王子妃セスから冒険者レノになった話

氷室 裕

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第15章 ラフテラ共和国編

②ヒトリノ夜に※

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 月明かりが、レノの寝台を照らしている。
 私は裸のレノがあまりにも美しすぎて、身動きができないでいた。

 兆しを見せて大きくなりかけた性器を、レノが緩く握ってクチクチと数回上下にシゴいた。

「あ、ん!んんっ!」

 私はレノのそんな性的な声を聞いて、頭がどうにかなりそうだった。

 ピンク色の小さい亀頭が膨れて、先走りが垂れてくる。濡れた水音が響いて、私の耳を犯した。

 レノは荒い呼吸で身を捩りながら、寝台にうつ伏せた。

「はぁはぁ・・ンん・・あんん!あはぁ・・」

 ゆさゆさと腰を動かしながら、勃起した性器をシーツに擦りつけて刺激を求めている。

 その顔にあまりにも劣情を煽り立てられて、肉感的でいやらしいレノから目が離せなくなった。

 私は、レノが王宮に行く前に、どうしてももう一度レノに会いたかった・・会って話したかったんだ。レオナルド様の元に行ってしまえば、きっともう会うことが叶わないような気がしたから。

 レノから預かった鍵を使って家に入ると、居間は暗がりでしん、と静まり返っていた。

「レノ?レヴィー?ふたりともいないのか・・」

 私は静まり返った部屋の中を進みソファーに座ると、しばらく背中をもたれて掛けていた。

 見渡せばいつもと何も変わらない。ソファーに置かれたブランケットも、レノがお気に入りのマグカップも。

 何だかレノがいなくなる事が嘘のように感じてならない・・笑顔で迎え入れてくれるレノがいつもここにいて、これからもそれが続いて行くような気がしてならなかった。

 ここで仲間が集まって騒いで、私にとっては本当に楽しい時間だった。

 つまらなくて、退屈で、無意味だった私の人生がレノとの出会いで一変したんだ。

 キラキラと世界が輝いて見えて、生きている事に喜びを感じた。レノの存在が、私というちっぽけな者に幸せを与えてくれた。生まれてきた事に、初めて感謝したんだ。

 ぼんやりとそんな事を考えながらじっと目を閉じていると、2階から小さな声が聞こえたような気がした。

「ん?レノ、2階にいるのか・・」

 エルフの視覚や聴覚の優位性は人並み外れで、集中していればそれこそ広い周波数を拾う。

 寝室の扉を静かに開けると月明かりが部屋に差し込んでいて、レノの見た事のない表情が私の目に映った。

「んふぅ・・あ、あ・・」

 気持ちよさそうに、でも足りない刺激を求めているように見える。

 膝を付いて腰を持ち上げると、性器が空気に晒される。レノはほっそりした脚を震わせている。

 レノは指に唾液を纏わせて片手を後ろに伸ばしながら、尻穴につぷりと挿れる。迷いがあるように、恥ずかしそうに、まだ深くまで挿れられないでいるようだ。

「あ、あ・・はぁはぁ・・」

 ゆっくりと中指がはいっていく・・ぎこちない動きで不満そうに喘ぐ。

「たり、ない・・はぁはぁ・・ほしいよ・・」

 きっと強い刺激が欲しいのに、指が届かないのだろう・・身を震わせながら、自分ではイケないまま指を出し挿れする。

「イケ、ない・・ほしい・・はぁはぁ・・」

 私は一歩ずつゆっくりと部屋に入ると、月明かりをカーテンで隠し、レノの背中をそっと撫でた。そして後ろから腕を伸ばして、レノの性器を優しく握ってクチュクチュと竿をシゴいた。

「や!あ、あ!だ、れ・・?レオ・・?あん!」

 レノは尻穴から指を抜いて、腰を更に高くした。顔をシーツに貼り付けて背中がしなり、ますますいやらしい裸体を晒している。

「だめ・・だめ・・やめて・・」

 言葉とは裏腹に、しなる身体が揺れて尻穴がヒクヒクと私を誘い込んだ。唾液を纏わせて、つぷりとレノの中に中指をれる。熱くて狭くて、すごく締め付けられる。

「はぁん!あ、あ・・」

 指をグイッと押し込む。中のしこりを執拗に攻めて捏ね回すと、レノの息が荒くなって更に喘ぐ。

 私は興奮して、早くレノが絶頂する顔が見たくて仕方がなかった。

 陰茎を握って上下に扱きながら緩急つけて追い詰めると、レノは高い声で鳴いてビクビクと震えた。

「ひゃ・・!はぁん!あ、あぁ!イクぅ!イッちゃうっ!あんんっ!」

 レノがイク・・そう言いながら白い精液をぴゅるっとシーツに飛ばして、寝台に倒れ込んだ。









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