王子妃セスから冒険者レノになった話

氷室 裕

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第17章 信じあうこと、再出発編

③レオの指※

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 早朝、まだ眠い。
 後ろから長い腕が伸びてきて、しつこく愛撫されて、あっという間に溶かされるみたいになる。身体中が敏感になって感じてしまう。

「ん、んん・・あうぅ・・」

 服を捲りあげて両胸の突起を指先で弾かれて、弱くされたり強くされたり・・捻られるようにされてしまうとどうしても声が出てしまう。

 耳孔に舌を入れられて、ネチネチと音を立てながら舐めてくる。低い声で囁くように名前を呼ばれながら息を吹き込まれると、背中がゾクゾクして感じて堪らない。

「あ、あ・・くんっ・・んん」
「どうしたの?セス・・朝からそんないやらしい」

 自分が起こしたくせに・・
 楽しげで意地悪そうな顔をしている。この後が怖い・・また、昨夜みたいにされてしまうのだろうか。

「んふ・・あの、レオ・・はぁはぁ・・もう・・」
「もう、何?そんな、息を乱して」
「あの・・あ、俺・・ん、はぁはぁ」

 レオは首筋に舌を這わせて項を軽く甘噛みする。少し痛くて呻くと、その上からぺろぺろと舐めたり吸ったりしてくる。

「あ、や・・」

 もう下半身がジンジンして、刺激を欲しがっているのが分かる。下着が膨らんで形が浮き出ている。俺は恥ずかしくて両手で前を隠した。

「ふふっ・・何?セス、何を隠したの?」
「これは・・ちが・・!」

 俺の手を掴んでくる。見下ろされて見つめられて、その視線に身体中が震えてどうしようもない。

 俺はもう刺激を与えてくれるのを大人しく待つしかなくて、レオを懇願するようにして見つめ返す。

「何?どうしたの?セス」
「うっ・・な、何でも、ない、です」
「そう?なら起きようか、家に送っていくよ」
「うぅ・・」

 レオは俺の反応を見て楽しそうにくすくすと笑っている。絶対に揶揄っている。俺の身体を敏感にさせておきながら、途中で止めて楽しんでるんだ!

 俺の身体は馬鹿みたいに刺激を求めていて、レオの指先や熱い息を欲しがっている。でもそんな事、言えない、恥ずかしい・・もう、レオは本当に意地悪だ。

「レオ・・あの・・」
「どうしたの?何?言って?言わなきゃ分からないよ?何を、どうして欲しいの?」

 するすると俺の頬を撫でていく。唇を指先でなぞって俺から目を離さない。俺がちゃんと言うまで、してくれなさそう。

「し、して、欲しい。俺、もう、身体、おかしくて」
「ふふっ、そう?私に触られて感じたの?したくなった?」
「うぅっ・・ん、したくなった」
「イキたいの?そんなに?」
「イキ、たい、です」
「ふーん?セスはえっちだなぁ」

 そんな事を言いながらレオは椅子に腰掛けてしまった。俺は寝台の隅っこに座りこんで、離れてしまった距離に辛くなる。レオは触ってくれない。

「そんな物欲しげに見て・・ほら、服、脱いで?」

 俺は言われた通り裸になると、勃ち上がったちんぽを手で隠す。

「ほら、自分でしてみて?イキたいんだよね?」
「え?じ、自分で?」
「そう、してみて?見ていてあげるから」
「い、いや・・あの・・」
「・・嫌?」

 レオは一度目を瞑ると、またゆっくりと目を開いて、俺に嫌なんて言わせないぞ!と言わんばかりの視線を送ってくる。

「い、いえ!します、します!」
「そう?ならどうぞ?」

 レオはちょっと強引・・無理やりさせられている訳じゃないけれど、レオから圧力と興奮が伝わってくる。

 俺は座ったまま、ちんぽをそっと掴んでギュッと握ってみる。

「んん!」
「声、我慢しちゃ駄目だよ?分かってるよね?」
「・・はい、あ、あ・・」

 レオに見られながら自慰するなんて、俺は恥ずかしくて涙が滲んでくる。レオの視線が気になって動かす手も早くできなくて、ただゆっくりと上下に擦っていくしかできなかった。それでも十分気持ち良くて、俺のちんぽはだんだんと張り詰めていく。

「あぁ!あ、ん・・きもちぃ・・はぁはぁ」
「ちゃんとイク時は言うんだよ?」
「ん・・はい・・あ、ああっ!イ、イ・・」

 くちくちと先走りが垂れた先を扱いていくと、ふるりと身体が震えてしまう。

「あ、あ、あっ!イきそう・・イク・・!」

 そう言って擦る手を早めた時、レオの手が俺の手の動きを止めた。

「へ・・なんでぇ?」
「早いよ・・まだ見ていたいから、お預け」
「そ、んな・・はぁはぁ・・」
「ほら、後ろの穴は?触らなくていいの?物足りないんでしょ?ね、両方やってみて?」
「や、やだ・・できない・・」
「駄目、やるんだよ?ほら、四つ這いになって、私におしりを向けてみて?」

 レオは優しく言うけれど、椅子に座り直してじっと俺を見張るみたいな顔をする。

 俺はのそのそと四つ這いになると、指に唾液をまぶして尻穴にあてがう。ツプッと中指が挿っていく。自分の指の感覚じゃあなかなか悦くはなれなくて、ただゆっくりと出し入れを繰り返す。レオの視線を感じる。じっと俺を見ている。

「悦くない?肩を付いて、もう片方の手でちんぽを扱いてみて?あ、おしりは続けて?ほら、同時にしてみて?」
「ん、あ、あぁ、あ・・もう、やだ・・ぐすっ」
「やだ?きもち良くない?」
「うぅっ・・は、は、ああ!やぁ・・レオ、お願い、します、お願い、して、して・・おく、辛い・・」
「はぁ・・あー・・可愛い。ちんぽイッていいよ?ほら、擦って、ほら」

 くち、くち、くち・・

「あ、あ、あ・・イク、見ないで、はぁはぁ!あ、あ」
「うん、見てないよ」
「見てるぅ・・イク、ちんぽ、イク、あ、イク!はぁはぁ!」

 俺は拙い手つきで自分のちんぽを扱いてぷちゅっと精子を吐き出す。

「ああ、イッたね、自慰、気持ち良かった?」
「ぐす・・はぁはぁ・・も、恥ずかし・・見ないで・・うぅ・・」
「見せてよ、セスのいやらしい姿・・ほら、指貸そうか?自分で腰振ってみて?私の指に押し付けて」

 俺は四つ這いのまま、レオの長い指に尻穴を押し付けて、腰を前後に揺らす。しこりに当たるようにグリグリと押し付けて、レオの指に押し付ける。

「あっ!あ、あ、あん!ゆび、あ、おく、気持ちぃ」
「私の指、セスに犯されてる・・いやらしいな」
「うう、ん・・はぅん・・イ、ク・・擦って・・グリグリしてぇ・・や、やぁ!イク!」

 気持ちぃ・・俺はレオに見られながら、腰を振りながら、自分でレオの指をしこりに当てて、おしりの奥でイッた。













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