キュールの触心を疑う気は無いよ。ちなみに触心で転移先までは確認できるかな?」
「流石に正確な場所は分からないけど……。多分そんなに離れた場所ではないみたい、かな?」
乳首をクリクリしながらキュールの見立てを聞くに、どうやら転移先は数10メートル……遠くても数100メートル程度しか離れていない場所のようだ。
恐らく巨大な壁を動かすよりも転移した方が効率が良かったか、もしくは単純に壁を壊すだけじゃ辿り着けない場所にするために転移という方法を採用したのかもしれない。
まぁそんな設置上の都合なんか考えるよりも、生きているならとりあえず起動するか。
「一旦全員通路まで下がろうか。リュートたちなら通路からでも精霊魔法を届けられるでしょ」
「勿論出来るよ。風を送る場所は部屋の中央でいいんだね、りょーかいっ」
「転移魔方陣が起動したら、まずは造魔召喚した魔物を先発隊にしよう。もしも転移先に人がいた場合に警戒されないよう、送るのはナイトシャドウとホワイトラビットあたりにしておこうか」
「ああ。だからダン、さっきから弱い魔物しか造魔召喚しなかったんだねー。戦力として考えるならアウターエフェクトくらい出した方がいいのにー、って思ってたのー」
納得した様子で何度も頷くニーナを捕まえて、キュールとニーナのちっぱいをもみもみと堪能する。
この2人に比べると、やっぱりフラッタは小さいながらも膨らみを感じるよなぁ。
ちっぽいコンビのおっぱいを揉みしだいでいると、エルフ3姉妹が送り込んだ精霊魔法が床に吸収され、モノの数秒で地面いっぱいに魔力光を放つ魔法陣が出現した。
最早誰もキュールのことを疑っていないので、みんな殆ど驚いてないなぁ。
「じゃあまずは最低限の安全確認からだ。転移させた魔物が10~30分程度無事だったら俺たちも踏み込もう」
ナイトシャドウとホワイトラビットを魔法陣に侵入させて転移させ、ティムルの竜鱗甲光で部屋の入り口を封鎖しておく。
その間に巨乳が恋しくなった俺は、ムーリのおっぱいにしゃぶりつきながら彼女の奥を優しくグリグリ抉ってあげる。
「んっ……。ふふっ、良かったぁ……。今ダンさんは大きいおっぱいの気分じゃないのかなーって、ちょっとだけ不安だったんですぅ……」
「ムーリのおっぱいの気分じゃない瞬間なんて一瞬たりとも無いよ。ただキュールとニーナのおっぱいを揉みまくった後だから、ちょっとだけいつもより興奮してるかも?」
「いいですよぉ。興奮した分はぁ、ぜーんぶ私の中に出してくださいねぇ?」
優しく抱きしめてくれるムーリの中に遠慮なくドバドバ注ぎ込んでいると、直ぐに安全確認の30分が経過してくれた。
待ち時間を楽しく解消してくれたムーリへのお礼に、キスをしながらお腹がいっぱいになるまでたっぷりと注ぎこんであげた。
すっかり脱力してしまったムーリを抱っこしつつ、ティムルの竜鱗甲光を解除してもらう。
「うん。ナイトシャドウもホワイトラビットも健在みたいだ。それじゃまずは俺とニーナ。抱っこしてるムーリとリュート、リーチェ、アウラで転移しようか」
幸せそうに俺に抱き着いてくるムーリのおっぱいを揉みながら、転移について軽く打ち合わせを済ませる。
最初に俺が先行し、転移した先も安全そうならナイトシャドウとホワイトラビットを帰還させることで後続メンバーに安全を知らせ、殿のフラッタとヴァルゴが転移するまで転移先では移動しないことにする。
もしも転移先がバラバラだったり、襲撃等を受けてその場に留まっていられない事態に陥った場合は、全員と婚姻契約を結んでいる俺のステータスプレートの反応を頼りに集合することにした。
「あ、マギーとは婚姻契約を結んでないんだったな……。なら誰かとパーティ契約を結んで……」
「それならダンさんっ。私とも婚姻を結んでくれないかしらっ」
俺が全てを口にする前に、ステータスプレートを取り出しながら満面の笑顔で提案してくるマギー。
いや、俺だってマギーと婚姻を結びたいけど、流石に国王陛下のステータスプレートに俺との婚姻を表示させるのは不味いでしょ……。
しかし当のマギーは俺の心配をよそに、幸せそうなうっとりとした表情を浮かべている。
「姉様やリュートと一緒に貴方のモノになれるなんて夢みたいっ。ってことでダンさんっ! この機会に私とも婚姻しましょっ」
「国王陛下のくせにノリが軽すぎるっての! ていうか俺との関係は公開できないんだから、流石に婚姻を結んじゃヤバいでしょ!?」
「国王のステータスプレートを確認される機会なんてそうそう無いんだし、心配しなくても大丈夫大丈夫っ。それに私もみんなみたいに、目に見える形でダンさんと繋がりを持ちたいんだ……。ダメ、かな?」
楽し気な笑顔から一転して、不安に揺れる瞳で俺を見詰めるマギーに俺は降参してしまった。
ムーリを下ろしてステータスプレートを取り出し、不安げなマギーを正面から抱きしめて求婚することにする。
「……愛してるよマギー。もうお前の都合も全部無視して、お前とも婚姻を結ばせて欲しい」
「……うん。ありがとダンさん。ワガママばっかりでごめんね? でも本当に嬉しいっ……!」
俺のプロポーズとの言葉とほぼ同時に発光する互いのステータスプレートを見て、マギーが全力で俺に抱き着いてくる。
そんな彼女の唇を数分間奪った後、唾液で繋がる口でマギーに愛の言葉を囁く。
「もうマギーも俺の女だからな? 俺は他の王国民全員よりもお前1人の方が大切だから。王国を滅ぼしたくなかったら、絶対に俺との婚姻を隠し通すんだぞ?」
「あはっ。国王である私を愛するために王国を滅ぼすことも厭わないって? サイッコーの殺し文句よダンさん、私が貴方との関係を公表する気にならないように、毎日たっくさん可愛がってもらうわよぉ……」
「……脅してるのはどっちだよ、まったく」
吐いた溜息を取り戻すようにマギーと口づけを交わし、彼女が腰砕けになり立っていられなくなるまで徹底的に舌を嬲る。
そして改めてムーリとマギーの腰を抱き寄せ、甘く息を乱す2人の柔らかな感触を楽しみながら家族みんなに声をかける。
「待たせてごめんね。それじゃ行こうか。マギーにはこのまま先発隊に参加してもらうってことで」
「あはっ。待たせたのは私たちなのか、それともマギー様なのか分からないねー? ダン、マギー様のこともしっかりと幸せにしてあげて欲しいのーっ」
声をかけた俺の顔を両手で掴んで、ご褒美とばかりに満面の笑みでキスをお見舞いしてくれるニーナ。
キスが大好きな彼女にしては短い数10秒ほどのキスを楽しんだ後、俺たちはようやく転移魔方陣に足を踏み入れたのだった。
「畏まりました。旦那様もお気を付けくださいね」
「リュートのおっぱいに気を取られすぎてはならぬのじゃ。しっかり警戒するのじゃぞダンよっ」
純粋に俺を心配してくれるヴァルゴと、ひと言余計なフラッタが後方に向かうのを見送る。
そして相変わらず俺の背中に張り付いているリュートに会話を繋げてもらって、造魔召喚した魔物に少し先行させながら通路に足を踏み入れた。
「へぇ~。壁や天井は岩壁らしくゴツゴツしてるのに、地面はびっくりするくらい平らで歩きやすいのー」
「ニーナちゃんの言う通りねぇ。とっくに確信してたけど、やっぱり人工的に作られた通路で間違いないわぁ」
足元を見ながら感心するニーナと、警戒心を強めているティムル。
いつでも竜鱗甲光を発動できるようにしているのか、その肩には巨大なグランドドラゴンアクスを担ぎ上げている。
ちっちゃいフラッタが巨大なドラゴンイーターを担ぐ姿も悪くないけど、長身のティムルが巨大な戦斧を担いでいる姿も絵になるなぁ。
「出来ることなら今のうちに壁を切りつけるなりして、通路全体の強度を測っておきたいところだけどぉ……。敵がいると決まったわけじゃないし、現時点でそこまでするのはやりすぎ……よね?」
「やりすぎだよティムルー。トライラム様が生きた時代は、ぼくたちエルフでさえも正確に把握してないくらいの昔の話なんだから、この中に人が残ってる可能性は限りなくゼロに近いはずだからさ」
「そう言うリュートは楽観視しすぎよ? 湖人族みたいに独自の種族がいる可能性もあるし、魔物が守護者として配置されてるかもしれないでしょう」
俺に抱き着いているリュートをぺりっと剥がして、呆れた調子で妹を窘めるリーチェ。
ああ……。背中に密着していた温かさと柔らかさが失われていくぅ……!
「何が出てくるか分からないのに両手で思い切り抱き着かないっ! せめて両手は空けておきなさいっ! なんで武器も持ってないのよ貴女ったら……」
「え~? ダンが離れるなって言うからくっついてるだけだよ? 姉さんだって離れるなって言われたんだから、ぼくと一緒にくっつこうよ~」
「あははっ。リーチェお姉ちゃんと再会してから、リュートって今まで以上に甘えん坊になっちゃっ……って、あれは?」
仲良くじゃれあっていたエルフ3姉妹が、通路の先を見て目を細める。通路の先が開けた空間になっているのだ。
先行させている魔物にも変化は無いので、俺を先頭にして家族みんなでゾロゾロと足を踏み入れる。
進入してみると思ったほど広い空間ではないようで、50名を超える我が家の家族全員が入るにはギュウギュウに密着しなければならなそうだ。
大好きな家族と隙間なく密着するのは何度やっても楽しいので大歓迎なんだけど、安全かどうか分からない場所で身動きが取れなくなるのは不味い。
とりあえず先頭を歩いていた俺とリュートとリーチェとアウラ、それに頭脳担当のティムルとキュールだけで空間の調査を開始する。
「ざっと見た感じ行き止まりっぽいけど……。入口と同じ仕掛けだとしたら、今回も精霊魔法でどこかが開くのかなぁ?」
「んもうっ。相変わらず熱視が役に立たないわねぇ。でもだからこそアウラの言う通り、ここも入り口と同じ仕掛けの可能性が高そうかしらぁ?」
「ってことは触心の出番だねっ! 任せておいてくれたまえよっ!」
「はいはいキュール。張り切るのはいいけど俺より前に出るのは無しね」
駆け出していこうとするキュールのおっぱいを背後から鷲摑みにして、彼女の平らなおっぱいを服の上から揉みしだきながらゆっくりと部屋中を触心で調査する。
キュールの集中を妨げないように優しく乳首を引っかいてあげると、服の上からでも分かるくらいにキュールの乳首がムクムクと立ち上がってくるのが分かる。楽しい。
「……おかしいな? 壁のどこにも異常は見つからな……ってダンさんっ! 人のおっぱいを玩具にしないでくれるっ?」
「残念だけどキュールのおっぱいは俺の玩具で―す」
触心で何も見つけられず苛立つキュールを完全にスルーし、おっぱいをマッサージすることで彼女の気持ちを和らげることにする。
実際には柔らかくなるどころか固くなる一方なんですけどね、お互いに?
今にも引っかいてきそうな雰囲気のキュールの乳首を引っ張りけん制しつつ、高校の体育館程度はありそうな空間を改めて見回してみる。
「通路と同じで自然物に見える岩壁だよな。天井も似たような見た目だし、明らかに人工物っぽいのは滑らかな地面くらい?」
「あっ! そういえば地面はまだ調べてなかったねっ!? ナイスダンさんっ!」
「うおっ!?」
俺の呟きに反応したキュールが勢いよく屈みこんで地面に両手をついたものだから、乳首を引っ張っていた俺もキュールに釣られてバランスを崩してしまう。
しかし背中に覆いかぶさる形でキュールに体重をかけてしまう俺にも構わず、キュールは地面に触心を開始した。
改めておっぱいを揉みなおそうとする俺に、キュールが興奮した様子で話しかけてくる。
「ビンゴだよダンさん! この部屋のギミックは壁じゃない、地面に仕掛けられてるみたいだっ!」
「大好きな妻に喜んでもらえて何よりだよ。それでギミックって?」
「うんっ! どうやら床に、特定の魔力を吸収する機能が備わってるみたいなんだっ。そしてその特定の魔力は、通路の入り口を開いたことから考えて……」
「エルフ族の精霊魔法……ってわけか。それは良いとして、魔力を吸わせると何が起こるかまでは分からない?」
「ちょっと待ってっ。今それを解析してるとこだからさっ……」
分かるのかよ。相変わらずチートだな触心は。
そんな感想を口には出していないはずなのに、キュールを除く全員から『お前が言うな』みたいな視線が送られてくるのが解せないんだよ?
みんなからの含みのある視線に耐えながら、すっかり固くなったキュールの乳首を服の上から弄ぶこと数分。
少しだけ魔力枯渇の兆候に息を乱したキュールが、それを上回る興奮状態で報告してくれる。
「信じられないっ! 転移装置っ! 転移装置だよダンさんっ! この部屋の床に転移装置が仕込んであるんだ!」
「転移装置が? その割には魔法陣が設置されてるようには見えないけど……。ちゃんと機能するわけ?」
「するはずさっ! 教会地下で発見した転移魔方陣は失われていたけど、どうやらこっちは封印に近い状態みたいだからねっ」
思わずキュールを疑うような発言をしてしまったけれど、キュール自身はそんなことを気にせずに自信満々に報告してくれる。
「魔法陣が目に見えないのは透明化魔導具と同じ原理で、視覚情報を魔力で阻害してるみたいだね。だから見えないんだけど、魔法陣が健在であることは私の触心が保証するよっ」
「ごめんごめん。キュールの触心を疑う気は無いよ。ちなみに触心で転移先までは確認できるかな?」
「流石に正確な場所は分からないけど……。多分そんなに離れた場所ではないみたい、かな?」
乳首をクリクリしながらキュールの見立てを聞くに、どうやら転移先は数10メートル……遠くても数100メートル程度しか離れていない場所のようだ。
恐らく巨大な壁を動かすよりも転移した方が効率が良かったか、もしくは単純に壁を壊すだけじゃ辿り着けない場所にするために転移という方法を採用したのかもしれない。
まぁそんな設置上の都合なんか考えるよりも、生きているならとりあえず起動するか。
「一旦全員通路まで下がろうか。リュートたちなら通路からでも精霊魔法を届けられるでしょ」
「勿論出来るよ。風を送る場所は部屋の中央でいいんだね、りょーかいっ」
「転移魔方陣が起動したら、まずは造魔召喚した魔物を先発隊にしよう。もしも転移先に人がいた場合に警戒されないよう、送るのはナイトシャドウとホワイトラビットあたりにしておこうか」
「ああ。だからダン、さっきから弱い魔物しか造魔召喚しなかったんだねー。戦力として考えるならアウターエフェクトくらい出した方がいいのにー、って思ってたのー」
納得した様子で何度も頷くニーナを捕まえて、キュールとニーナのちっぱいをもみもみと堪能する。
この2人に比べると、やっぱりフラッタは小さいながらも膨らみを感じるよなぁ。
ちっぽいコンビのおっぱいを揉みしだいでいると、エルフ3姉妹が送り込んだ精霊魔法が床に吸収され、モノの数秒で地面いっぱいに魔力光を放つ魔法陣が出現した。
最早誰もキュールのことを疑っていないので、みんな殆ど驚いてないなぁ。
「じゃあまずは最低限の安全確認からだ。転移させた魔物が10~30分程度無事だったら俺たちも踏み込もう」
ナイトシャドウとホワイトラビットを魔法陣に侵入させて転移させ、ティムルの竜鱗甲光で部屋の入り口を封鎖しておく。
その間に巨乳が恋しくなった俺は、ムーリのおっぱいにしゃぶりつきながら彼女の奥を優しくグリグリ抉ってあげる。
「んっ……。ふふっ、良かったぁ……。今ダンさんは大きいおっぱいの気分じゃないのかなーって、ちょっとだけ不安だったんですぅ……」
「ムーリのおっぱいの気分じゃない瞬間なんて一瞬たりとも無いよ。ただキュールとニーナのおっぱいを揉みまくった後だから、ちょっとだけいつもより興奮してるかも?」
「いいですよぉ。興奮した分はぁ、ぜーんぶ私の中に出してくださいねぇ?」
優しく抱きしめてくれるムーリの中に遠慮なくドバドバ注ぎ込んでいると、直ぐに安全確認の30分が経過してくれた。
待ち時間を楽しく解消してくれたムーリへのお礼に、キスをしながらお腹がいっぱいになるまでたっぷりと注ぎこんであげた。
すっかり脱力してしまったムーリを抱っこしつつ、ティムルの竜鱗甲光を解除してもらう。
「うん。ナイトシャドウもホワイトラビットも健在みたいだ。それじゃまずは俺とニーナ。抱っこしてるムーリとリュート、リーチェ、アウラで転移しようか」
幸せそうに俺に抱き着いてくるムーリのおっぱいを揉みながら、転移について軽く打ち合わせを済ませる。
最初に俺が先行し、転移した先も安全そうならナイトシャドウとホワイトラビットを帰還させることで後続メンバーに安全を知らせ、殿のフラッタとヴァルゴが転移するまで転移先では移動しないことにする。
もしも転移先がバラバラだったり、襲撃等を受けてその場に留まっていられない事態に陥った場合は、全員と婚姻契約を結んでいる俺のステータスプレートの反応を頼りに集合することにした。
「あ、マギーとは婚姻契約を結んでないんだったな……。なら誰かとパーティ契約を結んで……」
「それならダンさんっ。私とも婚姻を結んでくれないかしらっ」
俺が全てを口にする前に、ステータスプレートを取り出しながら満面の笑顔で提案してくるマギー。
いや、俺だってマギーと婚姻を結びたいけど、流石に国王陛下のステータスプレートに俺との婚姻を表示させるのは不味いでしょ……。
しかし当のマギーは俺の心配をよそに、幸せそうなうっとりとした表情を浮かべている。
「姉様やリュートと一緒に貴方のモノになれるなんて夢みたいっ。ってことでダンさんっ! この機会に私とも婚姻しましょっ」
「国王陛下のくせにノリが軽すぎるっての! ていうか俺との関係は公開できないんだから、流石に婚姻を結んじゃヤバいでしょ!?」
「国王のステータスプレートを確認される機会なんてそうそう無いんだし、心配しなくても大丈夫大丈夫っ。それに私もみんなみたいに、目に見える形でダンさんと繋がりを持ちたいんだ……。ダメ、かな?」
楽し気な笑顔から一転して、不安に揺れる瞳で俺を見詰めるマギーに俺は降参してしまった。
ムーリを下ろしてステータスプレートを取り出し、不安げなマギーを正面から抱きしめて求婚することにする。
「……愛してるよマギー。もうお前の都合も全部無視して、お前とも婚姻を結ばせて欲しい」
「……うん。ありがとダンさん。ワガママばっかりでごめんね? でも本当に嬉しいっ……!」
俺のプロポーズとの言葉とほぼ同時に発光する互いのステータスプレートを見て、マギーが全力で俺に抱き着いてくる。
そんな彼女の唇を数分間奪った後、唾液で繋がる口でマギーに愛の言葉を囁く。
「もうマギーも俺の女だからな? 俺は他の王国民全員よりもお前1人の方が大切だから。王国を滅ぼしたくなかったら、絶対に俺との婚姻を隠し通すんだぞ?」
「あはっ。国王である私を愛するために王国を滅ぼすことも厭わないって? サイッコーの殺し文句よダンさん、私が貴方との関係を公表する気にならないように、毎日たっくさん可愛がってもらうわよぉ……」
「……脅してるのはどっちだよ、まったく」
吐いた溜息を取り戻すようにマギーと口づけを交わし、彼女が腰砕けになり立っていられなくなるまで徹底的に舌を嬲る。
そして改めてムーリとマギーの腰を抱き寄せ、甘く息を乱す2人の柔らかな感触を楽しみながら家族みんなに声をかける。
「待たせてごめんね。それじゃ行こうか。マギーにはこのまま先発隊に参加してもらうってことで」
「あはっ。待たせたのは私たちなのか、それともマギー様なのか分からないねー? ダン、マギー様のこともしっかりと幸せにしてあげて欲しいのーっ」
声をかけた俺の顔を両手で掴んで、ご褒美とばかりに満面の笑みでキスをお見舞いしてくれるニーナ。
キスが大好きな彼女にしては短い数10秒ほどのキスを楽しんだ後、俺たちはようやく転移魔方陣に足を踏み入れたのだった。
1
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。
だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった
何故なら、彼は『転生者』だから…
今度は違う切り口からのアプローチ。
追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。
こうご期待。
旧校舎の地下室
守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる