JK版ダンシング【横須賀ストーリー】✨💕✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕過疎化の進む地元横須賀をダンスで復興へ✨💕

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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ネイビーパーカ……✨⚔️✨✨

ネイビーパーカ……✨⚔️✨✨

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 反響の大きさから急遽、横須賀ネイビーパーカの予約販売を決定した。


 特に、ムッチの着てパフォーマンスをしたホワイトが下級生の女子から大人気だ。
 


「あのホワイトのパーカが欲しいんですけど」
「白のパーカを着た女子は誰ですか」
 さすが横須賀Y高校の誇るクールビューティーのムッチだ。


 宣伝効果は絶大だ。
 私だって欲しいくらいだ。
 



 他にも私の着たグレイのパーカやゴンちゃんのブラックも欲しいと注文が殺到した。
 正直な話し、こんなに反響が大きいとは思わない。



 仕方なく三百枚限定で販売をすることにした。
 


 最初は卒業記念の『クラT』くらいの軽い感覚だった。
 もちろん儲けなどいっさい考えていない。


 
 口コミや予約だけでも半分近くさばけた。


 制作は着々と進んだ。
 実費だけでも百万を軽く越える。


 しかしパーカの制作途中で、問題が勃発した。
 今後の制作を左右する大問題だ。


 

「ヤバいよォ。ヤバいよォ……」
 いきなりサンタが嘆いた。



「なによ。また出川かよ」
「いやいや、マジで。マジで!」



「だから何がヤバいのよ」まったく緊迫感がない。



「ネイビーパーカは売れないかもしれないんだって」


「え、なんでよ。もう三百枚作っちゃって売るだけなのに」


「ネイビーが商標登録されているのよ」


「商標登録ッてェ……。ネイビーバーガーが」


「ううゥン……、別のアパレルブランドよ。」
「アパレルゥ……?」


「だってネイビーッて、米軍の海兵隊のことなんじゃないの」


「まァね」
「そんなのアパレルメーカーが商標登録できるの」



「さァ、むかし個人的に『阪神優勝』を商標登録した人がいて、問題になったことがあったらしいわ」
 


「マジで……」
 とにかく順調に仕上がっていたネイビーパーカー制作は一時的に凍結された。



 ネイビーパーカを販売するにはアパレルメーカーへ莫大なロイヤリティを支払うか。


 もしくはアパレルメーカーに極秘に販売するかだ。











☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
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