3 / 38
【エルフ探偵】アーリン
しおりを挟む
「フフゥン、はじめまして。【エルフ探偵】アーリンですわ!」
美少女は初対面の挨拶をして微笑んだ。可愛らしい美少女だ。
「はぁ~…、なんだって。【エルフ探偵】アーリン?」
マジかァ。
本物のエルフなのか。
もちろんエルフなんて初めて会った。
ボクはマジマジとその異世界から来た美少女を見つめた。
背丈は日本人男性の平均的なボクよりも頭ひとつ小さい。
百五十センチあるか、ないかだろうか。
あまりにも童顔なので一瞬、小学生かと思った。
それにしてもなんて派手な髪の色なんだ。
ピンクのツインテールだ。
目立って仕方がないだろう。
肌が雪のように白く、しかも耳が長く尖っていた。
「ううゥん」
ボクは小さくうめき声を上げた。
確かに、アーリンの言う通りエルフに間違いないようだ。
それよりも外見は女子高生か、女子中学生にしか見えない。
童顔でスレンダーで微乳だ。
まさに異世界から迷い込んで来たようだ。
いずれにしても未成年者を血なまぐさい犯行現場へ連れて行くワケにはいかない。
「あ、あのォ、アーリンさん?」
「アーリンって、呼び捨てで構わないわ。トロロー!」
「はぁ~、トモローですよ。あのォアーリン!」
舌っ足らずなのか、アーリンはボクの事を『トロロー』と呼んだ。
「フフゥン、なにかしら。遠慮なく言ってご覧!」
「はぁ~、失礼ですが、お幾つなんですか?」
「ああァら、トロローってマジで失礼ねえェ」
アーリンはムッとして睨んだ。
「えッ?」
「いきなり会った途端に女の子の年齢を訊くなんて、セクハラ以外の何ものでもないわ」
「いえ、だって未成年の女の子と捜査するワケにはいかないでしょう」
こっちも弁解に必死だ。
「フフゥン、大丈夫よ。少なくともトロローよりはお姉さんだから」
笑顔でボクの肩をポンポンと叩いた。相当、余裕があるようだ。
「はぁ~、トモローですけど」
そう言えば、エルフは人間よりも遥かに寿命が長いと聞いたことがあった。
もしかしたらボクよりもとんでもなく年上なのかもしれない。
美少女は初対面の挨拶をして微笑んだ。可愛らしい美少女だ。
「はぁ~…、なんだって。【エルフ探偵】アーリン?」
マジかァ。
本物のエルフなのか。
もちろんエルフなんて初めて会った。
ボクはマジマジとその異世界から来た美少女を見つめた。
背丈は日本人男性の平均的なボクよりも頭ひとつ小さい。
百五十センチあるか、ないかだろうか。
あまりにも童顔なので一瞬、小学生かと思った。
それにしてもなんて派手な髪の色なんだ。
ピンクのツインテールだ。
目立って仕方がないだろう。
肌が雪のように白く、しかも耳が長く尖っていた。
「ううゥん」
ボクは小さくうめき声を上げた。
確かに、アーリンの言う通りエルフに間違いないようだ。
それよりも外見は女子高生か、女子中学生にしか見えない。
童顔でスレンダーで微乳だ。
まさに異世界から迷い込んで来たようだ。
いずれにしても未成年者を血なまぐさい犯行現場へ連れて行くワケにはいかない。
「あ、あのォ、アーリンさん?」
「アーリンって、呼び捨てで構わないわ。トロロー!」
「はぁ~、トモローですよ。あのォアーリン!」
舌っ足らずなのか、アーリンはボクの事を『トロロー』と呼んだ。
「フフゥン、なにかしら。遠慮なく言ってご覧!」
「はぁ~、失礼ですが、お幾つなんですか?」
「ああァら、トロローってマジで失礼ねえェ」
アーリンはムッとして睨んだ。
「えッ?」
「いきなり会った途端に女の子の年齢を訊くなんて、セクハラ以外の何ものでもないわ」
「いえ、だって未成年の女の子と捜査するワケにはいかないでしょう」
こっちも弁解に必死だ。
「フフゥン、大丈夫よ。少なくともトロローよりはお姉さんだから」
笑顔でボクの肩をポンポンと叩いた。相当、余裕があるようだ。
「はぁ~、トモローですけど」
そう言えば、エルフは人間よりも遥かに寿命が長いと聞いたことがあった。
もしかしたらボクよりもとんでもなく年上なのかもしれない。
0
あなたにおすすめの小説
クールな幼なじみの許嫁になったら、甘い溺愛がはじまりました
藤永ゆいか
児童書・童話
中学2年生になったある日、澄野星奈に許嫁がいることが判明する。
相手は、頭が良くて運動神経抜群のイケメン御曹司で、訳あって現在絶交中の幼なじみ・一之瀬陽向。
さらに、週末限定で星奈は陽向とふたり暮らしをすることになって!?
「俺と許嫁だってこと、絶対誰にも言うなよ」
星奈には、いつも冷たくてそっけない陽向だったが……。
「星奈ちゃんって、ほんと可愛いよね」
「僕、せーちゃんの彼氏に立候補しても良い?」
ある時から星奈は、バスケ部エースの水上虹輝や
帰国子女の秋川想良に甘く迫られるようになり、徐々に陽向にも変化が……?
「星奈は可愛いんだから、もっと自覚しろよ」
「お前のこと、誰にも渡したくない」
クールな幼なじみとの、逆ハーラブストーリー。
笑いの授業
ひろみ透夏
児童書・童話
大好きだった先先が別人のように変わってしまった。
文化祭前夜に突如始まった『笑いの授業』――。
それは身の毛もよだつほどに怖ろしく凄惨な課外授業だった。
伏線となる【神楽坂の章】から急展開する【高城の章】。
追い詰められた《神楽坂先生》が起こした教師としてありえない行動と、その真意とは……。
14歳で定年ってマジ!? 世界を変えた少年漫画家、再起のノート
谷川 雅
児童書・童話
この世界、子どもがエリート。
“スーパーチャイルド制度”によって、能力のピークは12歳。
そして14歳で、まさかの《定年》。
6歳の星野幸弘は、将来の夢「世界を笑顔にする漫画家」を目指して全力疾走する。
だけど、定年まで残された時間はわずか8年……!
――そして14歳。夢は叶わぬまま、制度に押し流されるように“退場”を迎える。
だが、そんな幸弘の前に現れたのは、
「まちがえた人間」のノートが集まる、不思議な図書室だった。
これは、間違えたままじゃ終われなかった少年たちの“再スタート”の物語。
描けなかった物語の“つづき”は、きっと君の手の中にある。
独占欲強めの最強な不良さん、溺愛は盲目なほど。
猫菜こん
児童書・童話
小さな頃から、巻き込まれで絡まれ体質の私。
中学生になって、もう巻き込まれないようにひっそり暮らそう!
そう意気込んでいたのに……。
「可愛すぎる。もっと抱きしめさせてくれ。」
私、最強の不良さんに見初められちゃったみたいです。
巻き込まれ体質の不憫な中学生
ふわふわしているけど、しっかりした芯の持ち主
咲城和凜(さきしろかりん)
×
圧倒的な力とセンスを持つ、負け知らずの最強不良
和凜以外に容赦がない
天狼絆那(てんろうきずな)
些細な事だったのに、どうしてか私にくっつくイケメンさん。
彼曰く、私に一目惚れしたらしく……?
「おい、俺の和凜に何しやがる。」
「お前が無事なら、もうそれでいい……っ。」
「この世に存在している言葉だけじゃ表せないくらい、愛している。」
王道で溺愛、甘すぎる恋物語。
最強不良さんの溺愛は、独占的で盲目的。
「いっすん坊」てなんなんだ
こいちろう
児童書・童話
ヨシキは中学一年生。毎年お盆は瀬戸内海の小さな島に帰省する。去年は帰れなかったから二年ぶりだ。石段を上った崖の上にお寺があって、書院の裏は狭い瀬戸を見下ろす絶壁だ。その崖にあった小さなセミ穴にいとこのユキちゃんと一緒に吸い込まれた。長い長い穴の底。そこにいたのがいっすん坊だ。ずっとこの島の歴史と、生きてきた全ての人の過去を記録しているという。ユキちゃんは神様だと信じているが、どうもうさんくさいやつだ。するといっすん坊が、「それなら、おまえの振り返りたい過去を三つだけ、再現してみせてやろう」という。
自分の過去の振り返りから、両親への愛を再認識するヨシキ・・・
この町ってなんなんだ!
朝山みどり
児童書・童話
山本航平は両親が仕事で海外へ行ってしまったので、義父の実家に預けられた。山間の古風な町、時代劇のセットのような家は航平はワクワクさせたが、航平はこの町の違和感の原因を探そうと調べ始める。
ノースキャンプの見張り台
こいちろう
児童書・童話
時代劇で見かけるような、古めかしい木づくりの橋。それを渡ると、向こう岸にノースキャンプがある。アーミーグリーンの北門と、その傍の監視塔。まるで映画村のセットだ。
進駐軍のキャンプ跡。周りを鉄さびた有刺鉄線に囲まれた、まるで要塞みたいな町だった。進駐軍が去ってからは住宅地になって、たくさんの子どもが暮らしていた。
赤茶色にさび付いた監視塔。その下に広がる広っぱは、子どもたちの最高の遊び場だ。見張っているのか、見守っているのか、鉄塔の、あのてっぺんから、いつも誰かに見られているんじゃないか?ユーイチはいつもそんな風に感じていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる