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オズ研究所《横須賀ストーリー紅白へ》

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ロリコン万堂……

コンビニで……

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「知らないか。すぐそこの万堂さんが殺されたんだよ」
 コワモテの男はアゴで近くの屋敷を差した。



「ええェ……?」万堂!!
 まさか、万堂の屋敷がこの近くにあるのか。 

 なんていう運命のイタズラなんだ。



 そう言えば、被害者の万堂の住所は横浜市中区と言っていた。
 
 だが、よりによってアキラのマンションのすぐ近くだとは思いもよらなかった。




「知ってるかい。実は万堂さんは、美少女のコスプレイベントの最中に何らかのアクシデントに見舞われて殺されたみたいなんだ」
 なぜか、この無精ヒゲの自称刑事はあの嵐の夜の事を探ってきた。



「チィッ、知るかよ」すぐさま舌打ちした。
 私はザワザワと胸騒ぎがしてそっぽを向いた。



 どうしてだ。なんで、この自称刑事があのコスプレイベントの事を知っているんだ。
 たった数日で、もうそこまで捜査が進んでいるのか。



 無精ヒゲの刑事は探るような目で私を見つめている。

 完全にロックオンされた状態だ。


「……!!」視線を合わせられない。
 失敗した。やっぱアキラの言う通り部屋でおとなしくしていれば良かったのだろう。





 ヤバいヤバいヤバいヤバい……。
 なんとか誤魔化さないと。



 






 ☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚


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