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ゲス不倫
ゲス不倫
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「それよりそのデッケェオッパイ隠したらァ……?」
こっちは盛りのついた厨二病男子じゃないんだ。
デッケェ、オッパイを鑑賞する趣味はない。
「フフン、何よ。ボーッと、そこに突っ立ってェ?
後学のために続きを見ていく気ィ!!」
あくまで萌絵は強気だ。
「見るかァァァァ!! ふざけんなよ。
萌絵ェェ……!! 今、流行りのゲス不倫かァ!!
流行りかどうかは知らねえェけどなッ!!
他人の彼氏、横からカッさらいやがって」
「いやいや、違うんだよ。ミオ!!
これにはちょっとワケがあるんだァ……」
慌てて達也は両手を振り、なんとか言い訳しようと懸命だ。
「はァ……、うっせえェうっせえェうっせえェよ!!
何が違うんだッてェ……ッ!!
どんなワケがあるんだよ!!
ザッけんなよォ。彼女が誰か知ってるだろう。
私の親友の萌絵だって」
私は厚顔無恥な親友を指差した。怒りで指先が震えている。
「フフン、ミオ!! あんたがイケないンだろう」
しかしまったく萌絵は反省の色が見えない。
むしろ挑発するように笑ってみせた。
「はァーー……、なに逆ギレかよ。萌絵ェェッ!!
ゲス不倫される方がマヌケだって言う気か。
マジ、ザッけんなよーー!!」
その可愛らしい顔面を思いっきりブン殴ってやりたい気分だ。
「おおォ、怖い怖い!! 良いミオ。あんた昭和か」
「はァ、知るか。あんたとおんなじ平成生まれに決まってンだろう」
「だったら、いつまでバージン守る気なのよ?」
「えェ、バージン守る……ッて、なによ!!」
「達也が、いくらセックスしようッて誘ってもノーなんだろう。もう付き合い初めて、何ヶ月……?」
「ぬうゥ……、なんでそのことを!!」
私は、達也を睨みつけた。
「ゴメン……。ちょっと萌絵に相談して」
達也は両手を合わせてペコペコと頭を下げた。
「謝まる必要はないよ!! 今どき結婚するまでバージンなんて、時代遅れも良いトコじゃン」
萌絵は勝ち誇ったように笑みを浮かべた。
「っるせえェ、うっせえェ、うっせえェよ……!!」
「中学生や小学生だって、ラブホで盛り上がってるのに、後生大事にバージンなんて!! 絶滅危惧種よ」
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
こっちは盛りのついた厨二病男子じゃないんだ。
デッケェ、オッパイを鑑賞する趣味はない。
「フフン、何よ。ボーッと、そこに突っ立ってェ?
後学のために続きを見ていく気ィ!!」
あくまで萌絵は強気だ。
「見るかァァァァ!! ふざけんなよ。
萌絵ェェ……!! 今、流行りのゲス不倫かァ!!
流行りかどうかは知らねえェけどなッ!!
他人の彼氏、横からカッさらいやがって」
「いやいや、違うんだよ。ミオ!!
これにはちょっとワケがあるんだァ……」
慌てて達也は両手を振り、なんとか言い訳しようと懸命だ。
「はァ……、うっせえェうっせえェうっせえェよ!!
何が違うんだッてェ……ッ!!
どんなワケがあるんだよ!!
ザッけんなよォ。彼女が誰か知ってるだろう。
私の親友の萌絵だって」
私は厚顔無恥な親友を指差した。怒りで指先が震えている。
「フフン、ミオ!! あんたがイケないンだろう」
しかしまったく萌絵は反省の色が見えない。
むしろ挑発するように笑ってみせた。
「はァーー……、なに逆ギレかよ。萌絵ェェッ!!
ゲス不倫される方がマヌケだって言う気か。
マジ、ザッけんなよーー!!」
その可愛らしい顔面を思いっきりブン殴ってやりたい気分だ。
「おおォ、怖い怖い!! 良いミオ。あんた昭和か」
「はァ、知るか。あんたとおんなじ平成生まれに決まってンだろう」
「だったら、いつまでバージン守る気なのよ?」
「えェ、バージン守る……ッて、なによ!!」
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「ぬうゥ……、なんでそのことを!!」
私は、達也を睨みつけた。
「ゴメン……。ちょっと萌絵に相談して」
達也は両手を合わせてペコペコと頭を下げた。
「謝まる必要はないよ!! 今どき結婚するまでバージンなんて、時代遅れも良いトコじゃン」
萌絵は勝ち誇ったように笑みを浮かべた。
「っるせえェ、うっせえェ、うっせえェよ……!!」
「中学生や小学生だって、ラブホで盛り上がってるのに、後生大事にバージンなんて!! 絶滅危惧種よ」
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