💕ヴァージン✨ゲーム✨💕 一千億円で私のバージンを売ってやる✨✨ さァ✨ゲームの始まりです❗❗

ロリコン ジジー❗❗

第１１話

　

「わかったよ。じゃァ、今すぐギャラをくれよ。
　前払いだ！！」
　眉をひそめ私は､スッと手を出した。



「ああァン、バカ。ちゃんと後で払うよ……。
　人様の前で､そんな卑《いや》しいマネをするな」
　すぐに親父は苦笑いを浮かべ視線を逸らした。



「はァ、卑しいのはどっちだよ。そう言って払わねえェ気だろう……。いつだって！！」
　疑うような眼差しで親父を睨んだ。

　『卑しい』なんて､どの口でそんなセリフが言えるのか。どんだけ神経が図太いンだ。
　



「バカ言え。わかったよ。ちゃんと払うから頼むよ！！」
　親父も仕方なしに財布を取り出した。



「当たり前だろォ！！  前払いしねぇンなら､このコスプレイベントは､ご破綻だ！！」
　二度と無料奉仕はたくさんだ。
　この口だけ偽善者の親父の言う言葉など何も信じない。




「いやいや、それは困るよ。早く払ってください」
　ロリコンジジーも慌てて親父を急かした。



　取り敢えずギャラを先払いして貰うコトにした。




「ふン、さっさと出せよ。どうせアブク銭だろう」
　親父に取っては私をダシにして､儲ける気なんだろう。いつもの魂胆だ。



　下手に後払いだと､親父が誤魔化す懸念もある。
　幼い頃から何度､騙されたコトか。



　この男に取っては、口約束などないに等しい。









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