JK版ダンシング【横須賀ストーリー】✨💕✨👩‍❤️‍💋‍👨✨💕過疎化の進む地元横須賀をダンスで復興へ✨💕

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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アナザー横須賀ストーリー✨🎸✨✨✨💕

横須賀ストーリー✨✨✨

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 ショーリは私のあとを追いかけてきた。



「フフゥン、私たちの『横須賀ストーリー』はまだまだ始まったばかりなんだから!」
 



「良いね。さすが元ヤンキー」


「誰が元ヤンキーよ」
 スカートを翻して遊具の上へ昇った。


「へェ……、じゃァ、現役の女子大生か?」



「アッハハ……、そうねェ。現役の『元女子高生JK』よ」
 私は遊具の上に立ち上がり、バランスを取るように両手を真横に広げた。



「おいおい、ちょっと危ないからやめろよ」
 心配そうにショーリは声を掛けてきた。




「フフゥン、じゃァショーリ!  ちゃんと受け止めてえェ……。そらァーー!!」
 私は両手で羽ばたくようにショーリの元へ飛んだ。


 一瞬、背中に翼がついて海つばめシーガルになったような気分だ。




 しかしもちろん重力には逆らえない。
 すぐに彼の元へ墜落ちていった。





「おおっとォォ!」
 なんとか彼は優しく両腕で抱きかかえるように受け止めてくれた。



「ハッハハ」楽しくて仕方がない。




「まったく危なっかしいな」 
 ショーリは優しく微笑んだ。



「じゃァずっと守ってよ」
「フフゥン……、オレで良かったらねェ」
 いつものように人懐っこい笑顔で応えた。




 まだウチらの闘いは始まったばかりだ。



 これから、もっとたくさんの試練が待ち受けているだろう。




 でも何もできなかった女子高生が、『横須賀ネイビーパーカ』を制作することで間借りなりにも世の中を動かすことができたのだ。




 確かに、それはほんの些細な力だろう。

 僅かな一歩に過ぎないかもしれない。

 けれども……。


 私たちに出来る事から始めよう。




 たとえ僅かな一歩でも……。
 そうすれば何かが変わる。



 現役の元女子高生が動けば世の中だって変えられるのだ。



 だって、ここはウチらの街だから。

 今も耳をすませば聞こえてくる。




 あの時、歌ったあの曲が……。







『これっきり♪  これっきり♪  もうこれっきりですかァ……♪
 急な坂道、駆け上ったらァ今も海が見えるでしょうかァァァ♪
 ここは横須賀ァァァァ♪♪♪』













  


☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚



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