13 / 27
『鎧』VS『狼』②
しおりを挟むあ…ありのまま 今起こった事を話すぜ!
鎧騎士をヤった瞬間、足が一瞬にして凍りついた。
幸い氷は薄いが、この部屋の床全体に張っている。
何でだよ!いつからその魔法準備してたん!?
何故、俺に分からなかった?
視界には入っていなかったが、注意はしてた。なのにいつの間にか、何の気配もせずにその魔法は襲い掛かって来た。
直ぐに足元の氷を割る。
力を入れただけで直ぐに割れた。
あんな大規模にやってこれだけって事があるか?
少し引っかかりを感じるが魔法使いの方から魔力を感じたので、一旦考えを中断して距離を取ろうとするが、その前に水の刃が飛んでくる。
今度は問題無く感じ取れた。が、問題はその量が大き過ぎる。
今までで一番でかい。
…あ、ベヒモスのトンデモ大地魔法忘れてた。
二番だな。
盾を張ってみる。が、やはりと言うか受け流すことは出来無いだろう。余りにも威力が強過ぎる。
着地なんて考えず、ただ全力で横に跳ぶ。発動された魔法は、盾を両断して真っ直ぐに突き進んでくる。
減速して威力は落ちたものの、体に当たってしまって鮮血が舞い、鋭い激痛が走る。
痛みの感覚的には、左の腹を内臓までは行っていない様だが深く抉られてしまったようだ。
めちゃくちゃ痛い。
<スキル『痛覚軽減』を取得しました。>
少し痛みが和らいだ、気がする。
見た感じ、水魔法は面と言うより点で攻めて来る。
だから傷は少なくて済んだ。
まあその分貫通力は高くて抉られるけど。
むしろ良くこれだけで済んだな。
とか思って居たら、着地するであろう地点に張っていた氷が鋭い何本かの棘状になる。しかも固そう。
こわあ。
もうココはあんたのフィールドですってか!コンチキショウ!
でも残念でしたー!
刺さると思った?
刺さらないんだよなーww
その棘の上に盾を出し、足場にする。
これで棘に刺さることは無い!
それと地面はやっぱり危険だとも分かった。
元から怪しいとは思ってたしこれで危険性も分かった。
残念でしたー!!
確殺するつもりだったんだろうけど出来なかった上に無駄に手札見せちゃってもう奇襲出来なくなった気分は如何かなー??
俺を殺そうとした罰だ!
ざまあ!
<スキル 挑発を取得しました。>
別に挑発してた訳じゃ無いから!
ただちょっと死ぬとこだったんだから、悪口の一つや二つや三つくらいいいでしょ!
何でわざわざスキルにするねん!
人がこれ見た時にちょっと感じ悪ぅなるだろが!
てかそもそも思っただけで言ってないし!
そういや鎧騎士も持ってたな。
だからあいつを優先的に狙おうってなったのか!
普通に考えば魔法使いから倒した方がいいと思うし。
あいつはたしかlv8だったはずだけど、まさかスキル上げのために敵に会うたびに悪口言いまくってたのかな?
その光景を想像してみるとシュール過ぎて吹きそうになる。
まあ、ないと思うけどね。
さて、反撃の時間だ!
でも、はっきり言ってやられたとこはかなり痛いし、MPも少なくなってきている。いまだに氷のフィールドは無くなってないし、状況は良くない。
多分、このフィールドは魔法使いがMP補給しているんだろう。
氷のくせに溶ける気配がしない。
もう、地面には容易に触れない方がいいと思う。
床の氷は自由自在に操れると思っていいだろう。
魔法使いを鑑定してみると、色々変わっている。
魔力隠蔽と魔力操作、さらに怒と言うスキルが生えてきていて、その他のスキルも少し上がっている。
お前はもうこれ以上強くならんでもいいだろ!
10
あなたにおすすめの小説
荷物持ちを追放したら、酷い目にあった件について。
しばたろう
ファンタジー
無能だと思い込み、荷物持ちのレンジャーを追放した戦士アレクス。
しかし――
彼が切り捨てた仲間こそが、
実はパーティを陰で支えていたレアスキル持ちだった。
事実に気づいた時にはもう遅い。
道に迷い、魔獣に襲われ、些細な任務すらまともにこなせない。
“荷物持ちがいなくなった瞬間”から、
アレクスの日常は静かに崩壊していく。
短絡的な判断で、かけがえのない存在を手放した戦士。
そんな彼と再び肩を並べることになったのは――
美しいのに中二が暴走する魔法使い
ノー天気で鈍感な僧侶
そして天性の才を秘めた愛くるしい弟子レンジャー
かつての仲間たちと共に、アレクスはもう一度歩き出す。
自らの愚かさと向き合い、後悔し、懺悔し、それでも進むために。
これは、
“間違いを犯した男が、仲間と共に再び立ち上がる”
再生の物語である。
《小説家になろうにも投稿しています》
帝国の王子は無能だからと追放されたので僕はチートスキル【建築】で勝手に最強の国を作る!
雪奈 水無月
ファンタジー
帝国の第二王子として生まれたノルは15才を迎えた時、この世界では必ず『ギフト授与式』を教会で受けなくてはいけない。
ギフトは神からの祝福で様々な能力を与えてくれる。
観衆や皇帝の父、母、兄が見守る中…
ノルは祝福を受けるのだが…手にしたのはハズレと言われているギフト…【建築】だった。
それを見た皇帝は激怒してノルを国外追放処分してしまう。
帝国から南西の最果ての森林地帯をノルは仲間と共に開拓していく…
さぁ〜て今日も一日、街作りの始まりだ!!
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
【完結】うさぎ転生 〜女子高生の私、交通事故で死んだと思ったら、気づけば現代ダンジョンの最弱モンスターに!?最強目指して生き延びる〜
旅する書斎(☆ほしい)
ファンタジー
女子高生の篠崎カレンは、交通事故に遭って命を落とした……はずが、目覚めるとそこはモンスターあふれる現代ダンジョン。しかも身体はウサギになっていた!
HPはわずか5、攻撃力もゼロに等しい「最弱モンスター」扱いの白うさぎ。それでもスライムやコボルトにおびえながら、なんとか生き延びる日々。唯一の救いは、ダンジョン特有の“スキル”を磨けば強くなれるということ。
跳躍蹴りでスライムを倒し、小動物の悲鳴でコボルトを怯ませ、少しずつ経験値を積んでいくうちに、カレンは手応えを感じ始める。
「このままじゃ終わらない。私、もっと強くなっていつか……」
最弱からの“首刈りウサギ”進化を目指して、ウサギの身体で奮闘するカレン。彼女はこの危険だらけのダンジョンで、生き延びるだけでなく“人間へ戻る術(すべ)”を探し当てられるのか? それとも新たなモンスターとしての道を歩むのか?最弱うさぎの成り上がりサバイバルが、いま幕を開ける!
ダンジョンを拾ったので、スキル〈ホームセンター〉で好き勝手リフォームします
ランド犬
ファンタジー
異世界に転移した佐々木悠人は、召喚でも勇者でもなかった。ただ迷い込んだ先で見つけたのは、王都を望む郊外にひっそりと口を開けるダンジョン。足を踏み入れた瞬間、発動したスキルは
――〈ホームセンター〉
壁を張り替え、部屋を増やし、畑や牧場、カフェまで作れる不可思議な力だった。
気ままに始めたリフォームは、もふもふなネコミミ獣人の少女との出会いをきっかけに、思わぬ変化を呼び始める。
拡張され続けるダンジョンの先で、悠人が作り上げる“住める迷宮”とは――?
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
魔法筆職人の俺が居なくなったら、お前ら魔法使えないけど良いんだよな?!
川井田ナツナ
ファンタジー
俺は慈悲深い人間だ。
だから、魔法の『ま』の字も理解していない住民たちに俺の作った魔法筆を使わせてあげていた。
だが、国の総意は『国家転覆罪で国外追放』だとよ。
馬鹿だとは思っていたが、俺の想像を絶する馬鹿だったとはな……。
俺が居なくなったら、お前ら魔法使えなくて生活困るだろうけど良いってことだよな??
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる