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クッキー様✨
キスして✨💏✨💕
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「クッキー様にしか出来ないコトです」
「え、なんですか。ボクにしか出来ないコトッて」
少しクッキー様は身構えた。
「ンうゥ……、おやすみのキスしてください」
催促するように目をつぶった。
我ながら大胆なお願いだ。
まるで酔ってるのかのように、少し頭がボーッとしてきた。
「えェッ!! おやすみのキスですか」
クッキー様は、かすかに眉をひそめて苦笑いを浮かべた。
「ハイ……、メリークリスマス」
頷いたモノの一気に胸がドキドキしてきた。
ちょうどクリスマスなので、プレゼントにはうってつけだ。
「メリークリスマス……」
彼も息をひそめて私の様子を伺っているようだ。
ゆっくりと彼の唇が近づいてくる。
私は身を硬くして待つだけだ。
「ンうゥ……」やがて二人の唇が重なり合った。
生まれて初めてのキスだ。
かすかに全身が戦慄くようだ。
ゆっくりと唇が離れていく。
「そう言えば、亡くなった田山君とは小学校の時のクラスメイトだったんですか」
不意に彼は私に訊いてきた。
「えェ……? 田山君ですか」
突然の質問に私は目を開けてしまった。
「ええ、清川仁と言うストーカーも小学校時代からの同級生だとか」
「それは……」そのコトは話した気もするが、田山孝一のコトは、知り合いだとは言ったがクラスメイトだと話してはいないはずだ。
「では飯沼勝利は……」
「えェ……? 飯沼勝利!!」
「そう。飯沼勝利もあなたのクラスメイトでしょうか」
「な、なんで飯沼君のコトを……」
その時、清川仁の言った言葉が脳裡をよぎった。
『九鬼神天真は恐ろしいヤツだ……』
「まさか……」
『ブラディジャスティスは私のすぐ傍にいる』
彼の……。ストーカーの清川仁の言葉が頭を掠めていく。
「うッううゥ……」クッキー様が……。
だが、急に眠気が襲ってきた。
「クッキー様……」呻くようにカレの名前を呼んだ。
なぜだろう。目を開けていられない。
「フフフ、おやすみなさい。ミオさん」
あくまでも優しくクッキー様は微笑んだ。
まさか……。
一気に睡魔に襲われていくようだ。
あの薬の所為だろうか。
徐々に、闇が私の視界を支配していく。
眠くて堪らない。
ぬるい泥が私の身体を押し包むみたいだ。
ダメだ。
意識が遠のいていく。
あの薬は……。
いったいなんだったの。
クッキー様。
信じて良いのですよね。
あなたの事を。
クッキー様……。
闇だけが私の周りに広がっていった。
漆黒の闇が世界を支配していく。
☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚☆゚.*・。゚
「え、なんですか。ボクにしか出来ないコトッて」
少しクッキー様は身構えた。
「ンうゥ……、おやすみのキスしてください」
催促するように目をつぶった。
我ながら大胆なお願いだ。
まるで酔ってるのかのように、少し頭がボーッとしてきた。
「えェッ!! おやすみのキスですか」
クッキー様は、かすかに眉をひそめて苦笑いを浮かべた。
「ハイ……、メリークリスマス」
頷いたモノの一気に胸がドキドキしてきた。
ちょうどクリスマスなので、プレゼントにはうってつけだ。
「メリークリスマス……」
彼も息をひそめて私の様子を伺っているようだ。
ゆっくりと彼の唇が近づいてくる。
私は身を硬くして待つだけだ。
「ンうゥ……」やがて二人の唇が重なり合った。
生まれて初めてのキスだ。
かすかに全身が戦慄くようだ。
ゆっくりと唇が離れていく。
「そう言えば、亡くなった田山君とは小学校の時のクラスメイトだったんですか」
不意に彼は私に訊いてきた。
「えェ……? 田山君ですか」
突然の質問に私は目を開けてしまった。
「ええ、清川仁と言うストーカーも小学校時代からの同級生だとか」
「それは……」そのコトは話した気もするが、田山孝一のコトは、知り合いだとは言ったがクラスメイトだと話してはいないはずだ。
「では飯沼勝利は……」
「えェ……? 飯沼勝利!!」
「そう。飯沼勝利もあなたのクラスメイトでしょうか」
「な、なんで飯沼君のコトを……」
その時、清川仁の言った言葉が脳裡をよぎった。
『九鬼神天真は恐ろしいヤツだ……』
「まさか……」
『ブラディジャスティスは私のすぐ傍にいる』
彼の……。ストーカーの清川仁の言葉が頭を掠めていく。
「うッううゥ……」クッキー様が……。
だが、急に眠気が襲ってきた。
「クッキー様……」呻くようにカレの名前を呼んだ。
なぜだろう。目を開けていられない。
「フフフ、おやすみなさい。ミオさん」
あくまでも優しくクッキー様は微笑んだ。
まさか……。
一気に睡魔に襲われていくようだ。
あの薬の所為だろうか。
徐々に、闇が私の視界を支配していく。
眠くて堪らない。
ぬるい泥が私の身体を押し包むみたいだ。
ダメだ。
意識が遠のいていく。
あの薬は……。
いったいなんだったの。
クッキー様。
信じて良いのですよね。
あなたの事を。
クッキー様……。
闇だけが私の周りに広がっていった。
漆黒の闇が世界を支配していく。
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