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伊賀の美少女忍者お蘭
世界征服の野望
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だがお蘭は、なおも生徒らに向けて宣告した。
「お蘭は世界征服の野望を叶えるため、遠く伊賀の『Siriの穴』より使わされた正義の使者なのじゃ!」
だが、どちらかと言えば『悪の秘密結社』のような口上だ。
「え、シリの穴から来た使者なの?」
ハリーが素っ頓狂な声で聞き返した。
「違う。Siriの穴なのじゃ。シリの穴とは雲泥の差なんじゃ」
お蘭は真面目に応えた。
「いやいや、同じだろう。どっちだって」
ボクは小さな声でツッコんだ。
けれどもこれ以上、ツッコむと厄介な事になりかねない。
「お蘭は世界征服の暇つぶしに、キャンパスライフを楽しむため、この小学校へ遊びに来たのじゃ」
「いやいや、どんな暇つぶしだよ。小学校へ遊びに来るなよ」
ボクは、慌ててお蘭の話しを遮った。
「ええェッと、皆さん。少しの間ですが、お蘭と仲良くして上げてください」
ボクは無理やり話しに割って入った。
「ザワザワッ」
他の生徒たちは騒然とし、スマホを出してラインで連絡を取り合っていた。
「じゃァ取り敢えず、お蘭はそこの窓際の後部座席に着いてください」
「じゃァ、ジィーや。ランドセルを運んで」
「はぁ~、誰がジィーやだよ。自分でランドセルは運びなさい」
「ブゥーブゥー」
お蘭はブゥーブゥーッ言いながら窓際の席に着いた。
「はぁ~」頼むから大人しくしていて欲しい。
「お蘭は世界征服の野望を叶えるため、遠く伊賀の『Siriの穴』より使わされた正義の使者なのじゃ!」
だが、どちらかと言えば『悪の秘密結社』のような口上だ。
「え、シリの穴から来た使者なの?」
ハリーが素っ頓狂な声で聞き返した。
「違う。Siriの穴なのじゃ。シリの穴とは雲泥の差なんじゃ」
お蘭は真面目に応えた。
「いやいや、同じだろう。どっちだって」
ボクは小さな声でツッコんだ。
けれどもこれ以上、ツッコむと厄介な事になりかねない。
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「はぁ~、誰がジィーやだよ。自分でランドセルは運びなさい」
「ブゥーブゥー」
お蘭はブゥーブゥーッ言いながら窓際の席に着いた。
「はぁ~」頼むから大人しくしていて欲しい。
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