ビジュアル系弁護士シンゴ&パラリーギャル織田マリア!

オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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石原百合香

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「ちょっと良いですか」
 今まで黙っていたイケメン刑事の星が口を挟んだ。



「え、なんです。アンタらはこの子の保護者なんだろう。いくらなんでも突然やって来て、ワケのわからないことを言い出して失礼だろう」
 さすがにオレもこんな所で揉めたくはないが、堪りかねて怒鳴りつけた。
 



「いえ、そうなんですが、実はさきほど女性が発見されたんですよ」



「はぁ~女性が……」なにを言い出すんだ。
 まさか、百合香が見つかったのだろうか。


 言いしれぬ不安に苛まわれた。


 徐々に追い込まれていくようだ。
 足もとが崩れていくみたいな感覚だ。



「ハイ、石原百合香さんと言う女性です」


「え?」一瞬、立ち眩みがした。
 どうして、こんなに早く百合香が。


 いったいどこから発見されたと言うんだ。


 ワケがわからない。



「もちろん石原百合香さんはご存知ですよね」 
 今度はビジュアル系弁護士が訊いてきた。




「え、いやァ知りませんが、なにか?」
 オレはシラをきった。

 まだオレと百合香の関係は知られてはいないはずだ。




「おかしいですねェ。百合香さんはアナタに崖から突き落とされたと証言されてますが」
 イケメン刑事の星が苦笑した。




「え、なにを言ってるんですか。百合香が証言出来るはずがない」
 オレはつい口を滑らせた。


「フフゥン、どうしてですかァ」
 コギャルが愉しげに聞き返した。



「ど、どうしてって?」


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