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石原百合香
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「ちょっと良いですか」
今まで黙っていたイケメン刑事の星が口を挟んだ。
「え、なんです。アンタらはこの子の保護者なんだろう。いくらなんでも突然やって来て、ワケのわからないことを言い出して失礼だろう」
さすがにオレもこんな所で揉めたくはないが、堪りかねて怒鳴りつけた。
「いえ、そうなんですが、実はさきほど女性が発見されたんですよ」
「はぁ~女性が……」なにを言い出すんだ。
まさか、百合香が見つかったのだろうか。
言いしれぬ不安に苛まわれた。
徐々に追い込まれていくようだ。
足もとが崩れていくみたいな感覚だ。
「ハイ、石原百合香さんと言う女性です」
「え?」一瞬、立ち眩みがした。
どうして、こんなに早く百合香が。
いったいどこから発見されたと言うんだ。
ワケがわからない。
「もちろん石原百合香さんはご存知ですよね」
今度はビジュアル系弁護士が訊いてきた。
「え、いやァ知りませんが、なにか?」
オレはシラをきった。
まだオレと百合香の関係は知られてはいないはずだ。
「おかしいですねェ。百合香さんはアナタに崖から突き落とされたと証言されてますが」
イケメン刑事の星が苦笑した。
「え、なにを言ってるんですか。百合香が証言出来るはずがない」
オレはつい口を滑らせた。
「フフゥン、どうしてですかァ」
コギャルが愉しげに聞き返した。
「ど、どうしてって?」
今まで黙っていたイケメン刑事の星が口を挟んだ。
「え、なんです。アンタらはこの子の保護者なんだろう。いくらなんでも突然やって来て、ワケのわからないことを言い出して失礼だろう」
さすがにオレもこんな所で揉めたくはないが、堪りかねて怒鳴りつけた。
「いえ、そうなんですが、実はさきほど女性が発見されたんですよ」
「はぁ~女性が……」なにを言い出すんだ。
まさか、百合香が見つかったのだろうか。
言いしれぬ不安に苛まわれた。
徐々に追い込まれていくようだ。
足もとが崩れていくみたいな感覚だ。
「ハイ、石原百合香さんと言う女性です」
「え?」一瞬、立ち眩みがした。
どうして、こんなに早く百合香が。
いったいどこから発見されたと言うんだ。
ワケがわからない。
「もちろん石原百合香さんはご存知ですよね」
今度はビジュアル系弁護士が訊いてきた。
「え、いやァ知りませんが、なにか?」
オレはシラをきった。
まだオレと百合香の関係は知られてはいないはずだ。
「おかしいですねェ。百合香さんはアナタに崖から突き落とされたと証言されてますが」
イケメン刑事の星が苦笑した。
「え、なにを言ってるんですか。百合香が証言出来るはずがない」
オレはつい口を滑らせた。
「フフゥン、どうしてですかァ」
コギャルが愉しげに聞き返した。
「ど、どうしてって?」
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